赤ちゃんがもうすぐ誕生 / 半分、青い。 第1話

2018年4月2日(月)第1週「生まれたい!」

あらすじ

昭和46年(1971年)夏、岐阜県東美濃市。町の商店街で食堂を営んている楡野家は、宇太郎とその妻・晴。そして宇太郎の父・仙吉と母・廉子の四人で暮らしていました。その楡野家に騒ぎが起こりました。宇太郎の妻・晴に陣痛がはじまったのです。

しかし、愛妻が苦痛に顔をゆがめる姿を前にして、夫の宇太郎はただ動揺するばかり。妻の晴に対して何もしてあげることができません。岡田医院に担ぎ込まれて8時間が経過してもなお、赤ちゃんは生まれてきませんでした。

その夜、宇太郎の父・仙吉と母・廉子は、それがはじめてとなる孫の誕生を自宅で待ちわびていました。落ち着かない仙吉は晴の様子を見に行きたがるものの、廉子は自宅で待っているよう仙吉を諭します。

明くる日になっても赤ちゃんは生まれてきませんでした。そんな中、晴のお腹の音を聴診した岡田医院の女医・貴美香が宇太郎に告げました。赤ちゃんのへその緒が二重巻きになっている。最前を尽くすが難しい状況にあると。

<<『半分、青い。』トップページ | 次回2話>>

Sponsored Link

予習レビュー

今回から新しい物語のはじまりですです。

寒色系の「青」というキーワードを作品タイトルの真ん中にすえているので、これまではちょっとクールな印象を受けていました。

しかし、すでに放送されている予告映像を見るかぎり、春から夏にかけての明るい季節を駆け抜ける朝ドラらしい、明るくて色彩豊かな作品になりそうです。

作品タイトルの「青」は、クールな青というよりは、ちょうど再放送中の『花子とアン』のオープニングに登場する青空みたいな青、という印象でしょうか。

そんな明るい青のイメージの本作が描かれる時代もまた明るい時代。昭和46年(1971年)から、華やかさを極めたバブルを経て平成に至る時代です。

ところで同じ昭和ではあっても『ひよっこ』の中で描かれた昭和は、懐かしさを感じるその一方でブログ主の記憶にはない昭和でした。

しかし本作『半分、青い。』は、はじめから終わりまですべてブログ主の記憶にもある時代です。しかも、すべて自分で経験したことがある時代です。

そんな時代のテイストがドラマの中でどのように再現されるのか。楽しみでなりません。

・・・と、いうわけで今回から半年間、またお付き合いください。一緒に泣いたり笑ったりしましょう。

最後に、新しい物語の第一回にクレジットされている、登場する愛すべきキャラたちのキャスティングは次の通りです。

  • 楡野鈴愛(にれのすずめ、ヒロイン)・・・・子役ちゃん?
  • 楡野晴(はる、ヒロインの母)・・・・・・・松雪泰子
  • 楡野宇太郎(うたろう、ヒロインの父)・・・滝藤賢一
  • 楡野仙吉(せんきち、ヒロインの祖父)・・・中村雅俊
  • 楡野廉子(れんこ、ヒロインの祖母)・・・・風吹ジュン
  • 岡田貴美香(女医)・・・・・・・・・・・・余貴美子
  • 感想

