新婚生活をはじめる鈴愛 / 半分、青い。 第92話

2018年7月17日(火)第16週「抱きしめたい!」

あらすじ

晴と宇太郎から結婚の許しを得た鈴愛と涼次は、晴れて結婚式を挙げ夫婦になりました。そして新婚生活がスタート。鈴愛と涼次はこれまで通りの暮らしを続けながら、二人で暮らす新居に引っ越す準備に取りかかりました。

そんなある日。祥平が涼次とともに100円ショップ大納言にやってきました。祥平が撮影した、鈴愛と涼次の結婚式の様子をおさめた映像を編集したビデオテープを、鈴愛にプレゼントするためです。

仕事を終え、自分の部屋に戻った鈴愛は、早速そのビデオテープを見はじめるものの、自分の姿が恥ずかしくて直視することができません。鈴愛はそのビデオテープを早送りで再生。すると、式に参加した鈴愛の大事な人たちのメッセージが収められていました。

オフィス・ティンカーベルの面々。岐阜の故郷の人々。それぞれが鈴愛の結婚を心から祝福しました。しかし、鈴愛は気がつきました。一番、祝福してほしい人のメッセージがそこにはないことを。一番、祝福してほしい人。それは律でした。

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予習レビュー

前回のおはなしの追加情報をこちらにも記しておきます。とても重要なポイントと思いますので。

前回、晴さんと宇太郎さんに結婚の許しをもらおうと、涼次くんは鈴愛ちゃんに連れられ岐阜の楡野家に行きました。

そして、楡野家の面々とすっかり打ち解けることができた涼次くんは、その日の夜、楡野家の茶の間に用意してもらった床の中で涙を流すという場面があります。

昨日の段階では、この涙の理由がわかりませんでした。

なので、涙の理由については憶測でしか書けませんでした。涼次くんはすでに両親を亡くしているに違いない。

そして楡野家の家族のあたたかさに触れ、家族のぬくもりを思い出したのではないかと。

この憶測。珍しく当たりました。涼次くん、両親をすでに亡くしていたようです。だから、三オバが親代わりになって涼次くんを育ててきたようです。

以上が前回の追加情報。そして、今回の見どころをご紹介します。

今回の見どころとは、鈴愛ちゃんと涼次くんの結婚式の模様を撮影したビデオテープの映像の中身です。

そのビデオテープには結婚式の様子に加えて仲間たちのメッセージが収められています。

その「仲間たち」が見どころです。

この日の回にクレジットされている人を役名でご紹介します。おそらく、この人たちがビデオテープの中に登場するみたいです。

菜生ちゃん、ブッチャー。裕子ちゃんとボクテ。そしてオフィス・ティンカーベルのメイドのツインズ。そしてなんと、秋風先生(嬉涙)までもがクレジットされています。

このメッセージで号泣回になるかもですね。

感想

今回の最後。涙を目にいっぱい浮かべながら、目の前にはいない律くんに結婚したよと報告する鈴愛ちゃんの姿にすべてを持って行かれました。

やっぱり、このドラマ。律くんあってのドラマなんですね。

岐阜編の律くん

岐阜編の頃の律くんは、鈴愛ちゃんにとっても視聴者にとっても、水か空気みたいな存在でした。

水も空気もなくてはならないものだけど、その有り難みがなかなかわからない。というか、それが有って当たり前くらいに思っている。

律くんがいて、鈴愛ちゃんがいるからドラマが面白くなる。

そのことに気がついてはいたけれど、律くんがいて、そして鈴愛ちゃんがいる、その二人揃った状況がどれほど価値あるものなのか、あの頃、僕は理解していませんでした。

高校を卒業したら、鈴愛ちゃんと律くんは別の道を歩み始める。律くんの出番は間違いなく少なくなるだろうけれど、それはそれで楽しめるだろう。

それくらいの認識でいました。

でも、思い出してみれば鈴愛ちゃんと律くんの二人が揃っていたからこそ、心に響いた場面は数多くありました。

リトル鈴愛ちゃん、リトル律くん時代の、長距離糸電話を使って川をはさんでお互いに名前を呼び合った場面。

左耳を失聴したことに初めて涙を見せる鈴愛ちゃんに、律くんが寄り添った河原の場面。

高校生になってからの鈴愛ちゃんと律くんの描写には、微妙なすれ違いの場面が増えましたが、そのすれ違いの微妙さが心をざわつかせてくれました。

特に律くんが、清ちゃんの矢を放つ姿に一目惚れした瞬間を目撃した、胸がチクリと痛む鈴愛ちゃんの表情。

あの場面はいまだに忘れられません。

オフィス・ティンカーベル編の律くん

オフィス・ティンカーベル編の律くんは、岐阜編の時以上に、鈴愛ちゃんにとって頼れる大事な存在。

その一方で、鈴愛ちゃんを振り回す存在でした。

清ちゃんがからんだ泥沼の三角関係。そして、七夕の夜の別れを経て、律くんとの再会。律くんからのまさかのプロポーズと、さらなるまさかのプロポーズ拒否。

そして、その数年後の律くんの結婚報告。

ときに見ていられないほど痛々しい場面も幾度となくありましたが、見ていられないほどに観る者の心を動かす場面でもあったということです。

やっぱり、鈴愛ちゃんがいて、律くんがいるから、直視できないほど心を動かされたのだと思います。

100円ショップ大納言編の律

オフィス・ティンカーベル編の終盤は、あまりにも壮絶な日々続いていたので、そんな日々から解放されたはじめのうちは癒されました。ホッとしました。

でも、数日経るうちに安心感は物足りなさに転じていました。

この物足りなさは何だろう。今日までわかりませんでした。そして今日、それがはっきりとわかりました。

律くんの存在でした。

鈴愛ちゃんの結婚を祝福するビデオメッセージの中に律くんのものだけはありませんでした。

そして、そのことがかえって律くんの存在感を際立たせていました。

鈴愛ちゃんがいて、律くんがいるから『半分、青い。』は面白い。そのことに今さらながら気がついた『半分、青い。』第92回でした。

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コメント

  1. アーモンド より:

    ある人、もうどなたかばらしていますが、その人だけはビデオレターには登場しませんでした。
    そりや辞退するでしょうね。事情はよくわかります。

  2. まど より:

    おぉぉぉ…秋風先生!
    律はいないんですね、なんかやっぱり。