律がアメリカ行きを決意 / 半分、青い。 第132話

2018年9月1日(土)第22週「」

あらすじ

鈴愛が上京する日も近づいてきた頃、荷物を整理している中、萩尾家に訪れ、生前、和子から預かっていた記録帳を律に手渡します。

その中には、亡くなる1週間前に和子が書いた手紙がはさんであり、それを見つけた律は、和子からの愛情あふれるメッセージをひとりかみしめ、ある決断をします。

鈴愛が上京する前に、朝から鈴愛と晴がおいなりさんを作って、楡野家の人々みんなでピクニックをして過ごします。

そして律は、離れて暮らしているより子と将来の話をするために、大阪へ行きます。

律は、より子ともう一度やり直したいと話すと、より子は、律と出会ってからずっとさみしかったと打ち明けられます。

その日、弥一は珍しくひとりでつくし食堂を訪れ、和子が亡くなって以来律を支えてくれたと感謝の気持ちを鈴愛に伝える。

そして、律がアメリカへ行きを決め、より子とも話ができ、また親子3人でアメリカで、生活を始めることを告げます。

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予習レビュー

和子さんの手紙
和子さんが亡くなり、2か月が経とうとしています。

和子さんの遺影を前にして、男二人の食事も慣れてきたとは言え、それでも律も弥一も、なかなか気持ちの整理ができずにいる事だと思います。

まさか和子がいない食卓を囲む日が来るとは、考えてもいなかったでしょう。

そんな中、鈴愛は、和子さんから渡された記録帳を律に手渡します。

自分から直接渡さなかったのは、もちろん律と弥一に泣かれてしまうからと、和子は踏んだからです。

今は、ビデオがあるので、もっとリアルな記録が残りますが、当時は、日記と写真がせいぜいです。

とは言え、どんな気持ちでいたのか、そこには、当時の母の想いが、したためられています。

それと一緒に、亡くなる一週間前、ちょうど鈴愛に記録帳を手渡したくらいの日に書かれた手紙がありました。

仙吉は、廉子さん亡きあとも、息子夫婦と孫に囲まれて暮らす事ができたので、なんとか悲しみを乗り越え、長生きできました。

でも、温和な弥一さんは、どうなってしまうのか心配です。

病と闘いながらも、穏やかな笑顔を絶やさなかった和子さんは、芯が強かったからだと思いますが、弥一さんは、それほど気丈でいられないように思います。

律は、仕事のことがあるので、どのみち、実家で一緒に暮らす事はしばらくないです。

すると、弥一さんは、一人でいる事が、圧倒的に多くなってしまいます。

そこへ律のアメリカ行きは、弥一さんにしてみたら、かなり打撃になると思うのですが。

感想

ピクニック

かつて、仙吉と訪れた丘で、鈴愛が上京する前に、最後の一家団らんと、ピクニックです。

無心に、宇太郎がおにぎりをパクついているのが、宇太郎らしくていい感じです。

そこへ風が吹きます。

晴は「つかまえたくなるような風」と表現していましたが、心地の良いいい風なんでしょう。

風は一瞬のうちに過ぎていきます。

風は、思い出の中でしかとどめてはおけませんが、おそらくその心地よさは、鈴愛が後に、あるものを開発するのに、その記憶の一つになるのでしょう。

経験や思い出の積み重ねで、人生は作られていきます。

楡野家の人たちのピクニックの思いでも、いつか別な形となって現れます。

そんな日が、今から待ち遠しいです。

律が大阪へ
より子と話をして、もう一度やり直そうと決心した律は大阪へ行きます。

律は翼が通っている学校を調べると、2年間海外の学校へ行っても編入できることがわかったと、より子に話をします。

自分がアメリカへ行っても、翼の学校は心配いらないからと、より子にもアメリカに来て欲しいと話します。

お互い冷え切った今となっては、律にとって、より子に打ち明けるのは、無茶苦茶勇気のいることだったでしょう。

うーー重いです、、、

それを聞いたより子は、自分からドンドンいやな奥さんになってしまった。

律と出会ってから、ずっとさみしかったと打ち明けられます。

より子も、がんこになって、自分から律によっていこうとはしなかったのでしょう。

