鈴愛がデートに誘われる / 半分、青い。 第18話

2018年4月21日(土)第3週「恋したい!」

あらすじ

バス停で出会った青年と再会することができれば、それは運命の出会いに違いない。律からそう言われていた鈴愛は、ある朝、バス停で再びその青年と出会いました。鈴愛は、その再会を「運命」を感じずにはいられません。

その青年が鈴愛に告げた言葉は、鈴愛をさらに驚かせました。進学校に通っているという小林を名乗る男子学生は、初めて会って以来、鈴愛のことが気になっていたというのです。そして鈴愛は、小林からデートに誘われました。

それが生まれて初めてのデートとなる鈴愛は、律にアドバイスを求めました。どうしたら相手に気に入ってもらえるのかと。鈴愛の初デートを知った晴も、鈴愛のデートが成功するよう応援しました。

そして迎えた鈴愛と小林がデートをする日。デートの成功を願う晴に見送られた鈴愛は、明治村での小林とのデートを楽しんでいました。同じ頃、律は浮かない気持ちで週末の一日を過ごすのでした。

<<前回17話 | 次回19話>>

Sponsored Link

予習レビュー

第3週のサブタイトル「恋したい!」という願いが叶う回です。

通学路のバス停で、鈴愛ちゃんの前を自転車で通り過ぎた青年がカセットテープを落とし、それを拾った鈴愛ちゃんが追いかけてその青年に手渡したのが前回。

その鈴愛ちゃんに対して律くんが言いました。その青年ともう一度出会うことができたら、それは運命の出会いだ。

律くんがどんな気持ちから鈴愛ちゃんにそんなことを言ったのか、真意はいまのところわかりません。

しかし、その一言で少しだけ本気になってしまったらしい鈴愛ちゃんは、その青年とまさかの再会。そして順調すぎるほど順調にデートにまで発展。それが今回です。

ところで、今週の前半では律くんが他校の美少女に一目惚れ。そんな律くんの姿を見ていて、胸がチクリと痛むものの、その痛みの正体が鈴愛ちゃんにはわからない。

そして今回。鈴愛ちゃんのデートの日、律くんは浮かない気持ちでその日を過ごすものの、その浮かない気持ちの正体がわからない。

幼い頃から鈴愛ちゃんと律くんはお互いがとても大事な存在でした。なくてはならない存在でした。

でも、お互いがあまりにも近すぎて、その大切さがわからなかったのかもしれません。大切さがわからないがゆえの、二人の気持ちのすれ違い。

今週は、切ない週になるかもしれませんね。

ちなみに鈴愛ちゃんの運命の出会いの相手で、進学校に通う礼儀正しい好青年・小林くんを演じるのは森優作さん。

『べっぴんさん』で、家業の酒屋がつぶれてしまったのを機にキアリスに入社した中西くんを演じた役者さんです。

採用された頃は周囲からはそれほど期待されていなかったものの、入社後の秘めた才能を開花させ人事部長、そして取締役にまでなった、あの中西くんです。

感想

永野芽郁ちゃんの安定の仕事

担任の先生から遅刻したことを叱られても、顔のニヤニヤを止めることができない鈴愛ちゃんがかわいすぎる。

小林青年との会話で出てきた彼の言葉の数々が嬉しすぎて、今、叱られていることを気づいていすらいなさそうな様子の表情もいい。

永野芽郁ちゃん、さすがです。

喫茶「ともしび」での、律くんとの会話の場面。可愛い女の子を演じるその不自然なところがリアルで見事でした。

その直後、ラーメンの替え玉のことで頭がいっぱいになったときの表情。とても縁起には見えませんでした。永野芽郁ちゃん、おそるべし。

第3週の最後となった今回は永野芽郁ちゃんの安定の仕事が全開の回でした。

二人きりになった菜生ちゃんとブッチャー

一計を案じて、鈴愛ちゃんと律くんを二人きりにさせた菜生ちゃん。

二人きりになった鈴愛ちゃんと律くんの間で交わされた会話は、菜生ちゃんが期待していたものとは、まったく異なる方向に暴走してしまいました(笑)

