裕子が秋風のもとを去る / 半分、青い。 第71話

2018年6月22日(金)第12週「結婚したい!」

あらすじ

裕子が漫画家をやめ結婚するという選択を、秋風は受け入れました。そして迎えた、裕子が結婚する日。18歳から24歳まで面倒を見てきた裕子を見送る秋風は、まるで大事な娘を送り出すような気持ちでいました。

そして秋風は、裕子がいつでも戻って来れるよう、裕子の仕事場を空けたままにしておくことを約束しました。一方の裕子は、これまで使い続けてきた思い出の詰まった漫画道具を、すべて鈴愛に譲りわたしました。

同じ頃、岐阜の梟町では、晴や和子があることで盛り上がっていました。晴が、貴美香が間もなく迎える還暦を祝うパーティーを提案していたのです。ほどなくして貴美香の還暦パーティーが開催されることが決定します。

菜生やブッチャーも、そのパーティーに招待されることになりました。菜生は、還暦パーティーに出席するよう鈴愛に勧めました。締め切りに追われる鈴愛はパーティー出席を決めかねていましたが、律も来るという菜生の一言に心を動かされるのでした。

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予習レビュー

裕子ちゃんが旅立つ日を迎えました。

今回の主役はもちろん裕子ちゃんですが、裕子ちゃんの旅立つ日への秋風先生の反応は、秋風先生のファンをさらに増やすことになりそうです。

少なくとも僕は、ますます秋風先生が好きになりました。男前すぎます。秋風先生。

鈴愛ちゃんと裕子ちゃんの連載が決まった数年後、秋風先生は、秋風ハウスを快適な仕事場兼住居になるようリノベーションしていました。

さて、裕子ちゃんが去ることで、裕子ちゃんがこれまで使っていた仕事場兼住居が空室になります。

空室になると、すぐに借り手になりたいとの申し出が入るとか。

借り手がつけば家賃収入が入る。ひしもっちゃんの言葉を借りればケチな秋風先生のこと、家賃が入れば願ったりかなったりでしょう。

リノベーションにお金がかかっているはずだし。

しかし秋風先生は、裕子ちゃんが使っていた部屋を他のだれかに貸すことを拒みました。裕子ちゃんがいつでも戻って来れるようにするためです。

そして、あたかも嫁いでゆく娘を送り出すかのように裕子ちゃんを見送る秋風先生。今回、間違いなく秋風先生の「父親」の姿に泣かされそうです。

感想

【想像】秋風先生の過去

漫画家をやめ結婚すると決めた裕子ちゃんを、秋風先生は引きとめることなく、裕子ちゃんの決意のすべてを受け入れました。

それだけでも、秋風先生の人物の大きさを知るには十分でした。しかし、秋風先生はもっと大きい人でした。

秋風先生が裕子ちゃんをアシスタントして迎えた理由は、裕子ちゃんの漫画家としての秘めた才能に注目したからではありませんでした。

秋風先生は、裕子ちゃんの人生そのものを迎え入れていました。自分の居場所を失っている裕子ちゃんの幸せのために。

秋風先生、ここまでくるともう神様です。

そして、そんな秋風先生の過去。それも漫画家になるよりもっと前。美術大学を中退し百科事典のセールスになる前。

まだドラマの中で語られていない過去が気になって仕方がありません。

ここまで人に優しくできる秋風先生。優しくできる分だけ、悲しい過去があるものと思われます。(ただし秋風先生は、生まれついての優しい聖人君子ではないかと思います。秋風先生のキャラから考えて)

