総監督・風太による指導 / わろてんか 第76話

2017年12月28日(木)第13週「エッサッサ乙女組」

あらすじ

島根から連れてきた娘たちが、踊りも上達せず大阪での生活にも馴染もうとしないことに困り果てたてんと藤吉は風太にすべてを一任。「安来節乙女組」の総監督となった四人の踊り子たちの育成を任された風太による、稽古の指導が始まりました。

しかし風太が娘たちに対してどれほど厳しく指導に当たっても、乙女組の面々には何の変化もありませんでした。四人の踊りは相変わらずバラバラのまま。心を一つに合わせ、踊りを観客に楽しんでもらおうという気概などありません。

てんも乙女組の面々のことに心を砕いていました。てんはドジョウ鍋を四人に振る舞い、四人の娘たちに島根の故郷の味を楽しませます。その夕食の席で、ある騒動が起こりました。踊り子の人・とわと、隼也の姿がどこにも見当たらなくなったのです。

どこかに行ってしまった隼也を探し回る藤吉は、夜の街角でいつになく思いつめた様子のリリコに遭遇。藤吉の姿に気づいたリリコは、藤吉の肩に手を伸ばすと・・・。同じ頃、伊能が北村笑店のてんの元にやって来るのでした。

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予習レビュー

前作『ひよっこ』でも、乙女寮の一室で同室となった新人乙女ちゃんの四人が心を合わせることができるまで一週間かかりました。

『わろてんか』の、島根からやってきた乙女組の乙女ちゃんの四人も、心を一つに合わせるまでそのくらいの時間が必要なのでしょうか。

この週の火曜日か水曜日あたりに大阪に連れて来られた乙女ちゃんたちが、2017年最後の放送回を迎えてもなお、相変わらずバラバラのまま一つにまとまりません。

ところで『ひよっこ』では、時子ちゃんと豊子ちゃんの乙女寮での大バトルが、四人の乙女ちゃんのチームワークの転機となったと記憶しています。

島根生まれの乙女ちゃんも、そんな転機となるような騒動を必要としているのかもしれません。

ちなみに、今回のドラマの中で隼也くんが姿をくらますという騒動が勃発するものの、この騒動は残念ながら乙女ちゃんたちのチームワークの転機になりそうもありません。

次週に、乙女ちゃんたちの転機が訪れそうなエピソードが準備されていますので、「安来節乙女組」問題は2018年に持ち越しになりそうです。

というわけで今回をもって2017年の『わろてんか』の放送、そして『わろてんか』前半が終了です。

追伸1:隼也くんの行方不明騒動はこれで三度目でしょうか。隼也くん、赤ちゃんの頃よりよく姿をくらましますね。これは将来への何かのフラグなのでしょうか。

追伸2:『わろてんか』年内最後の放送の二日後の12月30日の午前。『ひよっこ』総集編が放送されますよ。

感想

年を越すことになる大阪局の朝ドラのうち、僕の知っている『ごちそうさん』以降の作品はすべて、前半の最後の年末週はすべてのお話がキレイにまとまって終わりました。

ところが・・・・、

キースがトキちゃんに語った「大事な話」。藤吉の肩に腕をかけるリリコちゃん。そして、てんちゃんと伊能さまの距離。加えて隼也くんととわちゃんの失踪。

最後の最後に謎を詰め込めるだけ詰め込んで年明けまでおあずけというまさかの展開。これには驚きました。

次週以降についてわかっている事柄だけ以下にまとめておきます。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

隼也くんととわちゃん

隼也くんととわちゃんはすぐに見つかります。

今回の最後に伊能さまが北村笑店にやって来ましたが、伊能さまの背後に隼也くんととわちゃんの二人がいるものと思われます。

伊能さまが街角で隼也くんととわちゃんの姿を発見。

ところで隼也くんは学校で同級生に怪我を負わせるトラブルを起こしていましたが、ケンカの理由は決しててんちゃんに説明しようとはしませんでした。

隼也くんが決して口を開こうとはしなかったケンカの理由。

それを隼也くんは伊能さまにだけは打ち明けるようです。そして、隼也くんの気持ちを伊能さまから伝えられたてんちゃんは、自分は母親失格だと苦悩する。

ただし、てんちゃんがどうして自分のことを母親失格だと思うのか、詳細についてはまだ明らかになっていません。

隼也くんな小さな胸の中になにを抱え込んでいたのでしょうか。

一方、ホームシックにかかったとわちゃんは、乙女ちゃんたちの中で一番のしっかり者の都ちゃんに叱咤激励によって立ち直る見通し。

ところで向島電機の乙女寮の乙女ちゃんたちがホームシックにかかったとき、愛子さんはそのことを鋭く察してフォローしていたことを思い出します。

そんなフォロワーがいないとわちゃん、ちょっと気の毒でした。

追伸:島根の乙女ちゃんたちがケンカをした際に出て来た言葉「だら!」。『まれ』でも同じような状況で「だら」が出て来ましたが、意味は同じなのかな?

