世津子と愛子のこれから / ひよっこ 第147話

2017年9月20日(水)放送『ひよっこ』第25週

あらすじと見どころ解説

すずふり亭の休日の朝。近頃のあかね荘の女性たちと富、そして鈴子のお気に入りは、裏天広場に集まってお茶を飲み会話を楽しむことでした。早苗はその集まりに「あかね坂独身女性の会」と名付けました。

その集まりで鈴子や富は世津子に尋ねました。今後、仕事はどうするのか。叔父夫婦との関係はどうなっているのかと。世津子は叔父夫婦とは絶縁していましたが、叔父夫婦をお金で狂わせてしまったのは自分ではなかろうかと自分を責めていました。

鈴子は愛子にも尋ねました。省吾への恋のことを。愛子は省吾にフラれることをおそれていました。鈴子は省吾の恋に口は出さないと決めてはいたものの、省吾と愛子の恋が実り息子が幸せになることを願っていました。

そして話題はみね子に。その日は、みね子と秀俊がメニュー研究のためのランチに出かける日でした。しかしあかね荘の面々はそれをデートだと思っていました。皆に冷やかされたみね子は、秀俊とのランチはデートでなく勉強だとムキになって否定するのでした。

<<前回146話 | 次回148話>>

Sponsored Link

いよいよクライマックス!『ひよっこ』愛すべきキャラたちの振り返り

半年間にわたった『ひよっこ』もついにクライマックス。『ひよっこ』キャラ振り返りシリーズ、今回は向島電機の乙女寮の乙女ちゃんたちを振り返ります。

愛子さん

『ちりとてちん』で和久井映見さんが演じた糸子お母ちゃんが大好きなブログ主にとって、和久井映見さんが演じる愛子さんは最も楽しみにしていたキャラでした。

そして期待以上の天然さを炸裂させてくれました。

愛子さんの初登場場面は田神先生からの電話を受けたとき、湯飲みのお茶をひっくり返したときのことでしょうか。

あの場面に愛子さんのすべてが凝縮されていました。

それ以降、愛子さんの忘れられない場面をあげたら本欄が異常に長くなってしまいそうなので、一番好きな場面を一つ・・・と思ったもののどの場面も好き過ぎてどれか一つなんて選べません。

さて、そんな天然で明るい愛子さんですが、実は胸の中にこんな切ない思いを秘めていたのかというまさかの本心が最終週で語られます。

そしてそのまさかの悲しみの先には永井愛子アワーの回収が待っています。

澄子ちゃん、豊子ちゃん

澄子ちゃんと豊子ちゃんが登場して間もないころのこと。澄子ちゃんは覇気がなくて食い気ばかりだし、豊子ちゃんはいちいち高飛車だし、はたしてこの二人に感情移入できるのかなって思ったものです。

ところが、今は二人と別れるのがつらくてならない。いつまでもこのおかしな二人をずっと見続けていたい。そんな気持ちでいっぱいです。

ところでこの二人には最終週でまさかのエンディングが用意されています。このエンディングのその先を描くだけで『ひよっこ』はあと三ヶ月は楽しめるかと思います。

話変わって、二人のハワイ旅行の顛末がドラマの中では一切語られていません。もしかするとスピンオフネタになるのかもしれませんね。

『べっぴんさん』のスピンオフの一つのようにラジオドラマにすればハワイロケの必要もありませんからね。

幸子ちゃん、優子ちゃん

今にして思えば幸子ちゃんはなかなか積極果敢な性格の女の子でした。若い男っ気のない乙女寮にあってコーラスの先生のハートを射止めてしまうあたり、なかなかのやり手です。

一方で幸子ちゃんの親友の優子ちゃんはただひたすらにおとなしいタイプ。

乙女寮がもし女学校のクラスなら、幸子ちゃんは一番活発な学級委員で時にヤンチャもしでかす女の子。優子ちゃんは一番目立たない、いるかいないのかわからないような女の子といったところでしょうか。

しかし、同窓会の席で幸子ちゃんも言いましたが、そんなガツガツしない優子ちゃんが玉の輿に乗って将来の社長夫人に。幸子ちゃん視点でこの展開を観察すると、人生は皮肉にできてるなって思わずにはいられません。

『ひよっこ』第25週 第147話 観賞後の感想

連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年9月20日(水)放送
第25週 第147話「大好き」

