秋風に叱られ続ける鈴愛 / 半分、青い。 第49話

2018年5月28日(月)第9週「会いたい!」

あらすじ

オフィス・ティンカーベルの若手三人の中で落ちこぼれてしまった鈴愛は、秋風から叱られることはあっても褒められることはありません。そんな中、秋風にいつになく厳しく指導された鈴愛は、落ち込んだ気持ちのまま喫茶おもかげに足を運びました。

鈴愛はそこで正人と遭遇。喫茶おもかげでアルバイトを始めた正人は、落ち込む鈴愛を励まそうとチョコレートパフェをプレゼント。正人の気遣いに心から感激した鈴愛は、これをきっかに正人に好意を持ちはじめました。

その頃、律が放課後の大学の中を歩いると、律の耳に『ふるさと』の曲が聞こえてきました。どこかから聞こえてくる、ピアノで奏でられる『ふるさと』の旋律に導かれるようにある部屋に入ってゆく律。

律はそこで目にした光景に心を奪われました。『ふるさと』を演奏していたのは人間ではなくロボットでした。律がロボットに関心を示していることを察した宇佐川教授は、ロボット工学の未来を、律に熱く語るのでした。

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予習レビュー

今週からいよいよ、鈴愛ちゃんと律くん、それぞれの人生が大きく動きはじめる物語がスタートします。

今回、それぞれの今後を暗示するかのようなフラグが立ちました。

一つは鈴愛ちゃんと正人くんの急接近です。

秋風先生から、漫画の制作上のことで手厳しく指導を受け落ち込んだ鈴愛ちゃんは喫茶おもかげへ。

傷心の鈴愛ちゃんがそこで会ったのは、魔性のまーくんこと正人くんでした。

深く落ち込んでいるときに、正人くんの魔性の優しさで近寄られたら恋愛の感度がにぶそうな鈴愛ちゃんでもその魔性に完全にやられますね。

そして、これからそんな展開になる模様です。

そして、その先にあるのは・・・ここでは伏せておきますが、とってもつらく切ない展開が用意されています。

律くんのフラグは、『ふるさと』の旋律に誘われて入った部屋で見た光景。律くんがそこで目撃したのは、ロボットがピアノを演奏する光景です。

エジソンの代わりにノーベル賞を受賞するのが夢だった律くんの理系の血が、この光景によって騒ぎ出すようです。

ところで、律くんが誘い込まれた部屋では、ロボットの研究をしている宇佐川先生という新キャラが登場。今後、繰り返しドラマの中に登場するかと思います。

この宇佐川先生を誰が演じるのは、映画監督で俳優の塚本晋也さんです。

感想

ついに鈴愛ちゃんの恋はじまる

秋風先生から、こんな言葉、生きた人間が言うか!と叱責された漫画のセリフ。試しに口に出してみたら、鈴愛ちゃんのスイッチが入ってしまったらしい。

その、スイッチが入ったらしい瞬間が前週の最後。そしてその瞬間から今週がスタート。

前週の段階では「鈴愛ちゃんのスイッチが入ってしまったらしい」でとどまりましたが、今回、その瞬間が繰り返し描かれることでスイッチオン確定です。

そして、鈴愛ちゃんの恋が一気に加速しました。

ところで、鈴愛ちゃんのスイッチが入ってしまったそのとき、正人くんの表情にもスイッチオンが見えたような見えないような。

少なくとも、魔性のマーくんがこれまで見せてこなかった、嬉しさと困惑が入り混じった表情だったような気がします。

それとも、この嬉しさと困惑が入り混じった表情が、これまで数多くの女の子を泣かせてきたのでしょうか。

ついに、物語が大きく動きはじめた。そんな予感がする喫茶おもかげの場面でした。

ところで、花火を買いに走る正人くんの映像の背後に流れた曲。これって『東京ラブストーリー』のサウンドトラックでしょうか?

また、この映像を撮影したセットの、公園脇にある小さな稲荷神社。あれって、もしかすると『ひよっこ』すずふり亭の脇にあった神社と同じかな?

