本放送:2018年12月8日(土)
再放送:2023年12月9日(土)
第10週「私は武士の娘の娘!」
あらすじ
福子が萬平たちに宛てて書いた手紙が、ようやく雑居房の面々に届けられました。社員一人ひとりのことを心から案じる福子からの手紙を萬平は読み上げ、社員たちは涙ながらに福子の言葉に聞き入りました。
一方、大阪商工会の三田村会長も、進駐軍との交渉に動きはじめました。三田村はビンガムと面会し、栄養失調に苦しむ人々を救いたいという萬平の志を訴えました。しかし、逮捕された萬平たちの状況は変わりませんでした。
ビンガムは、潔白を証明できなければ軍事裁判にかけると萬平に通告。萬平はそれを受け入れる覚悟を固め、社員たちだけは釈放してほしいとビンガムに談判しました。そんな萬平の覚悟に、ビンガムは心を動かされました。
ビンガムは、再び現場検証を命じました。たちばな塩業の社員たちが魚を獲っていたのと同じ時間帯に、手榴弾を海に投げ込む実験をしたのです。社員たちの証言通り、魚が次々と水面に浮かび、無実が証明された萬平たちは、ようやく釈放されるのでした。
予習レビュー
萬平さんにかけられた疑いは晴れず、ついに軍事裁判なんていう言葉も出てきてしまいました。
そんな中、三田村会長が動き出しました。
重鎮・三田村会長が動いてくれる安心感。それを十分に言い表わす言葉が見つかりません。
しかし、その一方で、三田村会長といえども進駐軍に対してどこまで影響力を行使することができるのか・・・
三田村会長の影響力に関して、以下、ちょっとネタバレです。
三田村会長の交渉によって、事態はにわかに動き出すようです。今回の後半で、進駐軍が再び泉大津にやってくるのは、三田村会長の交渉の結果です。
進駐軍に対して、三田村会長はどのように影響力を発揮するのか。
政治的な影響力が一切通じない相手に対して、三田村会長の人物そのものの影響力が行使される場面。
今回の最大の見どころになるかもしれませんね。
感想
『まんぷく』第10週感想
戦時中、身に覚えのない罪によって憲兵隊に逮捕されて以来の、萬平さんにとっての試練の一週間でした。
でも、同じ試練の週でありながら、そこには救いもありました。
救いを感じたのは、進駐軍の兵隊さんのうち、ビンガムとチャーリータナカが、心の中に悩みや心配ごとを抱える、一人の人間として描かれていた点です。
ビンガムにも、チャーリータナカにも、軍服を脱いだ素顔がある。人生がある。この人たちも心に痛みを感じ、だから人の心の痛みもわかるはずの普通の人なんだ。
取り調べ相手の苦痛に対して感情を動かされることなく、ただ一方的に取り調べ相手を情け容赦なく扱うような非情な人間ではないようだ。
そんな安心感が、今週の救いでした。つらいながらも、安心して観ていられる週でもありました。
というわけで、今週は、ネット上の動画を観るのが困難な環境で働いていたため、いつになく不規則な投稿になってしまいました。
次週からしばらくの間は、従前同様のペースでブログの投稿を続けられるものと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
どうぞ良い週末をお過ごしください。ありがとうございました。
コメントへの返信 by 朝蔵
歌の通り「つきあう私すごい」と思ってます(marmiteさん)
福ちゃんからみて、これまでの萬平さんも、今の萬平さんも、常にハイリスクハイリターンの夫です。
極めて高いリスクをとってでも、夢を実現するというリターンを信じきる福ちゃん。本当にすごいです。
これは松坂慶子さんがすごいのか、脚本や演出の妙なのか、その両方なのか(ぱちぱちさん)
松坂慶子さんなら最強のキャラを演じきれるという確信があって、脚本家の先生が鈴さんというとんでもないキャラを造形したのかもしれませんね。
手厳しい進駐軍のメイを閉口させた世良さんもすごいですが、メイがたじたじになってしまうほどの鈴さん。やっぱり最強です。
今日の流れの中心は、福ちゃんと神部さんの取調べなのでしょうが、一番印象に残ったのは勿論鈴さん!(ちーぼーさん)
同感です。今回の主役は、ストーリーの展開から考えて、福ちゃんと神部さんへの、進駐軍の取調べを描いた場面のはずです。
にもかかわらず、僕の印象に強く残ったのは、得意の先祖に関する持論を展開し、メイをたじたじにさせた鈴さんと、「神部くんが帰ってきたら結婚してもええ」と、いきなり宣言したあ忠彦さんです。
どう見ても コテコテの大阪人にしか見えへん(Amoさん)
良い意味でも悪い意味でも、人の顔色を読むことに関して、ずば抜けた才能を持っている世良さんのこと。
「コテコテの大阪人」発言は、この言葉を浴びせかければチャーリータナカにショックを与えると確信した上での、意図的な発言なのかなと思いました。
『Dr.スランプ』でも則巻千兵衛博士と山吹みどり先生の結婚をあっさりと済ませたり(ひるたまさん)
タカちゃんと神部くんの結婚を、あまりにもあっさりと認める忠彦さんの反応が想定外ながらも既視感を感じた理由がわかりました。
則巻千兵衛博士と山吹みどり先生。
そんな前例がありましたね!それにしても、よく覚えておいでですね。記憶から完全に消えていました。コメントをちょうだいするまでは。
また、鳥山明さんが恋愛描写が苦手、というのもはじめて知りました。
今週は、進駐軍の面々を演じたミュージシャントリオが素晴らしかったです
今週限りのゲストなのか、出番が続くのかは分かりませんが
今まで、ゲストでドラマに出演したミュージシャンの方達は
やっぱり違和感があって、なんでキャスティングされたの?
