美代子が奥茨城村に帰る / ひよっこ 第108話

2017年8月5日(土)放送『ひよっこ』第18週

あらすじと見どころ解説

美代子は、世津子のもとから引き取った実をみね子に託し奥茨城に帰りました。実本人が奥茨城に行くことを望うようになったら、実を谷田部家で迎い入れることに決めたのです。一方、美代子を見送ったみね子は実を連れてすずふり亭に戻りました。

みね子のことを案じて待っていた鈴子と省吾は、みね子に伴われてやって来た実を心から喜んで迎えました。実と再会した鈴子は、実の目を見て確信します。実はつらいことから逃げ出したのではないかと思ったこともあったが、それは絶対にないと。

鈴子と省吾への挨拶を終えたみね子は、実をあかね荘へと案内。あかね荘では、愛子の発案によって実の歓迎会の準備が整っていました。あかね荘の住人たち全員はみね子と実の再会を心から祝福します。

そして、みね子と実のあかね荘での新しい生活がはじまりました。実との再会の喜びを噛みしめるみね子は思いました。記憶はなくしていても実は優しい父のままだった。いつかきっと昔のような幸せを取り戻せる。きっと、大丈夫と。

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コメントありがとうございます

前回『ひよっこ』第107話へのたくさんのコメントありがとうございました。

昨日は久しぶりに「大子山のタヌキ」も登場し、前週までの笑いがいっぱいの『ひよっこ』が少しづつ戻ってきました。

本日あたりから、これまで失われた時間を取り戻す前向きなエピソードが積み重ねられるものと思われます。

残すところ8週です。引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。

『ひよっこ』第18週 第108話 今回の時代背景解説と事前発表あらすじレビュー

連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年8月5日(土)放送
第18週 第108話「大丈夫、きっと」
東京でのあまりにもショックの大きな出来事の体験を経て、美代子さんは奥茨城村に帰ります。みね子ちゃんに見送られ、上野駅を出発します。

ところで実さんの消息がまったくわからない頃、美代子さんにはまだ希望が残されていたかも知れません。

綿引くん情報によれば実さんは生きているらしい。何かの事情があって姿をくらましているようだが、いつか戻ってくるかも知れないという希望が。

その希望が完全に失われてしまったとまでは言いませんが、希望が限りなく小さくなってしまったことは否めません。

東京に来ていた美代子さんは今回、奥茨城に帰ります。

これまで以上の不安を抱えながら美代子さんは奥茨城で生きてゆくことになるのでしょう。

そんな美代子さんの姿を丹念に描くのが目的なのでしょうか。次週の『ひよっこ』の物語の舞台は久しぶりの奥茨城です。

田植えの手伝いのためにみね子ちゃんが奥茨城に帰ります。

みね子ちゃんが奥茨城に帰ることで、自ずと物語の舞台は懐かしい奥茨城村に。

さて、これまでのところ『ひよっこ』では、春や夏の明るい季節には明るいストーリーが展開するというパターンがあります。

その反対に秋と冬は切ない展開が中心でした。

次週は田植え。季節は初夏です。明るい季節です。しかも明るくなる一方の季節です。植えた苗がこれから成長する季節でもあります。

不安を募らせる一方の美代子さんに、何らかの希望が見えてくるのでしょうか。

今週はつらい一週間でしたが、次週の田植えの季節に期待せずにはいられません。

『ひよっこ』第18週 第108話 観賞後の感想

「毎日新しい出来事はあるから」

あかね荘での実さんの歓迎会の席。富さん、まわり道が過ぎて自分が何を言いたいのかわからなくなったみたいですが、それでも富さんも「忘れたままでもいい」爆弾発言。考えれば考えるほど深い言葉だと思います。

「いろんなことをどんどん忘れてしまうんです。それでもちゃんと生きていける。毎日新しい出来事はあるから」

さすが富さん、年をとっているだけのことはあります。そうは見えませんが(笑)

過去を忘れても楽しくて明るい明日は来ると信じる富さん。その一方で過去の記憶が足かせになって、明日の出来事に希望を持てない人もいます。

どちらが幸福かと言えば富さんの方が幸福でしょう。

実さんも過去を取り戻せるのならそれに越したことはありません。

昭和39年の秋まで、実さんが家族と過ごした時間の思い出は実さんにとっても家族にとっても宝物のような存在です。

家族が共有する宝物が取り戻される結末が僕の一番の望みですが、仮にそんな結末に至らなかったとしても、希望の持てる富さんの言葉でした。

余談ですが、次週の予告映像の中に「もう一回、好きになってくれっかな?」という美代子さんの言葉が挿入されてました。

美代子さんのこの切なる願い。かなって欲しいものです。

家族の記憶は失われても茨城弁は記憶の片隅に残っていたように、美代子さんの記憶はなくても「好みの女性」の記憶はどこかに残っていれば、実さんは美代子さんのことを「もう一回、好きになってくれっかな?」

