涼次のアルバイト最終日 / 半分、青い。 第87話

2018年7月11日(水)第15週「すがりたい!」

あらすじ

運動会は雨で延期となり、来客が途絶えた100円ショップ大納言。その日は、涼次が臨時アルバイトとして大納言で働く最終日でした。その日の夕方に失踪した田辺は、店の前まで戻ってきたものの、店に戻ることができません。

同じ頃。岐阜の楡野家では、草太が東京旅行から帰ってきました。草太は早速、鈴愛の近況を晴に報告し、報告を受けた晴は、鈴愛本人から何も連絡をよこさないことに不満を募らせていました。

大納言の1日の営業が終わり、店を閉めた鈴愛と涼次は、姿をくらました田辺がバックヤードに残していったビールで打ち上げを行うことにしました。涼次はギターの語り弾きをし、鈴愛は涼次とともに楽しいひと時を過ごします。

その豊かな時間も終わりました。雨が降る店の外に飛び出した涼次は、雨に打たれながら鈴愛と一緒に踊りました。そして、鈴愛を抱きしめると、涼次は鈴愛の耳元でささやくのでした。好きです、と。

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予習レビュー

100円ショップ大納言の営業が終わり、アルバイト最終日を終えた涼次くんのための打ち上げも終わり、いよいよ鈴愛ちゃんと涼次くんが一緒に過ごした豊かな時間もこれまで。

その直後、雨が降りしきる外に飛び出した涼次くんが口にした、鈴愛ちゃんを驚かせたある言葉とは・・・

ブログ主の予想では「告白」ではないかと思います。このように予想する理由は次のとおりです。

次回のドラマの中で鈴愛ちゃんは、久しぶりに裕子ちゃんとボクテに会い、二人にあることを告げます。

あることとは、涼次くんと結婚するつもりだ、ということ。

一方の涼次くんも、同居している映画の師匠に、鈴愛ちゃんとの恋について相談する場面が用意されており「告白」は、ほぼほぼ確定かと思います。

さらに言えば、今週の土曜日の回では、鈴愛ちゃんが涼次くんを家族に紹介するために、岐阜の実家に帰省する場面まであります。

ここまでの展開が用意されている以上、今回のドラマの事前発表ストーリーで伏せられているのは「告白」だと予想しました。

上京してから、良いことよりもつらいことや悲しいことの方が多かった鈴愛ちゃんでしたが、やっと春がきましたね。

ちょっと遅めの春でしたが。

感想

恋心が育つまで

鈴愛ちゃんが涼次くんと一緒に働ける豊かな時間が、刻一刻と終わりに近くやるせなさ。寂しさ。胸がチクチク痛む回でした。

ある朝、お店に出勤した鈴愛ちゃんが、店の前で座り込むイケメン客と再会。そこからすべてがはじまりました。

涼次くんが大納言でアルバイトする日々。一見、単調な描写のようでいて、鈴愛ちゃんの視線から見た涼次くんの姿の一つ一つが印象的でした。

これら涼次くんの姿、一つ一つが、鈴愛ちゃんの心の中に少しづつ蓄積され、恋心が育ってゆく描写。久しぶりに『半分、青い。』で癒されました。

一方、涼次くん視線からも、きっと鈴愛ちゃんの素敵な姿がたくさん見えていたのだと思います。そして、涼次くんの心の中にも、鈴愛ちゃんの姿が少しづつ蓄積され・・・

鈴愛ちゃんが店先で座り込む涼次くんと会ってから今日まで。本当にいいものを見せてもらいました。

鈴愛ちゃんの律くんへの気持ち

鈴愛ちゃんが律くんのことを「好き」と言葉にしたのは、もしかすると今回がはじめてのことではないでしょうか。

鈴愛ちゃんが「好きだった人」と言いはじめたとき、最初はマーくんかな?とも思いました。

でも「好きだった人」が誰なのかはすぐに明らかになりました。

続けて鈴愛ちゃんは言いました。「好きだった人」は、もう結婚してしまったと。

自分の気持ちに気がつくのが遅かったと後悔でいっぱいの鈴愛ちゃんの瞳に浮かんだ涙。久しぶりに切ない鈴愛ちゃんの姿を見たような気がします。

鈴愛ちゃん、もう少し早く自分の気持ちに気がついていたら・・・もしかすると気がついてはいたのかもしれません。

でも、その自分の気持ちに向き合えなかったのかもしれません。律くんはあまりにも近い存在だったので。

あるいは近くて遠い存在と認識していたのでしょうか。

さて、鈴愛ちゃんははじめて、律くんへの気持ちを言葉にしました。言葉に出すことで、自分の気持ちを清算するかのように。

そんな鈴愛ちゃんの気持ちを察したのかどうか。涼次くんの告白のタイミング、絶妙でした。鈴愛ちゃんの気持ちを癒したかも。

『雨に唄えば』へのオマージュみたいな、素敵な雨の場面でした。

第17週

第17週のあらすじがアナウンスされました。

第17週「支えたい!」

第17週は涼次くんの夢がテーマです。涼次くんの夢とは映画監督になることです。

一度はつかみかけた映画監督になる夢。それはしかし、すんでのところで見果てぬ夢となってしまいました。

ところで第17週のサブタイトルは『支えたい!』

夢をつかみそこねた失意の中の涼次くんのことを妻として支えたい。そんな鈴愛ちゃんの気持ちがサブタイトルには込められているのでしょうか。

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コメント

  1. ひるたま より:

    以前に住んでいた北陸地方では、冬になるとしばしば
    激しく吹雪く → 吹雪が一旦止んで雲の切れ間から晴れ間が覗く → 再び曇って吹雪再開 (以下繰り返し)
    …という天気が見られました。この時に僅かばかり見えた晴れ間の事を我が家では「嘘の晴れ間」と呼んでいました(再び曇りだすので長時間続く晴れではない、という意味で)。風雪(曇り空)がずっと続くと、たとえ嘘の晴れ間と分かっていても、日差しが見えただけでもホッとしたものです。
    今回見ながらふと、その「嘘の晴れ間」を思い出してしまいました。確かに、今の鈴愛ちゃんならば涼次くんに惹かれるのには時間を要しないでしょう。
    鈴愛ちゃんが離婚してシングルマザーになるという先の展開が最初からアナウンスされている事もあり、涼ちゃんとの良い関係が、微笑ましくも何故か切なく(刹那的に?)感じられてしまいました…涼ちゃんがもっとしっかりした(甲斐性のある)男性ならば素直に「おめでとう、よかったね!」となるのでしょうけれど。

    …と同時に見ながら、「律くんが涼ちゃんみたく思った事を素直に口に出来る男性だったならば?」などとも感ぜずにいられませんでした。まぁそうだったならばこのドラマは成立しないのですけれど。(^^;)

  2. ちーぼー より:

    「ひよっこ」の「サウンドオブミュージック」に続いて、今回は「雨に唄えば」でしたね♫ 楽しいシーンに続いて、涼ちゃんからの告白。
    いいじゃないですか、涼ちゃん(生活力は無さそうだけど)。このまま鈴愛ちゃんと末永く幸せになってくれたらいいのになぁ。