そこで秋風先生の過去について想像してみました。

秋風先生が50歳と判明したとき、時代は1990年。ということは、秋風先生は1940年生まれということになります。

1940年といえば日中戦争のさなか。アメリカとの開戦直前のタイミングです。

生活物資はすでに、かなり欠乏しはじめていた頃。しかし、本土空襲などはまだ想像もつかなかった頃です。

秋風先生が生まれたとき、秋風先生のお父上が二十代後半から三十代前半とすれば、お父上は徴兵された世代であることが考えられます。

若い奥さんと幼い子供を日本に残したまま、出征していることは十分考えられます。

そして秋風先生は大阪生まれの大阪育ち。

4歳か5歳の頃、学童疎開していなければ空襲を経験していることも考えられます。そして、もしかするとお母上がその空襲で・・・

以上、秋風先生の天涯孤独ストーリーです。

しかし、このストーリーには無理があるかなと思います。

なぜなら、この世代で大学に進学しているのだから、生家はそこそこ裕福なはず。しかも、進学した先は美大。普通の大学よりも学費が高い。

天涯孤独で極貧生活を強いられたというのは考えにくい。

では、資産家の家に生まれたものの、両親から愛情を注がれることがなかった?

秋風先生はなにしろあのキャラです。子供の頃、あまり可愛くない子供だったかもしれません。だから兄弟などと比較されて、寂しい思いをした。家の中に居場所がなかった・・・

以上、想像力が貧困すぎる者がこれ以上、つまらぬ想像をするのはやめておきます。

秋風先生の過去が語られる日を楽しみに待つことにしましょう。

「律も来る」

久しぶりに登場した菜生ちゃんとブッチャーの会話から考えて、漫画原稿の締め切りに終われる鈴愛ちゃんは、貴美香先生の還暦パーティーに出席するつもりはなかった模様。

欠席するとも答えてはいなかったようですが、ほぼほぼ欠席するつもりでいたのでしょう。菜生ちゃんからの電話がなければ。

しかし、菜生ちゃんの「律も来る」の一言で鈴愛ちゃんの表情が一変しました。

この時の鈴愛ちゃんの表情。この先も忘れられそうもありません。

そして次回。いよいよ鈴愛ちゃんは律くんと・・・・これ以上は、ここでは伏せておきますね。

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コメント

  1. まっくす より:

    マクドナルドのスマイル0円 このころからあったんですね^^案外古いんですね^^
    ちょっとびっくりしました^^

  2. もんすけ より:

    朝蔵さん、大変ご無沙汰してしまいました。
    朝蔵さんも、こちらの素敵なサイトもお変わりなく、とても嬉しく思います。
    久々に少しだけコメントさせてくださいませ。

    裕子ちゃんの結婚、ボクテ君もこころならずも去り、まーくんにフラれ、律君とはしばしの別れ…。
    鈴愛ちゃんが気づかないうちに頼みにし、精神的に寄りかかってしまいそうになると、
    みんなスーッと鈴愛ちゃんの前から消えてしまう、妙。
    誰一人として鈴愛ちゃんの人生にとって代わることはできません、
    鈴愛ちゃんは、ひとりでしっかりと自分の人生を歩いていかなければ。

    秋風先生もひしもっちゃんんも自身の少しほろ苦い、若かりし頃の記憶と重なり、
    一層の想いを込めて、温かく見守っているのでしょうね。
    (秋風先生、おそらく大切なご家族お持ちだったのでは、と。
     以前、鈴愛ちゃんから「だから独りなんだ!」ときつく言い放たれたときの表情が忘れられません)

    子供から大人に成長する過程の描写。
    昭和世代のおばちゃんには、毎回コツンと心に響きます。

  3. カニ より:

    祐子ちゃんの
    「鈴愛はきっと成功する!みんなの憧れるものをきっと作る!」
    が、フラグすぎて号泣していました。
    残念ながら漫画では叶わないかもしれませんが、
    この先このセリフがきっと回収されるはずなので、
    再度の涙腺崩壊に涙止めマスクが必要かもしれません。

  4. ともとも より:

    ユーコちゃんの旦那様、「ごちそうさん」の室井さんでしたね。写真だけなんてもったいないなぁ。
    ウチの母は、先日の偽ブランドバッグの彼かと思っていたそうで、違うと言っておきました(笑)
    とにかく、秋風先生のおっしゃる通り、ユーコちゃんさえ幸せならOKですね!

