萬平の無実を信じる福子 / まんぷく 第14話

2018年10月16日(火)第3週「そんなん絶対ウソ!」

あらすじ

萬平のことが心配でならない福子でしたが、鈴や恵の前では気丈に振る舞っていました。しかし、鈴も恵も気が付いていました。福子の様子がおかしいことを。そして、鈴も恵も、福子のことが心配でなりませんでした。

その頃、憲兵隊に逮捕された萬平は、連日にわたって憲兵から厳しい取り調べを受けていました。しかし、憲兵らによる激しい暴力によって自白を強要されようとも、萬平は潔白を主張し、安易な自白を徹底的に拒んでいました。

そんな中、萬平への不安がピークに達した福子は、敏子とハナに、萬平のことを相談。敏子とハナの二人をともない、福子は萬平が収容されている留置場へと足を運ぶことにしました。萬平が無実であることを、福子は訴えることにしたのです。

しかし、福子の訴えは、憲兵にはまったく聞き入れられはしませんでした。その後、敏子とハナ、牧と野呂、そして恵は、福子が一人で抱えていた苦悩を聞き出しました。そして、恵たち5人は福子を自宅まで送り、福子の苦悩を鈴に告げるのでした。

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予習レビュー

萬平さんとの交際を猛反対されるなどして、萬平さんに会うことを、福ちゃんはなかば諦めていました。

その福ちゃんが、真一さんの言葉に背中を押され、再び萬平さんに会おうと心に決めたのが前週の終わり頃。

ところが、萬平さんのもとに足を運んだ福ちゃんの目の前で、萬平さんは憲兵に逮捕されてしまいました。

ようやく会えるはずだった萬平さんが、今度は別の事情から、会うに会えなくなるという皮肉な展開から、今週がスタートしました。

今回。福ちゃんは相変わらず萬平さんに会えるメドが立ちません。

萬平さんの一番身近にいるはずの加地谷さんは、萬平さんの逮捕など他人事。

パートナーの萬平さんを心配するどころか、萬平さんにかけれている疑いを、否定もしない。否定もしない、というより加地谷さんまでもが、萬平さんを疑っている。

加地谷さんは頼れない。

そう考えた福ちゃんが、自ら動きはじめました。

窮地の萬平さんのために福ちゃんが行動を起こす。このドラマの中で、これから繰り返し描かれるはずの福ちゃんの行動の、今回は第一弾が描かれることになりそうです。

感想

福ちゃんが見たことがない萬平さんの顔

ナレーションの言葉を借りると「福ちゃんが見たことがない萬平さんの顔」。鬼気迫るものがありました。視聴者も初めて見る顔です。

偽りの自白をするくらいなら、死をもって潔白を証明する。その覚悟が怖くなるほど表情にあらわれていました。

これまでの福ちゃんを前にした温厚で朴訥した表情。加地谷さんや世良さんの前で見せる、二人のペースについてゆきかねるとでも言いたげな戸惑いを含んだ表情。

それらの表情からは想像もできなかった萬平さんの覚悟に満ちた表情でした。

そして、この表情を見て安心しました。この人なら、ドラマの最後まで、どれほどの困難に遭っても、それらを乗り越える姿を見せてくれるのだろうと。

実はこれまで、あまりにも温厚すぎたり、加地谷さんや世良さんの半ば言いなりになっている萬平さんに不安を感じていたんです。

この人、大丈夫かな。この調子で、数々の困難の末の大発明にまでたどり着けるのかなって。その心配は、どうやら杞憂に終わりそうです。

そして、萬平さんのことがますます好きになりました。

今回の福ちゃんの表情もまた想像を超えるレベル

萬平さんの初めて見る表情にも驚かされましたが、今回の最後の最後。自宅に帰って来たときの鈴さんに対して見せた福ちゃんの表情もまた怖かった。

今回の冒頭に描かれた、朝、家を出発するときの、気丈に振る舞う福ちゃんのビッグスマイルとは真逆の、思いつめた表情。忘れられません。

今回のような福ちゃんの表情は二度と見たくないと思う反面、この名演をもう一度見せて欲しいと考えるのは僕だけでしょうか。

コメントへの返信 by 朝蔵

ひよっこの続編が決まり、1話から見直し音楽が似ていて気になり、ちりとてちんの鑑賞に入るという朝ドラ漬けの状態(tonkoさん)
『ひよっこ』続編のための予習でそこまでされるなんてさすがです。僕もオンデマンドで『ひよっこ』の予習をしたくなってきました。