キースとトキちゃん

今回のところは、キースがトキちゃんに「大事な話がある」と告げたところで終わった、この二人の気になる関係。

年明け早々、キースは「大事な話」をするためにトキちゃんをどこかに誘い出す。そんな二人の姿を目撃してしまった風太くんは・・・

という波乱含みの展開が用意されているそうです。

キースの「大事な話」も、キースがトキちゃんを連れて行った先も今のところ不明です。

藤吉くんとリリコちゃん

隼也くんととわちゃん。キースとトキちゃん。

年末年始の週で、この四人に騒動が起きるらしいことは事前にわかっていましたが、藤吉くんとリリコちゃんについてはまさかの展開です。

リリコちゃんの今回の行動。そして今回の場面の一秒後。すべて現段階では不明です。

リリコちゃんが出演している活動写真の一場面を再現して藤吉くんをからかっただけなのか。それとも・・・

ちなみに、年明けの週にはリリコちゃんが風太くんに加勢して乙女ちゃんたちの指導を開始します。

良い新年をお迎えください

2017年。『べっぴんさん』にはじまり、朝ドラ史に名を残す名作となった『ひよっこ』を経て『わろてんか』で終わった2017年。

今年も一年、お世話になりました。

来たる2018年も当ブログをよろしくお願いいたします。

どうぞ良いお正月をお迎えください。

ありがとうございました。

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コメント

  1. ひるたま より:

    朝蔵さんも別の日の放送分で触れられていた通り、‘招きぼん’=隼也くんの将来に関する不安要素が早くも登場。今までも、隼也くんの登場場面といえば殆どが夜寝ている場面ばかりでしたし。(子守役のタネさんはいるものの、両親は殆ど仕事に出ている訳なので無理もないのですが)
    その隼也くんですが…この先、前々作『べっぴんさん』のさくらちゃん以上に面倒臭い&何かと拗らせそうな気配を今から感じているのは私だけでしょうか?
    挙げたさくらちゃんでさえも、さすがに保育園等で他の子供達に対する迷惑行為はしていませんでした(履いている靴が小さ過ぎてサイズが合わずにいながら、その事を両親や喜代さんに言い出せずにいたエピソードはありましたが)。隼也くんの場合は学校で同級生に怪我を負わせてしまった上に、母親=てんちゃんから問い詰められても無言のまま…。うー…ん?
    史実では、隼也くんのモデルとなった吉本穎右氏は笠置シヅ子さんと駆け落ち同然の関係になったとの事(無論母親の吉本せいさんは猛反対…もっとも、笠置さんに娘さんが生まれてからは大分態度が軟化したらしいですが)。
    こちらの隼也くんの恋人となる「加納つばき」さんについて、現時点では「2人の行く手には大きな障害が待ち受けている」と紹介されています。(蛇足ながら、今朝『ひよっこ』総集編を一気見しました。作者の岡田さん御自身が「えぐい」と仰っていたあの場面でさえも、あくまでも一時的であり、しかもすぐに希望の光が射す展開だったように思います)
    こちらはある程度「えぐい」展開は避けられなさそうですね…しかも『ひよっこ』の比ではなさそうな気がしています。

    末筆ながら、朝蔵さんも今年1年本当にお疲れ様でした。来年も宜しくお願い申し上げます。
    どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      僕も『ひよっこ総集編』を観ましたが、全編を通しで観ると「えぐい」場面は全体のごく一部に過ぎないということがよくわかりました。

      また『ひよっこ』はストーリー展開よりもキャラの面白さで見せるドラマだったので、カットだらけでストーリー展開の面白さが損なわれる総集編にありがちな物足りなさを感じることもありませんでした。ストーリーが端折られても、素敵なキャラたちに変わりはありません。不思議な作品だなとあらためて思いました。

