さおりが三男に詰め寄る / ひよっこ 第151話

2017年9月25日(月)放送『ひよっこ』最終週/第26週

あらすじ

秀俊と元治がつくったすずふり亭の新作メニューが完成。省吾、鈴子、そしてみね子による試食会が開かれました。二人が何回も試作を重ねた末に完成させたメニューはすずふり亭特製スコッチエッグでした。

秀俊と元治の新作の味を省吾が認めすずふり亭の新メニューに採用されました。一方、みね子がデザインしたすずふり亭の制服も完成しました。新しい制服の色は、薬局の前に立っているインコの「イチコ」から着想を得たものでした。

同じ頃、さおりの気持ちに対して返事をする決意を固めていました。しかし、断られることをおそれるさおりは三男の言葉に耳を貸そうとはせず、思い出に三男のファーストキスを奪います。三男は戸惑いながらも自分の気持ちをさおりに伝えました。

三男はさおりの恋人になるつもりでいました。しかしそれには条件がありました。さおりと善三が仲直りすること。そして、米屋を廃業してパン屋をやりたいならさおりはパン子と名乗ること。善三とさおりは涙ながらに仲直りするのでした。

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いよいよクライマックス!『ひよっこ』愛すべきキャラたちの振り返り

半年間にわたった『ひよっこ』もついにクライマックス。『ひよっこ』キャラ振り返りシリーズ、今回はあかね荘の住人たちの思い出を振り返ってみます。

早苗さん

早苗さんの初登場場面はあかね荘の管理人室の前のことだったでしょうか。入居まもないみね子ちゃんに富さんが早苗さんを「事務員さん」と紹介し、早苗さんはそれを打ち消して「オフィスレディー」と自ら名乗る。

「永遠の25歳」というフレーズもこの時に出てきたはずです。でも、その時にはこの皮肉に満ちた言葉のその奥に涙なしには語れない思い出が詰まっているなどとは夢にも思いませんでした。

ちょっと近寄りがたい性格も「永遠の25歳」にも、その裏側にはこれまで積み重ねてきた人生がある。だから目の前の今ある姿だけでその人のことを推し量ることなどできない。

そんなことを学ばせてもらった早苗さんの生き様でした。

早苗さんの人生はこれからも続きます。願わくば十年後の早苗さんの姿をどこかで見たいものです。

富さん

目の前の今ある姿だけでその人のことを推し量ることなどできない。そう痛感したのは早苗さんだけでなく富さんも同様でした。

富さんが入居者たちにお土産をねだるのも、かつてのみね子ちゃんと島谷くんの恋の行方を案じていたのも、すべてそれまでの富さんの経験したことに理由がありました。

ところで富さんは松永さんが亡くなるまではどちらかと言えば思い出の中に生きていました。そのせいか、その頃の富さんはあかね荘の女子トークに加わろうとはしませんでした。愛子さんの話し相手をするくらい。

ところが松永さんが亡くなり洋装の「新しいわたし」になって以降はあかね荘女子トークの常連さんの一人に。

何歳になっても人は変わることができる。富さんにはそんな勇気ももらいました。

祐二くん、啓輔くん

最初から最後まで残念なキャラを貫き通したこの二人。

みね子ちゃんのことを「停滞気味」と言った本人たちこそが終始一貫して停滞し続けていたような気がします。

でもその停滞した日々が最後は懐かしい思い出の日々に転じるみたいですね。オセロゲームで黒が白に一瞬にして反転するように。

そこまでの日々、極貧の中を一つのことを諦めずに継続し、それでいて家賃を滞納させない律儀さもありました。

残念なキャラでしたが、実は一番骨のあるキャラだったのかも知れません。

島谷くん

島谷くんがドラマの中での初登場は『梅ちゃん先生』や『ごちそうさん』に通じるヒロインとの出会いのパターンでした。

ちなみに『梅ちゃん先生』ではその出会いは破局。『ごちそうさん』は結婚。

後者のエンディングを願っていましたが、残念ながら前者でした。でも、その悲しさがみね子ちゃんを成長させてくれました。

また島谷くんのような青年は初恋の思い出としては最良ではないかと思います。

『ひよっこ』最終週/第26週 第151話 観賞後の感想

連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年9月25日(月)放送
最終週/第26週 第151話「」
いよいよ『ひよっこ』は最終週を迎えてしまいました(涙)

三男くんの最後の見せ場

予告映像を観るかぎりでは、三男くんの出番は少なくとももう一回くらいはありそうですが三男くんの男前ぶりに涙する見せ場は今回が最後でしょうか。

さて、家族が仲が悪いのは絶対に嫌だ。父娘の不仲の解決が交際の条件だと言い切った三男くんの姿を見て改めて思いました。

きよさんは三男くんが実家を出てゆくその日まで「鬼母」を演じ続けてきましたが、お母ちゃんの鬼の姿のその奥に深い愛情が隠されていることを三男くんはしっかりと理解していたんだなって。

