鈴愛が必死で取り繕う時 / 半分、青い。 第113話

2018年8月10日(金)第19週「泣きたい!」

あらすじ

酔った勢いでボクテは、黙っていられないとばかりに鈴愛が夏虫の駅で律からのプロポーズを断った真相を、楡野家の人々がいる前で暴露してしまう。

鈴愛の知られたくない過去が知れ渡り、慌てふためく鈴愛は、なんとかその場を取り繕おうとしますが、そんな鈴愛の気持ちに律は、きっぱりと既婚者なので、応えることはできないと言い放ちます。

律は、夏虫の駅の話は、より子と結婚してから菜生から聞いて知っていたと話します。

やり取りをするうちに誤解があることが明らかになり、なんとか一波乱は収まりますが、せっかくの宴会が台無しになってしまいます。

皆が寝静まったころ、鈴愛とユーコは二人、食堂で語り合います。

そこでユーコは、看護士になろうと頑張ってみるものの現実の厳しさに心が折れそうだと、鈴愛に打ち明けますが、結局、ユーコに鈴愛は激励されることになります。

鈴愛はふいに仙吉に五平餅を作らないのかと尋ねると、仙吉は、つくし食堂は草太のカツ丼が流行っているからと、庭いじりをしています。

これが鈴愛にとって、大きな起爆剤になるようです。

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予習レビュー

居心地の良い楡野家の人々を前に、酔った勢いもあってかボクテがここぞとばかりに暴走を始めます。

なんとみんなの前で、鈴愛が過去に律から結婚のプロポーズを断った真相を打ち明けるのです。

ほんとうは鈴愛ちゃんは、律と結婚をしていたら、今頃幸せな人生を歩んでいたハズ。

鈴愛ちゃんにとって一番の相手は、涼次ではなく律だったと、そんな思いがボクテには、あったのだと思います。

これはボクテだけでなく、私もそう思いました。

楡野家の人々も、どこかで期待をしていたと思います。

鈴愛に元気になってほしいのかもしれませんが、律は結婚をしています。

ただの冗談でしかありません。

律は、みなの前で言われてしまったからには、ハッキリさせたいと言います。

夏虫の駅の事は、律が結婚をした後になって、「無理」の意味を菜生から聞いて知っていました。

結婚してしまった後に「律を支えたい」と言われても、律が困るのは当然ですが、楡野家の人々にとっても居心地の悪い思いをしたと思います。

ともかく鈴愛はボクテの暴走を抑えるためにも、律を支えたいと言ったのは、友達として親友として、律の力になりたいと思う事!

そう断言すると、律は自分の誤解だったんだと、その場は収束します。

せっかく岐阜にやってきたユーコは、鈴愛と二人きりになった時、これからの自分の人生について語ります。

ユーコの悩みとありますが、今ある情報では、ユーコは看護師の勉強をしている設定です。

これまでの生き方とは、まったく別の道になりますが、目標を持って生きるユーコに、何もしていないと鈴愛は恥じ入りますが、この後で、ユーコとの話が起爆剤にはなったと思われる展開が待っています。

感想

ボクテだけが悪い?

ボクテは酔った勢いで、楡野家の人々の前で、鈴愛が律のことを好きだったとバラします。

酔った勢いといえば、それまでですが、それでも鈴愛の事を思っての発言だったと思うので、許せるかなと思いました。

でも、その後がいただけない。

律は鈴愛の気持ちに応えることができない。

それは既婚者だからと、まっとうな応えを返します。

すると鈴愛は、律を引き留めます。

鈴愛は、あのプロポーズを断ったことは、ほんとうに惜しかったと。

晴は、母として「惜しかったね」というしかないじゃないですか。

そんな事を母の口から皆の前でいわすなんて・・・

しかも、鈴愛の話は続きます。

律に振られて、漫画家やめて100均に勤めて、もうダメかと思ったら涼ちゃんと出会って花野ができて。

宇太郎が、おどけて「いい話?」とふりますが、これも父親の身としては、切ないのを押し殺しての発言だと思う。

そこへ律は律で、皆の前ではっきりさせたいと、先日ともしびで鈴愛に見つめられて「律を支えたい」と、ここで蒸し返す話じゃないと思うけど。

鈴愛は、素直ですが、いかんせん人からの誤解を招きやすいです。

それで周りも振り回されているような気がしますが、律も、ここぞとばかりに発言したのでしょうが、配慮が足らなさすぎだと思う。

いくらなんでも、ありのまますぎて、知らなくてもいい話を聞かされて、挙句の果てに、ボクテだけが悪いかの言い方は、かなり違和感でした。

ユーコの思いやり

あたかもボクテだけが悪いような言い草の鈴愛には、管理人としては釈然としないものがあるのですが、秋風塾で真っ先に漫画家としてデビューを飾ったユーコの話は説得力があると思いました。

それは、鈴愛が、なんで皆の前で律から振られないといけない?

そんな問いに対して、ユーコは、律は自分の気持ちを話しただけ。

鈴愛と律の二人の関係は小さいころからナチュラルで、オープンで、家族中に見守られている。

風通しの良い関係が、律にとっては居心地のいいもので、それ以上にはならないと言いたいのでしょうか。

鈴愛の本心とは裏腹のようですが、ユーコは、律の気持ちをうまく汲み取ってくれて、ユーコの話に、管理人は救われました。

そしてユーコの現実を語るのですが、その話も、ユーコらしく、漫画家とはまったく別の道に歩もうと努力しますが、そこでユーコにとって厳しい現実が待ち構えています。

心折れそうになったユーコは、かつて秋風先生に何度も原稿を放り投げられても、描き続けた鈴愛の顔を見たくなって、わざわざ仙台から岐阜にやって来たなんて、素敵な朋友だと思います。

そしてユーコは、オフィスティンカーベルで最後まで残った鈴愛を激励します。

秋風先生についていけたくらいのパワーがあれば、なんでもやっていけると。

残念とは違うけれど、フクロウ会のメンバーとは違う、朋友だからこそ言い切れる視点がユーコにはあると思います。

これほど力強いものはないでしょう。

そして鈴愛は動き出します!

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