ひよっこ 第19週 ただいま。おかえり。

2017年8月7日 〜 8月12日放送『ひよっこ』第19週「ただいま。おかえり。」

『ひよっこ』第19週 あらすじ

美代子は実をみね子に託して奥茨城に帰りました。そして始まったみね子と実のあかね荘での父娘二人暮し。みね子は、実の過去や家族のことを少しづつゆっくりと話して聞かせ、実も自分の人生を取り戻そうとみね子の話に熱心に耳を傾けます。

そんな中で迎えた奥茨城村の田植えの季節。奥茨城村に帰りたい。そう言い出した実の言葉を受けて、鈴子と省吾はみね子に特別の休みを与えました。みね子が実を連れて奥茨城村に帰省できるようにするためです。

みね子に連れられて奥茨城村に戻った実を、谷田部家の家族たちは大喜びして迎え入れました。二年半ぶりの家族だんらん。家族が揃った豊かな時間を過ごす中、実は奥茨城に住んで人生を取り戻す決意を固めます。

奥茨城村の面々も手伝いにきた谷田部家の田植えが完了。みね子は一人で東京に戻ることになりました。すずふり亭に戻ったみね子を鈴子たちは大歓迎。みね子は東京が故郷のようになっていることに気づくのでした。

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『ひよっこ』第19週 各回あらすじとレビュー

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年8月7日 〜 8月12日放送
第19週「ただいま。おかえり。」
第109話 8月7日(月) みね子と実の2人暮らし
第110話 8月8日(火) 奥茨城行きを希望する実
第111話 8月9日(水) 実が奥茨城の実家に帰還
第112話 8月10日(木) 谷田部家が揃っての夕食
第113話 8月11日(金) 谷田部家の田植え始まる
第114話 8月12日(土) みね子一人で東京に戻る

『ひよっこ』第19週 今週の時代背景解説と事前発表あらすじとレビュー

『ひよっこ』第1週のことだったでしょうか。

谷田部家の稲刈りを手伝おうと、奥茨城村の面々が谷田部家に集結。宗男おじさんも来ていました。実さんもいました。

あの時のみね子ちゃんは、まさか自分が数ヶ月後には東京で就職することになるとは夢に思っていませんでした。

明くる年の春には苗づくりがはじまり、初夏には田植え。そして一年後にはまた稲刈りの季節がやってくるのだろう。

でもそんなことの繰り返しをみね子ちゃんはこよなく愛していました。

そしてみね子ちゃんは、奥茨城での豊かな時間がいつまでもいつまでも続いてゆくものと思っていました。

時は昭和39年。東京オリンピック開催を目前に控えた頃のことでした。

そんな豊かな時間がプッツリと途切れ、急に決まった東京での就職から、就職先である向島電機の倒産に至るまでの激動の昭和40年。

運よく昭和41年の年明けには、次の職場となるすずふり亭。新たな住まいのあかね荘も決まり新生活がスタート。

19歳になったみね子ちゃんの初めての恋。昭和41年夏の昼下がり、スイカにかぶりつきながら島谷くんと変顔を楽しむ二人の幸せそうな姿が今も忘れられません。

そして季節は秋となり冬。二十歳の誕生日を迎えるその直前に失恋を経験したみね子ちゃんは名実ともに大人になりました。

大人になったみね子ちゃんは、その直後に実さんの行方に関する衝撃の事実を知るという試練にも見舞われました。

昭和39年の秋から、昭和40年、41年といろんなことがありました。

そんなみね子ちゃんの心の疲れが奥茨城の自然、奥茨城の面々によって癒されますように。そう願わずにはいられない、久しぶりの奥茨城週です。

『ひよっこ』第19週 一週間のエピソード観賞後の感想

一週間の物語の舞台の大半が奥茨城村というのは、向島と赤坂を含めた東京編に入ってからでは初めてのことではないでしょうか。

みね子ちゃん、時子ちゃん、三男くんが生まれ育った愛する故郷に別れを告げたのが昭和40年の春のことでした。そして今週描かれた物語は昭和42年の初夏。

あの日から二年が経ちました。

奥茨城、全然変わっていませんでした・・・と、言いたいところですが、ちょっぴり切ない小さな変化が一つだけありました。

奥茨城村のバス停と国鉄の駅とを結ぶバスがワンマンバスとなるため、車掌という職業が昭和42年のうちに消えてなくなってしまいます。

次郎さんがこよなく愛しそして誇りを持ってつとめていた職業だけに、それが失われてしまうのはとっても切ないものがあります。

実さんとみね子ちゃんも言いましたが、僕も言わせてもらいます。次郎さん、長い間ご苦労さまでした。

次郎さんが自分の職業に誇りと愛情を注ぐ姿は、働くことの尊さを久しぶりに思い出させてくれました。

車掌という職業は失われしまいますが、次郎さんの雇用だけは失われませんように。

働くことが大好きな次郎さんならきっと、異動先での新しい仕事も誇りと愛情をもってつとめあげるものと信じています。

そして出来ることならドラマの中で、新しい仕事にいきいきと取り組む次郎さんの働く姿を見せてほしいものです。

さて、次郎さんを除けば昔のままの奥茨城村に「昔」を失ってしまった実さんが帰ってきました。実さんと次郎さんが一緒に時間を過ごした大事な場所の一つはなくなってしまいますが、それ以外は自然も人も、ほぼ昔のまま。

