鈴愛の東京での最後の夜 / 半分、青い。 第42話

2018年5月19日(土)第7週「謝りたい!」

あらすじ

秋風にクビを切られ、オフィス・ティンカーベルでの仕事と秋風ハウスの住まいを同時に失った鈴愛は、律と正人に連れられ、ディスコ・マハジャロで踊り明かし、東京での最後の夜を過ごします。

翌日、岐阜に帰る決心を固めた鈴愛は、律と正人に相談しました。短い間とはいえ、秋風の仕事を間近に見られたことは自分の一生の宝だ。その秋風に恩返しをしたい。秋風に感謝の気持ちを伝えたい。そのために何ができるだろうと。

鈴愛は、秋風がかつて飼っていたペットのパネルをつくり、秋風に贈ることにしました。鈴愛は早速、律、正人、菱本、そしてボクテと裕子の手を借り、秋風のペットを再現したパネルをオフィス・ティンカーベルに設置しました。

一方の秋風は、新作のネームを再び描くことができずいら立ちを募らせていました。そんな中、酒のツマミを温めようと開けた電子レンジの中に、秋風はあるものを見つけました。それは紛失していたはずの新作のネームでした。

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予習レビュー

バブル期に一世を風靡した「マハラジャ」をモデルにしたディスコ、その名も「マハジャロ」がドラマの中に登場します。

ボディコンのお姉さんたちが羽根がヒラヒラする扇を持ってお立ち台で踊る姿が、当時、たびたびマスコミなどで取り上げられたあのディスコです。

朝ドラの中で、このディスコを見ることになるとは・・・

しかも、鈴愛ちゃんはこの場面でボディコン姿を披露するかもしれません。律くんもあり得ない衣装に身を包むかも。

この回の放送日は、騒然となるかもしれませんね。

さて、そんな注目の場面を経て、秋風先生にクビを切られてしまった鈴愛ちゃんは、岐阜に帰る決意を固めます。

鈴愛ちゃんが上京してからここまで、一ヶ月経過しているかどうかという頃でしょうか。あまりにも短い東京生活でした。

ところが。

ところがです。秋風先生が鈴愛ちゃんを疑ってかかっていた新作漫画のネームを紛失した真犯人が秋風先生本人であったことが判明。

クビを切られた鈴愛ちゃんと「やってまった」の秋風先生のエピソードはここでおしまい。つづきは次週で回収されるようです。

その次週ですが、なんと秋風先生が梟町のつくし食堂を訪問。楡野家の人々との初の対面をはたします。

秋風先生、ようやく仙吉さんの五平餅にありつけますね。

感想

「鈴愛さんは秋風の心を動かします」

菱本さんが思いがけないことを言いました。私は本当は、鈴愛さんに戻ってきてほしいと思っている。

菱本さんがそう考える理由は、鈴愛ちゃんは秋風先生の心を動かすから。

菱本さんが鈴愛ちゃんに戻ってきてほしいと考える理由。既視感あります。

既視感の本は『ちりとてちん』です。『ちりとてちん』のヒロイン・B子ちゃんです。

『ちりとてちん』のドラマの中。落語を諦めた草若師匠と、師匠に落語を取り戻してほしいと願う弟子の草々。この師匠と弟子のお話です。

弟子は気づきました。B子ちゃんは師匠の心を動かすことができる。B子ちゃんがそばにいてくれれば師匠は再び落語家に復帰してくれるかもしれない。

そこで弟子は、B子ちゃんに一緒に暮らしてくれと懇願する。こんな場面があったはずです。菱本さんの言葉、菱本さんの考え、『ちりとてちん』にそっくりです。

そして『ちりとてちん』では実際に、落語レベルに面白いB子ちゃんのキャラが、すべてを諦めていたかのように見えた師匠を、よみがえらせることができました。

さて、話を『ちりとてちん』から『半分、青い。』に戻します。

秋風先生は、『ちりとてちん』の師匠のように人生に諦めているわけではありません。漫画家としても現役で活躍しています。