お母ちゃんの愛情をたっぷり注がれて自分は育った。その確信があるからこそ、家族の仲が良いことがどれほど大事かが彼は分かっていたんでしょう。

そしてそれをさおりちゃんあらため米子ちゃんに求めたのだと思います。

話がそれますが、さおりちゃんのことを三男くんが本名で呼ぶのはこれが初めてのことですね。しかも今回は本名の上に呼び捨てで「米子!」

話を戻します。

米子ちゃんが劣等感を抱いていること。しかもその劣等感は他人の眼から見れば劣等感を抱くほどのものではないこと。

それらを三男くんが鋭く指摘しましたが、その指摘の言葉に三男くんの米子ちゃんへのあたたかい眼差しを感じました。

米子ちゃんをそんなふうに観察していた三男くんにも男前を感じずにはいられません。

それにしてもさおりちゃん、男を見る目がありますね。いい男を見つけました。出会いの機会が三男くん以外になかったというのもあるのでしょうが、三男くんの価値を見出した米子ちゃん、さすがです。

日比谷公園の場面で初めて立った三男くんへの恋心のフラグ。時間はかかりましたがついに回収。納得の三男くんと米子ちゃんの回収でした。

そして今回、善三さんに泣かされました。

三男くんと米子ちゃんの会話を店の外で盗み聞きし涙を流す善三さん。その姿に、娘への深い愛情を感じずにはいられませんでした。

口では毒舌を吐きまくっていましたが、やっぱり娘は可愛いんですね。

そして号泣しながら泣き奥さんにその喜びを報告する善三さんの姿を見た瞬間、僕の涙腺は完全決壊です。

追伸:パン屋をやるときはパン子を名乗れ。三男くん、うまいこと言いますね。

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コメント

  1. こまいぬ より:

    またお邪魔します。
    スピンオフ妄想で「奥茨城の高子」を。
    もしかしたら綿引くんも…などと書きました。
    でも、みなさんのコメントを拝見していて、
    そうでしたそうでした、
    この家族が出てくると三郎&米子も登場しますね、きっと。
    なかなか豪華なメンバー。
    やはり実現可能性大ですね。

  2. ひるたま より:

    米子ちゃん⇒三男くんへのキスですが…唇へのキスだったので朝からいきなり驚きました。(しかも「REPLAY」付きで!)
    過去の朝ドラで、「唇⇒唇」のキスシーンってありましたっけ…?(^^;)

  3. こひた より:

    さおりちゃん、いや米子ちゃん本当におめでとう!あっ、もちろん三男くんも!!そして善三さんもっ!!!
    きっと毎日夫婦漫才なんでしょうね。なんか目に浮かびます。

    3人とも末永くお幸せに♡

    さあ次は誰が幸せになる番ですかねぇー(#^.^#)

  4. ひるたま より:

    「…約束してくれますか?」「はい、誓います」「それ結婚式のやつでしょ?早いですよ、まだ…」
    ヒデちゃん・愛子さんに続いて「先走り」キャラがここにもまた一人…何はともあれ、米子ちゃん本当に良かったね。
    三男くんも押し切られた訳でなく、きちんと言うべき事を伝えていたので良かった。
    そして…米子ちゃんが抱き着こうとした瞬間に父親=善三さんが登場、三男くんが咄嗟に躱した事で親子(父娘)が抱擁を交わす流れも絶妙でした!そして脇から聞こえる三男くんの声で「!?」と我に返った米子ちゃんの表情&リアクション…オンデマンドで「購入」して複数回繰り返して見てしまった位です。
    それにしても、善三さん&米子ちゃん父娘が本当にそっくりな事といったら!絶妙なキャスティングですね。

    欲を言えば…米屋パートをもっと沢山見たかった(入れて欲しかった)位です。後はスピンオフor続編の領域なのでしょうか?
    きよさん・高ちゃん・そして米子ちゃん…3人が並んだ角谷家の様子をぜひ見てみたいものです。(^^;)

  5. しし より:

    スコッチエッグはごちそうさんへのオマージュと思いたいです。

  6. marmite より:

    米子ちゃん、オメデトウございます。
    婿をもらうにしても、義理のお母さんのきよさん、そしてお姉さんの高子さんがもれなく付いてきますよ(笑)里帰りしたらますます奥茨木の男性陣は居場所がなくなりそう。

  7. hajime72 より:

    米子ちゃんと三男君が絡む回が大好きです。米子ちゃんと善三さんの抱擁?に続く二人の涙にこちらもやられてしまいました。しかし、角谷家は大変な布陣になりましたね。きよさんを筆頭に、高ちゃん米子ちゃん。みんなが一堂に会したスピンオフドラマが見たくなりました(笑)

  8. ちーぼー より:

    誰もが気になっていた三男君。とっても良い青年だけに、気になるのですよね。
    彼の希望は実現しなかったけど、どちらにしても振り回される役回り、自分のことを大好きなさおりちゃんと一緒になってお米屋さんを継ぐのは、三男君の幸せに繋がって行くことを信じています。