鈴愛が律のハガキに動揺 / 半分、青い。 第77話

2018年6月29日(金)第13週「仕事が欲しい!」

あらすじ

秋風についで、鈴愛のもとにも律から結婚したことを知らせるハガキが届きました。そのハガキを読んだ鈴愛は、即座に実家の晴に電話をしました。ハガキに書いてあることが本当なのかを確かめるためです。

晴には、自分のところに電話をかけてくる鈴愛の悲痛な気持ちがよくわかりました。しかし晴は、鈴愛からの質問に対して、つとめて明るい声で自分の知っていることを電話を通して鈴愛に伝えました。

その頃、律からのハガキを読んだ秋風も、鈴愛がショックを受けているだろうことを案じていました。そして、裕子とボクテとともに、大阪の企業で働いている律に電話をして、律の本当の気持ちを尋ねました。

そんな中、秋風ハウスから鈴愛が姿を消してしまいました。秋風たちが鈴愛を心配しているその頃。鈴愛は、律からのハガキに記された住所を頼りに、律が妻のより子と暮らしているはずの家に向かっているのでした。

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予習レビュー

律くんは近況を知らせるハガキ。そこに記されている近況は結婚かなと考えていました。

しかし晴さんや秋風先生、そして何より鈴愛ちゃんの反応を考えると結婚ではなさそうですね。結婚でここまで騒ぎにはならないかと。

特に秋風先生にいたっては、裕子ちゃんやボクテを呼び出して相談までするほど。

仮に律くんの結婚を知らせるハガキだとして、鈴愛ちゃんは確かに動揺するはずです。だからと言って、秋風先生がここまで動くことはあり得ないでしょう。

律くんが知らせてきた近況。これは結婚みたいなおめでたいことではなく、あまり喜ばしくない知らせなのかもしれませんね。

ちなみに次回は、律くんからのハガキでショックを受けた鈴愛ちゃんが姿を消してしまうという展開になるのだそうです。

しかも、漫画原稿の締め切り直前というタイミングで。

姿を消してしまう上に携帯電話に連絡してもまったく出てこない。そんな鈴愛ちゃんを秋風先生が心配するという展開です。

律くんの近況。これはもう結婚ではなさそうですね。

結婚だったら、鈴愛ちゃんとしても胸がチクリと痛むかもしれませんが、気丈に振る舞いそのことを喜ぶでしょうから。

そして、秋風先生なら、鈴愛ちゃんの気持ちは理解しつつも明るく応えるかと思います。

一体、律くんの身の上に何が起こったんでしょうか。

感想

距離を置こうと宣言し、それがどれほど鈴愛ちゃんのことを深く傷つけてしまったのかに気づくことができなかった律くん。

鈴愛ちゃんもまた、プロポーズに対する「無理」という言葉を使った答えが、どれほど律くんを傷つけてしまったのかに気づくことはできませんでした。

かつて、鈴愛ちゃんと律くんは、胸の奥の方でお互いへの想いを持ちながらも、それに気がつくことなく、微妙なすれ違いを繰り返してきました。

そして、大人になってからはお互いを傷つけそのことに気づかない。さらに、お互いにお互いを失ったと思い込んでいた。

その挙句の律くんの結婚。

これで、二人のすれ違いが決定的になりました。

「鈴愛にフラれて本当に苦しかったです」

律くんのプロポーズに対して「無理」と答えた鈴愛ちゃん。その「無理」という返し方はまずいと言い切った裕子ちゃんの読みは正しかった。

律くんが鈴愛ちゃんの「無理」に相当なショックを受けていただろうことは想像がついてましたが、あれほどまでに打ちのめされていたのには驚きました。

かつて秋風先生から言われた言葉を使いながら律くんは言いました。

「人生はいろんなことがあるけど、真摯に生きて行けば無駄なことは何もない。すべては何かにつながってゆくとは言うけれど、自分はどうしてここまで不幸せになるのか」

秋風先生の言葉が虚しく響いて聞こえてしまうほどに、律くんは失意は深かった。

いつもは、自分の気持ちを真正面から表現するようなことは決してしない律くんは、こうも言いました。

「鈴愛にフラれて本当に苦しかったです」

律くんらしからぬ真正面からの直球のような表現。

シンプルすぎる言葉が、律くんがどれほど苦しんだかをよく表していました。