そして『ひよっこ』の愛子さんをみているうちに、きっと『ちりとてちん』の糸子お母ちゃんにも会いたくなり・・・

tonkoさんと同様のパターンになるかもしれません。

視聴者がうっかりすると会話がかみ合わない事に気づかない(えびすこさん)
会話がかみ合わないこの場面。たしかに、気がつかない視聴者がいたかもしれません。

会話がかみ合わないという微妙な状況を見せるには、演出がちょっとばかり力不足だったかなと思います。演出家次第で、もっと面白い場面になっていたかもです。

北川さんももしもの事態を考慮して「ひよっこ」の岡田さんに代筆を委託(中略)朝蔵さんは毎回ご視聴されていましたか?(えびすこさん)
北川さんが途中で病気になったというのは知っていましたが、岡田さんをピンチヒッターに考えていたというのは初めて知りました。

岡田さんによる『半分、青い。』の、会話劇も観てみたかったような気がしますが・・・

『半分、青い。』、最後まで観てましたよ。仕事の事情で、何回か貯めて観ることもありましたが、最終回までしっかりと観つづけました。

内臓も損傷して後に手術を受けなければならなかった(まーちゃんさん)
それほどまでにひどい取り調べを受けていたんですか!?

史実がそのレベルでは、たしかに刑事ドラマみたいに、怒鳴り声で自白を迫るような甘い描き方では無理がありますね。

実際、ドラマの中でも萬平さんは、取り調べによる身体へのダメージに苦しむ場面が、これから描かれるようなので、なおさらですね。

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コメント

  1. うみがめ より:

    萬平さんの取り調べシーンは史実だからしかたないけど、朝から辛いです。早く釈放されてー!

    遅ればせながら、『ひよっこ』の続編、大変楽しみにしています。個人的なことですが、私の母は東北の出身で、集団就職で東京に出て働きました。父も九州から東京に働きに出たのですが、そのころ集団就職がまだない時期で、自力で東京に行かなければならず、大変苦労したそうです。地元でアルバイトをして、そのお金で九州の都市に出てアルバイトをし、やっと東京に行けたそうです。ですので父は母の集団就職をとてもうらやましく思っていました。

  2. あき より:

    こんにちは、朝蔵さん。お帰りなさい。
    鈴お母さんが、孫ちゃんに適当に相槌を打つところに微妙にクスッとさせられてます。
    明日もそんなシーンがあると良いな。

  3. キヨコ より:

    朝蔵さんお久しぶりです。
    朝蔵さんがこちらに戻って来られたので、いつものどうでもいい呟きを・・・

    鈴さんが克子姉ちゃんとおしゃべりしていると、おはじきで遊んでいた孫息子が
    「僕勝った!」
    即座に「よかったわねぇ~」と答え、その後何もなかったようにおしゃべりを続ける。
    福子が悪い夢を見続け心配していると、横から孫が
    「タヌキに追いかけられる夢を見たよ!」
    優しく相づちを打ち、また克子姉ちゃんとおしゃべり。

    おしゃべりしながらも、孫に温かい目配りしている鈴お母さんに、優しさを感じました。

  4. ひるたま より:

    毎回そうなのですが…今回はいつもに増して情報量の多い15分間だったように感じます。
    「助けて…!」福ちゃんがうなされていた場面は、実は萬平さんの本音を福ちゃんに代弁させていたのでは?と私は感じました。
    それから、福ちゃんが憲兵隊に抗議に行く場面で雨が降っていました。主人公(そして重要人物が)雨に濡れる場面と言えば、朝ドラお約束の(?)「水落ち」シーンに通じる場面=物語中でかなり重要な場面である事が示されていたように、これまた個人的には感じました。(以前『ひよっこ』で、ヒロイン=みね子ちゃんが世津子さんのマンションから駆け出して行き、大雨(雷雨?)に打たれていた場面が今も忘れられません)

    申し遅れました…朝蔵さんこんにちは。大変ご無沙汰しております。朝蔵さんの‘復帰’を心待ちにしていました。海外での生活という事で何かと不便もおありでしょうけれども、どうぞご無理はなさらずに、無事にお仕事等お役目を果たされる事をお祈り申し上げます。
    なお前作(『半分、青い。』)に関して書きたい事が少なからずありまして…折を見てコメント差し上げるかもしれません。