漫画家修行の日々始まる / 半分、青い。 第35話

2018年5月11日(金)第6週「叫びたい!」

あらすじ

はじめての東京での夜を一人で過ごした鈴愛が朝を迎えました。この日から鈴愛の漫画家修行がスタート。修行を一から始める鈴愛の仕事の中心は雑用です。しかし雑用ひとつとっても、それまでの鈴愛の実家での暮らしの中では考えられないようなものばかりでした。

その日、鈴愛はあることに気づきました。自分の左耳が失聴していると、まだ秋風に伝えていないことを思い出したのです。早速、そのことを伝えた鈴愛に対して、秋風からかえってきた言葉は意外なものでした。

秋風は、鈴愛の片耳が聞こえないことをまったく気にしてはいませんでした。むしろ、失聴がフックになるとすら考えていました。秋風の反応に感激した鈴愛はその日の夜、その喜びを実家の晴に電話で伝えました。

一方、律も東京のマンションに引っ越してきました。律の新生活の準備の手伝いのために和子も上京。和子は意外なことを律に告げました。律が暮らすマンションは鈴愛の住まいのすぐ近くだったのです。和子は鈴愛に律の行動を見張らせようと算段していました。

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予習レビュー

前回のドラマの中で描かれたのは、鈴愛ちゃんが東京赤坂のオフィスティンカーベルに到着した初日。

そして今回。鈴愛ちゃんの東京での漫画家修行の日々がスタートします。

これまでオフィスティンカーベルの秋風先生と秘書の菱本さんだけは、繰り返しドラマの中に登場していました。

前回あたりからはこのお二人に加えて、二人のアシスタントが本格的に登場します。この二人のキャラクターについて簡単にまとめておきます。

アシスタントの一人は裕子ちゃん。

出身地は東京都世田谷区。鈴愛ちゃんとは同じ学年なのだそうです。

ところで裕子ちゃんの実家がある世田谷からオフィスティンカーベルがある赤坂までは、地下鉄で手軽に通える距離です。

しかし裕子ちゃんは自宅からオフィスまで通わず、鈴愛ちゃんと同様に秋風ハウスに住み込むことになるようです。

ちなみに裕子ちゃんは両親との関係がギクシャクしています。鈴愛ちゃんとは対照的です。

そのことが、裕子ちゃんが自宅からオフィスに通わない理由なのでしょうか。

もう一人のアシスタントはボクテというニックネームを持つ男の子。本名は藤堂誠。

「僕って・・・」が口癖なのでボクテ。

宇太郎さんと電話で話をした菱元さんが激怒しているときに、秋風先生とヒソヒソ話をしていたあの男の子です。

故郷の岐阜では優しい人たちばかりに囲まれて育ってきた鈴愛ちゃん。東京で受難の日々がはじまるのでしょうか。

感想

「ウヘヘヘヘ」

和子さんが、今日も朝から最強です(笑)

和子さんの性格から考えて、律くんの大学の入学式には間違いなく出るだろうとは思っていました。ここは想定内でした。

しかし、入学式が終わり、律くんの新生活の準備が整うところまで、東京に滞在し続けるとは・・・これは想定外。

でも、和子さんならこちらも十分にあるあるですね。

律くんが新生活を迎えるための準備がすべて揃い、一段落つくまで東京にい続けたのは、やっぱり律くんに釘を刺してから帰るため?

