鈴愛の長女・花野が一歳 / 半分、青い。 第103話

2018年7月30日(月)第18週「帰りたい!」

あらすじ

2003年12月23日。鈴愛と涼次の間に生まれた長女・花野が1歳の誕生日を迎えました。その日、裕子とボクテは、花野の誕生日を祝うために鈴愛のもとに駆けつけてきました。裕子は仙台への引っ越しを報告。離れ離れになる鈴愛と裕子は永遠の友情を誓います。

裕子とボクテが帰った後、鈴愛は花野の誕生日を祝うための準備を整え、光江、麦、めありたちと、涼次の帰りを待つものの、涼次はいつまで経っても帰ってきませんでした。そんな中、花野の異変に鈴愛は気がつきました。花野が高熱を出していたのです。

鈴愛は、花野を連れて夜の病院に駆け込みました。花野を診察してもらう間、鈴愛はパニック状態に陥っていました。自分自身も高熱が原因で失聴した鈴愛は、娘の花野が自分と同じ道をたどってしまうことを何よりも恐れていたのです。

動揺を抑えきれない鈴愛は、やおら携帯電話をカバンの中から取り出すと、実家の晴に電話しました。一方、連絡がつかない涼次に電話をした光江は、電話がつながるや驚愕の表情を浮かべました。電話の向こうから女の声が聞こえてきたのです。

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予習レビュー

前週のストーリーは、鈴愛ちゃんが産気づくところまでが、これまでのところ明らかにされています。

そして今週。

鈴愛ちゃんの長女は1歳の誕生日。前週の最後からちょうど1年スキップです。

鈴愛ちゃんの長女は花野ちゃんと名付けられました。そして、その花野ちゃんが1歳の誕生日を迎えました。

娘の大切な1歳の誕生日にもかかわらず、その日の夜、涼次くんはなかなか帰ってきません。

しかも、そんなタイミングで、花野ちゃんが高熱を出す。

誕生日&高熱。こんなときの涼次くんの不在。鈴愛ちゃんと涼次くんの二人の間に大きなギャップが生じるフラグなのでしょうか。

さて、鈴愛ちゃんは花野ちゃんの高熱が心配でなりません。

ただし、鈴愛ちゃんのママとしての心配は、大半の新米ママよりも深刻なレベルかもしれません。なぜなら、鈴愛ちゃん自身が高熱で失聴したという経験があるからです。

そんな追い詰められた状況の中、鈴愛ちゃんはある人物に電話します。電話の相手はやっぱり晴さんでしょうか。

それとも、まさかの律くん?(それはないかな)

感想

「大丈夫や」

晴さんがすっかり強くなりました。

晴さんの言葉を借りれば、鈴愛ちゃんは「30過ぎたおばさん」です。ということは、晴さんの今の年齢は50代半ばか、またはそれ以上?