世津子さん

「寝芝居」を愛子さんに指摘されて、それを嫌がるものとばかり思っていたら、むしろ自分の中に残っていた女優という職業への情熱を思い出すきっかけにした世津子さん。

さすがプロだなと思います。

そして「寝芝居」を指摘した愛子さんの言葉へのこの反応は、世津子さんが女優に復帰するフラグなのかもしれません。

このまま世津子さんはあかね荘に住み続けるのかなと思った時期もありましたが、やっぱりお芝居への情熱をそう簡単に捨て去ることはできないのでしょう。

また世津子さんは、今後も叔父夫婦に頼られたらきっと助けてしまうだろうとも言いました。借金まみれの叔父夫婦を助ける手立ては世津子さんには女優業しかありません。

女優復帰、ほぼ確定ですね。

さらにもう一つ、世津子さんに関しては重要なフラグが未回収ですからね。

それは世津子さんの初登場場面。乙女ちゃんたちの同窓会が開かれている最中に、世津子さんがすずふり亭にやって来たときのこと。

自分は女優を目指していると自己紹介する時子ちゃんに世津子さんが言ったはずです。

いつか一緒にお仕事をしましょうって。

世津子さんが言った時子ちゃんと一緒にお仕事。このときの世津子さんの言葉を回収するためにも、世津子さんには是非とも女優に復帰してもらわねばなりません。

愛子さん

愛子さんが今朝も可愛い。

愛子さんで思い出すのは向島電機の倒産という情報を事前にキャッチした頃のこと。向島電機がなくなってしまったら愛子さんはドラマの中から引退?と寂しく思っていました。

だから、向島電機の倒産後も愛子さんが引き続き登場すると発表されたときには救われた思いがしました。

でも、その愛子さんとも間も無く今度こそお別れです。

しばらくは愛子さんロスに悩まされそうですが、鈴子さんにすっかり気に入られ愛子さんの幸せな未来が見えて来たのが救いです。

みね子ちゃんとヒデくん

そしていよいよみね子ちゃんとヒデくんの恋バナのはじまりです。

みね子ちゃんとヒデくんが初めて出会ったのはずいぶん前のことになりますが、みね子ちゃんにはいろんなことがありました。

向島電機の業績不振で給料が下げられ泣いたこと。それに続く向島電機の倒産。島谷くんとの恋。失恋。お父ちゃとのあまりにもショッキングな再会。

これら「いろいろなこと」を経て、放送の最後に流れる「ピヨピヨ」のひよこの鳴き声は少しづつ声変わりをしはじめ、前回はついに「コケッ!」とニワトリになりかけの鳴き声。

大人になったみね子ちゃん、最終週の直前でようやく恋の始まります。

増田明美さんの漫画家へのコメントが変わった!

話が前後してしまいますが、増田明美さんによる啓輔くんと祐二くんについてのコメントがいつもと違ってましたね。

いつもなら頭を抱える二人の漫画家に触れたとしても「たいしたことはないんでしょう。放っておきましょう!」とスルーするのが定番です。

しかし、今回ばかりは漫画家のお二人に「続き」があることを示唆。

初登場以来、ずっと停滞していた啓輔くんと祐二くん。ようやく何かが動き始めるのでしょうか。残念な漫画家にも幸あれ!

<<前回146話 | 次回148話>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. もんばび より:

    > それ以降、愛子さんの忘れられない場面をあげたら本欄が異常に長くなってしまいそうなので、一番好きな場面を一つ・・・と思ったもののどの場面も好き過ぎてどれか一つなんて選べません。

    朝蔵さん、ご自身のブログなのに遠慮など無用です。思い切り、思いのままに、心ゆくまで書いてください。
    読者はそれを、首を長くして待っています。

  2. mizutamari より:

    直していただいてありがとうございました。
    先程のコメントは、のせなくていいですよ。
    みねこちゃんの髪形、桑田さんと一緒の時のでしたね。

  3. AK より:

    よろず相談員の気持ちで思わず「世津子だめだ、絶縁したままでないと!」とテレビに話しかけていました(笑)。すずこさんも富ちゃんもうなずいてるだけじゃダメ(笑)!と。
    変な話だが、富さんも愛子さんも身内に売られた側なんですよね。当時の女工も、年季奉公というかたちで売られたようなもの、と戦前映画「ありがとうさん」だったかを見に行ったとき解説で聞かされました。男は何人も要らない。兵隊にしかならんが、女はたくさんいれば、工場に送れて、家計助かるって時代だったと。撮影所にひろわれなければ世津子は下手したら遊郭に売られてたかもしれない。

