漫画家デビューする鈴愛 / 半分、青い。 第67話

2018年6月18日(月)第12週「結婚したい!」

あらすじ

岐阜から上京して2年。二十歳になった鈴愛は『一瞬に咲け』が新人賞を獲得し、ついにプロの漫画家としてデビュー。裕子は鈴愛のデビューを心から祝福し、すでに成人になっている二人は、はじめての祝杯でそれぞれの成功を祝いました。

その数日後。出版社から、鈴愛の担当となる編集者が、大量のハガキを持ってオフィス・ティンカーベルにやってきました。そのハガキは、鈴愛の作品に対する感想が記された、読者のアンケートハガキでした。

大量のハガキの大部分は、鈴愛の家族や草太の友達が書いたもの。残りはボクテが二丁目の友人たちの手を借りて書いたものでした。鈴愛のやらせが発覚するものの、鈴愛の漫画への『月刊ガーベラ』編集部内での評価は高く、連載が決定。

そんな中、裕子はボクテに電話をしました。ボクテはその頃、『月刊リリー』で連載を獲得すべく努力を続けていました。そのことを知った秋風は、『月刊リリー』の編集長・江口に電話をし、ボクテの援護射撃をするのでした。

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予習レビュー

前週、オフィス・ティンカーベルの三人のアシスタントの中で、一足早く漫画家デビューをはたした裕子ちゃん。

その裕子ちゃんを見て、焦りを感じたボクテが、秋風先生の逆鱗に触れる行いをしてしまい、秋風塾を破門。

一緒に破門を言い渡された鈴愛ちゃんは、ボクテの必死の謝罪と懇願によって、からくも破門を免れる。

そんなエピソードが描かれました。

漫画家デビューをめぐって、それまで心を一つにして仕事をしてきた離反という、悲しい物語から約2年。

ついに鈴愛ちゃんも漫画家としてデビューを果たすことができました。

今回は、鈴愛ちゃんのデビューしたばかりの頃の様子が描かれることになる見通しです。

さて、プロの漫画家となった鈴愛ちゃんを担当することになる、出版社の編集者がオフィス・ティンカーベルにやってきます。

編集者の訪問の目的は、鈴愛ちゃん、そして秋風先生や菱本さんへの挨拶。

そして、すでに大量に集まっている読者からのアンケートハガキを、鈴愛ちゃんに届けることです。

そのハガキの山を見て、焦りはじめる鈴愛ちゃん・・・鈴愛ちゃんが何を理由に焦りはじめるのかは、今のところ不明です。

というわけで、今週からしばらくは漫画家・楡野鈴愛の物語が描かれます。

[2018/06/11追記] 読者からのハガキを見た鈴愛ちゃんが焦った理由が判明。ハガキのほとんどは、消印が「梟町」。地元の人たちが一斉にハガキを書いたようです。

もしかすると、宇太郎お父ちゃんがお店に来た人に鈴愛ちゃんの漫画を読ませ、感想のハガキを書いてくれと頼み込んだのかな?

