大学病院による推薦商品 / まんぷく 第66話

2018年12月15日(土)第11週「まんぺい印のダネイホン!」

あらすじ

福子が第二子を妊娠したことを知らされた翌日。萬平は上京しました。東京にある大学病院から、ダネイホンを推薦商品として認めてもらうこと。それが萬平の上京の目的でした。ニセモノのダネイホンが販売されることを防ぐのが、推薦を受ける狙いです。

その頃、忠彦は相変わらず、タカが大学に進学することを望んでいました。しかし、神部と結婚したい一心のタカは、忠彦の希望を拒否。福子と鈴が、福子の妊娠を報告に訪ねて来ても、福子の妊娠よりも、タカと忠彦の対立はやみませんでした。

一方の萬平は、再会した東京支社の社員たちと、今後の事業展開の構想を語り合いっていました。ダネイホンの販売は好調で、萬平は順風満帆の中を歩んでいる気分でした。その風向きが変わったのは、その日の夜に萬平が取った一本の電話からでした。

萬平が再び進駐軍に逮捕されました。逮捕された翌日には起訴され、軍事裁判によって有罪判決が確定。刑務所に投獄された萬平は、4年間の重労働と7万円の罰金刑を課され、再び窮地に立たされるのでした。

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予習レビュー

世良さんに背中を押された萬平さんが、東京進出を決めてから、何もかもが順調すぎました。そして、順調な展開のあとに必ずやってくる試練が、今回ついに描かれます。

以下、ネタバレが含まれます。

萬平さんは再び、進駐軍に逮捕されます。今度の萬平さんの容疑は、クーデターではありません。脱税です。

福ちゃんの発案により、戦争中に学校に通えなかった若者たちは、東京勤務となり、仕事のあとに夜学に通わせてもらうことになりました。

この夜学の学費。これは、若者たちの所得、すなわち給料の一部にあたる。だから、たちばな栄養食品は、若者たちから税金を徴収しなければならない。

しかし、たちばな栄養食品は税金の徴収をやっていない。だから脱税だ。

これが進駐軍の言い分です。

ちなみにこのエピソードは史実がもとになっています。

土曜日に迎えた萬平さんの試練。来週は、一週間まるまる、萬平さんの試練の週となるのでしょうか。

感想

鈴さんと忠彦さんの「夢の競演」

空気を読めない。というよりも読まない。空気を読む気などさらさらない。忠彦さんの顔色の変化など眼中にまったくない。

否。眼中にはわずかにあったものの、顔色の変化の意味をまったく理解しない。忠彦さんに対してだけは傍若無人とも言える、鈴さんの暴走に笑いが止まりませんでした。

そんな鈴さんの暴走をあおるかのような、タカちゃんの弟の言葉がまたするどい。

「姉ちゃん、泥棒と結婚するの?」
「ほんまもんの泥棒やったの?」

そんな豪速球とも言える子供たちに質問に対しても、否定するどころか「そうよ」と、キッパリと肯定。それが、ますます忠彦さんを追い詰める。

鈴さんと忠彦さんの二人が揃う場面。いちばん楽しいかも。

再び、鈴さんと忠彦さんの夢の競演が実現しますように。と、願わずにはいられないですが、その一方で、来週は笑ってばかりいられそうもありませんね。

萬平さんが再びピンチです。

美代子ちゃんは神部くんを断念か?それとも・・・

ドラマの中で3回目の登場となる美代子ちゃんが、厳しい現実を知ることになりました。

郵便ポストで手と手が触れ合って以来、気になっていた青年には、意中の人が他にいるらしい。しかも、その青年は、意中の人に対して、かなり真剣らしい。

神部くんが、他の社員たちとタカちゃんについて歓談する声を聞きながら、憂いを帯びた表情を浮かべた美代子ちゃん。

これで神部くんのことを完全に諦めてしまうのか。

それとも、何らかの行動を取り始めるのか。わざわざ3回も登場させたのだから、これで終わりという気がしません。

しかし、これで終わってほしい、とも思います。

忠彦さんからは大学進学を強くすすめられ、しかも神部くんの気持ちが浮ついたりでもしたら、タカちゃんがあまりにも気の毒です。

でも、神部くんのトラブルを見てみたいような気もします。

次週の『まんぷく』

次週の『まんぷく』は、萬平さんの三度目となる受難の週です。

しかも、三回の受難の中でも最大級の受難かもしれません。逮捕されただけでなく、今度は有罪判決まで受けていますから。

そして、この度の受難を、より苦しいものにしているのが福ちゃんの第二子の妊娠です。

