鈴愛の就職先が決定する / 半分、青い。 第24話

2018年4月28日(土)第4週「夢見たい!」

あらすじ

鈴愛の就職先がようやく決まりました。高校卒業後に、鈴愛が就職することになったのは地元の農協です。仙吉は鈴愛の就職を祝うパーティーを開催。商店街の面々を集めると、何年ぶりかに演奏するギターとともに歌声を披露しました。

就職祝いのパーティーが終わり、鈴愛は律から就職祝いをもらいました。それは、鈴愛が夏休みの頃から夢中になりだした少女漫画家・秋風羽織のトークショーのチケットでした。和子が抽選に応募し、手に入れていたのです。

そして迎えた秋風羽織のトークショーの日。気難しい性格の秋風は司会の女性の機転のきかない話術にいら立ち、会場を険悪な雰囲気にしてしまいました。しかし、秋風の心からの言葉に、集まったファンや鈴愛は心を打たれました。

トークショーが終わり、鈴愛は秋風に差し入れをしました。それは仙吉の手作りの五平餅でした。秋風は鈴愛から手渡された五平餅の味に感激。秋風は早速、鈴愛を控え室に招き入れるのでした。

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予習レビュー

バブルの真っ只中の就職活動で、13連敗するというまさかのレコードを打ち立てた鈴愛ちゃんの就職先がようやく決まりました。

就職が困難な時ならともかく、売り手市場のピークの頃の13連敗。

両親やじいちゃんは、鈴愛ちゃんの就職をなかばあきらめていたのではないでしょうか。最悪の場合、つくし食堂で働くしかないかな、くらいに。

ただし、13連敗の鈴愛ちゃんがしっかりと就職できたのにはワケがありました。

そのワケは次週には明らかになるようですが、ここではまだ伏せておきます。ちょっとだけネタバレすると、そのワケにはじいちゃんが絡んでます。

さて、そのじいちゃんがギターの演奏を披露します。

『半分、青い。』の放送がはじまる前の予告映像で、中村雅俊さんがギターを演奏する場面が紹介されていましたが、それが今回のドラマの中に登場です。

そして今回、注目すべきは東京編のキャラクターの登場です。

実は、東京編のキャラクターがドラマの中にはじめて登場するのは今回ではなく前回のようです。

前回にはすでに、鈴愛ちゃんの師匠となる少女漫画家を演じる豊川悦司さん、その少女漫画家のパートナーを演じる井川遥さんなどがクレジットされています。

というわけで、鈴愛ちゃんの今後の人生のフラグ・東京編の人々。そして、東京への行く手をはばむネタになりそうな就職先の決定。

対立する二つの要素が揃ったところで今週はおしまい。

次週は、鈴愛ちゃんの就職を心から喜んでいる晴さんと、地元での就職よりも東京で漫画家を目指したい鈴愛ちゃんの葛藤のドラマが描かれます。

感想

第4週「夢見たい!」感想

今週は、一回一回が情報量がとっても多くて、しかも展開がスピーディー。それでいて、先に急ぐ感がまったくなくて、一回一回をたっぷりと楽しめるという濃厚な週でした。

一週間をおさらいしてみますね。

▼第19話(月)
鈴愛ちゃんとコバやんのデートの日。ういういしい待ち合わせ場面から始まったものの、最後は失恋ほぼほぼ確定という残念な結果に終わりました。

監獄オタク?と思わずにはいられない鈴愛ちゃんの無我夢中ぶりが強烈でした。そして、鈴愛ちゃんに対する幻想が文字通りガラスのように砕け散ったコバやんが気の毒でした。

▼第20話(火)
鈴愛ちゃんが心のどこかで探し求めていた世界と出会う瞬間を描いた、永久保存版にしたくなるような美しい回でした。

鈴愛ちゃんの言葉を借りるなら「歌うように美しい」映像。まるでテレンス・マリック監督の映画みたいな回でした。

▼第21話(水)
秋風羽織という名の少女漫画の世界観に魅了された鈴愛ちゃんは、その一方で、自分の将来に夢も目標もないことを悩む。

そして、鈴愛ちゃんがきっと美少年に違いないと妄想を膨らませていた秋風羽織がはじめてドラマの中に登場した記念すべき回でした。

▼第22話(木)
美少年か美少女か。鈴愛ちゃんと律くんが思い描いていた秋風羽織は、オッサンでした。しかも廉子さんの言葉を借りるなら「心根がくさっている」オッサンでした(笑)