    本日、新しい物語が始まりました。そして半年間、心から楽しめるストーリーになる予感がします。

    そんな予感がするのは、以下に述べる三つの理由からです。

    平成初期の華やかな時代が描かれるから

    今回の冒頭の場面は1989年。平成元年です。平成元年といえばバブル期の真っ盛り。

    その時代には様々な評価がありますが、ただ一つ言えることは華やかさに満ちた時代だったということです。

    さて、物語の中で平成元年当時、ヒロインの鈴愛ちゃんは高校生でした。

    事前にアナウンスされた情報によれば、鈴愛ちゃんがアラフィフになる頃まで描かれるということですが、物語前半の鈴愛ちゃんはまだ二十代半ば。

    ということは物語の約半分は平成のはじめのころ。バブルは崩壊していましたが、まだその頃の余韻は濃厚に残っている頃です。

    実際、鈴愛ちゃんが高校を卒業後、東京に出てしばらく経った頃のお話にはあのジュリアナ東京をモデルにしたらしきディスコの名前も登場しています。

    僕は鈴愛ちゃんより何歳か年長に当たりますが、だからこそ平成初期はリアルで見ていた時代です。記憶もはっきりと残っています。

    そのような時代がドラマの中でどのように再現されるのか。それを観察するのが楽しみの一つになりそうです。

    ちょっと変わった作風だから

    朝ドラ第一回のヒロインはまだ胎児。名前の候補はじいちゃんが考えているみたいですが、今回の時点ではまだ無名です。

    ヒロインの誕生場面が描かれた作品は、僕の知る朝ドラでも『ちりとてちん』などがありますが、初登場が胎児というのは初めての経験です。

    物語の冒頭から変わったスタートをした本作。今後も変化球をたくさん投げてきてほしいものです。

    そして、そんな変化球が僕は大好きです。

    そして、愛すべき変人たちばかりだから

    本作『半分、青い。』の登場人物たちは、ガイドブックなどを読むかぎり、皆さんそろって変わった人たちばかり。

    今回、登場した宇太郎さんと晴さん。この夫婦はたった一回見ただけで、二人の人となりがよ〜く見えてきました。

    じいちゃんの仙吉さんも、事前のアナウンスによれば、かわいらしいおじいちゃんになるとのことで期待大。

    仙吉さんの奥様・廉子さんは、わずか数回の登場だけで、ナレーターとして声だけの出演になるようですが、子や孫にするどいツッコミを入れるそんなナレーションになるのだとか。

    『ごちそうさん』でも、ヒロインのおばあちゃんは第1週で亡くなりました。

    そして、その後は辛口なナレーションで楽しませてくれました。

    ヒロインの着物の袖に手紙をそっとしのばせた男性のことを「バカ娘に付け文するバカ」とまで言ってしまったのには笑わせてもらいました。

    そんなツッコミ系ナレーションを期待せずにはいられません。

    さらに、これから登場してくる登場人物たちも、ちょっと変わった人ばかり。変人朝ドラキャラは大好物なので、ワクワクが止まりません。

    ヒロイン・鈴愛ちゃんの相手役の律くん。その律くんの母親・和子さん。このキャラが僕は特に楽しみです。

    原田知世さんが演じる和子さん。原田知世さんが演じるキャラとしてはめずらしい天然キャラなのだそうで、その点が楽しみなのです。

    願わくば『ひよっこ』の愛子さんを超える天然キャラでありますように。

    また、鈴愛ちゃんが東京に出てから登場する豊川悦司さん演じる少女漫画家・秋風羽織。

    秋風羽織という名前だけ見るかぎりでは爽やかで美しい女性。しかし、その実態は爽やかさなどみじんもないオヤジ。

    このあやし過ぎる少女漫画家の登場も待ち遠しくてなりません。

    朝ドラを面白くする最大の要素はキャラの面白さにあると僕は考えています。そして、その要素を十分に満たしているキャラがいっぱいの本作です。

    楽しい半年間になるのではないでしょうか。

    <<『半分、青い。』トップページ | 次回2話>>

    Sponsored Link
    Sponsored Link

    シェアする

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    フォローする

    コメント

    1. ひるたま より:

      こんにちは。
      諸事情あってずっと「ROM」状態でした。朝慌ただしい状況でしか放送を見られなかった日も結構多く、ようやく(駆け足ではあったものの)NHKオンデマンドである程度見直す事が出来ました。(なお余談ながら…第一週目に限り、今月21日まで無料で視聴が可能です。このサービスに助けられたのは大きいですね^^;)
      慌ただしかった中で見た放送の時には「……取り合えず様子見かな?」と感じていましたが、見直すとなかなかどうして、これから半年間楽しませてもらえそうな印象を現時点では感じています。

      女医役の余貴美子さんが良い味だされていますね。そして役名の「岡田貴美香」…思わず何故か、脚本家の岡田惠和先生を連想してしまいました。
      前々作の『ひよっこ』そして『ちゅらさん』へのオマージュも含まれた役名かな?と個人的には感じました。(私は未見なのですが…余貴美子さんは『ちゅらさん』にも出演されていましたね)

      朝ドラでは、前作へのオマージュと思しき演出が往々にして見受けられますが、はたして前作『わろてんか』オマージュの演出は登場するのでしょうか…??
      なお、仙吉さんが孫の名前を考えて書き出していたノートが瞬間的に映りましたが、オンデマンドで静止画にして確認したら…スタッフの方達の遊び心を感じました。
      「仙一」(おそらく星野仙一さん)「愛子」「時子」(『ひよっこ』)「明美」「健太郎」(『べっぴんさん』)等々…(^o^)!

