楽屋で倒れてしまう四郎 / わろてんか 第117話

2018年2月20日(火)第21週「ちっちゃな恋のものがたり」

あらすじ

伊能は『マーチン・ショウ』の日本公演を伊能商会と北村笑店が共同で開催することを提案。隼也はその企画に関われないことを承知の上で、『マーチン・ショウ』の資料を集め、その資料を伊能に託しました。

今の隼也の望みは、自分が『マーチン・ショウ』の日本公演に関わることではなく、憧れの『マーチン・ショウ』の日本公演そのものでした。そんな隼也の情熱に打たれたつばきは、隼也が進めている資料収集への協力を申し出ます。

一方、高座を終え楽屋に戻った四郎に対して、リリコが芸のダメ出しを行なっていると、思いがけない事態が発生しました。四郎が倒れてしまったのです。しかし倒れた理由はすぐにわかりました。やせるために絶食していたのです。

リリコとつり合う男になるためにやせようと努力していたことを打ち明ける四郎にリリコは言いました。今のままの四郎でいいと。そのリリコの言葉に胸をなでおろした四郎は、安心して食事をとりはじめます。

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予習レビュー

今週のサブタイトルの「ちっちゃな恋のものがたり」は、隼也くんとつばきちゃんの恋の物語とばかり思い込んでいましたが、それだけではなさそうです。

リリコちゃんと四郎さん。この二人の恋の物語の意味もサブタイトルに含まれているのかもしれません。

そして、その二つの恋の物語のフラグが、今回の二つのエピソードの中に仕込まれているような気がしてきました。

二つのエピソードのうち、一つは隼也くんによる『マーチン・ショウ』の資料収集。

この資料収集については、どうやら、つばきちゃんが隼也くんに対して協力をさせてもらいたいと申し出るようです。

自分も知らなかったとはいえ、通訳にかかわった人物が詐欺師だったこと。

結果として隼也くんに大きな迷惑をかけてしまったことをつばつばきちゃんは悔いているようです。

その罪滅ぼしの気持ちもあって隼也くんの仕事を手伝うことになり、それが二人の距離を近づけてゆく。

そんな展開を予想しています。

もう一つの恋バナのフラグが仕込まれているらしいのは、四郎さんが倒れる場面。

四郎さんが倒れてしまう原因はまだ不明です。ただし、重い病気というわけではなさそうです。藤吉くんのときみたいな悲劇には発展しないと思います。

四郎さんが倒れ寝込んでしまったら、その次の展開として考えられるのがリリコちゃんによる四郎さんの看病です。

前作『ひよっこ』でも、風邪に倒れた島谷くんの看病をみね子ちゃんが心から楽しみ、その看病が、二人の距離をいっそう縮めることになりました。

リリコちゃんが四郎さんを看病することで、そんな展開が待っているのかもしれません。

感想

隼也くんの成長がまぶしい

隼也くんの職場でのステージは「丁稚(でっち)」にランクダウンした状態ですが、隼也くんの仕事への気持ちのステージはランクアップしたのかな。

隼也くんの明るい表情と言葉に、そんな感想を持ちました。

前週までの隼也くんの『マーチン・ショウ』へのこだわり。

それは『マーチン・ショウ』を日本の人に見せたいというよりは、自分の実力を試したい、自分が大きな仕事を成し遂げたいというものだったかと思います。

しかし、自分が自分が、という焦りが心の中から消え去った隼也くんの今の望みはただ一つ「日本の人たちが『マーチン・ショウ』を観る機会をつくりたい」。

その願いが叶うのであれば『マーチン・ショウ』に関わるのは自分でなくてもかまわない。誰かがやってくれればそれで良い。

隼也くんのそんな変化にいち早く気がついた伊能さまが、隼也くんの成長に目を細めるときの表情が実にいい。

そして目を細めながら「藤吉くんに似てきた」と口にする伊能さまのほめ言葉が、自分がほめられているわけでもないのに心に沁みました。

また、この伊能さまのほめ言葉に嬉しそうな表情を浮かべる隼也くんもまたいい顔してました。

そして、隼也くんの心意気に打たれたつばきちゃんの反応がさわやかです。

伊能さまをのぞいて、ひと癖もふた癖もあるキャラクターがいっぱいの『わろてんか』の中にあって、一服の清涼剤のようなつばきちゃん。

彼女の、隼也くんの心意気へのまっすぐな感動が朝からすがすがしい!