    ふと重箱すみつつきドラマ評論家みたいでやだが、この当時だと女子会じゃなくて婦人会言うただろなと思いつつ、でも今はなるべく使ったらいかん言葉だからな、と。当時のしゃべり方と今のしゃべり方もえらい違いだし。きりがないですね。と。すみつつき評論家を二分で廃業でした(笑)

  4. GATTO より:

    こんばんは。

    そういえば、赤坂の皆さん、連れ合いに先立たれた人を含めて、独身の人が多いですね。例外は、福田さんご夫婦と邦子さんくらいか。ただ、これから(残り2週間を切りましたが)結婚ラッシュになるのかな?そうだと楽しいのですが。

    これまでイチコちゃんを相手にしていたのは女性ばかりでしたが、今日は秀さんが! 頑張って‼︎

  5. 星の雫石 より:

    いつもたのしみに拝見しています。ひよっこももうすぐ終わり。結末はみんなHAPPYのようなので(朝ドラに暗い結末は無いですが)安心しました。

    今のところ「どうなるの」って心配のメンバーもいますが…。

    さて、始めてのコメントに、指摘はあまりしたくないのですが、今日の文中の「時子」は「鈴子」の誤りでは?

  6. かな より:

    朝蔵さん、こんにちは。

    時子ではなく、鈴子がみんなのことを聞いたと思うのですが、、

  7. 通りすがりの者 より:

    あらすじ中に登場する時子・・・ン?時子?
    鈴子の間違いじゃないのかな・・・

  8. せんどう より:

    今、ふと思ったのですが・・・

    世津子の女優復帰に、今や時の人となった時子が一肌脱ぐ、というのはあり得ないかしら?これなら「いつか一緒に・・・」の伏線も生きてきますし。

  9. せんどう より:

    そろそろスピンオフが話題になる頃になってきましたね。
    皆さんのスピンオフ予想、お聞きしたいですね。
    私は、個人的な希望を込めて、高子さんの嫁いでからが見たいです。

  10. ちーぼー より:

    最終回に近いのに、余り進展がなく、いいのかしらと思ってしまいました。でも、きっと大切な事なのでしょうね。
    そして、漫画家コンビを訪れているのは、一体誰?!

    あらすじ〜のとこで、鈴子さんが幾つか時子になっているようです。

  11. S.O.X より:

    「恋のうた」のボサノババージョン、パーカッションがバカっぽくて(かわいいとも言う)、島谷くんの場合とは違った二人の将来をいい意味で暗示しているようで楽しい曲です。

    「茜坂独身女性の会」?、時子が抜けたせいで、富さんからみね子まで見事に年齢層がバラバラで楽しそう、いや恐ろしい(笑)かな?どなたかがおっしゃっていたように、男性が近づくのはきわめて危険です(笑)。

  12. 秘密 より:

    時子出ていましたっけ?

  13. 老羊 より:

    いつも朝蔵さんのコメント楽しく拝見させていただいています。自分も色々感想を掲載していただき嬉しく思います。今日はテレビではなく、NHKオンラインのひよっこのサイトで配信しているクランクアップの動画を見て泣かされました。有村架純さんの何とも言えない達成感と安堵感、共演者、スタッフへの思いが溢れた涙のスピーチに泣かされました。いいドラマを作ってくれてありがとうと感謝したいです。

  14. よっしー より:

    はじめましてー。いつも楽しみに見ています。
    あらすじの部分、時子じゃなくて鈴子さんだと思いますよー。

  15. FYL より:

    時子ではなく、世津子さんに尋ねたのは富さん、愛子さんに尋ねたのは鈴子さんですね。

  16. mizutamari より:

    いつも、楽しみにしています。
    時子、鈴子だと思います。

  17. なつみ より:

    朝蔵さん!鈴子さんが全部、時子になっちゃってますよ〜。

  18. GATTO より:

    おはようございます。

    再登場といえば、和雄さんはどうかなぁ?みね子さんと秀さんが出かけたレストランの厨房にいたりして・・・?