藤吉の実家で女中になる / わろてんか 第19話

2017年10月23日(月)第4週「始末屋のごりょさん」

あらすじ

父・儀兵衛に勘当を言い渡されたてんは、藤吉に連れられて藤吉の実家である大阪船場の米問屋・北村屋にやってきました。藤吉の母・啄子は、ようやく家業を継ぐ決意を固めた藤吉の帰りを喜んで迎えます。

しかし、啄子には藤吉が連れてきたてんを嫁として迎え入れる気はまったくありませんでした。それどころか啄子は藤吉には無断で藤吉の許嫁を決めていました。しかもその許嫁・楓はすでに北村家に住み女将修行をはじめていたのです。

一方の楓は藤吉にはそれほど興味はありませんでした。楓にとっては「船場のごりょうさん」になることだけが憧れでした。そのため楓は、この縁談は決しててんには譲らないと語気を強めて宣言します。

実家に帰ることもできないてんは、北村家に置いてほしいと啄子に懇願。頼み込むてんに対する啄子の答え。それは女中としてなら北村家で受け入れるというものでした。藤吉が言葉を失う中、てんは女中として北村家で修行することになるのでした。

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予習レビュー

『ごちそうさん』の和枝姉さんレベルのイケズ再び(怖)

『ごちそうさん』では、東京から大阪船場の西門家に嫁いできたヒロイン・め以子が、義姉の和枝姉さんに嫁として認めてもらえず、女中としてなら家にいても良いと言われ、それから壮絶なイケズの日々が始まりました。

ドラマの中に登場したばかりの頃の和枝姉さんは本当に怖かった。

和枝姉さんがあまりにも怖すぎて『ごちそうさん』からの脱落者も少なくなかったと聞いています。

『ごちそうさん』の前作が『あまちゃん』で、これほど怖いキャラがいなかったこともあり、和枝姉さんの怖さはなおさら際立ちました。

しかし、和枝姉さんが登場しはじめて一ヶ月か二ヶ月が経った頃には、和枝姉さんのファンが急増。僕もその一人でした。

和枝姉さんの存在は今もなお、僕にとって大好きな朝ドラキャラクターの五本の指に入る一人です。

さて、藤吉くんの母・啄子さんも怖そうです。和枝姉さんを思い出さずにはいられないレベルです。

今週、来週あたりはただ怖いばかりかもしれません。

しかし、今年の暮れ頃には啄子さんが大好きになり『わろてんか』の終わり頃には、啄子さんが大好きなキャラの一人となっていますように。

感想

啄子さん、一番好きなキャラクターかも

啄子さんによるイケズ週がはじまりました。

女中としてなら家においてやってもいい。聞き覚えのあるこの状況。あの時のイケズもたしか大阪の船場だったと記憶しています。

あの時とは『ごちそうさん』のことですが、あの時のイケズは陰惨を極めていました。

女中に船場。あの時の記憶が蘇らずにはいられないような記号が次から次へと出てくるので覚悟を固めて観た今回。

予想に反して明るいイケズになりそうですね、安心しました。

「京なまり、ぜいたく、アホ」

始末屋のごりょうさんがこんなどうでもいいことを大事な紙には書くはずがない・・・そこは目をつぶりましょう。大人の対応です。

この「京なまり、ぜいたく、アホ」が、今日からはじまったイケズの明るいテイストを暗示しているような気がします。

啄子さんもなかなか楽しそうなキャラです。今のところ『わろてんか』のキャラクターたちの中で一番好きかもしれません。

ちょっとネタバレになりますが、啄子さんによるてんちゃんへのイケズに対して、今週はてんちゃんの援軍も用意されています。

安心して明るいイケズを楽しめる一週間になるのではないでしょうか。

楓ちゃんが怖い

啄子さんは意外にもお茶目なイケズさんでした。

藤吉くんを呼び寄せた「病気」も今回の「胸が苦しい」も、『あまちゃん』で大吉さんが使った手口と一緒、つまり仮病でしょう。ミエミエなところがまたお茶目。

その一方で楓ちゃんは怖いかも。なかなかてごわそうなキャラクターです。

てんちゃんに対して敵意むき出し。ニコリともしない。ニコリともしないどころか、誰かれ構わず愛想を振りまくのは嫌いだとキッパリ。

しかもこの縁談は譲れない「ただ負けられへん」と宣言する。

啄子さんは笑って見ていられますが、むしろ楓ちゃんの方が和枝姉さんクラスのイケズをぶつけてくるかもしれませんね。

ところで楓ちゃんはヒロインの天敵キャラ。しかも二人目の天敵です。

一人目の天敵とはリリコちゃん。リリコちゃんが初登場した折には、リリコちゃんはいずれヒロインの親友になるとアナウンスがありましたが、楓ちゃんについては何もなし。

楓ちゃんこそが正真正銘のヒロインの天敵にして、最強のイケズキャラとして今週の物語の中で君臨するかもしれません。

「てんはもううちの子やない」

京都ではしずさんが娘のてんちゃんのことを心配していました。

しかしてんちゃんを案ずるしずさんに儀兵衛さんがキッパリ「笑おうが泣こうが野垂れ死にしようが、てんはもううちの子やない」

娘を見限ったような口をきく儀兵衛さん。でもその寂しそうな顔は口に出した言葉とは正反対の気持ちをあらわしていました。

ある意味で儀兵衛さんはとてもわかりやすい人ですね。

そのわかりやすさを、しずさんも鋭く察していた模様。てんちゃんを見限るようなことを言い去って行く儀兵衛さんの後ろ姿を見ながら、しずさんはニヤリ。

儀兵衛さん、完全に奥様に肚を読まれてます(笑)

儀兵衛さんへの「ニヤリ」に続いて、しずさんがある行動を開始。トキちゃんを呼び寄せてお願いしたことが、明日か明後日には回収される見通しです。

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コメント

  1. GATTO より:

    こんばんは。

    時代の違いもそうですが、関東人の自分にとっては、地域の風習の違いがまた難しそうです。また、そこが面白そうでもありますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ちょっと古い映画ですが、登場人物がみんなお行儀が良くて純朴な東京や鎌倉の小津安二郎作品。古い因習の中で一癖も二癖もある人物たちが登場する溝口健二作品。東京と大阪の朝ドラってそれくらい違いがあるなっていつも思います。

  2. あみ より:

    こんにちは!
    朝蔵さんのおっしゃるように、確かに楓さんのほうが怖いです。
    ごりょうさんは、『マッサン』の泉ピン子さんに近いというか、
    嫌味ったらしいけどちょっとユーモアを感じます。
    私は嫁いびりがあまり好きではないので、マッサンにおけるすみれちゃんのような
    ホッとできる人がいてくれるといいなと思います。
    ちなみに私は最近の朝ドラでは『あさが来た』の萬田久子さんが一番怖かったです(。>д<)
    あのときは一時期は見てなかったほどでした。今回は頑張れそうです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      『あさが来た』の白蛇はんのお母ちゃん。確かに怖かったですね。はつちゃんを蔵の中に閉じ込める場面の怖さと言ったら、てんちゃんを蔵の中に閉じ込める時の儀兵衛さんをも超えてました。

  3. よるは去った より:

    啄子「お好きな事は?」てん「笑う事です。」啄子「(帳面に『アホ』」 鈴木京香ちゃんの「イケズ」は笑ってしまうかも。昔、彼女が民放で主演していた「我慢できない!」を視ていて目一杯笑ったのを覚えているし。あの大きな目の動きっぷりだけでも・・・・・・爆。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      啄子さん、予想に反してかなり笑えるキャラクターですね。もっと怖い人を想像してました。