萬平救出を三田村に懇願 / まんぷく 第16話

2018年10月18日(木)第3週「そんなん絶対ウソ!」

あらすじ

福子がつとめている大阪東洋ホテルで、大阪商工会の会合が開かれることになりました。その会合に大阪財界の重鎮・三田村会長も来ていることを福子は知りました。福子は早速、三田村を接待しながら懇願しました。

萬平を助けてほしい。萬平は大阪の経済にとってなくてはならない存在になるはずだ。福子が言葉巧みに説得を試みるものの、三田村は難色を示しました。憲兵に捕らえられた人物を助け出すことは、三田村といえども容易なことではなかったのです。

しかし、福子の必死の懇願に三田村の心が動きはじめたそのとき。世良が、みずから萬平の救出を買って出ました。萬平を助けてほしいという福子の頼みを断った世良が、三田村の前では態度を豹変させたのは、三田村に一目置かれたい一心からでした。

自分の利害のために立ち上がった世良でしたが、その動きは迅速でした。加地谷が留守にしているスキを狙って、萬平と加地谷の会社を訪問。萬平の無実を主張していた従業員に対して、何故、萬平が無実と断言できるのかと詰め寄るのでした。

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予習レビュー

前回、前々回と、福ちゃんによる、萬平さん救出作戦が続けて描かれました。そして、いずれの救出作戦も失敗に終わりました。

萬平さんのパートナーであるはずの加地谷さんに相談しても、本来なら誰よりも萬平さんのことを心配すべき加地谷さんは、萬平さんの窮地にまったくの無関心。

敏子ちゃんとハナちゃん。女学校時代の親友を同行し、憲兵隊の庁舎に乗り込み萬平さんの無実をうったえるものの、完全無視。

鈴さんに相談したところが、地雷を踏んでしまいました。逮捕される男などと結婚を許すわけにはゆかないと。

そして、萬平さんに一緒に組もうと強烈にアプローチをかけていた世良さんは、萬平さんが窮地におちいったと知るや、手のひらを返すように冷たい態度。

ここまでが前回。そして今回。

福ちゃんの前に、ついに救いの星があらわれました。大阪財界の重鎮にして、人格者の三田村さんです。

福ちゃんは早速、三田村さんに萬平さん救出を懇願。その様子を聞きつけた世良さんが、三田村さんの前でいい格好しようと、再度の手のひらがえし。

萬平さんの救出を買ってでます。

なんていう軽薄な男だとも思いますが、ある意味でわかりやすい人物ですね。

世良さんが尻尾を振っている相手の前で何かを頼めば、世良さんは喜んでその頼みごとを引き受けてくれるんですから(笑)

福ちゃんには今後、そんな世良さんの有効活用をしてほしいものです。

感想

今回は、登場人物たちの意外な一面が楽しめる回でした。

世良さんの意外な一面

相変わらずお調子者ですが、世良さん、単なるお調子者とはひと味違う男ですね。

三田村さんの前でいい格好したい。そのために、ずっと逃げ回っていた萬平さん救出を買って出ました。

でも、たとえ動機がどうあれ、萬平さんを救出すると決めたら、そこに向かってすぐに行動をはじめる。

しかも、その行動の的確なことと言ったら。

世良さんを見直しました。

忠彦さんの意外な一面

実家からの仕送りで家族を養う忠彦さん。

阿呆ボンとばかり思ってましたが、言うべきことは言う。たとえそれが言いにくい相手に対する言いにくい言葉だとしても、きっぱりと言い切る。

世良さん同様、忠彦さんも男前。

忠彦さんも見直しました。

獄中の男の意外な一面

六平直政さん演じる獄中の男。名を稲村大吾と言うのだそうです。

登場したばかりの頃は、萬平さんを頭からバカにしてました。でも、萬平さんに少しづつ感情移入してゆき・・・

そして今回の、萬平さんと別れる時の大粒の涙。泣かされました。

「お前みたいなやつ、はじめてや」
「お前は無実や!信じてるで、わいは」

心に沁みる言葉でした。

コメントへの返信 by 朝蔵

「とんでもないことでございます」が素敵(ちーぼーさん)
さすが、武士の孫娘だけのことはありますね。正しい言葉を使えるなんて。英語が上手なだけでなく、日本語も正確に使える。

