みね子一人で東京に戻る / ひよっこ 第114話

2017年8月12日(土)放送『ひよっこ』第19週

あらすじと見どころ解説

谷田部家の田植えが終わった翌朝。実が奥茨城で暮らす決意を固めたため、東京にはみね子だけが戻ることになりました。みね子が帰ることで心細い思いをしている美代子を励まし、みね子はすずふり亭の面々が待つ東京へと戻って行きました。

一方、すずふり亭は相変わらず客足が途絶えることなく繁昌していました。目の回るような忙しで疲れ切っているすずふり亭の面々は、みね子が店に戻ることを心から待ちわびていました。そこに、ついにみね子が帰ってきました。

わずか4人で店の切り盛りしていた鈴子や省吾たちは、みね子の帰りを心から喜びました。一方のみね子も、自分を必要としてくれる人がいることに心から満足しながら仕事を再開。奥茨城に嫁いだ高子に会ってきたことをみね子は面々に伝えます。

みね子が店に戻った翌日は日曜日、すずふり亭の定休日です。みね子が東京に帰って来ないかもしれないと言う時子の不安をみね子は否定しました。みね子の言葉に偽りはありませんでした。みね子は、東京に自分の居場所があることを感じはじめていたのです。

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『ひよっこ』第19週 第114話 今回の時代背景解説と事前発表あらすじレビュー

連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年8月12日(土)放送
第19週 第114話「ただいま。おかえり。」
待ちに待った農家の嫁になった高ちゃんの登場です!

農家の嫁・高ちゃんの登場場面の詳細はまだ明らかになってはいませんが、きよさんと高ちゃんの明るすぎる嫁姑バトルなどが描かれてほしいものです。

ところで今回、ちょっとしたねじれが生じます。

奥茨城村出身のみね子ちゃんが東京人だった高ちゃんに見送られて、奥茨城を発ち東京に戻るというねじれが。

そのねじれに続いて、東京に戻ったみね子ちゃんが東京に「ただいま!」と言い、東京がいつのまにか故郷みたいになっていることにみね子ちゃんは気づきます。

そして、首を長くしてみね子ちゃんの帰りを待っていたすずふり亭の面々の様子も描かれます。もはや、みね子ちゃんの居場所は完全に東京にあるようです。

ところでブログ主は、第二奥茨城編を期待していました。みね子ちゃんが何らかの事情で再び奥茨城に帰るそんな展開を願っていました。

でも、東京にこそ居場所があるとみね子ちゃんに実感させることで、そんな展開はなくなったかも。そんな気がしてきました。

その一方で、東京にこそ居場所がある。すずふり亭の面々はみね子ちゃんをとても頼りにしている。この一連の描写は、その後の東京との別れのフラグかなという気もします。

そして今週のサブタイトル「ただいま。おかえり。」は、第二の故郷である東京とのお別れを暗示しているというのは考えすぎでしょうか。

『ひよっこ』第19週 第114話 観賞後の感想

コメントありがとうございます

前回もたくさんのコメントをありがとうございます。頂戴したすべてのコメント一つひとつに回答させていただきたいところなのですが、さすがにあまりの多さに対応しきれない状態です。本当に申し訳ありません。

前回は田植えでした。

田植えについて前回のレビューに書こうかどうか迷った末に書くのをやめたことが一つだけあったのですが、田植えについてのコメントが数点ありましたので、こちらで書くことにしました。

僕には田植えの経験があります。体験会みたいな軽いものではなく、かなり本格的な田植えです。しかも田植えを経験した場所は茨城県なのです(笑)

田植えは地方によって前に進みながら植えるやり方、後退しながら植えるやり方があるようなのですが、僕の経験した田植えは前進型。谷田部家と一緒です。前進型田植えは茨城県の流儀なのでしょうか。

ところで前回のドラマの中で、実さんの手慣れた田植えの手つきに奥茨城の面々が目を見張る場面がありましたが、僕が田植えをした時、実さんの3倍から4倍の速さで田植えをこなす最強のばあちゃんが一人いました。

腰の曲がったそのばあちゃん、普通の道はみんなに気づかわれながらゆっくり歩いていましたが、水田に入るや否や「水を得たなんとか」みたいにとにかく動きが速い。

誰一人、そのばあちゃんには追いつけませんでした。あれはすごかった。

余談ですが、僕の田植え経験は一回かぎりではありません。だから、ドラマの中の実さんよりもはるかに上手に田植えを行う自信があります。

でも「大人」なので、実さんの田植えは決して注目するレベルではないなんてツッコミはしませんよ(笑)

大人になったみね子ちゃん

みね子ちゃんが島谷くんとの失恋を体験した時から、今回までの三週間。ものすごく長く感じる三週間でした。二、三ヶ月経過したような気さえします。

島谷くんとの失恋、その直後のテレビコマーシャル出演、出演がきっかけとなったお父ちゃんとの再会、そしてお父ちゃんとの二人暮らしを経て奥茨城への帰郷。

「艱難辛苦汝を玉にす」という古い言葉がありますが、この言葉通りここ三週間にわたって描かれてきた艱難辛苦によって、みね子ちゃんは三週間前とは比べ物にならないくらい、すっかり大人になったような気がします。