その晴さんも、鈴愛ちゃんの片耳が失聴したとわかったときの落ち込みようはひどかった。

鈴愛ちゃんの片耳の聴力が完全に失われたと知ったときの晴さん。数日間にわたって、ふさぎこんでいたことをよく覚えています。

あの時、晴さんは大粒の涙をポロポロこぼしながら言いました。

「この子をピカピカに産んだのに」って。

大事な娘の身体の機能の一部が損なわれてしまったことへの嘆き。あの時の晴さん。本当に直視出来ないレベルでした。

あの頃に比べて、今回の晴さんの強いことと言ったら。

カンちゃんの高熱でうろたえまくる鈴愛ちゃんは、晴さんに電話をしました。

娘の身体の異変にうろたえまくるという状況を、晴さんも経験しているので、鈴愛ちゃんの声の様子から、鈴愛ちゃんの気持ちがよくわかったのでしょう。

鈴愛ちゃん、パニック状態になっているなと。

そんな鈴愛ちゃんに対して晴さんは言い切りました。「大丈夫や」と。

晴さんが、心から大丈夫と思ったのかは定かではありません。自分の目で様子を確かめられないだけに、晴さんは晴さんで心配だったはずです。

しかし、それでもあえて「大丈夫や」と言い切る。

まずは鈴愛ちゃんを落ち着かせるために。もしかすると自分に言い聞かせるため。そんな目的もあったのかもしれません。

いずれにせよ、晴さんの言葉の響きは重かった。鈴愛ちゃんを安心させるには十分な説得力がありました。

晴さん、すっかり強くなりました。

涼次くんのフラグ

月曜日の朝から、涼次くんの今後の展開を暗示する大きなフラグが二つも立ちました。

一つは、鈴愛ちゃんが掃除のときに見つけたというノート。そこに書かれていたのは、映画の構想でしょうか。

単なるメモでは終わらぬ、絵コンテらしきものまでしっかり描かれた、かなり力の入ったものでした。

ただの思いつきやヒマつぶしとは明らかに異なるものでした。

今回の冒頭。すなわち、前週の続きの場面で、涼次くんは鈴愛ちゃんに誓いました。映画をやめてカタギの仕事に就くと。

その誓いを立てたのは一年前のこと。

一年を経ずして、鈴愛ちゃんへの誓いは忘れ去られ、そして心の奥深くに封印したはずの夢が、再び外に出てきてしまった模様。

そして二つめのフラグは、光江さんが涼次くんに電話をした際、電話に出てきた女性の声。

今回を「女の声」という謎かけで終わらせるのは意外でした。

そして、「女の声」と、光江さんの驚きに眼を見開いた表情。この二つが、今週の波乱の展開を十分すぎるほど暗示していたと思います。

今週は大変なことになりそうですね。

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コメント

  1. ミナナ より:

    ユーコの仙台行き…このドラマは平成を書くということだったので東北の震災のエピソードも出てくる伏線かなと思いました

  2. あみ より:

    朝蔵さん、こんにちは。
    揚げ足をとるようですみませんが、鈴愛ちゃんの場合は高熱を出したわけではなかったと思います。症状は出ないけどおたふく風邪のウイルスに侵されていたということだったかと。にしても、赤ちゃんの高熱は心配でたまりませんよね。どうか何事もありませんように。
    また、裕子ちゃんが仙台に引っ越すと聞いて、まさか震災に遭うのではと不安です。こちらも、何事もありませんようにと祈るばかりです。

  3. ニニギ より:

    OPで「佐野弓子(声)」って言うのが見えて、「声?」ってなんだろって気になってたのが、見終わってから「ああアノ事だったのか」と気づいて腑に落ちました
    後、看護師さん役で再現女優の芳野友美さんが出てましたね
    美人さんです

  4. 通りすがり より:

    鈴愛の失聴は高熱の出ないタイプでのおたふくでムンプス難聴だったはずですが
    どうでもいいけどドラマで強調してたので
    どうして変えてしまうのでしょう

  5. より:

    電話の相手は佐野先生ぽいですね。

  6. みきを より:

    すずめちゃんはおたふくだけど
    高熱出ないタイプだったのでは?

  7. ひるたま より:

    「東京:人生怒涛編」のキャストが発表された時、率直に申し上げて鈴愛ちゃんが「三オバ」達からいびられる(?)展開を最初は勝手に想像していました。(演者の1人がキムラ緑子さんである故にそう思い込んだのでしょう…(^^;)
    しかしながら、「三オバ」達は本当に良い人達ですね(彼女達が涼ちゃんを甘やかせて育ててしまった点はここでは置いておいて)。鈴愛ちゃんも何とか上手くやっているようですし、特に今日のエピソードでは3人がいて本当に良かったと心から思いました。
    この先の展開を考えると……ですが、ヒロイン帰郷後に三オバ達と花野ちゃんが再会する事は無いのかな?
    なお涼ちゃんについては最早…嫌な予感しかしませんね。