しかし、その一方でてんちゃんも風太くんも、隼也くんの大きな変化に気がついていないことが、隼也くんにはちょっとばかり気の毒かもです。

てんちゃんと風太くん。この手厳しい二人も、隼也くんの成長と変化を認めるようになるその瞬間の隼也くんの表情が今から楽しみです。

リリコちゃんと四郎さんの恋バナはじまる!(嬉)

待ちに待ったリリコちゃんと四郎さんの恋バナがついにはじまりました。この日が来るのをどれほど心待ちにしたことか・・・

さて今回、四郎さんがいきなり倒れることは事前の情報で知っていました。

そして、四郎さんが倒れることが恋バナのはじまりを告げる瞬間らしいことも事前の情報によって予想がついていました。

しかし、一つだけはずしていたことがあります。

倒れた四郎さんをリリコちゃんが看病し、そのことがきっかけになったリリコちゃんと四郎さんの距離が急速に縮む。

そんな恋の展開を予想していたんです。

前作『ひよっこ』で、風邪で寝込んでしまった島谷くんを、ヒロインのみね子ちゃんがさも嬉しそうに看病する場面があったのを覚えておいででしょうか。

そして、好きな人の看病ができることの幸せに酔っているみね子ちゃんの本心を、早苗さんがするどく見抜く場面があったことを。

この『ひよっこ』の場面が頭にあったんです。

四郎さんが倒れたことそのものが、四郎さんのリリコちゃんへの想いに直結していたとは想定外でした。

まさか四郎さんが、リリコちゃんにふさわしい相手になるために、倒れてしまうほど過酷なダイエットに挑んでいたとは!

そして、この絶食騒動で気づいたことが一つ。

これまで四郎さんがマンマン亭で登場する場面。必ずと言っていいほど、美味しそうなご飯をがっついてばかりでした。

リリコちゃんとの初めての出会いの場面でも、四郎さんが小脇に抱えていたのは牛乳とコッペパンだったと記憶しています。

この四郎さんの旺盛な食欲をあらわす小道具の数々。今回の絶食ダイエットへのフラグだったのかもしれませんね。

追伸:一方、今回のリリコちゃんが訴えていた頭痛。あれも、恋心となにか通じるものがあるんでしょうか。明日には種明かしされるかな・・・

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コメント

  1. clara* より:

    「藤吉くんに似てきた」
    この言葉は、私も伊能さまの最上のほめ言葉じゃないかと思いました♪ (#^ー°)v

    いつかてんちゃんにこう話してた伊能さま。
    「藤吉くんに出会って、初めて人を信じようと思った。」
    「それまで友情なんてクソ食らえだと思っていた。」
    伊能さまにとっては、藤吉くんは絶対無二の存在だったんですね・・。

    大人になった隼也くんの中に、再び藤吉くんを見出だした。
    そんな感じでしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      伊能さまにとっての藤吉くんの大切さが隼也くんにも伝わったら。彼はもっともっと喜んでいたでしょうね。

  2. たいとうみほ より:

    四郎さんはもともとサイレント映画の伴奏をしていたんでしたね。
    ヒロインのリリコが恋人への熱情に燃える場面で
    あの「チャールダーシュ」をかき鳴らしたりしてたんだろうか
    そしてそれを伊能氏が見ていて
    リリコさんとの相性にピンと来たのか…などと
    楽しい想像をしていました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      たしかにリリコちゃん主演の映画の伴奏をしていたことは十分に考えられますね。そして、数多くいる学士の中でもリリコちゃんの出演場面を最も盛り上げることに長けていたのが四郎さんだった。・・・と想像すると楽しくなってきます。

  3. ぷーさん☆ より:

    リリコちゃん、恋の病でしょうか?
    早くうまくいってほしいですね~☆

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      恋の病かもしれませね。てんちゃんが口にした四郎さんの名前に激しく反応していたし・・・。この先が楽しみです。