そんな時間が止まったような環境の中で、これから実さんが何を取り戻し、何を新たに得ることができるのでしょうか。

『ひよっこ』は残すところ7週。42話。

一回一回を丁寧に観てゆきたいと思います。

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コメント

  1. まさ より:

    こんにちは。
    17週、18週は泣かされた感覚がありますが、19週は徐々に落ち着きを取り戻す中でしっとりした物を感じ、何故かホロッと涙が出ました。
    今週は箸休めのような週になりそうですが、その後の話は怒涛のように目まぐるしく展開されるのかな、と思うと少しドキドキしてます。

    ところで、あかね荘の裏庭場面でいつも猫の鳴き声がしていたけど、予告ではなぜか犬がでてきましたが何故だろう?

  2. ひるたま より:

    昨日(8/12)の夕方、NHK-FMで『岡田惠和 今宵ロックバーにて』を聴いていました。ゲストは「省吾さん」=佐々木蔵之介さん。
    番組がいつ収録されたのかは???ですが、番組の中で岡田さん曰く…省吾さんと愛子さんとの場面を書いてからスタジオ入りされたとの事。
    そして、現時点では佐々木さんも2人がどうなるかを存じ上げない…との事でした。(^^;)

  3. ぱぽりん より:

    与太話3-2

    ところで、大いに気になる世津子。
    この先きっと、雑誌の記事になるような不調に陥るのではないだろうか。
    そんな時、しっかりと谷田部実として新たな人生を歩み出した実に、美代子が相談をする。
    世津子を奥茨城に迎えてみてはどうかと。
    美代子から届いた手紙に心を動かされ、世津子は奥茨城に足を運ぶ決断をする。
    世津子と初めて顔を合わせる<谷田部夫婦>、美代子の柔らかな笑顔と実の温かい眼差しに、世津子はこれまでに経験のない安堵を覚える。
    ちょっとした農作業をしながら過ごす奥茨城での日々、それは世津子の心を癒し、顔を上げ凛として歩む強さを取り戻させるものとなった。世津子は谷田部夫婦に深く礼を述べると、東京へと戻ってゆく。
    それから暫く後。世津子はみね子に詫びるため、すずふり亭を訪れる。実と美代子が奥茨城へ世津子を迎えたことをきいたみね子は、「よがった」と、涙を流して喜ぶのだった。
    さて、この席にたまたま居合わせた時子。いくつかのドラマに役をもらい、確かに女優としての道を歩み始めていた時子を、世津子は気に入る。世津子にとっては遠慮のない話し相手として、時子にとっては女優修行の場として、不思議な付き合いが始まった。

    なんてね。

  4. ぱぽりん より:

    与太話3

    ドラマのスタート時点で、
    「最終回は、おとーちゃんと里帰りしたみね子を交えての総出の稲刈りで終わるのかな、だとしたらすでに最終回を取り終えているのかも」
    などと想像していました。ただ、それだけではあまりにありきたりな形です。
    それが、19週にして実は奥茨城へ戻ることに。面白いことになってきました。
    このドラマでは、さりげない一言が後の展開に関わっているので、それを踏まえこれからどんなことになるのか。
    ちょっと想像し直してみました。

    「谷田部家のすずふり亭での食事」「千代子の進学」
    今週描かれる田植えではなく、翌年の田植えが済んだ頃。
    記憶は戻らないものの新たに刻まれた家族の歴史によって奥茨城に改めて根付き落ち着いた実。そんな実のことを綴った美代子の手紙に、みね子の提案か鈴子たちからの申し出か、矢田部一家が上京し、すずふり亭で食事をすることになる。その席で、中学卒業後の進路を考え始めていた千代子はみね子の働く姿を見、自分もすずふり亭で働いてみたいと考える。
    中学を卒業し、みね子のもとに身を寄せる千代子。千代子はすずふり亭で昼の仕事を終えた後、夜間高校へと通う。

    「まだ、ありがとうって言ってない」
    純一郎が佐賀に戻って見合いをした娘はとても聡明。純一郎に好意を寄せるものの彼の気持ちを察し、結婚することなく、親へ島谷製薬への融資を進言。それにより島谷製薬は持ち直す。
    数年後、東京に事務所を開設することになった島谷製薬はその責任者として純一郎を送り出すことに。再び東京の土を踏んだ純一郎は、懐かしいあかね坂に足を運ぶ。そしてみね子とばったり顔を合わせることに。
    「これは、自分への戒めでありお守りだった」と、<あの指輪>をポケットから取り出す。

