国に対して訴訟を起こす / まんぷく 第75話

2018年12月26日(水)第13週「生きてさえいれば」

あらすじ

財務局による理不尽な差し押さえに対して、国を訴えることを東は萬平に提案。家族のことを考え動揺する萬平に対して、東は萬平一家を守り抜くと宣言。萬平は、東のその提案を受け入れることにしました。

ほどなくして、東は国を相手取り訴訟を起こしました。国を訴えると決まって以来、勝訴する気持ちでいっぱいの萬平は、刑務所内での労働にも力が入り、福子もまた、裁判を乗り切る覚悟を固めていました。

同じ頃、福子は偶然に、恵と牧に再会。恵と牧、そして福子が入った食堂で、福子は思いがけない人物を目撃します。福子が独身時代に勤めていたホテルの厨房にいた野呂でした。野呂は、独立し自分の店を構えていたのです。

同じ頃、税務局の職員たち数名が、東の事務所に有無を言わせず強制捜査に乗り込んできました。東の事務所への家宅捜査、それは、国を相手に戦いを挑んできた萬平たちへの反撃とも言える行動でした。

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予習レビュー

まずは良いニュースから。

萬平さんの試練が続く中、もしかすると今回は、嬉しい場面があるかもしれません。

今回、ついに野呂さんが再登場するみたいです。福ちゃんが恵さんと牧善之助先生と遭遇。三人揃って食堂に入ります。

その食堂で、三人は懐かしい顔を目撃・・・この懐かしい顔が野呂さんと思われます。

また、この日の放送では、野呂さん演じる藤山扇治郎さんがクレジットされていますので、野呂さんの再登場は、ほぼ間違いないでしょう。

食堂での野呂さんとの再会。野呂さん、食堂で働いているんでしょうか。それとも食堂のオーナーになっているのかな?

試練に次ぐ試練の中で、ちょっと嬉しいニュースでした。

さて、試練の中、萬平さんは訴訟に打って出ます。でも、敵もおとなしくはしていないようです。

年末の最後の週。最後の決戦がそろそろはじまる予感がします。

感想

野呂さんがついに復活

待ちに待った野呂さんがついに復活しました!しかも、かつては一従業員の立場だったのが、今では店舗オーナーとなって!

しかも、記念すべき再登場場面、且つ、記念すべきヒロインとの再会場面で、そのとき、ヒロインが食べていたのはカレーライス。

たしか、『ひよっこ』の乙女寮の料理人・和夫さんの再登場場面、且つ、ヒロインとの再会場面で、ヒロインが食べていたのもカレーライスだったと記憶しています。

しかも、和夫さんも一従業員の立場から店舗オーナーとなっての復活です。

今回の野呂さんの再登場場面の諸設定、もしかすると『ひよっこ』へのオマージュなのでしょうか。

それはさておき、野呂さん、大人になりましたね。

ちっこい歯医者に恵さんを取られたとか、堂々と言えるところに大人の余裕を感じました。以前なら、悔しさあまって、こんなこと口にできなかったかと。

期待していた缶詰で励ます野呂さん定番の行動は出てはきませんでしたが、今後、ときおりでもいいので、ドラマの中で顔を見せてもらいたいものですね。

「窮鼠猫を嚙む」

「窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)」。

追いつめられた鼠(ネズミ)が猫にかみつくように、弱い者も追いつめられると強い者に反撃する場合があることのたとえ。

忠彦さんの、このことわざの引用への鈴さんのリアクションが可愛い!

「ネズミが猫を噛むとこ見たことあるの?」

お茶目なツッコミ、笑える質問ですが、よくよく考えると、とってもするどい指摘だと思います。

実際に、ネズミは猫を噛むのか。そんな反撃を本当にするのか。ネズミが猫に噛みつくなんて、つくり話ではないか。

リアルを追求し、「窮鼠猫を嚙む」ということわざのエビデンスを求める、そのリスクヘッジの姿勢が素晴らしい(笑)

例えば、次のことわざ、

「獅子は我が子を千尋の谷に落とす(ししはわがこをせんじんのたににおとす)」

ライオンは我が子を谷に落とし、這い上がってきた子供のみを育てるという意味のことわざがありますが、ライオンは実際にはそんなことはしないと聞きます。

(もっとも獅子は想像上の生物という説もあるようですが)

「窮鼠猫を嚙む」が実際にあり得るかどうかを確認し、一市民が国を訴えることなど、果たしてできるのかどうかを確かめようとする鈴さんのリアリストぶり。

天然のようでいて、現実をシビアに見つめているんですね。

「うちのご婦人たちは怖いな」

そんなリアリストの鈴さんが、薙刀(なぎなた)で税務局と対決する準備をする不思議。しかも、鈴さん以上にリアリストと思われる克子さんやタカちゃんまでもが参戦。

リアリストなのに、頭に血がのぼると常識では考えられない行動をとる。三人とも同じ血が流れているようです。

なにしろ、

「私は武士の娘です」
「私は武士の娘の娘です」
「私は武士の娘の娘の娘です」

なので。

そして、この三世代にわたる女性たちへの忠彦さんの論評に、笑わせてもらいました。

「うちのご婦人たちは怖いな」

コメントへの返信 by 朝蔵

産後間もない福ちゃんに目が入らんか!(ゆきこさん)
まだ床の中にいる福ちゃんや、生まれたばかりの赤ちゃん、そして小さな子供。

この三人への気づかいがあったら、もう少し好感度が上がったところなのに、実にもったいないです。

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コメント

  1. うこちえす より:

    野呂さん、お久しぶりです!!
    悲壮感漂うストーリーの中に、ほのぼのとした場面を見せてもらえるので、嬉しいです。

    ところで、野呂さん役の藤山扇治郎さん、愛敬のある風貌と「藤山」の姓にもしや?と思い、調べて見ました。
    なんと、祖父が藤山寛美さん、伯母が藤山直美さん。
    超エリートの家系です。
    さらに、奥様は宝塚の元トップスター!!

    このドラマでは負け組を演じていますが、リアルでは超勝ち組みたいですね。
    うらやましい。

  2. ちゃーちゃん より:

    野呂さんはやっぱり缶詰で応援してたのですね。各テーブルの造花達は缶詰の器に入り、その中身はカレー等に使われていて、今は福ちゃんや恵さんだけでなく沢山の人を元気にしたいのでしょうね。

  3. capi より:

    野呂さんの缶詰は今日も健在でしたね。
    お店の各テーブルに缶詰に入れたお花を飾っていました(笑)
    福ちゃんたちのテーブルはチェリー缶、手前のテーブルはツナ缶らしきものでした。
    それにしても芸が細か過ぎますよね(笑)