      本年、お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。

  2. よるは去った より:

    1月1日PM 11:35より風太役の濱田岳君が案内役の「超入門!落語・ザ・ムービー」の2017年放映分を一挙放送するようですぜ。幼い風太役の鈴木福君や鈴木保奈美ちゃんも出てきますが、合間に濱田岳君が某女優を「落語・ザ・ムービー」にスカウトする趣向があるようです。その女優は誰とは言いませんが「娘義太夫」から「映画女優」に転身したけど結局やめて先日の終盤近くに藤吉郎君の前にひょっこり姿を現したようですが・・・・・・・。五時間以上あるようですから、リアルで視るのがしんどければ録画でもしといた方が良いかも。良い年をお迎えください。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      情報提供ありがとうございます。
      『わろてんか』の面々が勢ぞろいですね。録画して小分けしながら観て見ようと思います。

      本年、お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。

  3. さや より:

    島根県民です(笑)

    「まれ」に出てきた「だら」と今回出てきた「だら」は同じ意味だと思いますよ。「まれ」で聞いた時、「石川県もだら、って使うんだ!」と驚きましたから……。

    ちなみに出雲弁では、だら→だらず→だらくそ の順番で罵り具合が高くなります(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      詳しくありがとうございます!よくよく考えてみると関東人にも馴染みのある「あほんだら」にも「だら」が含まれていることに気がつきました。

      追伸:『まれ』でも「だらくそ」ありましたね。

  4. たいとうみほ より:

    風太の「恋愛禁止!」には思わず
    「あまちゃん」の太巻氏を思い出してしまいました。
    商品価値に関わる、という事もあるでしょうが
    この時代なら「嫁入り前の娘を預かる以上は」と
    神経を使うのか。
    小林一三氏もそのへんは気を使ったと聞いています。
    若い女性を売りとする娯楽ビジネス、に関する問題点は
    昔も今も大して変わっていないのでしょう。
    子どもが学校でトラブルを起こし親が困惑する、のは
    「マッサン」でもありましたね。
    いつの時代も親には子供の世界が見えてない。
    だから再三ドラマのテーマになるのでしょう。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      たしかに島根の乙女ちゃんたちは『あまちゃん』の夢を追うアイドルの卵たちと同じポジションですね。ちょうだいしたコメントでようやく気がつきました。

  5. きゅうぽん より:

    リリコは栞にあてつけなのか、本当に藤吉と一線越えたのか…てんはてんで…おトキの歯がゆさをキースは知っているのか…このまま年越しか〜!!と思いつつドキドキですが、今日良かったのは風太とおトキの掛け合いですが、乙女達の揉め事の中で風太がたまらず
    「もう〜おっちゃんどないしてええかわからんわ〜」的な(セリフ覚えられず(^_^;))ところが、吉本の昔の新喜劇によく出てくる芸風でしたので、上手く組み込んできてるなと思います♪

    今年も色々予習&復習そして色々なみなさんからの予測など楽しませていただきました。
    来年もどうぞよろしくお願いします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      風太くんにしては珍しい弱気のリアクション。あれはネタだったわけですね。勉強になりました。

      本年、こちらこそお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。

  6. よるは去った より:

    風太・トキ「どうも~。」「風太で~す。」「トキで~す。」以前も記したかも知れませんけど、この二人で多分正月3日にやる「初笑い東西寄席中継」の案内とかやらせる趣向があったらおもろそうやと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      風太くんとトキちゃん。本当に「初笑い」という言葉がお似合いです。

  7. もんばび より:

    アサリとじいちゃんのラストシーンに、涙のみならず鼻水までたらして、嫁さんに爆笑された私ですが、このたびはちょっと本筋から離れてすみません。
    コスモスの乙女たちは、倒産という最低最悪の事態さえ乗り越えました。あっぱれ乙女たちと拍手を送りました。
    安来節の乙女たち、しっかり乗り越えてくれるんでしょうか。今から心配でなりません。年老いた島根のお父ちゃんの気持ちです。
    願わくば、人の心を思いやる素敵な女性に成長してほしいです。そのためなら、多少の紆余曲折はあってしかるべきかと。
    安来節のお前たち、まだ顔も見てないが、幸多かれと祈らずにいられません。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      島根の乙女ちゃんたちの出番はドラマの後半だけですが、三ヶ月の放送期間の中で成長してゆく姿をしっかり見せて欲しいものですね。