でも、ここでとっても大きな不安材料が。

同じく次週の予告映像の中で、きよさんが「あたしが初恋の相手だっていうのも覚えてねえのか?」と過去を暴露しました。

もしきよさんの言葉が本当のことで、しかも「好みの女性」の記憶が残っているなら、実さんがもう一回好きになるのは、もしかしてきよさん?(笑)

次週以降の実さんの「新しい出来事」が、きよさんへの初恋の復活ではありませんように。そしてきよさんのこの爆弾発言が、記憶をなくした実さんを茶化すための言葉でありますように。・・・と願いつつも、本当のことだったらそれはそれで楽しいかもです。

『恋の初心者(ひよっこ)』

いつぞや当ブログにいただいたコメントの一つがあまりにも鋭くて今だに忘れられません。それは『ひよっこ』の物語は、実はあかね荘の残念な二人の漫画家が描いた作品なのではないかと。

ドラマの中で最も救いがないレベルの残念なキャラが、実はこの物語の語り手ではないか。そんな推測コメントです。

事実、この残念なお二人がみね子ちゃんと島谷くんの恋をモデルにした漫画を描き始めた頃のこと。その作品タイトルは『恋の初心者』で、「初心者」には「ひよっこ」というふりがなが振ってありました。

この『恋の初心者(ひよっこ)』は、主人公のモデルとなったみね子ちゃんの失恋によって頓挫しかかるものの、一度や二度の失恋で人生が終わるものじゃないとの早苗さんの一言で漫画は続行。

今回はついに実さんの姿まで登場しました。

おまけに「この作品はどこに向かっているのかわからなくなってきた」「それが人生っていうもの」と意味ありげな発言まで飛び出す始末。

みね子ちゃんの人生と漫画がシンクロし始めています。

『ひよっこ』の物語が収まるべきところに収まり、結末を迎えたとき。実はみね子ちゃんの物語の原作者は、あの残念な二人組みだった。

そんなまさかのエンディングが用意されているのではないか。そんな気がしてきました。

追伸:今回の実さんの歓迎会の席でのこと。富さんの話に耳を傾けようとはせず食べることに夢中の啓輔くんと祐二くんの頭を、早苗さんがピシャリ。

それでもなお、箸を止めない啓輔くんの姿を僕は見逃しませんでした(笑)

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コメント

  1. こひた より:

    今、朝の5時半頃ってとこかなあ。
    東の空がほんのり明るくなってきた、そんな感じがします。

    あたーらしいあーさがきた きーぼーうのあーさーだ!

  2. miata より:

    二人の漫画家をたしなめる場面ですが、早苗さん、手首のスナップ思い切り効いてましたw

  3. 実穂 より:

    すずふり亭省吾さんの「わたしが覚えています、」という力強い言葉が、「俺は、何も知らないんだけどな‥」というような思いで戸惑っていた実さんを優しく迎え入れてくれてとても印象的でした。
    鈴子さんが後から話していたことも、オブラートには包んでありますが、意図していることはわかりました。
    全財産を奪われ、家族のために稼いだ自分が急に空しくなり、現実逃避しているのではないか。
    忘れた「ことに」しているのではないか。
    「それであっても責められないでしょう」という省吾さん。そうですよね。
    「でも目を見てわかったわ」というのは、現実逃避では無くて本当に不慮の事故で記憶を無くしたと
    信じられる、ということなのでしょうかね。
    私は、どちらかというと富さんや省吾さん寄りというか、本当のところがどういう内情であったにしろ、
    実さんが生きてるんですから。というやっぱり鈴子さんの最初のみねこにかけた言葉に戻るのか‥?^^;
    みねこにそうは言ったものの鈴子さんも鈴子さんなりにこの事柄を考察して過ごしていたんですね。

    富さんの発言は、私の場合はよく周囲から言われました。
    もちろん実さんと境遇が違うので、「忘れたほうが良いのよ、思いださなくてもいいのよ」ってずっと言われてきました。親には言われませんでしたが‥
    やはり家族としては思いだしてほしい、それはひよっこの家族もそうでしょうね。
    ただ、このまま思いだせないこともありえる、だとしたらそれはそれでなるようになるというか‥。
    どちらかというと富さんの発言は早苗さんぽいなとも思いましたが、早苗さん的にはみねこの立場を考えると
    同調しがたい感じでしたね。