    珍しくビシッと髪をまとめた秋風先生のカッコよさと、娘を嫁に出す父親感がステキでした。
    ユーコちゃんの部屋をそのままにしておく、ということですけど、ボクテの部屋は?
    でも次に入りたい人の話のとき、話題に出なかったので、あの部屋はもう別の用途に使っているのかも。

    あと、その他、私的な見どころは・・・
    物持ち良すぎ!まーくんとの初デートの思い出も関係ないのか?いまだに一張羅のカエルのドレス。
    先を越された悔しさもちょっぴり滲ませた、菱本さんのドレスとお揃いのドット柄のハンカチ。
    菜生ちゃんがかけてる電話に、嬉しそうにコインを入れ続けるブッチャーの相変わらずの金づる感(笑)

    そして、あさイチに和子さんこと原田知世さんが出られて、昔から大好きなのでとても嬉しかったです♪
    関係者のコメントがみんなメロメロで、知世ちゃんの可愛さは最強だなぁ、と改めて認識しました。

  5. ありがと より:

    裕子ちゃんはいつか戻ってくるのではないでしょうか?漫画家の世界は残るのは10%未満とか…でも、裕子ちゃは人生の経験を積んで少女漫画ではなく生活に根差した漫画家になって…(^^)
    これは予想じゃなくて願望かな?
    いつも、こちらを読んで楽しんでいます。ありがとうございます。

  6. ぷん より:

    裕子ちゃんの 半永久的に
    秋風先生の 帰る場所
    来週の予告から…

    裕子ちゃん、新たな経験をして戻ってくるのかな?
    あの時計のセンス考えると 価値観続くかな…

  7. まーちゃん より:

    裕子ちゃんのドレス姿綺麗でしたね☆父親代わりの秋風先生も鼻が高かったことでしょう^^鈴愛ちゃんのカエルワンピは鈴愛ちゃんのとっておきでもTPO的にアウトだと思うけど菱本さんとか注意しなかったのかしら?裕子ちゃんのお相手が御曹司さんだったら裕子ちゃんまで恥をかく事になるのに><

    裕子ちゃんのお相手が「東京03の人」でなくて安心したりガッカリしたり(笑)でもお写真のビジュアル的にはそんなに大差ないと思ってしまいました(爆)(山中崇さん、ごめんなさい)

  8. キヨコ より:

    ユーコちゃん、キレイでしたね!
    お相手も、山中崇さんでヨカッタ!(ごちそうさんの、室井さんですね)
    でも、2年後に訪れる金融業界の崩壊で、この夫婦は大丈夫なんでしょうか?

    鈴愛のカエルのドレス、おばあちゃんが悪い虫を追い払ってくれましたね。
    あのワンピース、実はお洒落なブランドのものだと、何かで読みました。
    「おしゃれ木田原」なのに。

  9. うみがめ より:

    裕子ちゃんがなぜ漫画家を目指していたのか、ずっと謎でした。きっとお母さんにも反対されていたでしょうし。看護師さんは諦めても、漫画家は諦めなかったのはなんでだろうって。居場所が欲しかったんですね。

    鈴愛ちゃんの熱量は「人のため」っていう思いなのかなって感じました。短冊には律君の夢の成就を書き、漫画は読者に楽しんでほしいと思って描く。鈴愛ちゃんは自分の思いのままに行動して、やや自分勝手でもあります。でも「人のため」って気持ちが根っこにあるから、私的には嫌な子にはならないんです。

  10. ありがとう、半分、青い より:

    取っ組み合いのけんかをしたり、
    寝袋で3人、並んで寝たり。
    力を合わせて、3人でやってきて、
    ボクテが去り、ユウコが去り。

    みんな、それぞれの場所で、ガンバレ!