隼也がアメリカから帰国 / わろてんか 第102話

2018年2月2日(金)第18週「女興行師てん」

あらすじ

亀井の秘策によってリリコが四郎と漫才コンビを組むことを受け入れました。てんたちは、新たに結成されたリリコと四郎の漫才コンビを売り出し、人気芸人に育て上げようと活動を開始。そんな中、アメリカに遊学していた隼也が帰国しました。

アメリカでショービジネスを学んできた隼也は、アメリカで学んできた者ならではの発想でリリコと四郎の新コンビの名前を考案。そしてアメリカ流の名前を持ったリリコの衣装に和服を提案するなど、様々な場面で才能を発揮します。

一方、漫才の稽古を本格的にはじめたリリコと四郎でしたが、まったく息の合わない二人の口論はついに大ゲンカにまで発展。結成間もないリリコと四郎は、早くもコンビ解消のピンチにおちいってしまいます。

新コンビ「ミスリリコ・アンド・シロー」の活躍に心から期待していたてんは深く失望。そんな中、女興行師としての自信を失いかけるてんの手をにぎる者がいました。それは、亡くなった藤吉の幻でした。

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予習レビュー

藤吉くんが亡くなった二年後に、啄子さんに頼ってアメリカにショービジネスを学びに行っていた隼也くんが帰国します。

アメリカに遊学し一回りビッグになって帰ってきた隼也くんを演じるのは、成田凌(なりたりょう)さん。

大ヒットアニメ『君の名は。』でテッシーこと勅使河原克彦役の声を演じた方です。

さて、かつて反抗期真っ盛りの頃、隼也くんは北村笑店を継ぎたくはないとお父ちゃんに逆らいまくっていました。

しかし、アメリカで最新のショービジネスを存分に学び、北村笑店を承継する気満々になって再登場した隼也くん。

今回は、最新の知識にセンスの良さが加わり、その新しい才能がてんちゃんたちに喜んで受け入れらる隼也くん。

しかし、もう間もなくすると北村笑店を承継する気満々のその前のめりの姿勢が、様々なトラブルを引き起こす展開となるようです。

ちょうど『べっぴんさん』で、就職した会社を急成長させたい。自分の実力を試したいと焦る健ちゃんが、周囲の面々との間に摩擦を生じさせてしまったように。

一方、リリコちゃんと四郎さんの新コンビ結成も決まりました。

しかし、コンビ結成と同時にコンビ解消の危機に突入。

ところで前回の予習レビュー欄で、最悪の出会いはその後の特別な人間関係のフラグだと記しましたが、リリコちゃんと四郎さんの最悪の出会いは、やはり「フラグ」のようです。

ただし、どのようなフラグなのかはまだ伏せておきたいと思います。

感想

ドシロー

リリコちゃんが四郎さんのことを繰り返しドシローと呼ぶ。四郎さんいくら否定しても、こりずにドシローと呼び続ける。

四郎さんをいじるリリコちゃんの姿から見え隠れしているような気がします。リリコちゃん、意外に四郎さんのことを可愛く感じてるのかなって。

嫌いだったらわざわざニックネーム付けたりはしないでしょう。

また、リリコちゃんが四郎さんの演奏者としての実力を高く評価していることも間違いありません。

前回、四郎さんに対してあれだけ嫌悪感をあらわにしながらも、四郎さんの演奏だけは素直にほめましたからね。

四郎さん、演奏の腕前は確か。しかもかなり高いレベル。それに加えて意外に可愛いキャラかも。等々・・・

そんな気持ちが心の片隅からフツフツと湧いてくるその一方で、何故スター女優の私が大仏(笑)と?みたいな疑問。

そんなプラスとマイナスの気持ちが入り混じったリリコちゃんの複雑すぎる心境が、繰り返される「ドシロー!ドシロー!」のその奥に見えました。

今はまだ喧嘩ばかりしているお二人ですが、たまらなく愛らしいカップルになりますね。この美女と大仏のカップは。

それになんと言っても見るからに優しいキャラのドシローさん。

きっと天涯孤独で育ったリリコちゃんの癒しとなってくれることでしょう。美女と大仏が心を通い合わせる日が待ち切れません。

藤吉くんは幽霊?