菜生ちゃん、残念。

ところで、鈴愛ちゃんと律くんを二人きりにさせたことで、期せずして菜生ちゃんとブッチャーも二人きりになってしまいました。

しかも、二人とも妙に気が合っている。

菜生ちゃんは「付け文」をもらったということですが、その相手はドラマの中にはまったく出てきません。

ということは、長く続く恋ではないのかも。

その一方で菜生ちゃんとブッチャーの二人きりの場面の息の合い方といったら・・・。

二人はまだそのことにまったく気がついていない様子ですが、もしかするとこの二人、将来には何かがはじまるかも。

そんな気がした菜生ちゃんとブッチャーの二人きりの場面でした。

第3週「恋したい!」感想

二週間にわたったリトル鈴愛ちゃん時代が終わり、永野芽郁ちゃん演じる高校生になった鈴愛ちゃんが登場したのが今週の月曜日から、

だから永野芽郁バージョンの鈴愛ちゃんは、ドラマの中に登場してまだわずか一週間。

にも関わらず、もう一ヶ月以上も野芽郁バージョンの鈴愛ちゃんを見続けてきたような錯覚におちいっています。

それほどまでに、すっかり高校生になった鈴愛ちゃんに馴染んでしまったということでしょうか。エピソードも一回一回が濃厚で、ものすごく長く感じる一週間でした。

ところでヒロインが胎児の時から登場するという朝ドラとしては異例のはじまり方をした本作『半分、青い。』。

高校生になったヒロインの初登場場面も今にして思えば異例でした。

子役ちゃんからのバトンタッチの瞬間の定番は土曜日の最後。学校に遅刻しそうになるヒロインが全力疾走する姿が定番です。

本作も、ヒロインのバトンタッチの直後の全力疾走まではいつもと同じ展開でした。

しかし、ヒロインが全力疾走するその理由が斬新!パンを買いに行くという明確な目的があり、しかもヒロインだけでなくエキストラ総動員で全力疾走するという迫力ある映像。

通常のパターンだと、遅刻を挽回しようと全力疾走する姿を描くことで、ヒロインのダメキャラを強調するのが定番でした。

しかし、人気が集まるパンをゲットすることその一点に集中して全力疾走するヒロインの食い意地のはったキャラの表現。

遅刻挽回のための全力疾走よりも、ヒロインがどんな女の子なのかを見事なまでに表していました。本当にインパクトが強かったです。

そして、そんな強烈な登場の仕方によって、子役ちゃん時代とのギャップは一瞬にして消えてなくなってしまいました。

というかギャップなさすぎです。

子役ちゃんと成長後のヒロインの姿にギャップがこれほど感じられないのは、僕の知るかぎりでは『ちりとてちん』のB子ちゃん以来です。

次週はいよいよ秋風羽織が登場

次週の予告映像の最後の最後に、ついにその姿をあらわしました。少女漫画家・秋風羽織の、その美しい名前からは想像もつかないような暑苦しい姿が(笑)

今週は、ドラマの中で何回か『故郷』が流れて、郷土愛が情感豊かに描かれましたが、次週はヒロインが愛する故郷を旅立つフラグが立つ州です。

次週は本格的にドラマが動きはじめますね。何かがはじまりそうな予感でいっぱいな次週もまた、当ブログにお付き合いください。

というわけで今週も一週間、お世話になりました。どうぞ良い週末をお過ごしください。

ありがとうございました。

<<前回17話 | 次回19話>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 1013 より:

    冒頭の告白シーンは「明日があるさ」の歌詞まんまでしたね。
    来週はどんな曲やるんだろ(笑)

    ところで奈生ちゃんとブッチャーくん見てると確かにお似合いなんですが(カレカノと言うより夫婦だが)、幼なじみでずっとグループで仲良くしてて、でも結局くっつかなかった二人が「まれ」にいましたよね…

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ヒロインの同級生は人生の道に迷うパターンが多いので、菜生ちゃんはどんな道を歩むことになるのか。彼女が迷ったとしたら、ブッチャーが助けることになるのか。妄想がふくらみます。

  2. tonko より:

    お昼休みに、購買にパンを買いに走る!
    私が高校生の時も、まさにあの状態でした(笑)
    平成元年は中3でしたが、数年の違いでは
    経験してることが、似てるのかな~と思って観てました

    分かりやすくバブル期がやってきて
    色々ありそうですね…
    北川さんの脚本というと、ラブストーリーのイメージが強いですが
    私は恋愛物が苦手なので、ほどほどだと嬉しいです
    あ、でも、キュンは好きですよ(#^.^#)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      パン争奪戦の全力疾走。学校によっては、今もなお繰り広げられているみたいですね。

  3. アンドロメダちゅん より:

    初デートの場所が明治村というのが面白いですね。
    明治村といえば、朝ドラでは定番のロケ地。
    明治らしい風情を出したい場面では、よく使われています。
    当然、劇中で「明治村」という単語が出てくるはずもありません。
    それをこんなところで使ってくるとは、さすがです。
    「キモい」がいつ頃出てきた言葉か、記憶にありませんが、私が学生時代(昭和60年代)には「ハズい」はよく使っていました。
    ○○い、という言葉が多く使われるようになった頃かもしれませんね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 明治村