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        『あさが来た』の、よのさんへのオマージュはすでに登場しましたね。

    2. スーパーライト より:

      朝蔵さんは、何でも楽しめる性質の方何ですか?
      新しい朝ドラが始まる度に、引き込まれました
      という文面を見てるので。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        何でも楽しめるというよりは、足りない点に単純に反応するよりも、足りている点を見つけ出すことに頭を使ったほうが楽しくなることを知っている。といったところでしょうか。

    3. 朝蔵さん、またさん半年間宜しくお願いします。
      ヒロインの永野芽郁ちゃん、爽やかで可愛いですね。胎児のナレーションで初回終わるという演出も斬新ですね。期待が膨らみます。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        みずみずしいという言葉がぴったりの新作だと思います。
        半年間、こちらこそよろしくお願いします。

    4. よるは去った より:

      ようやくスマホでアクセスできるようになりました。第一話の展開の仕方もユニークですけど宇太郎父さん役の滝藤賢一君も一見線の細い感じがするのに何故か忘れられないマスクの俳優さんですね。線は細いけど芸風は太いのかな。朝ドラでは「梅ちゃん先生」以来かな。思えばあのドラマでも食堂のオヤジの役でしたね。パワフルな感じの岩崎ひろみちゃんとも妙に釣り合っている夫婦役でしたけど、今回の松雪泰子ちゃんとはどんな夫婦になっていくのかな。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        滝藤賢一さんは『半沢直樹』で、その線の細さが見事に生かされていました。あの時の印象が忘れられません。

    5. ぱぽりん より:

      クドカンさんがあまちゃんの脚本でヒロインが登場しない回を書いてしまい書き直しをさせられたことがある、という話をどこかで読んだ記憶があるのですが、<半分、青い。>の初回、主人公が生まれる前の話しと言うことなのでもしや、と思っていました。
      冒頭、鈴愛が登場し、安心したような残念だったようなちょっと変な気持ちで見ていました。
      でもヒロイン、さわやかで素敵です。

      雨音の話しが出たので「半分、青い・・・」と言うかな、と考えましたが、それは脚本家がこちらの気持ちを予想して敢えて外したみたい、なかなか憎たらしい脚本です。

      事前に抱いたイメージ以上に笑わせてもらえそうで、楽しみですね。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        極めて珍しいヒロイン不在の回でなくなったのは残念ですが、冒頭の鈴愛ちゃんと律くんが一緒に登場した場面。あの一瞬に、二人の恋心の切なすぎるすれ違いが凝縮されていたような気がします。

    6. アーモンド より:

      さすが星野源、主題歌逃げ恥の恋に似ている。

    7. かふう より:

      楽しい物語の予感しかしません!
      永野芽郁、むちゃくちゃかわいい!
      障害を面白いと思えるのはわりあい障害が軽いからかな、と少し思うけど、そんな疑問を覆い隠すほど、番組が楽しそう!

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        永野芽郁さん、登場したのは冒頭の一瞬だけなのに一気に引き込まれました。

    8. かふう より:

      朝蔵さん、お久しぶりです。半年ぶりに帰ってきまきた。また、よろしくお願いいたします。

      永野芽郁さんは、去年の冬ころから注目している女優さんです。映画、ひるなかの流星や俺物語、ドラマ、コエ恋や僕たちがやりました、もとても面白かったです。ツイッターやインスタもフォローしてます。木曜まで放送していたFM東京の番組も楽しかったです。いまから、ドラマが楽しみでなりません。

      ひよっこのときと同じように、半年、視聴が続くように、ペースメーカーになってくださいね。よろしくお願いいたします。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        お久しぶりです。『半分、青い。』は、自分もこの目で見て来たなつかしい時代が描かれるので、その点でも楽しみな作品です。大好きな役者さんも数名いて、とてもワクワクしています。これから半年間、よろしくお願いします!