涼次が律に思いを告げる / 半分、青い。 第153話

2018年9月26日(水)最終週/第26週「幸せになりたい!」

あらすじ

三オバがいる前で、あえて言いたいと、涼次から「もう一度やり直したい」と打ち明けられますが、鈴愛は断ります。

夜になり鈴愛は花野に、灯ちゃんのところへ挨拶に行こうと話します。

そして、涼次から、もう一度プロポーズされたと話をしてみると、花野は結婚は好きな人とする。鈴愛が好きなのは律だと花野に言われ、母の心のうちを見抜いていました。

一方、鈴愛と律のそよ風ファンの生産は、資金の目途はたったものの、震災の影響で部品が集まらず行き詰まってしまっていました。それでも鈴愛と律は、部品を集めようと動きます。

そんな中、ユーコの夫のユウジから電話を受け、秋風先生がたずねてきてくれたと知らされます。

ヨウジは、秋風先生から「エーガール」の続編を描いていて、それを今度の月刊ガーベラに掲載し、それをユーコに見せると言われたと話します。

そこまで秋風先生が考えて行動してくるのだから、これはユーコが生きていると思うしかないと、それを伝えるためにヨウジは鈴愛に電話したのでした。

そしてある日、涼次がスパロウリズムを訪れ、ホームページにのせる動画のことを律とします。

そのとき涼次は、鈴愛に断られたからと、律に「鈴愛ちゃんを、よろしくお願いいたします」と告げます。

そんな中、ボクテからユーコの安否について連絡が入ります。

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予習レビュー

花野の気づかい
鈴愛は、ユーコの安否が気がかりで仕方がありません。

一瞬のうちに、何もかも飲み込んでいく映像を見てしまったら、鈴愛でなくとも、何をしてよいのか、それすらも思い浮かびません。

そんな様子を、幼いながらも花野は、わかっていたようです。

花野は、お漏らしをしたときに、さっと拭いてくれた、クラスの灯(あかり)に、お礼がしたいと、灯からもらった年賀状の住所を頼りに訪ねることを考えました。

最初は、律の所へ行ったようなのですが、律も扇風機のことで忙しいので、涼次のもとを訪ねます。

今となっては、実の父の涼次よりも、律の方が、よほど絆が強くなってしまっているように思うのですが、そんなことを知らない涼次には、花野が訪ねてくれたことが、うれしかったのでしょう。

そんなこともあり、涼次は、鈴愛にあることを申し出します。

ここまでの流れを考えると、涼次の申し出は、かなり難しいかなと思います。

それよりも、律との関係の方が、気になるところです。

秋風先生

一刻も早くユーコの無事を確認したい鈴愛に、ユーコの夫のヨウジから、電話がありますが、それは重いものだと思います。

ところが、電話の内容は、無事の確認ではなく、なんと秋風先生が、ユーコの安否を確認しに、仙台にやってきたのです。
秋風先生にとって、ユーコの結婚式も出ているので、自分の娘のように思っているのです。

まだ、混乱がおさまらない時期に、秋風先生は、一人仙台に向かっていたのでした。

おそらく、秋風先生もまた、あの映像を目にした時、まっさきにユーコのことが浮かんだと思います。

自然の驚異におののく鈴愛に対して、秋風先生は、率先して先を切り開いていく人です。

たとえどうあれ、秋風先生の想いは、大きな力となり、希望を持たしてくれるもののようです。

感想

ヨウジからの電話

ユーコの安否が気になる中、ユーコの夫のヨウジから電話が来ます。

それは、秋風先生が、ヨウジを励まそうとやって来たのですが、思った通り、秋風先生の言葉には力があり、どうしようもなく混乱していると思われるヨウジに、希望を持たせるものでした。

