萬平チームが真っ二つに / まんぷく 第51話

2018年11月28日(水)第9週「違うわ、萬平さん」

あらすじ

栄養食品・ダネイホンの試作品づくりは行き詰まっていました。あまりにもまず過ぎて、とても口にできるシロモノではなかったのです。萬平は、味覚に改良を加えて新たな試作品を作り上げるものの、その評価も散々でした。

一方で、塩づくりのグループも、萬平が塩づくりに関心を払わなくなったことに対して不満を募らせていました。そんな中、ダネイホンを開発するグループと、塩づくりのグループの口論が発展し、ついに大ゲンカに。

たちばな塩業の社員たちが真っ二つに割れ、対立しているのは社長の萬平のせいだ。鈴は、萬平の責任を厳しく指摘しました。事ここに至って、萬平はようやく、社員たちの心がバラバラになっていることに気がつきました。

社員たちが大ゲンカをしたその翌朝。萬平は、社員全員を集めると、塩づくりの者たちにもダネイホンの開発に携わせると宣言。萬平はそれで社員が一丸になると信じていました。しかし塩づくりの者たちは、仕事が増えたことに、さらなる不満を募らせるのでした。

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予習レビュー

かつて、塩づくりの社員たちが集まったばかりの頃のこと。

炎天下での過酷な作業に対して、あまりにも粗末な食事。明るい未来がまったく見えてこない、わずかな塩の生産量。

それらのストレスから、塩づくりの社員たちの不満が大爆発したことがありました。

その後も紆余曲折はあったものの、ようやく塩づくりの社員たちの心が一つになりました。ここまで、本当にいろんなことがありました。

しかし、再びチーム萬平がバラバラになりました。

チーム萬平に新たに加わった栄養食品ダネイホンの開発チーム。試作品はまず過ぎてとても食べられたものではない。

改良を加えても改善しない。

こんなことで本当に栄養食品ダネイホンは完成するのか。かつての、塩づくりチームの面々と似たような焦りを感じるのでしょうか。

一方の塩づくりチームは、萬平さんからほったらかしにされてます。そして、これが塩づくりチームの不満の種になる。

再度の試練に対して、また福ちゃんが立ち上がるようですが、このこんがらがったややこしい状況をどのように乗り越えるのでしょうか。

感想

タカちゃん親衛隊三人組のリベンジ

前回のことだったでしょうか。タカちゃんのたちばな塩業への到着を、おめかしして迎えた若者三人組。

しかし、後から姿をあらわした神部くんが、三人組の目の前でこれ見よがしにタカちゃんを連れ去って行きました。

トンビに油揚げをさらわれた格好の三人組。神部くんに何の抗議もせず、ただ指をくわえているばかりの姿が、僕の目には不自然にうつりました。

しかし、やっぱりやってくれました。三人組。

その場で神部くん本人に抗議するよりも、神部くんを困らせるには、もっともっと効果的なリベンジを。

三人組。鈴さんに告げ口をするとは!

うまいことを考えついたものです。この手があったかと思わずヒザを打ちました。

神部くんに真正面から抗議するという、単純すぎてリベンジ効果の低いやり方しか思いつかなかった自分が恥ずかしい(笑)

