晴の食事の誘い断る鈴愛 / 半分、青い。 第56話

2018年6月5日(火)第10週「息がしたい!」

あらすじ

裕子とボクテから、人気レストランのランチの食事券を贈られた晴は、岐阜に帰る前に娘との時間を楽しもうと鈴愛を誘いました。しかし、すでにその日、正人とのデートが決まっていた鈴愛は、仕事があると言って晴の誘いを断りました。

しかし、仕事というのは嘘でした。そして、嘘をついてまで晴の誘いを断ってしまったことを、鈴愛は気に病んでいました。正人とのデートの当日。晴からの誘いを断り、晴のことが気になる鈴愛は、正人とのデートに集中することができずにいました。

ついに鈴愛は、正人にすべてを話しました。鈴愛から事情を聞かされた正人は、鈴愛とともに晴が一人で行っているはずの人気レストランに足を運びます。鈴愛がそのレストランに着くと、晴は律と一緒に食事を楽しんでいました。

食事を終えた晴は、鈴愛と正人に東京駅まで見送られ、岐阜に帰って行きました。その日の夜、デートを終えた鈴愛は、帰ろうとする正人の腕をつかみ、正人が帰るのを止めました。そして、正人に自分の気持ちを告白するのでした。

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予習レビュー

裕子ちゃんとボクテが、イタリアンのランチコースのチケットを晴さんにプレゼントするのが前回の最後。

晴さんがプレゼントされたチケットは2枚ありました。

晴さんが鈴愛ちゃんと一緒に、東京でのランチを楽しめるようにという気づかいから、裕子ちゃんとボクテは、そのチケットをプレゼントしたのでしょう。

プレゼントを喜んで受け取った晴さんは、すぐに鈴愛ちゃんを誘うものの、鈴愛ちゃんは即答できません。

なぜなら、その日は正人くんとのデートだから。そして、デートを理由に母からの誘いを断るに断れないから。

一方、即答できずにいる鈴愛ちゃんの様子を見て、その日は仕事があるものと晴さんは思い込み、鈴愛ちゃんはその晴さんの思い込みに乗りました。

思い込みに乗った・・・別の言い方をすると嘘をついたわけです。

鈴愛ちゃんが嘘、とまでは言わなくても本当のことを晴さんに言わなかったことがこれまでドラマの中で一回だけありました。

それは、上京を反対する晴さんに対して、就職試験で落ち続けている理由を自分は理解していたととっさに言ったときのことです。

あのとき、嘘は嘘でも少なくとも他に隠しごとはありませんでした。

しかし、今回の嘘は、正人くんとのデートという隠しごとがあります。隠しごとがある嘘は心苦しいはず。

これまでついたことがないタイプの嘘を言う鈴愛ちゃん。これは鈴愛ちゃんの人生の転機になる?というのはうがち過ぎでしょうか。

感想

秋風先生の粋なはからい

裕子ちゃんとボクテが、晴さんにランチのチケットをプレゼントを贈ったときに、ちょっとだけ違和感があったんです。

そんな高級レストランのチケット。薄給に違いないアシスタントの二人が買えるのかなって。五人くらいアシスタントがいれば、買うことができるでしょう。

でも、二人ではちょっと厳しいだろうと。

しかし納得の回収です。秋風先生が粋なはからいをしてくれていたとは。

裕子ちゃんとボクテの二人に花を持たせて、自分は何もやっていないフリをする。秋風先生、かっこよすぎます。

それでいて、廉子さんの天国からの問いかけに、「この私がいい人ということはちゃんと伝えて」と、念を押す。

秋風先生が、ますます好きになりました。

追伸:ちょっとだけ恩着せがましいところをコミカルに見せ、キザなキャラに見えてしまうことを巧みに避ける作劇術もみごとでした。

明日の正人くん

以下、ちょっとだけネタバレが含まれます。

明日の正人くん。今回を見ないで、いきなり明日の回を観た人からバッシングされるかも知れません。

また、今回を観たとしても、正人くんの微妙な視線を見落とした人からもバッシングを受けることが考えられます。

バッシングの理由。それは鈴愛ちゃんの告白への反応の仕方です。

鈴愛ちゃんにとってはかなり酷な反応を、正人くんは示すことになるからです。おそらく、その後で、正人くんの酷な反応の理由も説明されるのだと思いますが・・・

さて、正人くんは、デートに集中することができない鈴愛ちゃんの、いつもとは異なる様子を敏感に察しました。

また、デートの終わりには、鈴愛ちゃんの片耳のことを常に気づかっていたという、正人くんの心のこまやかさも描かれました。

それほど細かい気づかいができる正人くんのことです。

鈴愛ちゃんと正人くんが仲良さそうにしている姿を眺め、浮かない表情をしている律くんの気持ちを敏感に察したはずです。

心の中がモヤモヤしながらも、それが何なのか、自分でも理解できずにいる律くんの心の中を、律くん本人以上に見通しているはずです。

そんな繊細な正人くんが、律くんのことを、そして鈴愛ちゃんのことを、真剣に思うがゆえの、正人くんのまさかの行動が、明日、描かれます。

以上、今日のうちに正人くんを弁護しておきました。

三本の映画の日本での上映開始時期

正人くんが『ぶら』という『ぴあ』みたいな雑誌を見ながら上映時間を調べていた三本の映画。日本での上映開始時期を調べてみました。以下の通りです。

『ゴーストバスターズ2』:1989年11月25日
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』:1989年12月9日
『ダイ・ハード2』:1990年9月21日

この時期、本当に『2』ばっかりですね。

ところで、鈴愛ちゃんは『2』はつまらないと言い切りましたが、『ゴッドファーザー』は『ゴッドファーザー PART2』の方が、僕は好きです。

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コメント

  1. アーモンド より:

    鈴愛がふられる伏線がいっぱいあります。
    一人寂しく食事しているであろう母を心配して、正人と一緒にレストランに行ったとき、律が居合わせたのがまずかった。また、正人との食事に律を誘ったのもまずい。そんな二人のデートの食事に律が行けるわけがないし、しかも鈴愛の母と食事した後で満腹のはず。また嘘ついたこと。
    正人の心の中に余計鈴愛と律の間に本来あるべき姿を思い浮かべたのは、当然と思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      伏線の整理ありがとうございます。見事に悲しいゴールに向かってますね。

  2. あっちゃん より:

    今日気付いたのですが、洋服・小道具・大道具・部屋の内装・建物の色・背景、さまざまな所に、青赤黄緑の4原色が使用されていたんですね。

    ちなみに第1回では、へその緒は青

    今日の鈴愛ちゃんのチェック柄のシャツ → 赤黄緑
    お椀 → 赤
    レストランの花 → 黄
    正人君が持っている雑誌の裏表紙 → 青緑

    その他色々。

    毎回楽しんでいきたいと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 4原色

      そこまで気がつきませんでした。注意して観察してみます。

  3. enakn より:

    地元情報です。今回は帰郷編になるのかな?
    撮影は今日(6/5)と明日(6/6)が予定されているようです。今回はエキストラ募集が無かったので、俳優さんだけの撮影になるようです。商店街の方に聞いたのですが、商店街の上と下をシャットアウトして撮影するという情報がありました。
    またお知らせします。