    ちょっと気にかかっていた時子ちゃんの住まい問題ですが、愛子さんの部屋に移ったで落着のようですね。
    愛子さんですから、「これからはうちの部屋いらっしゃいよ」なんてカラッと招いたものと思います。

    それからやはり瞬間で気になったのは、実さんが、世津子さんがまとめてくれた荷物をあけて、衣類を見た瞬間に
    ぐっとこらえていたものがこみあげるようなそぶりがありましたね。
    でもすこし薄汚れいていたようにおもうのであれは作業着なのでしょうか。
    世津子さんと出会った当時の服装だからいろいろしんみりしてしまったのか、どうなのか‥
    発見されてからの外出着はこぎれいなものを着ていましたが、
    私の視力のせいか、実さんがみねこの部屋で寝巻に着替えたとき、あれは汚れているのか
    そういう模様なのかよく分からなかったです。世津子さんのことですから、
    外着であれ部屋着であれ薄汚れたものを着せていたとも思えないですし‥なんて
    細かいところはさておき、まとめてくれた荷物を解いて中を見た時の実さんの「やっぱりつらい、急な別れは」
    というような仕草が気になりました。
    このあと世津子さんからもなにかしらあるようですし、やはり二年半は長いです。
    おそらくほぼ出かけることもなく世津子さんが家に居る時は二人で過ごすことが大半だったでしょうしね。

    今週の予告も興味深く見ていました。
    もう一度好きになってくれっかな、っていう美代子さん。やはり母になっても妻になっても「乙女」な部分を失っていないところが可愛いと思いました。

  4. tonko より:

    世津子さん宅での美代子さんの態度…
    少し、演技も入っていたのかな?と感じました
    覚悟をもって強く出たのかと…
    でも、今の実さんの記憶は行方不明になってからの2年半
    その間、一緒に生活していた世津子さんとの記憶…
    美代子さんの態度が逆効果にならないかと心配になりました

    愛子さんの「今日はお母さんだけを見てなさい」
    とても的確で、みね子の性格をよく理解している優しい言葉だと思いました

    今週、美代子さんはすずふり亭に行きませんでしたね
    その事が、最後に家族揃っての訪問に繋がればいいなと思いました

  5. 太郎次郎 より:

    やはり愛子さん、富さんは最強だと実感しました。予告編で、「もう一度 私を好きになってもらえますか?」と美代子おかあちゃんが言っている場面が出ましたが、本当にいじらしいなと思います。記憶が戻らなくても、実さんは改めて美代子さんに恋すると思います。世津子さんとは何もなかったか、あったかはわかりませんが、そこが本筋のテーマではないのでいいと思います。

  6. ぱぽりん より:

    実に対し自分から声をかけ、
    「実さん、お帰りなさい」
    と、ふかくふかくお辞儀をする時子の姿、とっても素敵でした、そして美しかった。

    女優への道を進むにつれどう変わってゆくのか、普通にイメージしがちなものとは反対に、謙虚で優しく聡明になってゆく時子の姿に感激しています。

    子供たちの姿を通じてもまたあらためて、美代子、君子、きよ、奥茨城の3人の母親の素晴らしさが伝わってきます。

  7. なにわっ娘 より:

    こんにちは。
    今週は旅行に出掛けていてほとんど視聴できてないんですが、あらすじや朝蔵さんの感想をみて、どうしてもコメントしたくなってしまいました(笑)的外れなコメントだったらごめんなさい。

    実さんの今後について、きっと美代子さんと再び恋に落ちて将来を誓い合うのではと予想していたんですが、今日の回で富さんが「忘れたままでもいい」と言ったとのことで、ほぼ確定かな~と思っています。記憶のないままでも二人が一緒に歩んでいくことを誓ったうえで、宗男さんの鉄拳制裁?で覚醒。めでたく家族全員でお重を引き取りにすずふり亭に。その足で「谷田部実」として世津子さんに改めてお礼を言いに会いに行く..か、もしくは奥茨城に世津子さんを招待しておもてなしするのか。
    なんとなく、世津子さんは奥茨城に一度は足を運ぶことになるのかなと予想しています。奥茨城の農村で、慎ましくも生き生きと暮らす人たちをみて、これからの人生を前向きに生きていくヒントを得るのかな…と思うのです。
    勝手な推測ばかりなんですが、みんながハッピーになってほしいという私の願望を詰め込みました(笑)

    そして、このドラマは漫画家さん二人の作品では?という予想。たしかに!その通りかもですね。ますますラストが楽しみになってきました。

  8. ぺこちゃん より:

    収穫、実りの秋で終幕、だと思います。/秋と冬は切ない展開が中心でした

  9. ゆぅみ より:

    実さんがバッグの中から出して握り締めながら見ていたシャツ、いつ着ていたものか、思い出せません。
    そして、そっとまたバッグにしまうのが意味深で気になっています。