それにしても鈴さんへの告げ口。「もう手え出しているかも」と、絶妙な憶測も交えた告げ口の効果はてきめんでした。

追伸:頭に血がのぼった鈴さんに締め上げられた神部くんが、鈴さんにこう釈明しました。

「手を握ってもいません、ほんまです」

神部くんはこう言いましたが、僕は記憶しています。上に述べた、三人組の前から神部くんがタカちゃんを連れ去る場面。

神部くんはタカちゃんの手を握って、連れ去ったことを。

萬平さんの勘違い

前回だったか、福ちゃんは萬平さんに訴えました。

ダネイホンの開発に没頭する萬平さんや、海水浴しているようにしか見えないダネイホン担当者に対して、たちばな塩業の若者たちが不満を募らせていると。

しかし、萬平さんは、そんなことは自分には関係ないみたいなことを言ったと記憶しています。その時、萬平さんはやっぱり社長向きではないなと確信しました。

そして今回。

社長としての自覚が足りない萬平さんに対して、鈴さんがきっぱりと言ってくれました。

「うちの社員は真っ二つに別れて対立しているわけですか?これは社長のせいですよ!」

鈴さん、さすがです。話が前後しますが、ケンカ騒動を力づくでおさえる鈴さんのパンチの効いた一喝もさすがです。

さて、鈴さんから痛烈な指摘をされた萬平さん。反省はしたのでしょう。そして、社長としての責任も自覚したのでしょう。

しかし、

塩づくり組がダイネホン組に嫉妬しているのは、塩づくりに対してダイネホンの仕事が楽に見えるから。

さらに、塩づくり組が、萬平さんから無視されていると思い込んでいるから。

にも、かかわらず、そんな人の心の機敏がわからない萬平さんって・・・

いつまでも、ものづくり以外のことはサッパリできない萬平さん。その萬平さんの弱点を補う福ちゃん。

本作『まんぷく』は、そんな夫婦の姿を最終回まで描くドラマになるような気がしてきました。別の言い方をすると、萬平さんのあの性格は最後までなおらない、ということです。

コメントへの返信 by 朝蔵

一字抜けただけで凄い事になるものです(星晶雷火さん)
現在、世間を騒がせているという人の名前は、はじめて知りましたが、わずか1文字付け加えるか、けずるかでえらい違いですね。

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コメント

  1. ひるたま より:

    続きです。
    先程は赤津くんを採り上げましたが、もう一人…会社の‘運転手’役の佐久間くん(演:川並淳一さん)もある意味では会社の情報を知り得る立場にあるのでは?と個人的には感じています。実際問題、萬平さんの「新しい冒険」の事を車内で最初に聞いたのも(福ちゃんを除けば)彼だった筈ですし。
    しかしながら赤津くんと異なり、佐久間くんは口が堅いようですね。(^^)

    追伸:赤津くんの‘姉さん被り’、本当に似合っていますね~(^^)

  2. ひるたま より:

    塩軍団の真夜中の大喧嘩場面で、赤津くん一人だけがグーグー…おそらく鈴さんに対する気疲れ故でしょうね。(^^;)
    ところでこの場面を見ながら既視感が…以前『ひよっこ』乙女寮で勃発した時子ちゃんと豊子ちゃんの大喧嘩場面で、何故か澄子ちゃんだけが一人グーグー寝ていた場面を思い出しました。

    塩軍団の中で唯一「大奥様(鈴さん)の部下」となっている赤津くんですが、炊事姿も段々板に付いて来ている上に噂を広めたり(?^^;)…すっかり‘おばちゃん化’が進んでいますね。これって従来のドラマならば女中さんの役割の筈…いわゆる‘お手伝いさん’の立ち位置に男性キャラクターを配置している点も本作は新鮮だな~と思いながら見ています。鈴さんのあしらい方(?)もかなり心得た(?^^;)赤津くん、実は塩軍団の中でもかなり良いポジションなのでは?(そして、演じている永沼伊久也さんも良い役もらったのでは?と思いながら毎朝見ています)
    とにかく個人的には、赤津くんから目が離せませんね。(^^)

    なお現実問題として考えると…現在の「たちばな塩業」ならば、お手伝いさんを雇う余裕はあるのでは?「住み込み」でなくても、「通い」として1日のうち数時間来てもらうとか…ハナちゃん夫妻を通して紹介してもらえるのではないかしら?と個人的には考えています。

  3. さぁ~ より:

    朝蔵さんのおっしゃるとおり、タカちゃんがトラックから降りた後、神部君はタカちゃんの手を握って研究室に連れて行きましたよね(笑)

    神部君とタカちゃんの恋バナも注視しつつ、塩軍団の今後が心配です。
    あの手榴弾・・・今週末の展開が怖いです。