秋風が東京に帰ってくる / 半分、青い。 第48話

2018年5月26日(土)第8週「助けたい!」

あらすじ

秋風が病院で定期検診を受けていないことが判明。菱本は、定期検診を受けるよういつになく強い口調で秋風を説得し、病院に行くことをかたくなに拒み続けていた秋風も、ついに菱本の説得を受け入れました。

検査の結果、ガンが見つかりました。しかしそれは5年前のガンの再発ではありませんでした。新たに見つかったガンは、他の場所への転移もなく、治療が可能な早期発見のガンでした。秋風は、治療のために数日だけ入院することを受け入れます。

数日後、無事に退院した秋風はオフィス・ティンカーベルに復帰。漫画の執筆と、鈴愛、裕子、ボクテたち若手三人の育成に、秋風は再び勢力を注ぎはじめました。鈴愛たちの多忙を極める日々もはじまります。

月日な流れ、鈴愛は任される仕事が増加。しかし、創作漫画では若手の中で遅れを取っていました。自作の漫画の出来栄えを秋風から厳しく指導され、鈴愛は落ち込みます。そんな鈴愛を正人は励まし、励まされた鈴愛は正人にときめきを感じはじめるのでした。

<<前回47話 | 次回49話>>

Sponsored Link

予習レビュー

鈴愛ちゃんの実家で歓待を受けていた秋風先生が帰ってきました。

前週、秋風先生の「遺作」発言に激しく反応した菱本さんが、秋風先生の体調のことを再び問い詰め、ついに秋風先生が白状します。

5年前に患った大病の再発の兆しがあることを。

秋風先生が旅に出たのは、死への恐怖と向き合うためだったようです。そして、楡野家で心の整理をつけて帰ってきました。

病気の再発。死への恐怖。それらに心の中で整理をつけて帰ってきた秋風先生の、それまでとの変化が、今回の見どころかもしれません。

さて、一方の鈴愛ちゃんは落ち込んでいます。律くんにとがめられて。

前回、律くんは鈴愛ちゃんに忠告しました。秋風先生によくなってほしい一心から、鈴愛ちゃんはボクテや裕子ちゃんに協力を求めた。その気持ちはわかる。

しかし、秋風先生は、自分の病気のことを誰にも明かさなかった。秘密にしていた。

秋風先生が秘密にしていることを安易に人にしゃべるのは良くないと。

律くんの考え方が理解できるような理解できないような。戸惑い落ち込む鈴愛ちゃんに、「魔の手」が近寄ってきます。

魔性の男・マーくんです(笑)

感想

「5年以内に来たからもうダメだと思った」

秋風先生が、自分の身体の異変を察知し、ガンの再発を疑い「5年以内に来たからもうダメだと思った」のは今から一年ほど前のことでしょうか。

秋風先生がトークショーで前例のない顔出しをしたのは、ガンの再発が心配になったのがきっかけのはずなので。

そして、菱本さんの言葉から推測すると、秋風先生が秋風塾をはじめて8人の若手を集めたのも、ガンの再発が心配になって以降です。

その間、もうダメだと思い、死の恐怖と向かい合いながらも、秋風先生その恐怖を誰とも共有できなかったはず。

自分に心酔している菱本さんに対しては「秋風羽織」を演じつづけ、若手たちには「師匠」を演じつづけなければならない。

死への恐怖におしつぶされそうな「美濃権太」でいることができずにいました。

そんな中での、岐阜への謝罪の旅。菱本さんに厳しく言われてしぶしぶ足を運んだ楡野家でしたが、秋風先生はそこで「美濃権太」に戻れたのかもしれませんね。

心優しい楡野家の面々に囲まれて。

楡野家を去り際の秋風先生が「ここは桃源郷」と言ったのは、「美濃権太」に戻れた心地よさを意味していたのではないか。そんな気がしています。

一瞬だけとはいえ「美濃権太」に戻れたことで感情のタガがはずれ、それまで張り詰めていた気持ちの糸が切れてしまった。

糸が切れた秋風先生は「美濃権太」に戻れる癒しを求めて再び楡野家へ。

そして、再び楡野家に足を運んだことで起こった騒動が、秋風先生を病院に向かわせ、結果として秋風先生を救うことになりました。

楡野家の人々の役割、絶大ですね。

さて、「早期発見」「内視鏡でいけますよ」と医師から言われ、安堵する秋風先生。その手をそっと握る菱本さん。

これまで秋風先生と菱本さんの間のボディタッチは一度も描かれてきませんでした。二人の間の物理的な接触はこれがはじめてです。

今回、さりげなく描かれた秋風先生の手を握る菱本さんの行動。この行動が、秋風先生と菱本さんの関係が変わる大きな転機になるような気がしています。

第8週「助けたい!」復習レビュー

秋風先生の「やってまった」からの一週間のスタートは、秋風先生の週となりました。そして秋風先生と菱本さんの過去がついに明らかに!