しかし、前々回と前回で菱本さんから「遺作」発言のことでツッコミがあったように、心の中に深い闇を抱えているようです。

その闇は、一歩間違えると秋風先生を覆い尽くしかねないほどの深く暗い闇です。

『ちりとてちん』でB子ちゃんが師匠を救ったように、いずれ鈴愛ちゃんが師匠である秋風先生を何かの形で救う日が来るのかもしれませんね。

実際、今日も動かされていました。

かつて愛した三匹のワンコと一羽のウサギのパネル。

それをつくったのが鈴愛ちゃんだと知った秋風先生は、酔いがさめるなどと憎まれ口をたたいていました。

口では愛からず毒舌をはいていましたが、心を動かされたからその照れ隠し、または悔しまぎれからの毒舌だったような気がします。

「鈴愛さんは秋風の心を動かします。巨匠秋風に対してあそこまでする人はない。創作のいい刺激になる」

鈴愛ちゃんが秋風先生の創作の良い刺激になる日はやってくるのでしょうか。

追伸:秋風先生に鈴愛ちゃんの「やってまった」がうつったのは、秋風先生が鈴愛ちゃんに心を動かされていることを暗示しているのかもしれませんね。

「アーモンドチョコレートみたいな瞳」

ボクテと律くんが対面する場面をずっと楽しみにしていました。ボクテが初めて見る律くんの姿を見てどんな反応を示すのか、気になってしかたがなかったのです。

ボクテ、期待通りの反応を示してくれました。

「アーモンドチョコレートみたいな瞳、かじっちゃいたい」
「優しい!」

ここから新しい恋バナがはじまるのでしょうか(笑)

第7週「謝りたい!」感想

鈴愛ちゃんが秋風先生の原稿を人質にとって脅しをかけたことで、メシアシ専属というポジションからは抜け出せたものの、またしても鈴愛ちゃんが受難に見舞われる一週でした。

▼第37話(月)
炭水化物要員&五平餅要員と言って秋風先生から完全にバカにされても、落ち込むことなくひるむことなく、秋風先生にくらいついてゆく鈴愛ちゃんの姿に元気をもらいました。

そして、カケアミという無理難題をふっかけられても、それを普通に「了解いたした」と引き受けてしまう天然を超えた鈴愛ちゃんの姿。いつもまで覚えていたいと思います。

▼第38話(火)
律くんと正人くんの、まさかの過去の接点。律くんの高校受験の際の苦い思い出がこんな形で回収されようとは!でも、律くんのおかげで正人くん、救われましたね。

一方、今回、妙に出番の少なかった鈴愛ちゃんは、裕子ちゃんとバトル。『ひよっこ』の時子ちゃんと豊子ちゃんのバトルを思い出さずにはいられませんでした。

▼第39話(水)
律くんが高校時代の一目惚れした他校の弓道部の清ちゃん。あの清ちゃんのおもかげを、律くんが今も追い続けていることに驚かされました。

そして、そんな律くんの心の中が明らかにされた今回。律くんは鈴愛ちゃんと偶然の再会をしました。鈴愛ちゃんと再会しても、律くんの心の中にいるのは清ちゃん。切ないです。

▼第40話(木)
鈴愛ちゃんが大暴れの末にやっとつかんだアシスタントになるチャンス。秋風先生による無理難題も、必死の努力によって鈴愛ちゃんは完成させました。

鈴愛ちゃんが仕上げた課題の出来栄えは菱本さんも認めるところ。いよいよ、アシスタントへの道がはっきりと見えてきたその時。とんでもない事態となってしまいました。

▼第41話(金)
クビを切られ、ボクテと裕子ちゃんに見送られながら涙目になって秋風ハウスを出てゆく鈴愛ちゃん。そして、田舎の子丸出しで東京タワーを眺める鈴愛ちゃんが切なすぎました。

そんな切ない場面の連続の末に、まさかのマハジャロのお立ち台。あの姿であの場所で踊ったのは、鈴愛ちゃんが朝ドラ史上ではじめてのヒロイン?(笑)

▼第42話(土)
岐阜に帰って玉ネギを売ると決意を固める鈴愛ちゃん。その気持ちの切り替えの早さ、いさぎ良さに救われました。早く立ち直れて安心しました。

その一方で、紛失した秋風先生の新作ネームに関する衝撃の事実が発覚!その事実の種明かしは次週へ!

