資金返済の期限が近づく / まんぷく 第88話

2019年1月16日(水)第16週「あとは登るだけです」

あらすじ

池田信用組合が、梅田銀行から借り入れていた資金の即刻返済を求められました。返済を求められた金額は2億円。織田島製作所への融資も続けられなくなり、量産寸前までこぎつけていた万能調理器も、量産のメドが立たなくなってしまいました。

一方、アトリエで女性モデルの絵を描く日々が続く忠彦。そのことが気になってしかたがない克子のストレスはピークに達していました。しかし、絵を描いている間、忠彦はモデルに対して家族自慢をしていることがわかり、克子はようやく安堵します。

同じ頃、萬平が窮地に立たされる中、担保に入れていた自宅が差し押さえられてしまう不安と戦いながら、福子はつとめて明るく振舞っていました。しかし、梅田銀行が指定した返済期限の日は刻一刻と近づいてきました。

そんなある日、池田信用組合で、ある事件が勃発しました。池田信用組合が梅田銀行から資金援助を止められた事実が一部の預金者の知るところとなり、預金者たちが預金を全額払い戻す取り付け騒ぎが発生したのです。

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予習レビュー

前週からはじまった、忠彦さんの中年の迷いシリーズ。何を描いていいのかわからなくなっていた忠彦さんが見出したのは美人画。

忠彦さんは、新たに見出したジャンルで迷いから吹っ切れましたが、忠彦さんが見出した新しい絵の題材が、克子さんを悩ませるように。

忠彦さんの中年の迷いは、今週に入って克子さんにバトンタッチ。そして、克子の悩ましい気持ちは、今回、ピークに達するとか。

何か騒動が起きるのでしょうか。

一方、メインテーマである萬平さん率いる池田信用組合。そして、萬平さんが自らの夢を重ねていた万能調理器がピンチです。

池田信用組合は、梅田銀行からの資金援助を受けて、その資金を、地元の商工業に融資し、商工業者の活性化をはかっていました。

その資金の返済を、池田信用組合は求められたわけです。

そのため、池田の商工業者全体も、そして、萬平さんの生きがいとなっていた万能調理器の量産も難しくなる事態に。

さらに、立花家の家が差し押さえられるという不安までオマケについてくる。

またしても萬平さんの危機がはじまってしまいました。

感想

克子さんの苦悩が終止符

若い女性モデルを雇って、アトリエにモデルさんとこもりきりになって美人画を描きはじめた忠彦さんのことが気になってしかたがない克子さん。

前回までは「画家の妻」として気丈に振る舞っていました。

やせ我慢をしているのは誰の目にも明らかでしたが、それでも口では自分は大丈夫、画家の妻だからと言って、がんばってました。克子さん、さすが武士の娘の娘です。

でも今回。やせ我慢の限界を超えて、ついに克子さんが壊れてしまいました。

テーブルの上に突っ伏して、うつろな目つきで、もはや忠彦さんの行動にも反応を見せなくなってしまった克子さんの姿を見たときは、どうなることかと思いました。

壊れてしまった克子さんの心を、ドラマの中でどのように修復するのか。

呆けたようになった克子さんの姿を見て、一瞬、不安がよぎりました。しかし、その心配はなくなりました。よかった・・・

モデルのナホミさんが、絵を描いている間中、忠彦さんが家族自慢を続けていたことを、まさかの暴露。

あの忠彦さんのことだから、アリバイづくりのために、ナホミさんにあんなことを言わせたわけではないでしょう。

かつてタカちゃんを「浮世離れした美人」と熱弁していた頃みたいに、本気で家族自慢を熱く語っていたのかな。

ナホミさんが「奥様へのノロケ話には閉口しましたわ」と言うくらいに。

かくして、克子さんの苦悩の物語はキレイに回収されました。めでたし。

池田信用組合の危機

克子さんの苦悩の物語が丸くおさまり、ホッとしたのもつかの間、とんでもない事態が発生しました。

池田信用組合の取り付け騒動。

それはたった一人の預金者の男性が、池田信用組合に預けてある預金を全額下ろしたいとやってきたところから始まりました。

真っ先に預金を下ろしにやって来た男性が、池田信用組合は危ないという噂を広げたのか。それとも噂はすでに広がっており、あの男性が誰よりも早く来ただけなのか。

ドラマの中の時間の経過から推測して、おそらく後者であると思われます。

こんな場面。『あさが来た』にもありましたね。

ヒロインの嫁ぎ先の加野屋さんも、一時、取り付け騒ぎで大変なことになりました。預金者たちが血相を変えて集まってきたりして。

あの時のヒロイン・あさちゃんの、パニック状態となった預金者たちのあしらい方は見事でした。

のれんから顔を出して、預金者たちににらみをきかすあさちゃんの、眼光鋭い目つき。

鳥肌がたったのを思い出します。

話がそれました。元に戻します。

母店の梅田銀行から資金援助を止められた上に、その梅田銀行から貸しはがしまでされてしまい窮地の池田信用組合。

資金が枯渇しかけているそんなタイミングでの取り付け騒動。

預金者たちの預金引き出しにすべて応じたら、今度こそ金庫の現金がなくなってしまいます。織田島製作所への融資どころか、池田信用組合の職員たちへの給与すらままならなくなってしまいます。

このピンチを萬平さんはどのように乗り越えるのでしょうか。明日の回が待ち遠してくてなりません。

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コメント

  1. むいむい より:

    梅田銀行の新しい担当の人は、「半分、青い。」にも出演されてましたね。

  2. ひるたま より:

    今回の香田家の騒動ですが…何だかんだで「空騒ぎ」だったような気が…?(^m^;)
    克子さん・タカちゃんそして吉乃ちゃんの誰もが忠彦さんの制作現場を直接見ていた訳でもなく(吉乃ちゃんは言われてお茶を運びに行きましたが、それでもアトリエに数分もいなかった筈)、ただアトリエの外から憶測でガヤガヤやっていただけ…直接見聞する訳でもなくただ単に憶測だけで面白可笑しくはやし立て、書き立てる外野…それこそ、現代社会でもごく普通に見られる現象ですね。(^^;)

    忠彦さん同様に奈保美(なほみ)さんも、本当に‘プロ’のモデルさんなのだと個人的には思います。その奈保美さん、ひょっとしたら過去には今回同様に画家の先生の家族からあらぬ誤解をされてしまった経験があるのかもしれませんね…あれ程の美人さんですし。(^^)
    プロのモデル稼業もなかなか大変な世界かもしれませんね。ポーズを取り続ける体力&気力に加えて、画家の先生方も含めた周囲に対する気遣いも不可欠とお見受けします。
    その奈保美さんを演じたさとうほなみさんは、ドラマーでもいらっしゃるとの事(音楽活動の時には別名義「ほないこか」で活動されているとか)…女性ドラマーといえば『ひよっこ』の「早苗さん」=シシド・カフカさんを思い出しました。

    その忠彦さんが吉乃ちゃんの事を「きれいやから、悪い虫がつかないか心配でたまらない」…このセリフ、もう間もなく吉乃ちゃんの‘恋バナ’が持ち上がる=元:塩軍団メンバー(といっても、岡くんと森本くんの2人だけなのが残念なのですが…)再登場の前振りでしょうか。そうそう番組公式サイトの登場人物紹介写真に岡くん・森本くんがいずれもスーツ姿の‘いい男’となって登場しています。(^^)