それぞれに出来ることをすればそれで良いのですが、秋風先生には、それ以上に人に生きる希望を与えられる力があるようです。

絶望の淵に立たせられているところから、少しでも早く立ち直りたいものだと思います。

混乱がおさまらない中、外部の人間が足を入れることさえ戸惑っていたころ、秋風先生は、やって来てくれたのです。

そして秋風先生のその行動力が、ヨウジには何よりの励みになったと思います。

こんなうれしいことはないと、淡々と鈴愛に伝えたくて話すヨウジの姿、さすがユーコが選んだ人なだけあると思いました。

できることないか
恵子もまた、ユーコの安否が気になっていますが、その様子に津曲が「なんかできることないかな」と、つぶやきます。

ちゃらんぽらんな感じの津曲ですが、そんな津曲の放った一言が、印象に残りました。

あまりの自然のすごさに、当時、管理人は、自分の動揺を抑えることに必死だったので、「なんかできることないか」など、思い浮かびませんでした。

目の前が暗くなるような状況に追い込まれた人もいると思います。

恵子は「今を生きる。昨日と同じことを」と言いますが、ほんとうにそうだと思います。

ボランティアなどで動ける人は良いと思いますが、みんながみんな、同じように動ける人ばかりではないと思います。

岩堀の工場長の息子さんが「とにかく前向いて頑張ろう」と言っていましたが、目の前にあること、いままでと変わらず動くしかありません。

ひとつひとつの力が、この世の中を動かしていることを、あらためて思い知らされたシーンでもありました。

ボクテからの連絡
誰しもが落ち着かないころ、ボクテは、鈴愛のもとを訪れ、ユーコの安否について話します。

ボクテなりに、落ち込んだ鈴愛に元気になってもらおうと、キャラメル1個をお守りと称してあげます。

そのボクテの気持ち、わからなくありません。

ボクテが言うのには、キャラメルは、しっかり正方形で、安心すると言います。

しかも、なめてみると甘いと言いますが、気持ちが浮かないようなときこそ、気持ちを少しでも解きほぐすため、たとえ一個のキャラメルを口にしたとき、なんとも言えない安心感を得ることがあります。

そんなささやかなボクテのやさしい気遣い、管理人は好きです。

しかしこの後、電話でボクテから、とうとうユーコの安否を知らされることになります。

覚悟はしていたのでしょうが、ボクテの知らせを、ただぼう然と力なく受け留める鈴愛に、涙してしまいました。

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コメント

  1. 通りすがりの猫 より:

    他でも感想として出ている「最終週に詰め込み過ぎ!」
    確かにそんな気もします…
    かんちゃんに対するイジメ問題…え?転校させるで片付けちゃうの⁉︎と思いました。こんな大事な問題をあっさり片付けちゃうぐらいなら、展開としては必要ないですよね。かんちゃんが粗相したのにお友達が庇ってくれた、でもユーコちゃんの安否でいっぱいいっぱいのママには話せなかった、ていうエピソードで十分なはず。脚本の北川さんはなぜここでイジメ→転校というエピソードを入れたかったのか、ちょっと理解に苦しみます…それだったら、涼ちゃんに対する鈴愛ちゃんの諸々の思いが過去のものとして清算されるトコをしっかり描いてほしかったな。
    過去の朝ドラだと、ラスト一週間はわりとここまでをふりかえりつつオマケのエピソード、っていう感じですが、今回はものスゴイ展開で、えええーっ⁉︎です。

  2. アーモンド より:

    ついにユーコの訃報を耳にした鈴愛、心配で仕事が手につかなかったが、さらにショックでどうなるのか?仙台まで確かめに行くようだが、扇風機は開発進むのか?震災で物質が手に入りにくい中なんとか販売にこぎつけるようてすね。
    また、涼次との再婚は断り、律が大事な人と花野に見抜かれた。でも結婚しない?続編かわみてみたい。今後どんなスピンオフドラマがあるか、たのしみ。
    次週からのまんぷく、インスタントラーメンの話
    にも期待してます。

  3. はるみん より:

    二つの【以外】気になります。
    北川先生〜!単純な予想を裏切ってくれるの〜⁇
    鈴愛に電話をくれた人は?
    菱本ちゃん?ゆうこの旦那?
    涼ちゃんが律に告げるセリフ。具体的に?
    「鈴愛ちゃんとかんちゃんをお願いします」
    ありきたりすぎー。