「ウヘヘヘヘ」とか、相変わらず天然ぶりを炸裂させながらも「あなたのお母さんを二十年近くやってる」と抜け目がない和子さん、最強です。

同じような天然キャラの『ひよっこ』の愛子さんは、ここまで抜け目ない行動はとれなかったかと・・・

鈴愛ちゃんが暮らす港区と律くんが暮らす新宿区

鈴愛ちゃんが暮らしている秋風ハウスがあるのは東京都港区。『ひよっこ』のみね子ちゃんが暮らしていた、あかね荘があった街でもあります。

一方、和子さんのたくらみによって決まった律くんのマンションは新宿区。

実は、鈴愛ちゃんと律くんが近所に住むことになるということがわかったとき、不思議に思っていたことが一つだけあります。

律くんが通う西北大学は、校歌に「都の西北」とあるあの名門私立大学です。この大学、新宿区にあります。港区ではありません。

だから、通学に不便すぎるのではないかと。

でも、和子さんが調べ上げた通り、港区と新宿区はほんのちょっとだけですが、境界線に面して隣り合っているところがあったんですね。

長年、東京に住んでますが、はじめて知りました。しかも、律くんのマンションがあるあたり、実は僕もよ〜く知っている場所です。

あの辺り、赤坂があれほど近かったとは・・・

さて、港区赤坂に接している新宿区のエリア、それは四谷のあたりです。おそらく律くんのマンションは四谷かその周辺と思われます。

ちなみに四谷から西北大学の最寄り駅までは、平成2年の当時も一回の乗り換えだけで片道20分ほどでアクセスできるはず。通学に不便というほどではありません。

ところで、四谷と言ってもピンとこない方もいるかもしれません。

『半分、青い。』と同じ岐阜県が舞台の一つとなり、岐阜県の一隅を整地化してしまったあの大ヒットアニメ映画『君の名は。』。

『君の名は。』のもう一つの舞台である東京は、新宿区が中心に描かれていました。しかも新宿区四谷のあたりが、ほとんどでした。

岐阜県の地理には疎いので、『君の名は。』の舞台と『半分、青い。』の梟町の地理関係はよくわかりません。

しかし、岐阜&新宿区四谷。狙ったんでしょうか。偶然でしょうか。

余談ですが『君の名は。』の新海誠監督の作品は、なぜか新宿区がよく出てきます。

ところで『君の名は。』をご覧になった方は、主人公とヒロインが数年ぶりに感動の「再会」をはたすラストシーンが鮮烈に記憶に残っているかと思います。

あの再会場面の舞台は、四谷の隣町にある須賀町の須賀神社です。

『君の名は。』の須賀神社、実は『ひよっこ』すずふり亭のネーミングの由来でもある、赤坂の鈴降稲荷神社から直線距離にしておおよそ2キロメートル。すぐ近くです。

また、『君の名は。』の須賀神社、『ひよっこ』の鈴降稲荷神社。

それぞれの場所のすぐ近くは『あさが来た』の五代さまの盟友、大久保利通がたおれた場所でもあります。

お近くの方、新緑が美しい季節に「聖地巡り」をされてみてはいかがでしょうか。

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コメント

  1. 千秋様ファン より:

    母親の前だから、鈴愛うっとーしー
    という顔をしてみたのかな。
    男の子って、ほいほい本音を言わないよね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      なるほど。照れ隠しですか。あの年頃の男の子ならあるあるですね。

  2. enakn より:

    こんにちは、朝蔵さん。岐阜県の地理について書かれていましたが、「君の名は。」の舞台は岐阜県の一番北の飛騨市で、「半分、青い。」は東南部の恵那市岩村町です。車で3時間くらいでしょうか。恵那市は名古屋までJR中央線で約1時間ですが、岐阜市へは名古屋から東海道線に乗らないと行けません。高山市、飛騨市へは岐阜市から高山本線に乗らなければならないので、けっこう遠いです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      詳しい解説ありがとうございます!ただでさえ南北に広い岐阜県の、北と南の差があるんですね。

  3. かふう より:

    四谷ですかー。
    私にとっても思い出深い場所です。
    君の名は、で四谷駅前が描かれたとき、綿半野原ビルの看板がうつりこみ、わー!懐かしいー!と思いました。岐阜&四谷、なんの偶然でしょうね。
    ちなみに、バブル盛りのときに流行ったノルウェーの森にも四谷がでてきますよ。笑

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      律くんが住みはじめたマンションの家賃、きっとかなり高いでしょうね。四谷かその界隈でしかもあの広さです。さすがバブルです。

  4. ちーぼー より:

    和子さんの泣きまねが、大変うけました。本当は寂しいんだろうけど…。それにしても、鈴愛ちゃんは「おもし」ポジションなんですね。律くんも嬉しい様な、迷惑そうな様な…。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      和子さんも、相変わらずやってくれますね。もしかして泣いたふり?とは思いましたが「ウヘヘヘヘ」と来るとは思いも寄りませんでした。

  5. 落合明人 より:

    あまちゃん天野秋ちやんまごころ寮やひょつこ谷田部みねこちゃん乙女寮やあかね荘は風呂なしだつたけれども鈴愛ちゃんの住む秋風ハウスは風呂がついていてよ型みたいですね゜
    でもなんだか谷田部みねこ住んでたあかね荘に秋風ハウスが似ているて感じしていました゜