本放送:2018年12月5日(水)
再放送:2023年12月6日(水)
第10週「私は武士の娘の娘!」
あらすじ
世良が進駐軍に逮捕されました。泉大津の旧日本軍の施設を萬平に紹介したことが突き止められてしまったのです。進駐軍による世良の取り調べに対して、まともに返答しなかった世良も、雑居房に閉じ込められてしまいます。
同じ頃、連日、厳しい取り調べを受けている萬平は、その高い技術力が警戒され、新型兵器開発の疑いすらかけられていました。一方、福子は大阪商工会会長・三田村に、萬平が連行されたことを話し助けを求めました。
そんな中、進駐軍がたちばな塩業に再び乗り込んできました。そのとき、進駐軍の兵士は、三人のたちばな塩業の社員を連れてきました。手榴弾を海中で爆発させることで、魚を獲ることができるのか現場検証するためです。
三人がいつも魚を獲っていた海辺で手榴弾を投げ込んだものの、魚は一匹も浮かんできませんでした。三人は偽証したと思われ、再び雑居房に戻されてしまいます。しかし、萬平が反乱など考えるわけがないと訴える福子の言葉はビンガムの心を動かすのでした。
予習レビュー
戦時中、萬平さんが逮捕されたときは、三田村さんが裏から軍部のお偉方に手を回しつつ、世良さんが実にいい動きを見せてくれました。
しかし、今回は事情が異なります。
さすがの三田村さんといえども、裏から手を回せるような進駐軍のツテはないかと思います。というか、そもそも裏から手を回せる相手なのかどうか・・・
さらに、戦時中の三田村さんの手となり足となった世良さんも逮捕。
そんな窮地の中でも、福ちゃんは萬平さんを信じ続けます。
というか、進駐軍が疑ってかかっている反乱軍を組織するヒマなど萬平ないことを、福ちゃんは誰よりもよく知っているわけですからね。
でも、この回当たりで、社員の一部が手榴弾を海に投げ込んでいたという事実を、福ちゃんも知ることに。
この時点で、福ちゃんは、社員の一部が手榴弾を海に投げ込んだその動機を知る由もありません。
福ちゃん、どんな気持ちで手榴弾の「事実」を受け止めるのでしょうか。
感想
今回、コメントをたくさんちょうだいしましたので、コメントに返信をする形で、僕の感想を述べさせてもらうことにしました。
コメントへの返信 by 朝蔵
『スカーレット』制作発表のニュースが報道されました(ひるたまさん)
僕も戸田恵梨香さんの出演作を見たことがありません。だから、どのようなヒロインになるのか、今のところ皆目見当がつきません。
しかしオリジナルストーリーとの由。大阪局制作による実在する人物がいないオリジナルストーリーの朝ドラは『ごちそうさん』以来ですね。
大阪局のオリジナルストーリーの朝ドラをずっと待ち望んでいた僕としては、とっても嬉しい新作です。陶芸も好きなので、その点でも楽しみがまた一つ増えました。
加地谷さんの再々登場(Amoさん)
加地谷さんが自分の人生を取り戻し、自分の人生の主役に返り咲いた姿。そして、自分の人生の主役となって、萬平さんの無実を訴える姿。
楽しみすぎて、その瞬間が待ちきれません。
こんな素敵な場面を、日本国内の放送でリアルタイムに観ることができないのが、残念でなりません。
福ちゃんと鈴さんはなぜ連行されなかったのでしょうか?(あんどさん)
僕の推測はこうです。
福ちゃんと鈴さんは、たちばな塩業の仕事をしてはいましたが、身内なので給料は出ていなかった。そして給料を出せないので、正式な社員ではなかった。
たちばな塩業の社員ではなく、あくまでも家族に過ぎないので、捜査の対象にはならない。そんなところかと思います。
ビンガムの奥さんが闘病中ということは、奥さんの見舞いに行くとそこでダネイホンが使用されて(ぱぽりんさん)
なるほど、鋭い推理ですね!元気な頃のビンガムの奥様。そして病床のビンガムの奥様。二枚の写真を思わせぶりな表情で見つめるビンガムの場面。
この場面の意図するところをはかりかねていました。
萬平さんのダネイホンが、ビンガムの奥様を救ったら素敵ですね。
今日は世良さんのマシンガン トークに笑わせていただきました(Amoさん)
僕も、進駐軍による取り調べに対する世良さんの、最強の受け応えに思いっきり笑わせてもらいました。
どれほど執拗な取り調べも、ものの見事に跳ね返してしまう世良さんの心臓の強さ。素晴らしい!ますます、世良さんのことが好きになってしまいました。
そして、世良さんに呆れた進駐軍のオッチャンの一言「どうしてこんなヤツを?」がまた笑えました。
仕事上スキルアップに繋がる教育費(星晶雷火さん)
当時の法律でも、会社が社員を学校に通わせるのは、社員の所得には当たらないとの見解だったらしいです。
見せしめのための、法律を無視した逮捕劇。それが史実の中での解釈みたいです。
見せしめのためなら何でもあり。法律も無視。進駐軍あるあるですね。
今日は世良さんのマシンガン トークに笑わせていただきました(笑)
記録係の手が早すぎて追いつかない^ ^
世良さん「今日はこのくらいにしたる」からの
チャーリー「アホちゃうか」の流れ
まるで 池乃めだか師匠出演の吉本新喜劇を見てるようでした
それにしても 商売人世良さん チャッカリ 萬平さんを東洋の損失と擁護しながら ロストワールド⁉︎と自分を売り込むあたり 「転んでも只では起きない」
世良さん流石です
商売人といえば 三田村会長さん
GHQ相手では 持ち前の政治力め発揮できません
三田村会長さんの商売人たる商人魂でもって 交渉からの商談に持ち込む流れでしょうか 期待
後半 GHQビンガムの奥さんの病床の写真がありましたが ダネイホンにつながるエピソードになりそうですね 明日も楽しみです
ビンガムの奥さんが闘病中ということは、奥さんの見舞いに行くとそこでダネイホンが使用されていて、結果、萬平への評価が変わり釈放へ、という流れ??
それにしても、手りゅう弾組以外のたちばな塩業の誰も爆発音に気が付いていなかったって、なぜでしょうね。
圧力鍋爆発が頻発し、爆発音慣れしていたとか。
蛙に限らず、ダネイホンが飛び散るのも結構悲惨な状況と想像。
恐るべし、たちばな塩業。