律そよ風ファン盗まれる / 半分、青い。 第149話

2018年9月21日(金)第25週「君といたい!」

あらすじ

2011年の初頭、開発からおよそ10か月になろうとしたころ、ようやくそよ風扇風機が完成します。

名前は、わかりやすくするため、そよ風ファンにします。

それもつかの間、扇風機を開発データごと盗まれたと、あわてる律から報告を受けた鈴愛は、自分が開発したと息子の修次郎にウソをついていた津曲の仕業だと直感します。

鈴愛と律は、津曲の妹の恵子のところへ行き、そよ風ファンを盗んだのは津曲だと訴えます。

それを聞いた恵子は、鈴愛と律がたいへんな思いをして開発しているのを知っている津曲が、横からかすめとるようなことをするなんて、するはずがないと言いますが、言ったそばから「あの人ならする!」

そのころ津曲は、そよ風ファンを自分が開発したものとして売り込むため、盗んだデータを持って、大手電機メーカーの応接室にいました。

津曲が緊張しながら担当者を待っていると、携帯電話に修次郎から着信があります。

修次郎は一人、体育館のすみから津曲に学校で先生におこられたと話します。
【ごあいさつ】次回作『まんぷく』から、私、朝蔵がブログに復帰します。仕事の都合上、途中で一時的な中断もあるかもしれませんが、ひきつづきよろしくお願いいたします。

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予習レビュー

そよ風ファンの完成
子どものころ作ったゾートロープがヒントとなって、ようやく、そよ風が吹くような扇風機が完成しました。

扇風機といったら、モーターでガッーと風が吹くのが当たり前と思っていましたが、回転数を低くして羽を二重構造にすることで、これまでと風の質が違うのです。

より自然なモノに近づけるモノを自分たちの手で、作ることができたのです。

これと同じようなこと、他にあるかなと考えてみました。

ドライヤー。

そよ風のような風で静かに効率よく、髪の毛がツルツルでサラサラな仕上がりになったら良いのにと、管理人の勝手な妄想でした。

津曲の大博打
やっと鈴愛と律が苦心のすえに完成させたそよ風ファンですが、まさかな事態が待っていました。

なんと扇風機が、データごと盗まれてしまったのです!

ここで、ポイントは、扇風機だけではなく、データも盗まれてしまっているところです。

今時、扇風機だけを盗むなんて、いったいどこの国の話なんだと思いますが、データも盗まれているので、どこかで情報を聞きつけた同業者に違いありません。

居心地の良いシェアオフィスで、こんな展開になるとは、まさかと思ったでしょうが、それにしてもうかつだったと思います。

ところが、その話を聞いた鈴愛は、すぐにその主が誰かわかります。

スパロウリズムに勝手に入って、修次郎に、自分の仕事のように話しをしていたからです。

それにしても、津曲の大胆な行動には驚かされてしまいます。

人を裏切ることなど、何も悪いとは考えていないのでしょう。

はたして、津曲の目論見は、うまくいくのでしょうか。

感想

津曲が改心する
自分のもののように、鈴愛と律が作った扇風機を大手メーカーに売り込みに行く津曲は、とんでもないのですが、そんなところへ、息子の修次郎から電話があります。

学校で、インフルエンザでもなんでもないのに、マスクをしていることを、先生からおこられたと言います。

津曲は、修次郎にまわりにこびなくてもいい、無理してあわせるなと言うと、修次郎は、お父さんのように、強くて正直で自分の意思を持ちたいと話します。

自分の息子に言い聞かせたことが、自分のことのような流れになっているのが、おかしいのですが、悪いことはできないと津曲は悟ったのでしょう。

大手メーカーの人が応接室に入って来るなり、扇風機に重大な欠陥があるからと、この話はなかったことにと謝りますが、家庭用の電力で羽が動かないとは、苦しすぎる言い訳です。

よどみのない律
津曲のしたことは、修羅場になってもおかしくないのに、なぜか恵子がいるせいなのか、律も鈴愛も冷静です。

とは言え、律は、大手のテイト電器が、そよ風ファンをどう評価したのか、気になって聞くと、自分たちが思っているほど評価はされていないと津曲は言います。

すると律は、扇風機に使っているDCプラスレスモーターが高いので、律の退職金も底をつき、クレジットカードからも借入れしていると話します。

それを聞いた鈴愛は、律が、そこまでしているとは思わず、驚きのあまり外へ出て行ってしまいます。

そんな鈴愛をよそに、律は、今回の件を修次郎にチクられたくないのならと、ここぞとばかりに、岐阜犬をヒットさせた実績のある津曲に、このそよ風ファンを売る協力をして欲しいと頼みます。

律の申し出は、ありえないような展開なのですが、よどみなく話す律が、カッコイイです。

いい仕事しています!

ともかく、クレジットカードから借り入れをしているくらいなので、余裕はまったくないのでしょう。

恵子は、そんな律に対して、自分の兄とはいえ、そんな人信頼していいのかと聞いているのが、おかしいです。

津曲に奇跡おきる

そんな話をしているところへ、修次郎が現れます。

津曲は、正直に、このスパロウリズムは、自分の会社ではなく、自分の会社はとっくにつぶれて、ラーメンを作っていると話します。

津曲は、修次郎の前でいい恰好を見せたくて、ウソをついたのに、結局、一番ダメな部分をさらしてしまうことになります。

でも、修次郎は、とってもいい子です。

お父さんは、カッコ悪くなんかない。

津曲の作ったラーメンは、おいしかったし、友だちもいなくていいって言った。

あんなカッコいいことを言える大人はいない!

息子に、こんなこと言われたら、泣けちゃいます。

カッコだけつけることが、どれほどカッコ悪いか、津曲は、さぞ思い知ったと思います。

そして、律は、なんのわだかまりもなく、津曲を受け入れますが、和子さんや弥一のやさしさを思い出します。

こんな人のやさしさに触れたら、いやでも、津曲は扇風機を売らざるを得ないでしょう。

もっと嵐のようになってもおかしくない出来事なのに、それこそそよ風が吹くように、自然と流れ、それぞれ落ち着くところに落ち着くのかなと思いました。

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コメント

  1. 通りすがりの猫 より:

    「うどんを食べたマンモス西」は笑いました!けど、これで、即、反応できるというか笑えるのは「あしたのジョー」世代(リバイバルも含めて)だから、どう考えても50超えてないとワカラないでしょう⁉︎

  2. むいむい より:

    「友達はいなくていい」は岐阜犬in和子さんが言ってましたね。