鈴愛と律が喫茶店で再会 / 半分、青い。 第40話

2018年5月17日(木)第7週「謝りたい!」

あらすじ

オフィス・ティンカーベルの近くにある喫茶店「おもかげ」に足を運んだ鈴愛は、そこで律と偶然の再会をはたしました。律が秋風ハウスのすぐ近くに住んでいることを、鈴愛はこのとき、はじめて知りました。

そして鈴愛は、はじめて聞かされました。律が鈴愛の近くに住んでいるのは訳があることを。自分の子供たちのことが心配な晴と和子は、鈴愛と律をすぐ近くに住まわせるように仕組んでいたことを。

一方、創作のひらめきを得た秋風は、何かにとりつかれたように漫画の執筆に集中しはじめました。鬼気迫るような集中力で漫画の創作に没頭する秋風の姿を見た鈴愛は、秋風羽織の新しい世界が誕生する瞬間に立ち会えることを心待ちにしていました。

しかし、そんな中で秋風が描きあげた新作の漫画のネーム(下書き)が紛失するという事態が発生。秋風の部屋の掃除の際に、間違ってネームを捨てたのではないかと鈴愛は疑われ、鈴愛もまたネームらしきものを捨てた心当たりがありました。

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予習レビュー

鈴愛ちゃんが律くんと再会します。鈴愛ちゃんがたまたま足を運んだ、オフィス・ティンカーベルの近所の喫茶店に律くんがいたのです。

鈴愛ちゃんと律くんの再会は偶然ですが、二人が近くに住んでいたのは決して偶然ではありません。

晴さんと和子さんの策略です。

秋風先生のもとでの弟子入りが決まった時点で、鈴愛ちゃんの東京での住まいは決まっているはずなので、和子さんが鈴愛ちゃんの住まいの近くにしたのでしょう。

バブル当時も今も、赤坂近辺の家賃は相当高いはず。さすが伝統ある老舗写真館の御曹司だけのことはあります。

ところで、鈴愛ちゃんと律くんの再会を喜びたいところですが、素直には喜べない再会になるのかもしれませんね。

何しろ前回は、律くんが弓道部の美少女・清ちゃんの面影を心のどこかで探している。運命の再会をまだ信じている様子が描かれるからです。

その直後の鈴愛ちゃんと律くんの再会です。ざわつくような演出がなされるのでしょうか。

しかし、律くん関連の試練の前に、鈴愛ちゃんにもう一つの試練が。

ある日突然、創作意欲が湧き出した秋風先生は漫画執筆に没頭。一種異様ともいえる集中力で描きあげた渾身の下書きが、まさかの紛失。

どうやら、その下書きの紛失した件について、鈴愛ちゃんにも心当たりがあるらしく・・・

朝ドラ定番の、ヒロインの生活環境が変わった直後に見舞われる最大の試練。どんな風に描かれるんでしょうか。

また意表を突くような描写を期待せずにはいられません。

感想

三角関係の予告編?

前回の最後に鈴愛ちゃんと律くんが喫茶「おもかげ」でまさかの再会。

今回のアバンタイトル(オープニング前の映像)でも、その場面が再び登場しました。

さて、この場面で律くんと同席していた女の子のことが前回から気になっていました。そして、その女の子の正体はすぐに判明。

律くんの席に勝手に同席。律くんならあるあるです。僕は経験ないですが(笑)