「鈴愛にはフラれたんです。無理だと言われたんです」

裕子ちゃんが心配していた通り、律くんは「無理」という言葉が相当こたえたみたいですね。鈴愛ちゃんに悪意はなかったにせよ、悲しすぎる言葉の選択の過ちです。

言葉って怖いですね。選び方を間違えると人の人生を狂わしかねない。

そして人の人生を狂わせてしまったら「そこに誤解があったとしてももう遅い。引き返すことはできない」。

「あの子は泣いとる」

鈴愛ちゃんがマーくんにフラれたとき。律くんから「距離を置こう」と告げられたとき。鈴愛ちゃんが涙を流す姿がたくさん描かれました。

しかし、今回はそれがわずかしかない。

そして、鈴愛ちゃんが泣いていることを感知した晴さんが、「あの子は泣いとる」と言って涙を流す。

この晴さんの涙が、鈴愛ちゃんが涙を流す姿を直接描くよりも、ずっと説得力を持って鈴愛ちゃんの悲しを表現していました。

晴さんの涙を通して、鈴愛ちゃんの涙、鈴愛ちゃんの悲しみが想像の中で広がりました。

いつの間にか婚?

律くんの結婚を知らせるハガキ。律くんの知らないところで秋風先生に送られていることがわかったときの、裕子ちゃんとボクテの反応。

やっぱりねと言わんばかりの裕子ちゃんとボクテ。

裕子ちゃんとボクテがにらんだ通り、律くんの失意を察したより子ちゃんが、ジワジワと周囲から攻め落とし、ついに本丸の律くんを落としたんでしょうか。

「いつの間にか婚」だったのでしょうか。

前回の裕子ちゃんとボクテの憶測は、荒唐無稽とすら思いましたが、もしかして、裕子ちゃんとボクテの推理は当たっているのかな?

律くんの結婚に至るまでのことが、どこかで詳しく語られますように。

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コメント

  1. たこやき より:

    より子さんの、ベランダからのあの表情は 清さんそのもの。「律の母」と、わか子さんを身内に据えて、家の安泰を装う。でも、「ソウルメイト」…魂の一部である鈴愛を忘れられない律を我が物にしたいあまりの行動。この先は清さんの展開と同じと思われます。(もう発表されてますが)

    ところで、清さんとの時、律は「鈴愛とはそういう関係にはなれない…」想像出来ない…。というような発言をしてました。
    言い換えると「鈴愛とはソウルメイトだから、◯◯◯の関係は清と」なんて、結構ひどいですよね。

  2. カレン より:

    鈴愛が律に言った「無理だ」の返事。
    それを聞いて「それってお前とは無理だって言ってるように聞こえる」と言ったのは、裕子ではなくてボクテでしたよ。
    裕子は、鈴愛が「そう言う意味じゃない。今は無理って意味」と答えた後で「どうして、そう言わなかったの?」と聞いただけでした。

  3. えっこ より:

    律が受けたショック…一方的過ぎると思いました。
    生まれたときから一緒に過ごした鈴愛より初恋の彼女を選び自らから遠ざけておいて、自分の本当の気持ちに気づいたからと言っても連絡ひとつ取らないで放置。
    距離を置こうと言われた鈴愛から連絡なんてできないのに…。
    そして鈴愛が今どんな生活をしているのか確認もせずにいきなりプロポーズして、「無理だ」の一言であっさり引き下がるなんて、どれだけ自信過剰なの?
    離れていた時間を取り戻すことからじゃないのかい!
    残念すぎる展開…。

  4. まーちゃん より:

    久しぶりに「他人の不幸は蜜の味」だったころの秋風先生の片鱗を見ることができてちょっと嬉しかったです^^人が変わってからの秋風先生は普通にいい人過ぎて「トヨエツの無駄遣い」だとすら思っていましたから・・・トヨエツも久しぶりに「悪い顔」ができて心なしか生き生きしていました(笑)

    鈴愛ちゃんに振られたこととフランソワに死なれたことと律君の中ではどちらの比重が大きかったのでしょうね?和子さんも晴さんも鈴愛ちゃんとのいきさつを知らなかったとはいえ、フランソワを失ったから結婚したと納得しているところが妙にリアルでした。まあ鈴愛ちゃんに振られてから4年も経っての結婚ですから結婚に踏み切らせたのは「フランソワの死」には違いありませんよね。