一方、律くんのアドバイスによって漫画を描きはじめた鈴愛ちゃんが、コバやんとの滑って終わった恋をネタに初の漫画を完成。この回もまた記念すべき回ですね。

▼第23話(金)
この回では律くんの悩みが描かれました。東大にはとても入れそうもない。そんな律くんに鈴愛ちゃんがアドバイス。東大より京大がノーベル受賞者が多いよって。

京大への志望校変更を告げられ深く落胆する和子さんが、鈴愛ちゃんが調べてきた事実で一瞬にして笑顔に戻るのが笑えました。

▼第24話(土) 
就職祝いのパーティーで、鈴愛ちゃんと律くんが子供の頃を思い出しながら歌うその歌は『あの素晴しい愛をもう一度』。朝から泣きました。土曜日でよかった。

そして、秋風羽織の面倒臭いキャラが楽しすぎる。トークショー会場を凍りつかせる演技。五平餅に真剣に感激する演技。名演でした。

後半【人生・怒涛編】新キャスト発表

『半分、青い。』後半「人生・怒涛編」の新キャスト・新キャラクターが発表されました。

新キャラクターはいずれも鈴愛ちゃんとの関係は伏せられているので、新キャラクターから今後の展開を予想することはできません。

ちなみに新キャラクターは、

100円ショップ「大納言」のオーナーで「三オバ」の通称を持つ藤村家三姉妹。
100円ショップ「大納言」に雇われている店長。
新作が撮れない残念な映画監督とその助手(助監督)です。

  • 藤村光江(三オバ・次女)・・・・キムラ緑子
  • 藤村麦(三オバ・三女)・・・・・麻生祐未
  • 藤村めあり(三オバ・四女)・・・須藤理彩
  • 田辺一郎(雇われ店長)・・・・・嶋田久作
  • 元住吉祥平(映画監督)・・・・・斎藤工
  • 森山涼次(助監督)・・・・・・・間宮祥太朗
  • 新キャスト発表で僕が一番嬉しかったのはキムラ緑子さんの登場。そう、『ごちそうさん』のイケズが怖かった和枝姉さんを演じたあの方です。

    キムラ緑子さん演じる「三オバ」の次女・光江さんは、大阪に嫁いだものの離婚した出戻りという設定。関西弁でしゃべるそうで、和枝姉さんへのオマージュでしょうか?