藤吉くんが亡くなる回が放送される日の間際のこと。

藤吉くん演じる松坂桃李さんが、何かの雑誌のインタビューで次のような発言をしていたのが引っかかりました。

「てんちゃんと最終回まで走り続けたい」

その頃、藤吉くんが亡くなってしまうことはほぼほぼ確定。なのに「最終回まで走り続けたい」ってどう言う意味?

藤吉くんが亡くなることのネタバレを防ぐためのカムフラージュ?

それとも『とと姉ちゃん』の第1週で亡くなってしまったととが、最終回で常子ちゃんの夢の中に出てきたように、最終回で再登場?

はたまた『あさが来た』のヒロインのお爺ちゃんが、暴漢に刺されてあの世に行きかかったあさちゃんを「待ちわびたで〜」とお出迎え。まさかこのパターン?

「最終回まで走り続けたい」発言を読んだ日からずっとこの言葉の意味を考えていたのですが、藤吉くんがどのパターにも当てはまらないような形で再登場。

今回、てんちゃんの前に姿をあらわした藤吉くんは幽霊だったのか?それとも夢か幻か?

そして、藤吉くんの幽霊(?)は今回限りなのか。それとも今後も登場し続けるのか。

気になる展開になってきました。

追伸1:『ごちそうさん』第1週で亡くなったヒロインめ以子のおばあちゃんは、第2週以降はぬか床になって最後まで声だけ登場。

亡くなったキャラの再登場。こんなパターンもありましたね。今、思い出しました。

追伸2:生前、特に若い頃はポンコツ過ぎた藤吉くん。時折、見ていられないほど残念なこともありました。

でも歳を重ねるほど風格が増し、亡くなった時の喪失感は想像以上に大きいものがありました。

それだけに藤吉くんの幽霊(?)の登場。嬉し過ぎて涙が出そうになりました。

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コメント

  1. ひるたま より:

    風太くん&トキちゃん夫妻の一人娘飛鳥ちゃん…オープニングクレジットでは「飛鳥(幼少期)」と表示されています。何故にわざわざ(幼少期)という表示が入っているのか…ひょっとして物語の中で飛鳥ちゃんが成長して大きくなるのかな?という期待(?)もしています。
    おそらく昭和5年若しくは6年生まれの飛鳥ちゃん…終戦の年(昭和20年)には14~15歳に成長する筈。成長した飛鳥ちゃんを演じる女優さんは誰になるのか…ちょっぴり楽しみでもあります。(若しくは前々作『べっぴんさん』の正太くんのように途中で‘強制退場’させられてしまう可能性も無きにしも非ずですが…)

    飛鳥ちゃんが玩具のコーヒーカップで飲む仕草をした遊びの直後に、伊能さんがコーヒーを飲む場面にそのままスライド…絶妙でしたね。(^^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 強制退場

      同感です。心配です。正太くん、なかなかいい味出してましたからね。

  2. こひた より:

    いやー今作で一番笑わせてもらいました!
    そして最後に一番驚かせていただきました!
    (もっとも鈴が転がった瞬間予感はしましたけどね(^O^))

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      吉本新喜劇のテイストをYoutube動画で学び、改めて夜の再放送を観てみました。再放送で心の底から笑わせてもらいました。

  3. あみ より:

    リリコちゃんは読み書きができないという設定だったように思うので、漫才の台本読めないのでは?そのためにイライラしたのでしょうか。だとしたら気の毒です。あれ?でも映画女優だったときはどうしていたのでしょうね(^_^;)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      リリコちゃんは映画女優として台本を読めたのか?たしかにその問題がありますね。サイレント映画の時代はセリフがないので問題なかったでしょうが。本当にどうしてたんでしょうか。

  4. MOKO より:

    藤吉さんの幻は、月曜日に亀さんがフラグを立てた反魂香の落語の回収だと思います。
    今週の亀さんはなかなかいいお仕事してはりますね(^^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      藤吉くんの回収は明日行われるものと思いますが、どんな形でまとまるのか楽しみです。

  5. にゃんと戯れるのが好き^^ より:

    こんにちはぁ^^

    今日も風太くん、おトキちゃん夫婦の夫婦漫才面白かったですね♪
    「この人が仕込めるのは、なすの古漬けくらいどす」ってwww

    台本、ダメだしされてる万丈目はんのあの表情ww
    まさか「型にはまってて、おもろない」と言われるとは思ってなかったんでしょうね。
    楓ちゃんの万丈目はんに気を使った表情、なにも言わずに「やり直してみます」って
    さりげない優しさも素敵でした^^