    皆が思うことでしょうが「上から見下ろす女と路上から見上げる女の構図」に既視感ありありですよね。只決定的に違うのは清ちゃんは自分が律君の彼女であることを誇示するのに必死(裏返せば不安)だったけれど、より子さんは妻という立場をすでに得ているので余裕綽々でいられるというところでしょうか。

  5. イーグル より:

    律君はすずめちゃんがどんだけ泣き、苦しんだか知らないんだよね?今漫画家としてくるしんでるのも知らない。このふたりの言葉足らずのすれ違い、最近はみててイライラしちゃいます。

  6. キヨコ より:

    「神様のメモ」
    あれは、清ではなく、実は律と鈴愛の物語だったのでは。
    神様のいたずらですれ違うばかりのふたり。

    神様=秋風先生が律に語った
    「人生は色んな事があっても、真摯に真面目に生きていけば無駄なことは何もない。全ては何かに繋がっていく」
    ふたりの行く先を暗示しているようにも聞こえました。

  7. ありがとう、半分、青い より:

    秋風先生が律君に電話をかけたのは、
    もちろん、鈴愛のため、というのはあるんだろけど、

    秋風先生自身の好奇心、というのも、ありそう。
    ニヤニヤしていたし。

    最後、鈴愛が律の家の2階ベランダを見上げたシーン、
    デジャブ?
    既視感?

    昔、律のアパートを見上げたシーンには清が。
    今、律の一戸建てを見上げたシーンには嫁が。

    って、あの若さで一戸建て?

    おしまい

  8. juju より:

    う~ん、朝ドラは月9ではないので最後のシーンは痛い><
    早く前向になって頑張るヒロインが見たいです。

  9. ありがと より:

    鈴愛が大阪まで行ってしまいました。今までのヒロインだったら行かないと思いますが、これが鈴愛なんですよね!やってはいけないかどうかは考えない気持ちのままに行動する。
    欠点でもあるけど能動的な律にはこんな鈴愛の行動力が好きでもあると思う。

    はぁ〜どうしても自分の目で確認したかったんでしょうね(T_T)
    立ち去るしかないのに…泣けます(/_;)

  10. ちーぼー より:

    秋風先生への結婚報告の葉書、ユーコちゃん、ボクテの想像通り、よりこさんが勝手に送ったみたいですね。律君は彼女に押されて結婚しちゃったのかな。
    それにしても、食べかけをそのままにして何も言わずに大阪まで行ってしまう鈴愛ちゃん。段々と気持ちを寄り添わせるのが難しくなりつつあります。

  11. アーモンド より:

    律の結婚しようというプロポーズは、何だったのでしょうか?結婚はすぐではないみたいですね。

  12. きくおママ より:

    律くん、海外赴任とかないですかね
    だからこそ、すごくショックを受けてしまうとか

  13. きくおママ より:

    うーん
    律は離婚して、海外に何年か行くとか
    それで律が居なくなるから、ショックを受けるとか
    ないでしょうか

  14. あこ より:

    離婚だと思います。

  15. ゆきんこ より:

    やはり結婚報告だけど、
    相手は外国の人で彼女の国に移住して
    永住権をとるとかいう話ではないでしょうか?

  16. やす より:

    律くん、サヤさんと結婚するハガキだと思います。

  17. しし より:

    結婚は既にしていて、ロボット開発に成功しそれに秋風先生のキャラを何か使わせて欲しいとかそういう相談では。ただの結婚報告だけを一瞬交わった秋風にするとは思えません。先生に送っているとこがミソなんだと思います。鈴愛には一応筋を通してその話を伝える的な?

  18. カレン より:

    律のハガキの内容、やはり結婚だと思います。
    来週金曜日放送分の出演者として、石橋静河さんというお名前がクレジットされてました。
    石橋凌さんと原田美枝子さんご夫妻の娘さんで、23歳の女優さんとのこと。
    この方が演じる女性が、大阪まで律のハガキの真実を確かめに行った鈴愛が見せられる「現実」=律の結婚相手ではないかなー?と。私は、そんな風に予想しました。