    「三オバ」の三女も素敵です。演じるのは麻生祐未さん。『カーネーション』で演じた、天然レベルにおっとりしたヒロインのお母ちゃんが大好きでした。

    嶋田久作さんも登場します。ドラマの中では「モアイ像」と呼ばれているそうで、あまりにもストレートなネーミングに吹きました。

    後半【人生・怒涛編】の予想

    ところで、この記事を投稿した時点で明らかになっているストーリーは、鈴愛ちゃんが漫画家としてのデビューを飾って3年の頃。

    その頃には、鈴愛ちゃんは自作にマンネリを感じはじめているのだとか。ちなみに時代は平成7年(1995年)。上京してから5年が経過しています。

    その後の展開の詳細は今のところ不明。

    しかし、『半分、青い。』の制作発表の際にアナウンスされたあらすじによると、鈴愛ちゃんは次のような人生をおくることになっています。

    漫画家をやめて結婚し長女を出産。しかし、夫は夢ばかり追っかけているタイプ。鈴愛ちゃんはついに夢追い人の残念な夫と離婚し、故郷の岐阜へ。

    そして律くんと再会したのを機に・・・という展開です。

    そして、以下が僕の予想です。

    自分の漫画にマンネリを感じ始めていた鈴愛ちゃんはほどなくして断筆。漫画家をやめてしまいます。

    鈴愛ちゃんの同期の漫画家が一足早く結婚し引退するエピソードがあるのですが、このエピソードが鈴愛ちゃんのその後のフラグのような気がしています。

    そして、漫画家をやめた鈴愛ちゃんが転居した先で出会うのが、このたび発表された新キャラクターのような気がしています。

    だとすると、鈴愛ちゃんが結婚しその後別れてしまう男性がこの中にいるはずです。

    その「人生・怒涛編」の相手役となるのが、間宮祥太朗さんが演じる森山涼次ではないかと僕は予想しています。

    「人生・怒涛編」というサブタイトルとおり、結婚・出産・離婚など鈴愛ちゃんの怒涛の人生が描かれることになりそうです。

    ただし新キャラクターたちは、皆さん、ゆるそうなので怒涛の人生も程よくゆるく描かれることになるのではないでしょうか。

    次週「東京、行きたい!」

    次週はいよいよ鈴愛ちゃんの高校卒業後の将来が決まる週です。しかし、決まるまでに波乱の日々が続く週でもあります。

    来週はディープな一週間になるかもしれませんね。

    というわけで今週も一週間、お付き合いいただきましてありがとうございました。次週も一緒に『半分、青い。』を楽しみましょう。

    どうぞ良い週末・良い連休をお過ごしください。

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    コメント

    1. tonko より:

      今週は内容がぎゅっと詰まっていて
      何を書いたらいいのか分からなくなったので1つだけ…

      90年代前半、宝塚にハマっていた頃
      娘役さんやファン、私の友達もみんな
      井川さん演じる秘書さんのような服装でした
      懐かしい~と噛み締めております
      太っていた私は着れませんでしたが
      憧れてました…

    2. ぱぽりん より:

      今回は笑いあり涙ありの充実回でしたね。
      鈴愛、いえ、永野さんの涙のすてきだったこと。

      ひよっこでは有村さんの役者としての引き出しの多さに感心しましたが、今作では、永野さん自身の素敵さに楽しませてもらっている感じです。
      演技もいいのですが、それ以前に永野さんがそのまま見えているように思います。

      <秋風羽織のいる空気>、実にいいです。
      朝ドラにはこれまでなかったキャラクター、楽しみです。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        > 永野さんがそのまま見えている

        本当にその通りだと思います。スーツを仕立てる場面の嬉しそうな表情も演技を超えてました。

    3. enakn より:

      トヨエツの「うんま!」のおかげで、ロケ地の五平餅の売り上げが上がったそうですよ。Yahoo!newsに出てました。
      鈴愛ちゃんの涙は絶対本物ですよ。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        「うんま!」のインパクト、強烈でしたからね。このタイミングで、もし大都市圏で岐阜物産展とかやってたら大変なことになってたかもです。

    4. hajime72 より:

      あの素晴らしい愛をもう一度にかぶさるように流れた鈴愛と律の想いでのシーン。
      どうということもないのに目頭がジーンとしてしまいました。
      こんな、心が温まるような朝ドラは大好物です。
      そして、パワハラ感満載の秋風羽織氏も結構好き。
      朝蔵さんのネタバレで、この先の展開はわかっていても鈴愛がどんな人生を紡いでいくのか楽しみです。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        子供時代の回想から今の映像に戻った時の鈴愛ちゃんの涙。本物の涙にしか見えませんでした。あの涙が感動の源泉かもしれませんね。

    5. かふう より:

      平穏な楽しい日常から、波乱にとんだ新しい生活へ。今週は、そんな変化の兆しの週でしたね。
      永野芽郁が今後どうなっていくのか、ドラマの始まり。
      平穏な日々も大好きだったので微妙です。またふくろう会の雑談が聞きたいです。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        今週は変化の大きな週でもありましたね。今週の前半が遠い昔のようです。

    6. 千秋様ファン より:

      泣けました!!
      子供時代の映像の美しいこと。
      歌とマッチして、最高でした!!!

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        物語はまだ中盤にすら差し掛かっていないのに、回想映像で泣かされるとは思いもよりませんでした。