  10. オランダ獅子頭 より:

    この作品はどこに向かってるのかの場面で、啓輔くんの靴下が破れているのを見逃しませんでした。

  11. てん(り) より:

    はじめまして。いつも楽しく拝見しております。

    今回、私が気になったのは、実さんがきれいにたたまれた
    シャツを見て、世津子さんを思い出していたようなシーンが
    あったことです。
    セリフはまったくありませんでしたが、演技だけで表現できるって
    すごいなーと思った次第です。

    今後、世津子さんと過ごした日々の記憶はどうなってしまうのか、
    目が離せませんね。

  12. GATTO より:

    こんにちは。

    ところで、綿引さんが登場する意味ですが、私は登場人物目線で考えてみました。
    彼からの情報のため、みね子さんや美代子お母さんの精神的なショックが少しやわらいでいるのではないか?と思います。少なくとも、最初に実お父さんに会ったみね子さんはかなり助かったことでしょう。
    ひったくりに頭を殴られたという話はショックではあったと思います。しかし、その話を聞いていたおかげで、記憶喪失の実お父さんに会う覚悟もでき、混乱もいくらか軽く済んだことでしょう。
    もし、綿引さんからの情報がなければ、世津子さんの家を飛び出した後、立ち止まらず、そのままになっていた可能性も高かったと思うのです。

    このドラマ、登場人物の誰からも目が離せませんね。

  13. まーちゃん より:

    久しぶりにコメントします。

    実お父ちゃんのこれからについて思いを巡らせてみました。世津子さんとの関係は朝ドラの常でいわゆる男女の関係ではなかった(汗)として、結構何でも受け入れてしまうお父ちゃん(爆)なのでこのまま記憶が戻らなくても奥茨城村でまた暮らしていけるかなと思います。今まではどうやって記憶を取り戻すのだろうとばかり気になっていたのですが、予告によると奥茨城の土のにおいでも宗男おじさんのパンチでもダメそうだし、だったらいっそ記憶なんか戻らなくても家族としてやっていけるよってオチかも…

    人生の達人、富さんも言ってたし「忘れたって新しい出来事はあるんだから」それこそ家族の再生物語というものではないでしょうか。

  14. よるは去った より:

    朝蔵さんの「みね子ちゃんの物語の原作者は・・・・・」の記載を読んで、ひょっとしたら啓輔君か祐二君のいずれかは岡田恵和先生自身がモデルになっているか、或いは二つに分身した姿かどちらかという考え方もありかなと思いました。

  15. 繊蘿蔔 より:

    重箱 まだ渡しませんでしたね
    さて いつ渡すのかしら?
    こっけうヒネリの効いた演出がありそうで興味あります

  16. ちーぼー より:

    明るい回となって、こちらも楽しい気分となりました。アパートの面々も、鈴子さん、省吾さんも、みんな暖かくて、みね子が東京に出てきたのは不幸な出来事が原因だったけど、良かったことも沢山あったね。

  17. ゆうのしん より:

    おはようございます 今日気がついたんですが、みね子ちゃん 島谷君と別れた事 お母さんに言ってないのは もうスルーなんでしょうか?付き合った当初 報告していたはずですが・・

  18. まりちん より:

    あの重箱が記憶を取り戻すきっかけになるといいですね。

  19. まりちん より:

    実さんがすずふり亭を訪れた際、あの重箱は、返却されるのでしょうか?とても気になります。

  20. ねこ より:

    8月5日は沢村一樹さんが水戸市の「水戸黄門まつり」にてパレードに参加される日です。
    でも、この放送内容では実さんの登場にブーイングが起こらないか心配です(笑)
    茨城のひよっこファンにとって、美代子さんは大切な家族ですからね!

  21. 朝ドラマー より:

    美代子さんは東京で実さんに会うものの記憶がなく自分の妻のことさえも思い出せない、それで美代子さんは帰るしかないということなのでしょうか。世津子さんと夫婦あるいは夫婦同然の状態になっていないといいなあ~。単にスタッフとして雇われていて「記憶が戻るまで気長に待ちましょう」ということになるといいのですが。そして何かをきっかけに思い出す。そうじゃないと美代子さんが実さんのお父さんとあのまま奥茨城で働きつづけるなんて辛すぎます。実さんから預かっているお重に意味があると私は思いたいです。この翌週は奥茨城の週になりそうですが、辛い気持ちをかかえた矢田部家の皆さんだけではなく、高ちゃんと姑さんの会話など笑える要素もきっと入れてくれるでしょうね。奥茨城の女性たちが高ちゃんが加わることでパワーアップし男性陣はタジタジですね。