鈴愛が律に本音を語る時 / 半分、青い。 第138話

2018年9月8日(土)第23週「信じたい!」

あらすじ

鈴愛は、律のところで事業計画書を見つけ、本気で起業を考えていることを知りますが、律はお前にだけは見られたくなかったと隠します。

律は大手メーカーにはない風通しの良さを感じ、シェアオフィスでの起業に興味を持ち始め、鈴愛や、他の起業家の仕事を見に来るようになります。

夏祭りのため、三オバのところでお泊りするために、花野を迎えに来た麦と話す鈴愛。

そこで、祥平が大手の映画会社ではなく、自主制作で映画を撮っているが、ひとりでは大変だと麦は語ります。

「若いうちは、自由だと喜んで好きにできるけれど、年を取ってくると、いつまでも元気でいられるワケでもないから、安定が大切なことがよくわかる」

鈴愛は、そんな話を聞いているうちに、一人で起業をするのはリスクがあることを痛感します。

律はシェアオフィスの南村の所で、色々な話を聞いて、ものづくりの初心を思い出し、起業への思いを強めます。

ある日、起業を本気でやるつもりだと話す律に、鈴愛は本音を語りだし……。

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予習レビュー

律の決断

律のように、頭は良いのでしょうが、自分から色々と動く感じではないので、大手メーカーの仕事は、ある意味あっていると思います。

ところが、さすがに管理ばかりの仕事に嫌気がさし、子どもの頃から経験している、ものづくりの楽しさを、あらためて考えるようになった律。

律が、シェアオフィスに興味を持って、何度も足を運ぶのは、意外なような気がしますが、より子との結婚に失敗をして、何か面白いことを始めたいと思ったのかもしれません。

鈴愛は考える

ここへ来て、律との思いが一致することに喜ぶ鈴愛だったのですが、それもつかの間です。

夏祭りに行こうとする麦が、三オバだけではカッコがつかないと、花野も一緒に行こうと考え鈴愛と話をします。

そんな時、麦から若いころ考えていた自由であることと、年を重ねてから身に染みる安定の話を聞きます。

年をとって元気がなくなってくると、いつまでも自由とばかり言っていられないのです。

花野にスケートを習わせたいと、それだけで上京をしよとうした鈴愛。

まだ麦などにくらべたら若いとは言え、鈴愛ももう40です。

若い時よりも、体力の衰えは身に染みています。

枠のない生き方をしてきた鈴愛はともかく、レールの上を順調に走って来た律には、安定を捨ててまで、自由な生き方は、今更厳しいと鈴愛は考えます。

しかも自由を求めて鈴愛と別れた涼次と、律とでは違うと、そんなことも考えたかもしれません。

ふと考えると、涼次と違って、律は鈴愛から物理的にも気持ち的にも離れることはなさそうです。

それだけは確かかなと思います。

感想

麻生祐未さんのゆかた姿
久々に麦こと、麻生祐未さんが登場しましたが、スナフキンもどきの姿ではなく、藍染めのゆかた姿に、なぜかホッとしてしまいました。

もともと化粧品会社のキャンペーンガールをしていたくらいの美貌なのに、いくら役どころといえ、スナフキンもどきは、正直うれしくなかったのですが、終盤になって、ゆかた姿の登場に気持ちが落ち着きました。

それはともかく、祥平が映画の自主制作を始めたと話し始めますが、若い時は、自由がいいとばかりに思っていたけれど、年齢を重ねると安定した生活は、ありがたい。

誰かが言ってくれたおかげで、道に迷うこともないと語る麦。

一人で頑張ると粋がっていた鈴愛には、麦の話は痛いほど伝わったと思います。

より子のその後
奥さんのようにゴーヤをまな板で切って料理を始めようとするマサトに、けだるく律がより子の再婚話を始めます。

アメリカに呼び寄せたのにも関わらず、言葉が通じず、友だちもいないからと、半年ほどで翼をつれて帰国してしまった。

それで、ほかにいい人を見つけたんでしょうと、そんな話を聞いてマサトは、あぜんとしてしまいます。

より子とは、人生観が違っていそうなので、管理人としては、これで良かったのではと思います。

律は、心に多少は傷を負ったでしょうが、なんとなく予感はしていたと開き直った様子です。

マサトのやるせない表情はともかく、律の黒いTシャツの後ろ姿は、管理人には、わびしさのようなものは感じませんでした。

むしろ、これからの人生の方が、律には本番に思えたからです。

グリーングリーングリーン
グリーン一色のケイコのシェアオフィスで、鈴愛はネット通販でも始めようかと話します。

自由に見えるケイコは、さぞやおひとりさまメーカーのオーナーとしてうまくいっているのだろうと思っていました。

ところが、売り上げが右肩下がりになっていると聞いて鈴愛は驚きますが、のらりくらりとしている鈴愛の生活が成り立っているのも管理人には不思議です。

ケイコは、おひとりさまメーカーなんて、タフじゃないとやっていけないと言います。

「疑うより、信じた方がいい。きっとみんなは、よろこんでくれるはず。」

ケイコのオフィス自体、現実感のない場所ですが、妖精のような恰好のケイコに、それが力になると言われている鈴愛は、まるで子どものようです。

鈴愛の心配
ケイコのオフィスのクーラーを治す律は、なんだか生き生きとしていますが、それを見る鈴愛は、なんだか不安げです。

一流企業に勤める律は、一生安泰で生活ができるのに、それを投げ打って起業しようとしている律。

麦やケイコの話に、ひとりでやっていく厳しさを聞かされた鈴愛は、律には起業などせずに、今のままのレールに乗っていって欲しいと思ったのでしょう。

律を説得するつもりが、どんどん律の顔を強ばらせていきます。

律の人生が間違った方向に行ってほしくないと一生懸命ですが、気持ちが固まってきている律には、空回りするだけでした。

夫婦ゲンカの修羅場を見ているようでしたが、本当はより子と、ここまでのバトルがあっても不思議ではなかったのに、幼い翼くんに「うちはさびしい」と言わせるくらい冷え切っていました。

今さらですが、律にとっては、良くも悪くも鈴愛との方が、お互い成長できるのかなと思います。

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コメント

  1. ノック より:

    今日のスズメ、いろいろ批判はあるだろうけど、私は見直したな。親身になっていないと、あそこまで言えない。リツも、うすうすわかっているのではないでしょうか。このあと、リツが会社をやめていく展開になるのでしょうが、そこはなんだか、逆に、ロマンティズムすぎてどうかな、と思ったりします。