しかも、財界の重鎮を相手に、あそこまでしたたかに交渉ができるとは。恐るべし、福ちゃん。萬平さんの事業を福ちゃんが支える日が待ち遠しいです。

お人好しではけしてないけれども、かといって悪人でもない(ぱちぱちさん)
三田村さんの前でいい格好したいだけだろうと福ちゃんからツッコミを入れられた時の世良さんの反応が素敵でした。

「立花くんを助けりゃええんやろ」

動機はどうあれ、結果を出すと決めたら、目標にまっしぐらに動き出す行動力。世良さん、なかなか男前だなと思った瞬間でした。

難波屋の坂東さん(daisyさん)
坂東さん。どこかで聞いたことがある名前だなと思いながらも、ドラマを見ている間中はどうしても思い出すことができませんでした。

すみれちゃんのお父上でしたね!

「それは関係ありません(ビシッ!)」(まーちゃんさん)
鈴さんは、日頃から忠彦さんのことを良く思っていない。忠彦さんも、そのことは薄々感づいているはず。

だから、忠彦さんは、鈴さんが遊びに来ると肩身の狭い思いをしているものと思っていたら、とんでもない!

忠彦さん、なかなかやりますね。

「私は武士の…」「武士の娘は関係ない!」「関係ありませんよ、お義母さん」(ひるたまさん)
克子さんが「関係ない」というのはデフォルトですが、忠彦さんが「関係ありませんよ」とキッパリ言い切ったのは意外でした。

忠彦さんにあそこまで言い切られたら、鈴さんはこの先、もう「武士の娘」カードを使えないかな?

なつぞらの次の朝ドラ作品が発表(えびすこさん)
言われてみれば、来年の後期朝ドラが発表される頃ですね。

大阪局の作品は『マッサン』以降、『あさが来た』『べっぴんさん』『わろてんか』と、実在の人物をモチーフとした作品がずっと続いています。

そろそろ、オリジナル作品を観てみたいですね。

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コメント

  1. ひるたま より:

    「私は武士の…」「武士の娘は関係ない!」「関係ありませんよ、お義母さん」
    克子姉ちゃん&忠彦さん、よくぞ言ってくれた!と思いながら朝&昼の2回とも見ていました。
    「私は、武士の娘です!」鈴お母さんの決めゼリフ(?)、面白いと思いつつもだんだんと鼻(耳?^^;)につくように感じられるようになったタイミングで、娘夫婦のこのセリフ…絶妙としか思えませんね。
    おそらく脚本家の福田先生はそこを狙って挿入したのかな?…私も術中にはまった1人です。(^^)

  2. まーちゃん より:

    克子姉ちゃんの旦那さんの忠彦さんもイイ男ですね💛いつも売れない絵ばかり描いてて義母の鈴さんに疎まれていることは承知のはず(汗)でも自分が「大事や」と思ったことは臆せずに意見を表明する。克子姉ちゃんと2人で鈴さんの「私は武家の娘云々…」を遮って「それは関係ありません(ビシッ!)」とやり込めたところはスカッとしました^^

    陰惨な場面で始まった今週でしたが世の中「捨てる神あれば拾う神あり」ですね。最初は「牢名主」みたいに強面だったおじさんとも魂の交流が持てて生きる力を取り戻せましたね。萬平さん、ファイト!!

  3. daisy より:

    難波屋の坂東さん、、「べっぴんさん」のパパ、、生瀬さんではないかと。大阪の俯瞰で、大急をわざわざ出してたり、、変な所が気になります。(笑)

  4. ぱちぱち より:

    世良さんはお人好しではけしてないけれども、かといって悪人でもないという、いいキャラクターですね

  5. ちーぼー より:

    福ちゃんが三田村会長の髪を直して(振りだけ?(笑))、そのお礼に対する言葉「とんでもないことでございます」が素敵でした。「とんでもございません」は、本来誤用ですよね、私も使っちゃいますが。
    牢獄の六平さん、釈放だそうですが、彼も無実の罪だったのかしら?