四年も服役するということは、第二子が3歳になる頃までの時間が失われるということを意味します。

子供が3歳までといえば、いちばん可愛いさかりです。その時間が失われるなんて・・・

会社の経営も順風満帆。第二子が授かり家庭も円満。すべてが順調に見えました。そんな時の受難。明が、一瞬にして暗に転ずる受難。

あまりにもつらすぎる展開です。

コメントへの返信 by 朝蔵

登場当初、忠彦さんこんな人でしたっけ!?(ともあきさん)
初登場の頃は、口数も少なく、表情一つ変えず絵を描くことに没頭する、良い意味で生活臭のない、悪く言えば何を考えているのかよくわからない人でした。

それが変わったのは、やっぱり、娘のタカちゃんに関して、目の色を変えて、タカちゃんは浮世離れした美人だみたいに言い出したときからでしょうか。

世良さんの座っている後の窓際の棚に 太陽ワイン(Amoさん)
鴨居商店の太陽ワインはじめ、小ネタがそんなに満載だったとはまったく気がつきませんでした。注意深く観察しないと面白さが半減しますね。

情報提供、ありがとうございました!

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コメント

  1. ひるたま より:

    ネットの書き込み等で今回初めて知ったのですが、当時は「第三者通報制度」なる制度が発せられていたようです。
    財産税や所得税などの申告納税となった税目に導入され、脱税の通報者に報奨金が出されたとか。という事はおそらく、坂下食品もその報奨金目当てに密告したのかもしれませんね…彼らが一体どの程度の金額を手にしたかは???ですが。
    もっともこの制度は弊害もあり(報奨金欲しさに(?)どうやら根拠のないガセネタレベルでも密告する輩が後を絶たず、かえって国税当局の業務に支障をきたしたケースも少なくなかったとか)、昭和29年に廃止されたとの事です。

  2. ひるたま より:

    この前日(第66話)では、世良さん&真一さんの‘殴り込み’場面で爆笑しました。真一さんの「なめとったら、あかんぞ!」×3(それも明らかに腰が引けていた^^;)の後に「僕にケンカは向いてない…」まるでコントの一場面のようでした。咲さんと結婚した時の真一さんは、まさか自分がグラサンかけて他人様を脅しに行く日が来るとは全く以て予想だにしなかったでしょうね~(^m^;)
    個人的には、真一さん&世良さんのコンビはなかなか似合っていたように感じられましたが。

    その爆笑場面からの急転直下の3度目(史実よりも1度多い)の逮捕劇…個人的には何故かジェットコースターではなく「フリーフォール」(遊園地等にある、高い所から一気に垂直落下するタワーアトラクション)が真っ先に思い浮かびました。‘ジェットコースタームービー’という言い方は往々にして聞きますが、フリーフォールに例えられる事はあまり無いような気がします。(^^;)
    萬平さん逮捕に『坂下食品』のあの2人も明らかに1枚以上噛んだのでしょうね…憎たらしい程の2人のドヤ顔が何とも言えません。世良さん…やり過ぎちゃったかな?

  3. tonko より:

    もーーう(`Δ´)
    萬平さん捕まりすぎ…
    こんなに土曜日回が憂鬱な朝ドラは、初めてです
    1週間毎に観ている私は
    この憂鬱な展開から1週間待つことになるのです…
    正直つらいです…((T_T))
    出来ることなら、1週完結にしてほしい…
    でも、しょうがないですね…連ドラですし

    今週なんとなく気づいた法則
    新しい事を始めようとするとき
    鈴さんが反対することは、なんだかんだ成功する(笑)
    まあそのあとに色々待っているんですけどね…
    それでは又来週♪

  4. 実穂 より:

    まんぷくの公式インスタで、東京の看板前で写るカンベさんと萬平さんの写真があり、端っこに、
    「浮島時計店」の看板がありました。浮島時計店といえばべっぴんさんのご近所の時計店、時子さんのお店の名前でしたよね。ちょっと発見してビックリしました。

  5. 星晶雷火 より:

    現代なら、仕事上スキルアップに繋がる教育費を会社が負担すれば、経費で落とす事が出来るんですけどね
    ただ戦後すぐの時代、しかも進駐軍が相手
    どうなるんでしょうかねぇ