    リリコちゃん、今日は一段とかわいかったですね^^
    小さい男の子が気になる子をいじるみたいな感じで、ほほえましかったです(笑)
    せやけど、やられてる方は、たまったもんやないんやけど^^;
    「ああ、またやってしもぉた。なんで人、傷つけることばっかりやってしまうんやろ」って
    これ、きっと藤吉君が言うてた「怖がり」な部分なんやろうな。って見てました。
    傷つきたくないから、先に攻撃しちゃうんだろうなって。
    あの高飛車な物言いも、リリコちゃんの鎧なんだと改めて思いました。
    そして、なんだかんだいいつつ、言いたい放題言えるのは、
    相手のええとこ見てるから、心を許してるからかな~とも思いました。

    そして最後の最後、
    鈴の音で藤吉君登場!Σ(・ω・ノ)ノ!
    亀井さんが「反魂香」のお話しはったとき、
    “その鈴の音聞いて、出てきはるかもしれまへんで?”と言うてはったんが
    ほんまになりましたね!
    おトキちゃんにも、伊能様にも誰にも言えないときに、
    こんな風に藤吉君が表れるやなんて、
    どんな風におてんちゃんを助けるんかな?と明日が楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      リリコちゃんへの洞察。深くうなずきながら拝読しました。たしかにリリコちゃんの弱点を生前の藤吉くんが言い当てていましたね。

  6. きゅうぽん より:

    楓の台本がどうやったのか知りたいですね。万丈目を立ててスゴイなと!やっぱり大阪あきんどの娘!
    台本の内容はなんであれ、リリコとシローの文句言いまくりの掛け合いだけでも漫才できているなと思うのですが、本人たちまだわかっていないですね〜。
    シローの音楽家としてのプライド、結構好きです。リリコも自分の弱いところ知っているし、単なる気が強いおなごではないところが♪

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 万丈目を立ててスゴイ

      リリコちゃん酷評の台本。万丈目はんが書き換えたとは、楓ちゃんは一言も言いませんでしたね。立派です。

  7. リリコと四郎もさる事ながら、私は個人的に風太とトキの掛け合いが大好きです!
    今日も二人やり合ってましたね!
    相性抜群!徳永えりちゃん益々大好きになりますわ(“⌒∇⌒”)
    来週もリリコと四郎の紆余曲が折続くのですね!どうなる事やら(*´ω`*)
    そして、その次は隼也の恋話で女性ファンの心わし掴みとなるでしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      どんな相手にもひるまなそうな風太くんが、トキちゃんだけには頭が上がらないところが可愛くてたまりません。

  8. ひるたま より:

    追伸:
    吉本新喜劇…「吉本新喜劇」で動画検索すれば、結構沢山引っ掛かって来ますね。
    さわりのごく一部…5分にも満たないですが、それでも新喜劇の雰囲気や「ノリ」は掴めるかと思われます。内場勝則さんが出演している舞台も結構見られました。(^^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      「吉本新喜劇」見てみました。『わろてんか』の最近のテイストがどこから来ているのかわかったような気がします。

  9. ひるたま より:

    成田凌さんが成長した隼也くんを演じると発表された時…ヒロイン役の葵わかなさんよりも年上と知って驚き、些か危惧していました…率直に申し上げると、ちょっと危惧が当たったかな?という感が否めません。てんちゃんと隼也くんがどうしても親子に見えなくて…むしろ兄妹に見えてしまっているような…?(あまりこのような書き方をしたくないのですけれども…)

    今日も、全体的には吉本新喜劇のノリで15分が進行していたように感じられる演出だったように感じました。私の方もようやく慣れたのかもしれません。(^^;)
    ところで、藤吉くんが亡くなった直後の場面で何故か例のキーアイテム=文鳥の根付けが出て来なかったので「!?!?」とその時には思っていたのですが…なるほど、今日のためにわざと出さないでおいたのね!と納得(?^^;)出来ました…亀井さんが少し触れていた『反魂香』はその前振りだったという事で。

    それにしても、幽霊(?^^;)を登場させる演出は大阪局制作では珍しくないようですが(^^;)、藤吉くんの登場が早過ぎる!と思ったら…そうでした、亡くなってから既に4年経っていたのですね。話の進行が早過ぎて個人的に些かついて行けていないようです。(前作『ひよっこ』が全話で4年あまりしか進行しなかった方がむしろ、朝ドラ全体ではレアなのかもしれませんね)