それはさておき、前回から今回にかけて描かれた、鈴愛ちゃん・律くん・そして同席していた女の子の「三角関係」という状況。

結局は三角関係でもなんでもありませんでしたが、これから先で描かれるはずの「三角関係」のフラグかなと思いました。

以下に記す秋風先生のフラグともども、重要なフラグらしきものが二つも立った『半分、青い。 』第40話でした。

「あれは私の遺作だ!」

自分で「あれは私の遺作だ!」と言っておきながら、そこを菱本さんに突っ込まれて妙にうろたえる姿を見せる秋風先生。

「遺作になってもいいくらいの作品だ」

遺作ではなく、遺作になってもいいくらいの作品。動揺しながら言い直す秋風先生のこのときの声は、完全に裏返っていました。秋風先生らしからぬうろたえぶり・・・

この一瞬だけ見せた秋風先生の焦り。よ〜く観察していなければ、うっかり見落としてしまいかねない秋風先生の動揺。

この姿、もしかすると次週へのフラグかなと思いました。

以下、ネタバレが含まれます。ご注意ください。

一週間後。来週の木曜日の回。秋風先生はオフィス・ティンカーベルから姿をくらまします。「旅に出ます」という書き置きだけ残して、どこかに行ってしまいます。

そんな秋風先生のことを、菱本さんが心底心配する場面が描かれるようです。

いきなり、何の前触れもなく大事な人が旅に出れば誰もが心配するのは当たり前ですが、特に菱本さんの心配ぶりは尋常ではありません。

なぜか?

秋風先生、数年前に大病を患ったのだそうです。そして、そのときに秋風先生は死を覚悟したらしいのです。

そして、どうやらその大病の再発の兆しが出てくるとか。

今回あたり、すでに秋風先生は自分の身体に異変を感じはじめているのかもしれません。再発を疑わずにはいられないような異変を。

だから、思わず「遺作」と口走ってしまったのでしょう。

そして、そこを菱本さんから突っ込まれたことで、目をそらそうと必死になっている厳しすぎる現実を直視させられてしまった。

直視した現実があまりにも厳しくて、うろたえながら「遺作になってもいいくらいの作品だ」と言い直した。

言い直すことで、現実から再び目をそらそうとした。

以上は僕の推測にすぎません。そして僕の推測や予想はよくはずれます。

だから、上に述べたことはあまりアテにしないでほしいのですが、しかし、上に述べたように推測せずにはいられない、そんな秋風先生のうろたえっぷりでした。

「やってまった!」

秋風先生の渾身の新作。そのネームが紛失。

まだ、鈴愛ちゃんが捨てたと決まったわけではありません。しかし、秋風先生から問い詰められれば問い詰められるほど、鈴愛ちゃんはあることが気になる。

丸めて床の上に捨てられた紙くずの中に、完全には丸められていなかった紙片が落ちていたのはたしか。

そして、その完全に丸められていない紙片を、自分がグシャグシャっと丸めてカップラーメンの空きカップに入れ、一緒にゴミ袋にポイしたのもたしか。

鈴愛ちゃんの頭の中で記憶が少しづつよみがえってきました。

カップラーメンの空きカップと一緒ににゴミ袋にポイした紙片。完全には丸まっていなかったのを自分が丸めてポイした紙片。

あれがネームだったのかも知れない。たしかに作品の概要を示すメモらしきものを書きなぐってあった。

鈴愛ちゃんの記憶が少しづつ鮮明によみがえり、自分がどうやらネームを捨てた犯人だと思いはじめる。

でも、鈴愛ちゃんのあの口癖はまだ出てこない。あの口癖とはこれのことです。

「やってまった!」

鈴愛ちゃんは、心当たりはあるものの、まだ自分が捨てたとまでは思ってはいないから「やってまった!」が口から出てこないのか。

それとも、「やってまった!」が口から出てこないほど、緊急事態であることを鈴愛ちゃんは感じているのか。

「やってまった!」が口をついて出てこない鈴愛ちゃんが心配です。

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コメント

  1. ひるたま より:

    「先生、お言葉ですが、可燃ゴミは回収されると同時に…」
    何故かやけに詳しくゴミ収集の過程を説明する(?^^;)菱本さんを見ながら、つい笑いがこみ上げてきてしまいました…特に笑わせる場面では無かった筈だと思うのですが。

  2. うつ より:

    ちなみに、この先生の原稿とか原案の類を紛失、又は毀損してしまったという
    お話は昔、昭和の連続テレビ小説にもありましたよね?
    あのときは確か題名が『ノンちゃんの夢』でその劇中で
    先生の原稿を台無しにする事件を藤田朋子さん演じるヒロインが
    やらかして先生からの激怒をかってしまったのを記憶していた。
    (まあ、あのあと先生の方もヒロインの気持ちを汲んだのか
    あらかじめ作っておいた複製を元に原稿を書き直してヒロインを許したけど)
    今回のヒロインはどうなるのだろうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      昭和の連続テレビ小説は、昭和40年代前半の作品しか見ていないんです。だから、今回のネーム紛失騒動で既視感を覚えられないのが残念です。