光江スパロウリズム訪問 / 半分、青い。 第145話

2018年9月17日(月)第25週「君といたい!」

あらすじ

2010年10月、鈴愛はかつて大納言にいたとき、田辺店長が、風がやわらぐからと、扇風機の向きをあえて壁側に向けていたことを思い出す。

鈴愛のひらめきで、そよ風の扇風機の開発は前進し、津曲と恵子の前で完成品を評価してもらいます。

試作品第一号のたらい型扇風機は、たらいを利用したモノですが、風がもわっとしていてデザインが今一つと不評でした。

晴は、つくし食堂が繁盛している今では、人を雇うくらいの余裕が出てきたので、何かを始めようとかと考えます。

律と鈴愛は、さらに改良を試み、試作品第二号として考えたのが、キノコ型両翼扇風機。

左右の2つの羽を持った扇風機で、片方の風を、もう片方の風で渦を消す。

そこへ、光江がスケート教室から花野を送り届けに、スパロウリズムを訪れます。

光江は帽子教室をやっていることもあり、シェアオフィスの様子に興味津々です。

鈴愛は、光江にシェアオフィスを案内する間、律は花野とカフェに行きます。

そこで、光江は鈴愛の元夫・涼次が花野に会いたがっていると鈴愛に伝える。一瞬、鈴愛が戸惑ったように感じた光江は発言を撤回するが、鈴愛の反応は…。

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予習レビュー

何かが足りない
消費者は、いろんなメーカーと機能をくらべて、お金を出して買えばそれですみますが、開発する側の、そこにいたるまでの平たんでない道のりは、当然のことながら知りません。

律は、理想とする、そよ風の吹く扇風機を何度も仮説を立てては計算をし、そして作ってと、地道な作業の繰り返しですが、なかなか思うようにことが進みません。

何かしらヒントとなるべきことがあれば、それにこしたことがないのですが、律の中で、引っかかっているのは、扇風機の羽がまわることで、扇風機の宿命ともいえるのが”うず”です。

これを取り除かなければ、そよ風にはなりません。

律が煮詰まっていると、その様子に鈴愛は冷静です。

自分は漫画を描いていたころ、描けなくなってきたときは、絶望でしかなかったが、律には、それを感じないと。

律に対する揺るぎのない信頼や、律そのものに感じる安心感などから、何かを成し遂げようとする人は、傍から見て、そのことがわかるのだと思います。

光江の訪問
スケート教室から花野を送り届に来た光江が、スパロウリズムを訪ねます。

あちらこちらの教室で、それぞれ好きなことをしているシェアオフィスは、光江にとって、何かをそそられるような所なんだと思います。

それはともかく、鈴愛の元ダンナの涼次のことは、すっかり忘れてしまいましたが、花野に会いたがっていると光江から聞かされます。

勝手に別れておいて、図々しいように思うのですが、それでも自分の子供に会いたくなるのは、仕方がないことなのでしょう。

ただ現実的に、どう考えても、涼次より律の方が、花野はなついています。

律の存在で、花野は、まるで悲壮感がありません。

いっそ、涼次のことは忘れ去った方が、いいのではくらいに思うのですが、この後の話の展開で、涼次が、ある重要なことを成し遂げようとします。

感想

律は余裕?
人からの評価を受けることは、大切だと思います。

律と鈴愛は、試作品として完成させた扇風機を、津曲と恵子に見てもらいます。

律の説明する、構造の話はともかく、実際に体感した感想は、ちょっと厳しいものでした。

鈴愛と律の中では、そよ風と思っても、それは、二人だけの、いわば自己満足なものです。

第三者にしてみたら「もわっとしている」この一言は、正直な感想です。

なんとか、開発のポイントとなるものは、わかったものの、実際、それをどうやって形にすのか、それが焦点となりました。

しかし、アイデアが出てこない律に、鈴愛は、冗談ともつかず「律、菱松もどるか」

ここでの、半分は、半分、青いではなく、脅迫じみています。

でも、その問いかけに律は「オイオイオイ」と応えますが、アイデアが出ないと言いつつ、どこか余裕を感じます。

鈴愛も、そんな律に対して、自分が漫画を描いていたときは、絶望しか感じなかったが、律には、それを感じない。

鈴愛は「律を、天才と信じている」と話しますが、可能性を秘めていると感じる人が、ことを成し遂げられるのでしょう。

鈴愛があらためて

光江が、花野をスケート教室から送り迎えして、スパロウリズムを訪れます。

光江の話では、涼次が、花野と会いたがっていると言われ、鈴愛は複雑な表情です。

花野は、涼次よりも、おそらく律の方が、なついています。

とは言え、鈴愛は、今、こうして働けるのは、光江たちのおかげだとお礼を言いますが、花野のスケート教室に通えるのも、光江たちのおかげだよね。

ちょっとつっこみたくなりました。

律ひらめく!
花野のスケートの練習に耳を傾ける律。

最後にみんなで手をつないで滑るのは、テレビで見るより難しいと話す花野、かわいいです。

みんなで手をつないで滑るとき、スピードが合わないと、ヘナヘナと崩れる。

それを聞いた、頭の良い律は、ふとひらめきます。

思い立ったら、猪突猛進状態の律ですが、ラーメンが途中の花野を残し、オフィスへと急いで戻っていきます。

すると、置いてきぼりをくらった花野は、残っているラーメンと立ち去った律を見比べ、迷っているのがおかしいです。

そして、律のすばらしさは、花野のスケートの話を聞いて、スピードが違う人がいることで、列が乱れ、そこから、以前、鈴愛の描いた二重の花のスケッチを思い出します。

律は、二重構造の羽だ!

外側と内側の羽の速度を変える。

外側の速い風に、内側の遅い風が、ぶつかることで、扇風機の渦が消えるはず!

そこへ、無邪気に笑いながらアイスクリーム片手に、オフィスに入って来た花野は、かわいいと言うか、律には、本当の娘のようなものでしょう。

花野の話のおかげで解決策を見いだし、よろこぶ律。

これまでの苦労が報われました。

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コメント

  1. はるみん より:

    大大ヒントをくれたかんちゃんを抱き上げ、
    感情あらわにして大声ではしゃぎまくる律に
    ビックリ!!
    今までにありました?こんな律

  2. 村田 正 より:

    柔らかな風を送り出す「扇風機」は、既に2000年あたりから欧州のD社から発売されており、私も使っております。