▼第43話(月)
新作ネームの紛失は、鈴愛ちゃんが捨てたのではなく、酔っ払った秋風先生本人による電子レンジへの入れ忘れ。なぜ、電子レンジ?(笑)

それにしても秋風先生のミスだとわかったときの菱本さんの詰め寄り方はすごかった。秋風先生に心酔しているだけではない、菱本さんの別の面を見たような気がしました。

▼第44話(火)
秋風先生が岐阜の楡野家にやってきました。鈴愛ちゃんの家族に心からもてなされ、楡野家を去り際に、「ここは桃源郷」とつぶやいたのが強く印象に残っています。

そして鈴愛ちゃんもオフィス・ティンカーベルにめでたく復帰。実家を出発する際の、晴さんとの別れの場面は泣かされました。

▼第45話(水)
律と正人をモデルにしてのデッサンの特訓。BLすれすれの映像の連続を見ながら思いました。作者はこの場面を描きたくて、本作をつくったのかなって。

また、今回は秋風先生の過去が語られました。美大を中退しセールスマンになった後、漫画家に転身。意外にも秋風先生は遅咲きの天才でした。

▼第46話(木)
秋風先生のもう一つの秘密が、今度は秋風先生本人ではなく、菱本さんの口から語られました。秋風先生は五年前にガンを患っていました。

楡野家の心やさしき人たちに囲まれながら、涙をこらえきれなくなる秋風先生の表情には、涙腺を思いっきり攻撃されてしまいました。

▼第47話(金)
菱本若菜劇場が登場したのがこの回です。菱本さんのまさかの過去。そして秋風先生との出会いのきっかけ。謎に包まれた二人の過去と、秋風先生の本名が明らかに。

菱本さんの過去の「不倫」をめぐる鈴愛ちゃんとボクテの反応。『金曜の妻たちへ』にハマる晴さん。朝から存分に笑わせてもらいました。

▼第48話(土)
秋風先生の週が終わり、土曜日の放送回の最後の最後に、鈴愛ちゃんのドラマが動きはじめる大きなフラグが立ちました。

そして予告映像は、次週の波乱の展開を予想させるような映像が満載。いよいよ次週あたりから、物語が大きく動きはじめそうです。

以上、今週も当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

次週からはいよいよ、『半分、青い。』の物語は大人の展開になりそうです。つら過ぎる場面も多々あるかと思いますが、一緒に乗り切っていただけると幸いです。

どうぞ、良い週末をお過ごしください。

<<前回47話 | 次回49話>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. enakn より:

    秋川先生のいい話をしている時の、まさかの鈴愛ちゃんの実家、和子さん、ブッチャーへの電話。私には出来ません。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      鈴愛ちゃんのブッとんだ性格。視聴者としても慣れておかないと驚かされることばかりですね。

  2. ありがとう、半分、青い より:

    秋風先生と仙吉さんの対峙を楽しみにしていました。
    最初の訪問では、会っただけ、ご挨拶だけ、でしたが、
    2回目の訪問では、秋風先生が「仙吉さんと飲みたかった」みたいに言っていて、
    仙吉さんが一升瓶からお酒を、秋風先生に注ごうとすると、
    秋風先生が一升瓶を奪い(←ってほどでは、なかったですが)、
    秋風先生が、まず、仙吉さんにお酒を注ぎ(←この、リスペクト感、最高!)、

    素晴らしいシーンでした。
    ありがとう、半分、青い。

    おしまい

  3. たいとうみほ より:

    何か心配な症状があった際に
    重病宣告をされるのが怖くて
    病院や検診から足が遠のいてしまう人も
    実際にいますね。
    秋風先生も意外に小心な所があるのかなと
    微笑ましくなりました。
    ひしもっちゃんが「痔か」と
    口走ったのは考証が細かいなあと感心。
    別の意味だったらごめんなさい、ですが
    大腸がんの検査ってまずは「出口」の
    出血の有無を見るので
    肛門科の症状のせいで陽性になる事も
    あるのだそうです。
    実際に私も今年後ろから
    内視鏡を入れられる羽目になりまして。
    幸い、何科の症状も一切なかったです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      秋風先生の、とんがった風に見せる振る舞いは小心を隠すためのものかもしれませんね。

      > 何科の症状も一切なかった

      ご無事で何よりです。

  4. かふう より:

    仕事もプライベートも充実。そんなすずめちゃんの陽気な様子に朝からいやされます。今週も面白かったー!
    永野芽郁のコロコロ変わる表情を楽しんでいます。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 永野芽郁のコロコロ変わる表情

      「あなたは私の王子様」と、試しに言った直後の表情の変化もかわいらしかったです。