以上、一週間のおさらい&感想です。

今週も一週間、当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。どうぞ良い週末をお過ごしください。来週もよろしくお願いいたします。

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コメント

  1. へーきち より:

    バックで

    「ジュリアナ、トーキョー!!」
    ではなく
    「マハジャロ、ジョーキョー!!」
    とDJが叫んでいたのが面白かったです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      「マハジャロ、ジョーキョー!!」は、気がつきませんでした。粋なネタですね。

  2. とんたあ より:

    こんにちは。
    あの曲はラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。

  3. 琥珀星 より:

    朝蔵さんはじめまして
    誕生日会のエピソード。律が吹き消すつもりだった右半分の「青い」ろうそく。
    そして正人君が言った「甘酸っぱい感じがして・・・・・ん~ん、青いね」。
    こんなところにも「半分、青い」でした。

  4. ぱぽりん より:

    秋風が鈴愛の家に行くのに律とどう連絡を取るのか疑問でしたが、なるほど、42回の段階で菱本が律に会っていたのですね。
    これまで何度もありましたが、端折ると突っ込まれそうなポイントをそつなく説明してゆくところ、なかなかにくい脚本です。

    それにしても、一日や二日であのパネルの絵を完成させたとすると、鈴愛の画力とスピード、凄いとしか言いようがありませんね。
    美術さんも、楽しんで作った一品なのではないでしょうか。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      あえて突っ込ませておいて、後から説明するなど、なかなか粋なやり方もしますよね。

  5. 落合明人 より:

    鈴愛ちゃんがふくろい町に帰ったら玉葱お売るから言いて言ってさんさんいつてましたけれども
    これてお祖父ちゃんに再度たのんで農協に勤めるつもりだだかかもしれません
    鈴愛ちやんはきりかえがあやいね

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      農協でなく、じいちゃんのつくったタマネギをつくし食堂の一角で売るつもりだったのかもしれませんね。

  6. よるは去った より:

    秋風「やってまった!!!」 誰かさんの口癖がうつったかな?それにしても「ネーム」を「電子レンジ」の中にとは?わかった!「案」を「温める」つもりだったんだ!あ、でも普通電子レンジは使わないか・・・・・(^_^;)

  7. オカンT より:

    ご無沙汰しております!
    前作は途中で挫折してしまいましたが、また戻って参りました(^o^)

    私の今回のツボは、喫茶店で正人くんが「鈴愛ちゃんの彼氏の~」と自己紹介した時の菱本さんの反応です。
    「岐阜の猿にまで先を越されたかと思って焦ってしまいましたわ」でしたっけ?
    元々井川遥さん好きなので、初めて菱本さんのキャラを見た時にはその衣装としゃべり方にビックリしましたが(笑)この先、先生とどうなっていくのか楽しみにしてます。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      お久しぶりです!

      > 先を越された

      菱本、そこに反応してしまうキャラなのかと、新鮮な発見でした(笑)

  8. 森隆 より:

    秋風先生の聞いていたレコードの曲名はなんと言う曲でしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ごめんなさい。わかりません。どなたかわかる方、いらっしゃいますか?

  9. かふう より:

    今週も、なんだかんだいって、面白かったですね!
    途中、辛い展開を挟んだけど、だんだん、東京の登場人物に慣れてきた一週間でした。
    さあ、ネームが見つかりました。来週はどうなるのか。楽しみですねー!笑

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ネーム紛失は自分のミスだった。菱本さんたちからそのことを責め立てられる秋風先生の反応が楽しみでなりません。

  10. ねこ より:

    マハラジャではなく、ジュリアナがモデルだと思います

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      お立ち台があるのでやっぱりジュリアナですかね。創業年から考えてジュリアナはないのかなとも思ってました。

  11. さーや より:

    お久しぶりです。
    鈴愛ちゃんのボディコンスタイルが良すぎて、惚れ惚れと見とれました。やはり芸能人…(笑)
    ちょっと遅れての話題ですが、カケアミって本当~に難しいので、画面いっぱいに溢れる鈴愛ちゃんの美しいカケアミにも見惚れた私です♪

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      お久しぶりです!

      鈴愛ちゃんのボディコンスタイル、お立ち台の女性たちの中で際立ってましたね。