和子の意外なアドバイス / 半分、青い。 第115話

2018年8月13日(月)第20週「始めたい!」

あらすじ

一端は晴の旅行計画のために立ち消えになったつくし食堂2号店。

ところが宇太郎が、石ノ森章太郎の漫画「ドンキッコ」をヒントに、お店をチンチン電車のようにして、そこで五平餅を売ったら良いと言い出します。

すると、鈴愛とその構想で盛り上がりますが、晴は旅行の計画が台無しと怒りが爆発します。

咄嗟に感情的になった晴は、家を飛び出してしまいますが、行くあてもなく、萩尾家の前にたたずんでいると弥一に気づかれ家に招かれます。

和子が闘病中にも関わらず、夜に押しかけたことを晴は謝罪しますが、和子はそんな晴を温かく迎え入れます。

和子は自分の闘病のことよりも、目の前の晴を気遣い、なんでも言ってもらった方がうれしいと、そんな温かさにふれ晴の怒りも修まってきます。

そればかりか、和子に穏やかに、なんでもやってみたらいい。ふと和子に背中を押され、頑なだった晴は、素直に和子のアドバイスを受け入れます。

そこに、息を切らした鈴愛が晴を探して萩尾家にやってきます。

かつて、鈴愛が家出して萩尾家に転がり込んで、晴が迎えに来ましたが、今度は鈴愛が迎えに来ました。

そんな因果な事はともかく、晴は楡野家に戻ると、宇太郎がどれほど心配していたかを訴え謝ります。

すると晴は、つくし食堂2号店をやろうと言い出すではありませんか。

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予習レビュー

つくし食堂がこれまでにないほど繁盛する事になり、晴にしてみたら、今までのご褒美とばかりに、豪華客船の旅行を楽しみにしていたと思います。

それが、結婚に失敗して出戻って来た鈴愛に、その計画をつぶされようとしているのです。

一端は、晴を気遣って諦めてくれたと一安心したのもつかの間、宇太郎が味方についてしまいます。

鈴愛の結婚の失敗の尻拭いのために、晴はこれまでの人生を頑張って来たワケではないので、晴の怒りはごもっともです。

ただ晴も本能的に、宇太郎のアイデアで鈴愛の味方をしたことに、勝ち目がないと悟ったのだと思います。

とは言っても、それをすんなり受け入れるワケにはいかないでしょう。

その晴が咄嗟に出た行動は、家を飛び出る事でした。

それくらいの行動に出ても、仕方がないと思いますが、いざ家を出ても行く先と言ったらママ友の萩尾家です。

鈴愛に後で、すぐ居場所がわかってしまうの所が、なんとものどかではあります。

それはそうと、晴にしてみたら、和子に味方について欲しいと期待したと思います。

ところが、和子からあるアドバイスを受け、それによってつくし食堂2号店を開くことになります。

どんなアドバイスなのかが、今回の一番のポイントになると思いますが、うーん、どんなアドバイスなんでしょう?

晴の旅行資金を貸す代わりに、利益が出たら倍返ししろ・・・

和子さんの性格を考えると、そんな腹黒な話ではなく、もっと穏やかなアイデアだと思うんですよね。

感想

和子の思いやり
弥一が店じまいをしているとき、ふと店の前で、晴の存在に気づきます。

時間も時間というのに、萩尾家に来てしまった晴は、病身の和子に謝ります。

しかも病で床に臥せっていてもおかしくないのに、恐縮しつつも晴は自分のグチを聞いてもらいますが、逆に和子からは自分の病気は忘れていてほしいと言われます。

そんな風に言われると、気持ちは軽くなります。

和子にしてみたら、病気の事を気遣ってもらうよりも、ふつうに接してくれる方がうれしいのです。

どんな時でも、人から頼りにされることはうれしいに違いありません。

何でも言ってという和子に、晴は、自分の気持ちを打ち明けます。

鈴愛が五平餅を継ぐことも良いことだし、草太のカツ丼も評判になって宇太郎は自分の居場所がない。

それなのに晴は、いままで自分の頑張って来た事に対して、誰も気遣ってくれる人はいな事が悔しかったのかもしれません。

弥一がコーヒーを煎れて持ってきてくれると晴が泣いています。

和子さんが「晴さんが私の代わりに泣いている」

「人と笑うと楽しい事は倍になる。

人が一緒に泣いてくれると悲しい事は半分にはならないかもしれないけれど減る」

そう言って和子は、晴に「ありがとう」

そんな言葉がけ、普通はできません。

自分が病で苦しい時、同じような苦しみを背負っている晴にだけ、余命を打ち明ける事ができたというのも、なんだかわかります。

和子の「ありがとう」は、とても重く響きました。

いつ調子に乗るの?

和子は、ためらっている晴に、草太のカツ丼が流行っているのは一生に一度と思ったら、そこで終わってしまう。

調子の良い時、攻めないと。

「調子のいい時、調子に乗らないで、いつ調子にのる」

そう言って、晴と笑いあって、生きる喜びを共に分かち合うのが良くわかります。

病気であっても、生きていく事には変わりません。

おおらかに晴を鼓舞する和子さん、ほんとうにステキです。

とは言え、家を出た手前、晴はすんなりとご機嫌よくというワケにはいきません。

翌朝、家に帰ると宇太郎が悪かったとばかりに土下座で謝ります。

鈴愛も家を手伝うというと、ぼくとつと「2号店悪くないかなと思うようになった」

現実的な晴は、ちゃんと綿密な経営戦略が必要と言い出しますが、人が変わったかのような口ぶりに宇太郎は「誰や、おまえ?」

土下座した宇太郎の変わり身の早さが笑えますw

ともかく晴は、楡野家の台所事情を説明します。

鈴愛も宇太郎も、経理の事は人任せな態度に、晴はしびれを切らしたように「気合や気合!2号店やろう!」

鶴の一声ともいえる晴の言葉で、楡野家は新しいステージに向かおうとしています。

豪華客船の旅行も、いつかきっと実現すると思いますが、まずはつくし食堂2号店の舵取りが先決になってしまいました。

優雅な豪華客船の船旅とは違い、荒波の連続になりそうですが、今こそ調子に乗るときです!

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コメント

  1. あみ より:

    コメント失礼します!私も全く同じことを思っていました。和子さんも晴さんも重い病気という展開は考えにくいので、晴さんは多分大丈夫なのでは、と予想しています。

    和子さんは今から新しいことはできません。娘と2号店にチャレンジできるなんて晴さんのことが羨ましいことでしょう。余命いくばくもない和子さんにしてみたら例え失敗に終わるとしても大したことではないと思えるでしょう。
    晴さん、和子さんの分まで頑張って!旅行は将来きっと行けるから!

  2. ちーぼー より:

    始まった頃に、晴さんが腎臓(?)がまた悪化してそのために鈴愛ちゃんが何かを発明する、と聞いていた気がするのですが、それは和子さんで、晴さんは大丈夫なのかな?