まんぷく

母の鈴が腹痛でたおれる / まんぷく 第2話

本放送:2018年10月2日(火)
再放送:2023年10月3日(火)
第1週「結婚はまだまだ先!」

あらすじ

母の鈴が、突然はげしい腹痛を訴えて寝込んでしまいました。母が目の前で倒れたことに福子は動揺するものの、次女の克子は仮病をうたがっていました。長女の咲を結婚させないために一芝居打っていると考えたのです。

一方で、長女の咲は、母の鈴の懇願に応えて、目前にひかえていた結婚の延期を真剣に考え始める始末。家族の騒動の中、鈴のことが心配でならない福子は、親友たちと映画を観ても上の空。つとめ先でも仕事に集中できずにいました。

そんな中、福子は仕事で大失敗を演じます。受け取った電話を、間違って外国人客につないでしまったのです。上司に厳しく叱られた福子は、間違って電話をつないだ外国人客に英語で謝罪しました。

仕事で大きな失敗をし、意気消沈した福子が家に帰ると、自宅で起こっていることが福子を心から驚かせました。鈴が、家に誰もいないスキを見計らって、台所で一人、ツナ缶を開けて食べていたのです。

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予習レビュー

朝蔵です。

初回となる前回は、ヒロインの生家・今井家の家族構成や、ヒロインの父が早くに亡くなっていることなど。

そして、ヒロイン・福ちゃんの未来の夫の萬平さんなどなど。

おそらく、客観的な情報を伝えることに終始するのではないかと思います。

今回は、さらに一歩踏み込んで、今井家の家族。とりわけ長女と次女のキャラ。そして未来の夫の萬平さんのキャラが見えてくる展開になるのではないかと思います。

ヒロインのお母ちゃんの鈴さんがたおれる。

この騒動がリトマス試験紙のごとく、今井家の三姉妹のキャラをあぶり出す。長女の咲さんと三女でヒロインの福ちゃんは、お母ちゃんのことが心配でならない。

しかし、周囲の反対を押し切って結婚に踏み切った過去を持つ、マイペースの克子さんだけは、お母ちゃんを心配するどころか仮病を疑う。

大ヒット曲『だんご三兄弟』にも「自分がいちばん次男」というフレーズがありましたが、克子さんもまた、三つのだんごの真ん中キャラなんでしょうか。

一方、鈴さんの病気で動揺した福ちゃんがミスをしでかす。

今度はこのミスによって、福ちゃんの将来の夫の萬平さんのキャラが浮き彫りに。

福ちゃんのミスに対して、萬平さんはどんな反応を示すのでしょうか。

感想

ブログ主お気に入りの福ちゃんの表情

福ちゃんの表情が今回もいい!

とりわけブログ主お気に入りの表情は、ホテルの受け付けのお姉さんを憧れの眼差しで見つめているとき。

その姿を、受け付けのお姉さんに見つかり、照れるとき。

受け付けの仕事と比べて、地味な自分の仕事を卑下したり劣等感を持つこともなく、華やか受け付けのお姉さんに対して嫉妬心を抱くようなこともなく。

ただシンプルに憧れる、その素直さがかわい過ぎる。

一方、電話の取り次ぎ先を間違えて、上司の女性からこっぴどく叱られるときの福ちゃんの表情が、また、たまりません。

さて、今週の後半には、前回今回と、微妙な接点があった運命の人・萬平さんとの恋バナがはじまるみたいです。

そのときの福ちゃんは、今度はどんな表情を見せてくれるのか。

オープニング映像と合わせて、安藤サクラさんの豊かな表情を観ているだけでも『まんぷく』は癒されます。

『まんぷく』の安定感の理由

『まんぷく』は、なぜだか心から安心して観ていられる。はじまって早々、とっても安定感がある。心地よさを感じる。その理由を考えてみました。

奇をてらったキャラがいない
朝ドラに限らず、映画やドラマでは、物語の展開を面白くするために奇をてらったキャラがつきものです。

奇をてらったキャラとは、普通、こんな人はいないだろうみたいないキャラのことです。

そんなキャラは、ハマると面白い。

前作『半分、青い。』の秋風先生がまさにそれでした。とりわけ、登場して間もない頃の、初期ガンが見つかる前の秋風先生は・・・

いそうでいない。そしてドラマの中で観ている分には面白いけれど、できることなら、身近にこんな人がいてほしくない。

でも、この手のはキャラは、すべるとうっとうしいだけです。

そして、こうしたキャラ設定は難しいらしく、多くのケースは失敗しています。

そんなキャラが『まんぷく』の中には、今のところ、一人もいないので、それが安心感をかもし出しているのかもしれない。

また、感じの悪い人が一人もいない。

秋風先生も、特に登場したての頃は、感じの悪いことこの上ないレベルでした。鈴愛ちゃんを炭水化物要因と言って見下したり、それはそれはひどかった。

でも、秋風羽織という変人キャラ設定がしっかりできていたので、その感じの悪さが面白さに昇華されていました。

ところが、時おり、ドラマや映画によっては、キャラ設定がしっかり作りこまれていない脇キャラが、感じの悪い言動をとる場合がある。

これが不快なことこの上ない。

それが『まんぷく』には(今のところ)まったくない。みなさん、愛すべき変人ばかりです。

このテイストがいつまでも続いて欲しいなと思った『まんぷく』第2回でした。

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POSTED COMMENT

  1. アーモンド より:

    半分青いロスも吹き飛ぶ面白さ。さすが大阪が舞台。
    オープニングの映像も笑わしてくれる。ヒロインがあんな格好で、ドリカムの歌に合わせて行動するとは。最後の海辺で股を大開きするシーンが、印象的です。
    安藤さくらさん面白い人ですね。

  2. ゆきこ より:

    朝蔵さんお久しぶりです(^^)最初の方だけしか見てないんですけど盲腸はかなり痛いらしいのですがそれにしてはお母さん反応が大袈裟すぎですよね私も克子さんと同意見なんです車の中で母と大袈裟すぎって言ってました嘘だって知られた日にはどんな反応されるでしょうね

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