感想

前週は鈴愛ちゃんと律くんの涙のお別れにはじまり、ボクテの嫉妬と破門などなど、つらいことばかりが続いた週でした。

そんな閉塞感でいっぱいだった一週間から一転、今週の『半分、蒼井。』は、月曜日からとても気持ちの良いスタートをきりました。

追記:最近、本放送を観ることができないのですが、本放送が中止になるほどの大きな地震が近畿地方で発生したとの知らせを受けました。

地震が発生した地域にお住いの方々が心配です。

鈴愛ちゃんのしたたかさ、草太くんの軽さ

鈴愛ちゃんの『一瞬に咲け』が新人賞を獲得し『月刊ガーベラ』に掲載されること。感想のハガキが『月刊ガーベラ』編集部に殺到すること。

そして、『月刊ガーベラ』編集部に集まった大量の感想ハガキのほとんどの消印が梟町のものであること。

ここまでは事前にわかっていました。

ところで、梟町の消印ばかりというのは、もしかすると宇太郎さんあたりが、隣近所やお店に来た人に頼んで感想を書かせたのかな?と思ってました。

この予想、見事にはずれました。

鈴愛ちゃんが自ら草太くんに頼んでいたとは。しかも、デビューしたら車を買ってやると、言葉巧みに草太くんを乗せて。

鈴愛ちゃん、なかなかやりますね。考えていた以上にしたたかでした。さすがです。

そして、草太くんが考えていた以上に軽くて普通の男の子でした。

朝ドラ・ヒロインの弟は頭が良くてしっかり者というパターンが多いですが、その点、草太くんは朝ドラ・ヒロインの弟の新種みたいです(笑)。

抜けたところがある朝ドラ・ヒロインをしっかり者の弟が支えるという定番パターンを大きくはずれ、朝ドラ・ヒロインが弟のことを「バカめ!」と言い切る。新鮮でした。

消印の「新宿」とボクテの「二丁目」

鈴愛ちゃんが組織票を集めたことが秋風先生に発覚した直後。

『月刊ガーベラ』の編集長が新人にはよくあることとそれを受け流し、東京の地名の消印の感想ハガキの束を封筒から取り出す。

この展開も、今日はじめて知りました。

しかし。しかしです。一番上のハガキに押された消印を見て、もしやと思いました。

裕子ちゃんが「もしや」と思って、ボクテに連絡したように。ボクテの援護射撃を裕子ちゃんが察したように。

ところで、一番上のハガキに押された消印は「新宿」です。そして、秋風先生に破門されたボクテが行った先は「二丁目」の友達です。

東京の人ならわかると思いますが、「新宿二丁目」といえばあまりにも有名すぎるゲイの街です。消印の「新宿」とボクテの「二丁目」が、即座につながりました。

そうしたら案の定・・・めずらしく予想が当たりました。

ところで、裕子ちゃんも同じことを直感して、ボクテに電話をかけたんでしょうか。世田谷生まれの裕子ちゃんなら知っているはず。

僕も高校生の頃から新宿二丁目がどんな街なのか、よく知ってましたから。

援護射撃

ボクテの援護射撃を察した裕子ちゃんが、夜な夜なボクテに電話をかけると、感想ハガキの主はやっぱりボクテでした。裕子ちゃん、鋭い!嫉妬は人を鋭くさせるようです。

さて、その裕子ちゃんとボクテの通話を、秋風先生が盗み聞きしていました。

破門したボクテと、断りもなく電話で話をしたりして、秋風先生の逆鱗に触れるのではないか。裕子ちゃんが危うい立場に立たされるのではないか。

すごく心配でした。

しかし、その心配は取り越し苦労に終わりました。

ボクテの鈴愛ちゃんへの援護射撃を知った秋風先生。苦手なタイプのはずの江口編集長にわざわざ電話をして、ひそかにボクテの援護射撃をするとは、これも意外でした。

秋風先生がボクテを破門したのは、ボクテに腹を立てたからではなく、ボクテの将来を思って、涙を飲んで破門したのだ。そう確信できた瞬間でした。

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コメント

  1. かおり より:

    はがきの件ですが、最初はやはり家族が善意で書いたのではないでしょうか? アンケートはがきの影響も大きいと知った鈴愛ちゃんが弟に「もっと書いて」と言った。私はそう感じました。

  2. ありがとう、半分、青い より:

    秋風先生の優しさに涙。

  3. noko より:

    大阪のものです。朝蔵さん、追記にてご配慮くださりありがとうございました。ちょうど朝ドラに始まる直前のニュースの時間に発生しました。他の地域では放送があったようでよかったです。昨日は群馬でした。各地で地震が続きますが皆さんどうぞお気をつけてください。
    『ひよっこ』の中での「ご安全に」という掛け声が好きでした。人を気遣うやさしい言葉です。折に触れて使うようにしています。
    朝ドラのお決まりのパターンをはずれた脚本も、私はおもしろく見ています。
    朝蔵さんの深くて暖かい解説も毎日楽しみにしています。よろしくお願いします。

  4. ぱぽりん より:

    ぷん、ぷん!

    ちょっと宇太郎に怒ってみました。
    梟町あたりであんなに月刊ガーベラ買い占めたら、毎月楽しみにしている本来の読者が買えなくなるじゃありませんか。そしてそれは、鈴愛の本当のファンになる少女たちから鈴愛の作品を奪うこと!
    いけませんね、連載開始されても、買うのは3冊くらいに抑えなさい(何故にエラそう?)。

    さて草太、鈴愛のエサに食いついた、というよりは、鈴愛のそんなエサは解っていて乗ったふり、だったのではないでしょうか。
    なにしろ、<あのネーチャン>の作品が雑誌に掲載されたのですから。
    手伝いの草太の友人にしても、五平餅目当てと言うよりは、草太のネーチャン面白い、との好奇心かと思われます。
    ガーベラ編集長もそんな<組織票>のことなど当然解っていたから梟町のハガキだけ分けておいて先に見せたのでしょう、意外にやりますね。

  5. にゃんこ より:

    今日に限って朝のBSでの放送が見れなくて(PTAの交通安全旗持ち当番でした)、旗持ちの最中に大きな地震。私は大阪よりの奈良県に住んでいますが、こちらはところどころ交通規制がある程度で、落ち着いています。

    録画は8時の地デジ放送でセットしていたので、当然録画されず(涙)
    お昼の放送か夜のBSの再放送、見れるかなぁ。心配です(地震の心配ちゃうんかいっ)。