東京への進出を決定する / まんぷく 第63話

2018年12月12日(水)第11週「まんぺい印のダネイホン!」

あらすじ

世良の提案によって、萬平は、たちばな栄養食品の東京進出を決定しました。東京支社を開設する物件を探すため、萬平は真一とともに東京に向かいました。その三日後の夜、福子が待つ泉大津に戻ってきました。

そんな中、福子が萬平に頼みました。東京で働くことになる社員は、戦争で学校に行けなかった者を選び、東京の夜間学校に通わせてほしいと。一方、東京には真一と神部も出向することになりました。

神部が東京で働けることを社員たちがうらやましがる中、神部は深く落ち込んでいました。タカと離ればなれになるのがつらかったのです。そんな神部を福子は励ましました。結婚後にタカを養えるだけの実力を、神部は身につけなければならないのだと。

神部の上京を知らされたタカも悲嘆しました。そんなタカに、神部は1日も欠かさず手紙を書くと約束します。そんな中、世良がやって来ました。世良は、レコードを使って、日本中の商店街でダネイホンを宣伝することを、萬平に提案するのでした。

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予習レビュー

たちばな栄養食品の東京進出が決定。東京の営業所に誰を配属するのかも、今回のドラマの中で決まるようです。

東京の営業所のトップは、真一さんです。真一さん以外に、商売を取り仕切れそうな人は、いなさそうなので、納得の人事です。

そして福ちゃんの発案により、戦争で学校に通うことができなかった若者数名を東京に派遣し、仕事の後に夜学に通わせてあげることに。

ちょっとネタバレになりますが、この福ちゃんの発案が、後々、またしても大きな試練を招いてしまいます。史実にもあるエピソードがドラマの中で再現されます。

そして、もう一人。あの人が東京に派遣されます。神部くんです。

彼は、将来の幹部候補として期待されての東京への派遣かと思います。しかし、そんな栄転にもかかわらず、神部くんは落ち込みます。

なぜなら、タカちゃんと離ればなれになってしまうから。

またしてもネタバレですが、この頃には、神部くんとタカちゃんは、家族も含めてまわりから認められたカップルになっているみたいです。

感想

神部くんとタカちゃんの恋バナ。そして、恋する二人への忠彦さんの反応。今回もまた、おおいに笑わせてもらえました。

「3000本なら困るの?」

ある日曜日。ルンルン気分でたちばな塩業にお手伝いにやってくるタカちゃん。

神部くんに会える喜びで、満面の笑みを浮かべるタカちゃんに思わずほっこり・・・するヒマもなく、その直後には大泣きするタカちゃんのカット。

このギャップ。タカちゃんには申し訳ないけれど思いっきり笑わせてもらいました。

大泣きするタカちゃんを、神部くんが必死になって慰める場面がまたかわいい。そして、この場面もまた笑えます。

針1000本飲〜ます、あらため、針3000本。

針の数を三倍にしたタカちゃんの気持ちよ〜くわかります。タカちゃんのその時の気持ち、神部くんにも即座に理解して欲しかった。

神部くん「普通は1000本」って・・・そこで、普通の基準を出してどうするの?(笑)

この神部くんの的はずれなリアクションに対する、タカちゃんのツッコミがするどい!

「3000本なら困るの?」

このツッコミには、さすがの神部くんも、かろうじてフォローしてくれました。

「10,000本でもええ」

神部くん、大変よくできました。

「何見てんねん?」

今回のタカちゃんの出演場面の舞台は泉大津です。だから、大阪の忠彦さんの描写はないものとばかり思っていましたが、しっかりと描いてくれました。

タカちゃんの結婚について尋ねる福ちゃんの質問に対して克子さんが答えた、忠彦さんの最近の様子を語る言葉が、すべてを言い表していました。

「近頃、あの人の描く絵が暗くて陰気で」

克子さんのこの一言。吹きました。思いっきり笑わせてもらいました。これ以上の説明の必要がないほどに、忠彦さんの気持ちのすべてが、この言葉に凝縮されてました。

この一言だけでも十分すぎるほどでしたが、それに続く忠彦さんの「暗くて陰気」な絵と、その絵を描きながらぶつぶつ文句を言っている忠彦さんがおかし過ぎる。

忠彦さんが描いている「暗くて陰気」な絵はナマズでしょうか。

そのナマズに向かって「何見てんねん?」

忠彦さん、ドラマの中に登場したはじめの頃は、感情を外にあらわさず、ただひたすらにクールなイケメンでした。

しかし、ずいぶん壊れてきましたね。

この先、忠彦さんは、どこまで壊れてしまうのでしょうか。忠彦さんのさらなる壊れっぷりが楽しみでなりません。

「ありがとうございます、奥様」

話が前後しますが、東京への出向を命じられたことで、タカちゃんとのしばしの別れに深く落ち込む神部くん。

福ちゃんから励まされました。

福ちゃんが何気に放った「タカちゃんとの間に生まれる赤ちゃん」の一言が、神部くんの気持ちを立ち直らせたのでしょうか。

今の神部くんにとって、タカちゃんは恋人です。それ以上でもそれ以下でもありません。

だから、神部くんには結婚後の家庭の姿までは見えていなかったのでしょう。

それが、福ちゃんの放った「赤ちゃん」の一言で、神部くんの頭の中の想像は、一瞬にして将来の家庭に飛んで行きました。

戦争で母親を失い一人ぼっちに。そして、やぶれかぶれになって香田家に泥棒に入った神部くんが、家庭持ちに。

神部くんの喜びを想像すると、涙腺があやうくなりそうです。

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コメント

  1. Amo より:

    忠彦さんの描いていたのは 深海魚のアンコウだと思います 砂に紛れて 特徴である2本のアンテナ状のものの1本に疑似餌様の皮で捕食するようで肉食です
    泳ぎが下手なので待ち伏せするようです
    忠彦さん 結婚という疑似餌で神部君に大事なタカちゃんを持って行かれる・・・皮肉にも釣りの下手な神部君でした(笑)

    今日も世良カツオ節炸裂でしたね
    商売人として慈善事業ではなく「儲からんかったら
    旨味がない」「相手が儲かったら自分も儲かる 」
    という構図は 商売上 良い関係 win winの関係ですね
    始めの頃より だいぶ 良い意味で商才が色濃く出て来ている様に思います

    世良さんのキャラ凄く好きです
    桐谷健太さんの大阪弁は流石地元(天神橋筋六丁目)だけに とても自然で コテコテの胡散臭さも満開です

  2. ずこん より:

    朝蔵さん、あの絵はアンコウだと思いますよ。

    私もあの一言には、笑ってしまいました。
    見事な息と、間。

  3. ちーぼー より:

    指きりで神部さんとに約束を守って貰おうとするタカちゃんが、可愛かった♡
    学校って、今の高校ですよね、あと二年残っているということは、まだ16歳とか?当時は卒業と同時に結婚する子も多かったのでしょうが、今考えるとまだ子供。とはいえ、精神年齢は今よりもずっと上なのでしょうね。