と思う事が多かったんです
でも、今回のお三方は正にハマリ役だと感じました
MONKEY MAJIKのお二人は
実際には日本を愛し、日本で活動している方達
今回の役所を、どのような気持ちで演じていたのか…
そこが気になりました
なんか本編とは関係なくてすいません…_(..)_
戦中、戦後、フレッド・コレマツ氏のように、世界中の日系人は、想像を絶する苦労をされたのだと思います。
なので、チャーリータナカ氏の言動は、当時の世相を、上手く反映していると思いました。
世良さん、優しい。
日系人、チャーリー・タナカに共感を示したのは、雑居房の中で世良さんただ一人でした。
最初は世良さん一流の懐柔策かな、なんて思いましたが、どうやらそうではなく心底思い遣っていたらしい。
瀬良さんもまた、辛い幼少期を過ごしたのかもしれませんね。
抜け目のなさや、お金への執着心は、そこから生まれたのかもしれません。
それでも靴磨きの少年やチャーリー・タナカなど、他者への優しさと共感を失わない世良さんに、違った面での強さを見た気がします。
三田村会長が世良さんを身近に置くのは、その辺りが理由なのかな、とも思いました。
もしかしたら世良さんも、「武士の息子」なのかもしれませんね。
続きです。
釈放されて泉大津に‘帰還’した時に、赤津くんが真っ先に「大奥様~!」と鈴さんに駆け寄っていました(放送の時には見落としていましたが、録画で確認出来ました)。何だかんだ言っても、赤津くんと‘大奥様’鈴さんの絆は強いですね!(^^) この先のドラマの進行を考えると致し方ないのですけれども…鈴さんと赤津くんのお別れ場面を見たらきっと寂しくなるだろうな~と今から思う自分がいます。
「世話になったのう…ほな、さいなら」(世良さん)「ダネイホン…言うほどまずうはなかった」(チャーリー) 叶うものならばぜひ、チャーリーには再登場して欲しいですね。(^^)
「僕が子供の頃、近所に傘屋がありました。…」萬平さんのこのセリフを聞きながら、個人的には何故か『べっぴんさん』(現在BSで再放送中の筈)の栄輔くんの事が真っ先に思い浮かびました。確か栄輔くんの実家は傘屋だった筈…ひょっとして萬平さんは栄輔くんの実家の近所に住んでいた時もあったのかもしれませんね。早くに両親を亡くして親戚を転々として育った萬平さんの事、可能性は十分に考えられます。
…と、ドラマの垣根を超えた妄想が膨らんでしまいました。(制作は同じBK(大阪放送局)ですしね^^;)
とにかく、全員釈放されて本当に良かった!
ようやく、看守でもあるチャーリーが僅かながら笑顔を見せてくれた場面が本当に嬉しかったです。ドラマからこのまま‘退場’となる可能性大ですが…退場させてしまうのが本当に惜しいキャラクターですね。チャーリーの‘その後’も見てみたい、と思わずにいられません。進駐軍から除隊した後に、世良商事orたちばな塩業に就職しちゃうとか…。(^m^;)
すみません訂正ありました
正しくは「コテコテの大阪人やんけ」です
よろしくお願いいたします
日系二世の チャーリー タナカさんの屈折した ある意味 捨て鉢的な物言いに 自己のアイデンティティーを哀しくさせているように感じています
「金髪の白人に生まれたかった」のとうり
人種差別 というより 容姿差別 をされてたと思われます 日系というだけで 2つの祖国の狭間に翻弄され
不遇な日々を強制的に送られてきたのでしょう
世良さんの云う「どう見ても コテコテの大阪人やんけ」このセリフが余計に 屈辱感に苛まれるチャーリー タナカさんには 深く刺さったと思います
戦後生まれの私には 当時のことは よくわかりませんが これを機に ちょっと調べてみます