ここで、ようやく、二人のわだかまりが解けたように思います。

晴の涙
弥一のもとへ律からアメリカに行くことが決まったと連絡が入り、報告も兼ねてつくし食堂へやって来た弥一。

鈴愛に、律を支えてくれたお礼をいうと、律のロボット開発では、耳にハンディのある人をサポートする機能を搭載しようとしてると聞かされます。

弥一は、鈴愛のことがあったからこそ、ロボット開発にも役立ったと言います。

ここで、ようやく鈴愛の片耳が聴こえないことに意味があったように思いました。

ハンディがあることで、生きていくには、つらいこともあると思いますが、たまたま身近にいた人が、そのことで、大きく社会に役立つものをつくろうとしています。

世の中、無駄なことはないと思わされます。

子どものころから、鈴愛がいじめられていると律は、かばってくれたり、時には一緒に耐えてくれたこともあったと話します。

弥一は「ごめんね」というしかありませんが、一部始終、そばで聞いていた晴は、涙がとまりません。

ほんとうは、律と結婚してくれたら良かったのに、それは叶わなかったのですが、人さまの役に立っていることと、今は律の幸せを応援するくらい鈴愛が成長したことに、晴は胸アツになったのです。

さよなら
自分は東京へ、そして律はアメリカへ行こうとしています。

鈴愛は、自分の中でけじめをつけようと、朝、笛を吹いて、律を起こします。

鈴愛と律は河原でたたずんでいると、間を持て余したように、律は花野からもらった笛を取り出し吹くと不器用に「すーずーめー」と口ずさみ笑う律。

管理人も笑ってしまいました。

すると鈴愛は「5秒だけ許して」と、律の首に手をまわして抱きしめます。

律はわざとゆっくり秒数を数えたかと思うと、鈴愛を前に寄せて抱きしめます。

やっぱり本心は、律は鈴愛のこと好きなんでしょうと思わず思ってしまいました。

鈴愛は「バイバイ律」と言います。

管理人は、涙がこみあげてしまいました。

律に「がんばれよ」と言われ、鈴愛は「お前もな」と強がりをみせます。

どうして、こういう運命なんでしょう???

鈴愛ばかり不器用と思っていましたが、今さらだけど、律も不器用なんだと思いました。

じれったいのですが、とりあえず成り行きを見守るしかないです。

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コメント

  1. 青木 環 より:

    132話で岐阜編は終了。この日の夕方「いよいよ最終章」PR番組が放映されました。充実した予告編、主要な登場人物からのコメントetc.期待が高まる内容(^o^) 
    思えば「半分、青い。」を視聴し始めたのは、3月末に放映されたPR番組がきっかけでした。以後、関連番組も楽しく視聴し、本編を大いに楽しんでいます。
    最終章がどのような盛り上がりを見せるのか?気になる最終回は?

  2. うみがめ より:

    より子さんの理想の結婚生活は、出世できる有能な同僚と結婚し、優秀な子どもを育て上げ、婦人会の上位に食い込みつつ、愛ある家庭を築く、ではないでしょうか。梟町での期待を一身に背負っていた律くん、今度は家庭でですね。律くんは不器用ですからしんどいと思います。

  3. エナ より:

    地元人からの訂正です。宇太郎さんが食べているのは、おにぎりではなく、朴葉寿司です。
    今は季節に関係なく売っていたりしますが、子供の頃は6〜7月の新しい葉が出た頃に作りました。
    葉っぱの上に、椎茸、卵…などのちらし寿司が乗っています。

  4. 三浦恵美 より:

    こんにちは。
    「半分、青い。」では初めてメールします。この2人本当に不器用だと思います。
    律は小学生の時、人と上手く関われず友達がいないと言ってましたが今もあまり変わらない気がします。ブッチャーやマサト君などの友達は出来ましたが、自分で色々思ってても忠告したり出来たのって鈴愛だけなんじゃ無いかなと思うのです。鈴愛がそれだけやらかしてるとも言えますが…。
    語り始めると長くなるのでこれだけにしますが律夫婦がうまくいってないのは鈴愛の存在が原因ではないよなと思う奴の感想でした。