いろいろと細かいところが気になる正人くん場面でした。

『木枯らしに抱かれて』

裕子ちゃんから「こんなわかりやすい人類が未だかつて地球上にいただろうか」とまで言われてしまった鈴愛ちゃん(笑)

鈴愛ちゃんがそのとき、夢中になって歌っていた歌はキョンキョン(小泉今日子さん)の『木枯しに抱かれて』。

ボクテは『木枯しに吹かれて』と、寒そうなタイトルと言い間違っていましたが。

あまりに懐かしい曲が登場したので、いつころの曲だったのか等々、当時のことを思い出しながら調べてみました。

『木枯らしに抱かれて』がリリースされたのは昭和61年(1986年)11月19日。鈴愛ちゃんが中学校三年のころのことでしょうか。

この曲、映画の主題歌としても使われていました。

『木枯らしに抱かれて』が主題歌になった映画のタイトルは『ボクの女に手を出すな』。主演はもちろんキョンキョンです。

ところで、当時のことをご存知の方はわかると思いますが、あの頃の日本映画は一部の超大作を除いて二本立て興行が普通でした。

特に、あの頃はやった『ボクの女に手を出すな』のようなアイドル映画は、ほぼほぼすてべ二本立て。

若き日の和子さんが主演し、大ヒットを記録した映画『私をスキーに連れてって』も、『永遠の1/2』という映画と二本立てでシアt。

ちなみに、キョンキョン主演の『ボクの女に手を出すな』の同時上映作品は薬師丸ひろ子さん主演の『紳士同盟』。

『あまちゃん』の春子さんと鈴鹿ひろ美。この時点で、一つの映画館の中ではすでに共演していたんですね。

今になってはじめて気が付きました。

ところで、当時の日本映画の二本立てといえば、寅さんでおなじみ『男はつらいよ』シリーズもいつも二本立てでした。

そして、なんとジブリアニメの名作にして代表作『となりのトトロ』と『火垂るの墓』も、二本立ての同時上映。

今にして思えば、豪華すぎる同時上映。めまいがしそうです。

ROBOYO

大学には入ったものの、目指す方向を見出すことができず、その心の迷いを秋風先生に打ち明けていた律くんが、ついに道を見つけました。

しかも、ロボットに心をわしづかみされたふたつのきっかけがまた素敵です。

一つはROBOYOが演奏する『ふるさと』。

リトル律くんも、ピアノの演奏を鈴愛ちゃんに聞かせていましたっけ。

また『ふるさと』をバックに、梟町商店街を映し出した映像。あの場面は美しかった。いまだに忘れることができません。

ロボットに心をわしづかみされたふたつめのきっかけは、片耳の失調を補える可能性にくらいついたところ。

そんなにまで鈴愛ちゃんのことを大事に思っているとは。

しかし、まもなく鈴愛ちゃんと律くんは・・・これ以上は切なくなるのでやめておきます。

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コメント

  1. びわ湖の大ナマズ より:

    初めて投稿します
    何時も楽しく拝見させて頂いております

    ボクテが『木枯らしに吹かれて』と言い間違っていましたが・・・・
    と、書いておられますが
    その後も過去の曲や映画の話題に『木枯らしに吹かれて』を使われているのは
    『木枯らしに抱かれて』の間違いでは?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ありがとうございます!間違ったタイトルをコピペしてしまいました。訂正しました。

  2. 1013 より:

    朝蔵さん、だから木枯らしに『抱かれて』ですってば(笑)
    『となりのトトロ』と『火垂るの墓』の同時上映の話ですが、従姉妹がトトロ目当てに見に行って、火垂るの墓でトラウマ抱えて帰ってきました。
    未だに夏になると「あれはないわ・・・」愚痴ってます。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ありがとうございます!間違ったタイトルをコピペしてしまいました。訂正しました。

  3. まーちゃん より:

    塚本晋也監督、登場ですね。実は塚本さんの監督作品は観たことないのですが(爆)俳優としてものすごく買っています(偉そう^^;)マーティン・スコセッシ監督の「沈黙-サイレンス」では文字通り体を張った演技で信仰の崇高さを体現して素晴らしかったです!以前、庵野監督の「シン・ゴジラ」にも科学者役で出演しておられましたね。「半分、青い。」では「変なおじさん(失礼)」枠なのでしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      『沈黙-サイレンス』に出演されてたんですか!?あの作品、うっかり見逃してしまったんです。レンタルで観てみます。

  4. 美濃娘 より:

    BGMが時代を感じさせてくれますねー。
    花火を買いに行った時の曲は、小田和正の「ラブストーリーは突然に」のイントロに似てましたね。少しアレンジを変えてあるような気もしましたが。鈴愛ちゃんのラブストーリーが突然はじまりましたね^^;

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      あの時代を知らない人にはたまらないですね。このワクワク感、『あまちゃん』のヤング春子さんの場面以来です。

  5. あっきぃ より:

    ボクテが「木枯らしに吹かれて」と言い間違っている、と書かれた後の曲名が、全部「木枯らしに吹かれて」になっていますよ!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ありがとうございます!間違ったタイトルをコピペしてしまいました。訂正しました。

  6. かふう より:

    朝蔵さん、27日、て書いてあるけど、28日だと思いますよ。