明治43年、てんは女学生 / わろてんか 第7話

2017年10月9日(月)第2週「父の笑い」

あらすじ

明治43年(1910年)夏。てんは17歳の女学生になっていましたが、笑い上戸の性格に変わりはありませんでした。その頃のてんの一番の楽しみは、何ヶ月おきかに藤吉が送ってくれる手紙でした。藤吉は旅立った後もずっとてんに手紙を書き続けていたのです。

手紙には藤吉が主役をつとめることになったことが記されていました。藤吉からの手紙に胸をときめかせているてんに、妹のりんと女中のトキが言いました。てんのその気持ちは恋ではないかと。

しかしある日、藤吉からの手紙のことが学校の先生に知られてしまい、てんは母のしずとともに厳しく注意されてしまいます。てんはしずにだけ、初めて藤吉への気持ちを告白しました。そんなてんにしずは言います。藤吉のことは忘れよと。

その頃、儀兵衛は大阪の伊能製薬との提携を成功させるべく、新一と伊能家の娘の縁談を進めていました。しかし伊能家からの提案は儀兵衛には意外なものでした。伊能家は、次男とてんの縁談を持ちかけてきたのです。

<<前回6話 | 次回8話>>

Sponsored Link

予習レビュー

てんちゃんが女学生になり子役ちゃんから、葵わかなさんにバトンタッチです。

そして、どこかで見たことがあるような展開がにわかにはじまりました。

製薬会社の提携狙いの縁談・・・『ひよっこ』島谷くんの佐賀のご実家の島谷製薬と似た状況です。もちろんヒロインの立場は違いますが。

女学生のヒロインの恋。しかし、時を同じくして父親が持って来た縁談。こちらは『ごちそうさん』にも通じます。

ちなみに『ごちそうさん』ではその縁談を土壇場で断り、断られた縁談は相手はスピンオフでまさかの回収をされるという展開でした。

スピンオフで回収はされたものの、断られた縁談相手の男性は決して主要キャストではありませんでした。

一方でちょっとだけネタバレになりますが、本作『わろてんか』での恋の障害になる縁談相手を演じるのは高橋一生さんです。主要キャストです。

しかも『あさが来た』の五代さまにも通じる役どころとなるようです。

縁談を断ってすべておしまい!そんな単純な展開では済まなさそうです。

追伸:藤吉くんからの手紙が学校の先生に見つかり、母親が学校に呼び出され本人と一緒にこっぴどく叱られる・・・『ごちそうさん』にもこんな場面がありましたね。

ただしあの時は手紙なんていう上等なものではなく、鶏の卵を盗んだかどでヒロインとヒロインのお母ちゃんが呼び出されたんですが。

感想

たった一回の中にたくさんのフラグが詰め込まれている回でした。

新一くんのフラグ

「帝国大学を薬学科を休学」

帝国大学の学生になったということは、前週の一時期よりは体調が回復した時期があったということなのでしょう。

体調が回復したから療養に専念する生活の必要もなくなり、受験もできたし大学に通い始めることができたということです。

しかし、通い始めることができた大学を休学。休学が必要なくらいに病状が重いということでしょう。

そして「知り合いの研究室」でも発作を起こし、同僚から「今日はもう帰れ」と言われるほどに衰弱も進んでいる。

実際、研究室での新一くん、かなり苦しそうでした。

大学に入学できるほどに健康が回復した文だけ、日本国内で薬を開発・製造するという夢の大きくなったはず。

夢の実現に大きく近づいたというのに、再び夢から遠のいてしまう。新一くんのその胸中を想像すると、あまりに切なすぎます。

風太くんとトキちゃん

風太くんは前週に引き続いて登場。女中のトキちゃんというキャラは前週にはまだいなかったはず。今回が初登場でしょうか。

この二人、今回は犬猿の仲として描かれていましたが、この「犬猿関係」が何かのフラグに思えてなりません。思い過ごしかもしれませんが。

犬猿の仲の二人としての「初登場」を飾ったこの二人。「犬猿関係」が何かのきっかけで別の関係に変化するんでしょうか。

それとも最後の最後まで「犬猿関係」なのかな?

儀兵衛お父はんと伊能家

伊能製薬の当主(?)と密談する儀兵衛お父はん、ちょっと焦りが見えました。

もし儀兵衛お父はんの「焦り」が僕の気のせいではないとすれば、この焦りもフラグかもしれませんね。

フラグとは藤岡屋にこれから起こるであろう何かのフラグです。

何が起こるのかは、まだ伏せておきますね。というか、間もなくのタイミングでそれが起こるものと思います。

てんちゃんと藤吉くん、そしてリリコちゃん

ついに「トリ」になり、大阪で人気芸人になったと手紙で知らせてきた藤吉くん。その藤吉くんからの手紙の文面から、藤吉くんの活躍する姿を想像するてんちゃん。

しかし、実際の藤吉くんは8年前と変わらず見るからに怪しい衣装に身を包み、その乱雑さから場末の寄席の楽屋にしか見えない一室で、人気芸人にはとても見えない姿でいる。

てんちゃんの妄想と藤吉くんの現実。このギャップもまた、ドラマを生み出すフラグ感がいっぱい。

そして、そんなフラグが立った直後の縁談。儀兵衛さんがノリノリの縁談で、しかも見合い写真は見るからにいい男。

てんちゃんが、藤吉くんと縁談の両者に引き裂かれるフラグも立ちました。

一方、成長したリリコちゃんは今もなおてんちゃんに嫉妬の情念を燃やしている。藤吉くんは文字を書けます。その手紙を受け取るてんちゃんも文字を読めます。

でもリリコちゃんだけは読み書きがまったくできない。それがまた嫉妬という火に油を注ぐことになるかもです。

というわけで三角関係のフラグもかなりはっきり立ちました。

でも、てんちゃんとリリコちゃんが親友になるというフラグはまだまだのようですね。

追伸:上賀茂神社

今回の『わろてんか』の収録が行われたほんの数日前、今回てんちゃんが歩いていた場所にいました。ニアミスでした。残念。

<<前回6話 | 次回8話>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. GATTO より:

    こんばんは〜

    今日は、「ひよっこ」の総集編がありましたね。仕事の都合で、録画でしたが、やはり「ひよっこ」の方を先に見てしまいました。
    どうしても比べてしまいますね。みね子さんの方が時代が新しいけれど、古風な感じが。てんちゃんの方が、ある意味現代的かも。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      昭和テイストはまだリアルに再現できますが、明治・大正テイストの再現は今となっては難しいでしょうからね。現代的にするしかないのかもしれません。

  2. よるは去った より:

    風太「このピーチクパーチク!」トキ「誰がピーチクパーチクや!」 徳永えりちゃんは連ドラは「梅ちゃん先生」以来かなと思ったら「あまちゃん」で夏バッパの若き日を演じてるんですね。風太君役の濱田岳君とのやり取りは何とも(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      『梅ちゃん先生』の徳永えりさん演じる弥生ちゃんが大好きでした。だから、トキちゃんも楽しみです。