今回、谷田部家の朝ごはんの席でみね子ちゃんが東京に戻ると言いだした時、美代子さんはいかにも心細そうな表情を浮かべ、実さんもみね子ちゃんに何かを求めているような求めていないような微妙な視線を送っていました。

しかも、美代子さんに関しては心細い気持ちを鋭く察し、励ましまでするとは。

みね子ちゃんとの別れ際、やっと笑顔が戻った茂じいちゃんの「みね子、ありがとな」という言葉にも、大人になったみね子ちゃんへの敬意がたっぷり込められていました。

みね子ちゃんの帰宅場面対比

「ピヨピヨ」の声変わり

今回の奥茨城への里帰りも人生の一大事でした。ただし、上に述べた二度の人生の一大事とは異なり、今回の一大事は未来に明るい希望を持てる一大事です。

だから、すずふり亭に戻ったみね子ちゃんが笑顔なのはある意味当たり前です。ただ、みね子ちゃんの迎えられ方が大きく変化しました。

過去二回の「甘納豆アーン」の時、みね子ちゃんは誰かを頼る存在でした。でも、今回のみね子ちゃんはみんなから頼られる存在です。頼られる存在として帰ってきました。(実家を出発する時も頼られる存在として家を出ましたね)

ところで、『ひよっこ』の各回の放送最後の昭和の写真。たいがいは、ひよこの鳴き声「ピヨピヨ」ですが、島谷くんとの恋を楽しんでいた頃に「ピヨピヨ」が初の声変わりをし、今週も一回だけ声変わりをしました。

ひよこは少しづつニワトリに成長し始めているようです。

島谷くんとの失恋から今回までの三週間。島谷くんとの恋を楽しむ日々も入れると五週間。この期間はひよこがニワトリになり始める期間。そして、みね子ちゃんが大人の階段を登り始める期間だったのかも知れません。

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コメント

  1. いつも楽しく見ています。初めてコメント残します。
    来週の予告を見ての感想です。
    さて、ここで問題です。
    1、みね子と由香が、大ゲンカする。
    2、あかね荘にオバケがでる。
    3、お父ちゃん記憶がもどる。
    正解は、えー 、ワン(小さい柴犬がせつなくお座りました) 1、ですね。
    あの柴犬の演技(?)サイコーです。

  2. ぱぽりん より:

    「おとうちゃん、またおかあちゃんのこと、だんだんすきになるよ」
    みね子に気持ちを見透かされ励まされる美代子、きっと実が初恋の人だったんでしょうね。
    そうでなかったとしても、ちょっと恋心を抱いた程度かな。
    母子の立場が逆転、辛い失恋を経験したみね子の方がしっかり大人になっています。

    千代子の見せる様々なしぐさ、とってもかわいくてなお素敵です。
    自分としては、秀俊、これから数年後の千代子に出会ったとしたらきっと千代子を好きになるものと確信、与太話3で書いた結末を信じています。

    コ、コケ、コケ~

  3. GATTO より:

    こんにちは〜 たびたび失礼します。

    これまでの放送の中でも一番楽しい雰囲気でしたね。特に元治さんの嬉しそうな顔が効いていました。こんな雰囲気のお話は何度でも見たいものです。

    最後の世津子さんの様子は気になりますが、予告編を見ると、来週も楽しそうですね。

  4. GATTO より:

    こんばんは〜

    実お父さんの方は、時間をかけて、ゆっくりいくのでしょうね。こちらについては、すぐに動きは出ないかな・・・となると、これからしばらくのテーマは、みね子さんの恋愛になるのかな?
    そのことについては、しばらく前に「綿引さんが有利、島谷さんが一番不利」なんて予想をしてしまいましたが、お父さんが見つかった現在、えらく的はずれなものになってしまいました。
    とりあえず、みね子さんは東京も好きになっているようなので、今は秀さんが有利なのかな?
    でも、逆に、必ずしも東京にいなければならないわけでもなくなったので、縁談が破談になれば島谷さんの可能性も出てくる。その場合、みね子さんがいなくなったすずふり亭には、愛子さんと由香さんの二人が入るかも?
    綿引さんはどうなるかな?
    今、全然予想がつきません。
    私としましては、豊作さんという予想もしているのですが・・・
    綿引さんはどうなるかな?