    「舎監の血が騒ぐ」
    愛子は省吾と一緒になるものの、すずふり亭には入らない。富にこわれ、あかね荘の管理人を引き受ける。
    鈴子もまた一日の立ち仕事が厳しい歳となったが、すずふり亭に戻った由香が鈴子に替わり働くこととなる

    「青年団に見せに来い」
    更に数年が流れ、時は秋を迎えている。
    奥茨城を走るバスの中。とても賑やかだ。
    二組の<家族>が乗っている。
    純一郎とみね子、そして小さな子供。もう一組は秀俊と千代子、この二人は結婚することの報告だろうか。
    幸せな笑顔を載せて運ぶバスの中で、そのことの幸せに満面の笑みを浮かべる二郎。
    <若い広場>が流れ、アポロンAR64が映る。

    というわけで、「恋の初心者(ひよっこ)」、最後の登場人物は 【二郎】 と予想。
    (話の趣旨が変わっている…)

    最終回の撮影はこれから。茨城が稲刈りシーズンに入る9月半ば頃まで「マル秘」なのだろう、きっとそうだ、そうであってほしい。

  5. Shingow より:

    朝蔵さん、ありがとう!このネタバレで、実お父ちゃんは奥茨城で記憶を取り戻し、美代子たちとまた幸せに暮らし始める、ということがわかりました。ホッ。以下は私のあらすじ予想。一人東京に帰ったみね子は、秀俊との仲を深め結婚。二人はすずふり亭から独立し、洋食屋を開きます。みね子のいなくなったすずふり亭は、省吾と愛子が結婚し、安泰。と思いきや、鈴子が過労でなくなり危機に。そんな中、本当は心優しい由香が画家と別れ、和菓子屋の幼なじみヤスハルとくっつき、店の若女将となり、店をもり立て、併せてすずふり亭をサポート、省吾と由香そして愛子は固い絆で結ばれていきます。相前後して、うれしい恋バナは、時子と三男をくっつけたいところですが、さおりちゃんがあまりにもキュートなので三男・さおりで米屋を継がせましょう。時子は、・・・漫画家のどちらかと結ばれるかな?当然そのときは、漫画家二人は売れっ子になっています。私としてはあと一人忘れられない人がいます。実お父さん発見の功労者、綿引さんです。早苗あたりとくっつけたいですね。早苗も内に深い悲しみを秘めていそうだし、綿引さんのような誠実な人を支えられそうです。元治が残りました。もしかしたら、元治が大穴で早苗とくっつくのかもしれません(だめ男を支える役も似合いそう、そうすると綿引君浮いちゃいますが)。「愛の言葉を今・・・・・・・・希望に燃える恋の歌」ひよっこは、庶民の恋愛ドラマです。だから、共感を得やすいのでしょう。話はあと少しで佳境に入りますが、さて私の妄想はどこまで当たりますやら。

  6. ひるたま より:

    すみません…早合点してしまっていたようです。「田植え」と「稲刈り」を取り違えていました。
    現時点(昭和42年春…桜吹雪のような描写もあったので4月位?)から田植えの時期(おそらく5月頃?)ならば、年月は飛んでいませんね…失礼しました。

    秋の「稲刈り」の後に来る季節は「冬」。
    一方、初夏の「田植え」の後に来る季節は…収穫の「秋」。
    ドラマ冒頭に「稲刈り」を持って来たのは、主人公に「冬」=試練(父親の失踪その他)が訪れる事の暗示だったのかもしれません。
    今度の「田植え」の後に訪れるのは、夏を経て「実りの秋」。
    ハッピーエンドを象徴的に表している…ものと、個人的には考えています。(そうあって欲しいというのが本音でもありますが)

  7. むう より:

    実さんの消息がわかったのになぜ茨城につれてかえらないのでしょうね?記憶喪失ならなおさらだと思うのですが。以前実三役の方が「土をさわったりみね子のほっぺをさわる癖が話の進行に関係してくる」のような事をおっしゃってたので記憶喪失は間違いないと思いますが、もし女優さんと特別な関係になっていたとしたら記憶戻っても誰も幸せにはならないですよね?

  8. ひるたま より:

    昭和42年とは…これまた一気に(?)年月が飛びますね。(1965(昭和40)年そして1966(昭和41)年の谷田部家の稲刈りはどうしたのかな?とふと疑問に思いました…みね子ちゃんは帰省していない筈ですし)

    放送される時期…世間では、殊に12日の土曜日にはお盆(旧盆)で帰省する視聴者の方達も複数いらっしゃる事でしょう。正に放送時期を帰省シーズンに合わせたかのようですね。
    ビートルズ編といい、インパール作戦といい…心憎い脚本ですね。(^^)

  9. すずか より:

    みね子ちゃんが休みをもらえるということは、この頃にはホール係のスタッフが他にもいるということですよね。由香ちゃんか、愛子さんか、新しいキャラか?気になります^ ^
    茨城で、高ちゃんや綿引さんとの再会もあると嬉しいですよね〜