      明治村の場面で、鈴愛ちゃんたちの後ろにいた明治村のスタッフらしき女性。その女性が着ていた大正時代の女学生衣装。『ごちそうさん』でめ以子が着ていたものの一つとよく似たデザインなのがひどく気になりました。『ごちそうさん』も明治村でロケしてましたね。

  4. ア※ラッキー より:

    あの名前をど忘れちゃいましたが、池でボートをカップルで漕ぐと別れるというジンクス。どこにでもあるんですね。私の場合は筑波山かなぁ。見事に降られました(泣)

    しかし律くんも龍之介くんも演じている二人は実年齢よりだいぶ下なのにさまになっている。さすが役者さんですね(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 池でボート

      吉祥寺の井之頭公園でもそんな伝説を聞いた覚えがあります。ちなみに『半分、青い。』では吉祥寺の少なくとも地名はこの先で出てくるみたいですよ。

  5. 面白半分 より:

     3週目の展開もみごとで、私の大のお気に入りの「半分、青い。」。タイトル映像部分も大好きです。鈴愛ちゃんが絵の具をつけると、崩れた目玉焼きや黒焦げのパンが姿を変えて、「見方しだいで世の中はすてきなものばかり」という番組テーマにつながっていきます。
     その中で電線に音符を書き込んでいく場面があります。でたらめな音楽じゃないはずだと思い、録画した画像を一時停止にして音符を読んでみました。楽譜は五線譜なのに電線は3本なので、線と音符はずれてしまいますが、音の上下関係やリズムを考えて読んでみると「♪ソーミソ、ミソーラソー、ミレド…」と読めます。これは歌詞の「涙零(こぼ)れる音は」の部分ですね。さすがNHK!こまかいところまで作り込んでいますし、そんなことを見つけるのも楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 音符

      解読ありがとうございます。音楽はサッパリなのですが、きっと何か仕込んでるに違いないとは思ってました。これでスッキリしました。

  6. 千秋様ファン より:

    キモイ、は ずっと後の言葉ですが、
    会話のテンポを崩さないよう、
    あえて今の高校生の言葉も交えてるのだと
    思います。
    あと紫のアサイーフルーツも
    日本に輸入されるのは、
    もうちょっと後だったかも。
    なんて、小ネタを楽しんでいます。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > キモイ

      「気持ち悪い」というそのままの言葉だと朝から聞くにはちょっと強すぎるということもありますよね。

  7. ちーぼー より:

    恋愛相談をする鈴愛ちゃんの後ろにいる、ふせえりさんがとっても面白くて、主人公をそっちのけにしてそちらばかり見てしまいました。奈生ちゃんのおかあさん、池谷のぶえさんのこれからの活躍にも期待しています。おばさまたちのキャラが楽しい!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      東京編になっても、おばさまたちには登場し続けてもらいたいですね。『ひよっこ』の、お母ちゃんたちが登場し続けたみたいになると嬉しいです。

  8. 安ママ より:

    ホントに楽しい1週間でした。
    遥か昔の、高校生の時代の胸がキュンキュンする甘酸っぱい思い出を思い出しました。
    恋心と認知出来ないくらいの心の動き、上手く表現されてましたね。
    デートをしたことない律くんが、デートをする上での心構えをレクチャーをするのも面白かったし、、目をくりくりさせながら一生懸命聞いてる鈴愛ちゃんも可愛かったです。
    その後ろで頷いたり興味津々のともしびのママにも笑わされました。昭和チックで良かったわ~!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 胸がキュンキュンする甘酸っぱい思い出

      僕の場合、高校生時代の思い出とドラマの時代背景がシンクロし、タイムマシンであの時代に戻った気分にさせてもらいました。

  9. かふう より:

    永野芽郁の安定の演技を楽しんでます。
    バブルの誘惑にたやすくのってしまうおとなたちは、私も見覚えがあります。学生や主婦まで株をやる時代でしたねー。
    面白いんだけど、少し気になる点も。キモい、て表現でてきたけど、平成元年にあったかなー?
    ところどころ時代考証が甘いのかなー。 
    永野芽郁や松雪泰子や原田知世たちの演技を楽しんでるので、見続けますけどね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      胎児の時のベビー鈴愛ちゃんが「マジ?」と言いながら、昭和のこの時代には「マジ?」なんて言葉はないと自分で言ってました。この時と一緒で、言葉づかいの時代考証はあえて無視してるのかもしれません。