  5. ぼん より:

    みね子はお父ちゃんが横にいても、主観ナレーションでお父ちゃんに話しているのですね‥
    変化したのは「お父さん、お父ちゃん」って言っていることですね。どの時点で変化するのか‥

  6. こひた より:

    みね子ちゃんがこのまま奥茨城村で生活するならお相手は綿引くんだと思いましたが、どうやら彼女の生活の拠点は赤坂のようですね。

    ということは、秀さんの出番でしょうか。ちょっと気になるアップも一瞬ありましたし。

    将来、すずふり亭から暖簾分けしてもらい、新しいお店をふたりで開く、なんて展開をちょこっと想像してみました。
    もちろんすずふり亭を継ぐのは、由香ちゃん夫婦でしょう。

  7. ミカヅキ。 より:

    最近ますます行方がきになりこちらのサイトを拝見させていただいております。お話の考察&感想もとてもやさしい気持ちになりドラマ自体がよりいっそう楽しめる気持ちです。みね子ちゃん、今日は何かつきものがとれたかのように頼もしく凛々しかったです。二代目看板娘としてこれからの展開待ち遠しい毎日です。日々の更新は色々あるかと存じますがお体に差し支えない程に楽しんでくださいませ。

  8. tonko より:

    今週は、ちょっと気になる所を勝手ながら…
    ○茂じいちゃんの表情
    気丈にしている美代子さんを気遣って?
    それとも他に何か…
    ○世津子さんの手紙
    学校に通えなかった、という話は以前ありましたが
    常に言葉(文字)に触れている、おそらく30代の女優が
    あれほど漢字が書けないものかという疑問
    ○5月に白い息
    実際、あの地域ではまだ、そのような気温かもしれないor
    ロケ日の都合…どちらにしても、田圃に入るのは寒かったろうな~と
    ○未だにナレーションの入らない秀俊
    島谷さん、綿引さんとの場面では、
    顔が近付いた!!くらいのレベルでもナレーションが入ったのに
    秀くんは、初登場からやたらアップが長く意味深に映ってる割りに
    まったくナレーションがない…いつだよ~!!!
    ○そして最後の世津子さん
    何か行動を起こしそうではあるけど…どうなんだろう?

    って感じです、失礼しました_(._.)_

  9. より:

    いろいろな面で、みね子が大人になったというシーンが続き印象深かったです。
    「東京へ帰ろっかな?」と言った後寂しがる弟や妹に見せた、鮮やかな切り返し。
    「そうだねーって言われだら、どうしようかと思った」
    言葉少なだけれども心細げなお母さんを励ますシーン。
    励ましたすぐ後で、「私もおどなになったもんだねー」なんて、言ってのけたり。
    「たぬきそば」で娘をからかったお母さんと、立場が入れ替わったみたいな感じでしたね。
    お母さんとの別れ際のハグも、抱くものと抱かれるものとが入れ替わったような。。。
    朝蔵さんのおっしゃる、「頼る存在から頼られる存在」。まったく同感です。

    そして、職場での働きぶりが絶好調!!
    観てて気分がよかったです!
    「ひよっこ」の風景は、やっぱりこうでなくっちゃ!と思いました。
    これってひょっとして、お盆休みという時期柄、
    休みの取り方と休み明けの仕事の仕方を教えてくれたのかなあ?なんて思ってしまいました(笑)。

    ほんとうなら、お父ちゃんを探しに東京に働きに出たみね子。
    でも、奥茨城に帰るという選択肢は、さいしょから頭になかったみたいですね。
    唯一気にしていたのが、時子ちゃん。
    活発なお仕事シーンのあとの、あのゆったりとした間合いが絶妙と感じたのは、私だけでしょうか?

    高子さんのシーンもよかったですね。
    撮影スケジュールの関係で、嫁姑の掛け合いをすぐに出せないのかもしれないですが、
    まえにきよさんが高子さんのことを語るシーンがありましたが、
    どちらも登場しない相方の存在感をたっぷり感じさせてくれましたね。
    嫁姑の掛け合い、早くみたいです。

    ここのところ支配的だったわだかまり感がかなり吹き飛ばされて爽快だったので、カキコしてみます。
    長文失礼しました。

  10. 繊蘿蔔 より:

    鈴子女将が腰を痛めたシーンは

    シェフ『湿布を貼ってやろう』
    すず子『じゃぁお願いしようかね』
    と事務室に入いり
    シェフが湿布薬の箱を手にし
    (この湿布薬は島谷製薬で)

    そのとき入り口の扉が開き
    みね子『ただいま』
    その声は事務室にも届き
    すず子『腰痛いの治っちゃった』
    シェフ『湿布より みね子だな』

    こんな筋立てで見せて欲しかったですね

    蛇足ですが 湿布薬は 島谷製薬のモデル
    と噂されている久光製薬の主力商品

    それがここでは必要ナシとされることで
    暗に 島谷青年の復活はナシを匂わす
    もしやがて復活すれば 感動は強調されるはず
    復活がナイなら あぁヤッパリ
    ・・・と云う仕掛け

    如何でしょ?

  11. ぴよぴよ より:

    みね子はサプライズで帰郷したから、高ちゃん知らなかったはずですよ。キヨさんとキミコさんもびっくりしてたし。

  12. よるは去った より:

    みね子「この部屋が私の家だもん。」の後でマンションの前のベンチに淋しさを隠しきれない態で座っている世津子さんの姿がどこか対称的でしたね。

  13. みーご より:

    あの・・・、高ちゃんが嫁いだ家は
    “角屋”ではなく、“角谷”ではなかったでしょうか?

  14. うみうさぎ より:

    高ちゃん元気ならみね子に会いに田植え手伝いに来る気がするんだけど、来ないってことは、もしやご懐妊では!!?

  15. 南区の肉じゃが より:

    え~~~!もう 気になる!