萬平が発明家として再起 / まんぷく 第92話

2019年1月21日(月)第17週「ラーメンだ!福子!」

あらすじ

昭和33年(1958年)1月1日。池田信用組合の理事長の辞任により仕事を失い、差し押さえによって自宅と家財一式のすべてを失った福子と萬平が、新居となる慎ましい借家で迎えるはじめての正月。

質素なおせちを家族4人で囲みながらも、福子と萬平一家は幸せな空気に包まれていました。萬平は失敗に落ち込むこともなく、新しい事業をはじめようと意欲に満ちていました。一方の福子は、発明家としてふたたび立ち上がる萬平の姿を頼もしく思っていました。

そんな中、福子と萬平のもとに真一が訪ねてきました。真一が訪問した目的。それは萬平の退職金を届けることでした。池田信用組合の新理事長への真一の進言により、萬平に退職金が支給されることになったのです。

萬平の家には、世良、鈴、克子と忠彦夫婦とその子供たち。そしてタカと神部の二人も新年に挨拶に押しかけてきました。小さな借家での質素なお正月は、家族や仲間たちが集まることで、福子と萬平はにぎやかな正月を迎えることになるのでした。

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予習レビュー

萬平さんのラーメン開発の物語がついにはじまります。

今回のドラマの中ではまだはじまりませんが、今週の火曜日か水曜日あたりには、これまでにないラーメンを開発するというアイディアを、萬平さんは得ます。

今週を含めて『まんぷく』は残すところ10週。全26週のうち、約半分弱がラーメン開発の物語に費やされることになるのでしょうか。

ここまで来るのに茨の道のりでした。

幻灯機や根菜裁断機の事業はパートナーの裏切りで頓挫し、塩づくりも思わぬトラブルから断念。

ダネイホンも、事業そのものは大成功を収めたにもかかわらず、その大成功がアダになりました。

これからも山あり谷ありなのでしょうが、少なくとも史実に従えば、ラーメン開発はこれまでの萬平さんの事業とは異なる道を歩むはずです。

その異なる道が、最終回、どこにたどり着くことになるのか。そろそろ結末が気になりはじめてきました。

感想

コメントへの返信 by 朝蔵

またしても、コメントへの回答がいっぱい溜まってしまいました。今回のレビュー欄で、まとめさせていただきます。

愛するキレイな奥さんを、世間に見せたくないから。知ってるのは自分だけにしておきたいから(トモミさん:第90話)
素敵なレビューありがとうございます!あの忠彦さんなら十分に考えられる理由ですね。

克子さんを絶賛する忠彦さんの言葉はまだドラマの中には登場していませんが、克子さんについて、二人の娘を絶賛する以上の言葉を口にしているに違いありません。

忠彦さん、萬平さんが付けた名前からイメージを膨らませて、パッケージのデザインをしようと考えてくれてる(どんギツネ。さん:第97話)
忠彦さんがどうして開発中のラーメンの名前のことを尋ねるのかが不明でしたが、どんギツネ。さんのこの仮説は説得力がありますね。

そして、この仮説がその通りになり、忠彦さんの手による素敵なパッケージデザインやキャラクターのデザインが出来上がるとうれしいですね。

時代設定が早すぎかなという印象があります。(ときわごぜんさん)
ドラマの中で描かれている時代をリアルタイムでご覧になった視点からの貴重なコメントをありがとうございます。

ときわごぜんさんのご高察の通り、たしかにかなりの高値でなければ販売は難しいかもしれませんね。いくら出資を受けたとしても、小さな町工場の製品ですので。

自分にとって歴代朝ドラからきちんと名作3つを選ぶのは正直、無理(ぱぽりんさん)
様々な視点から、いつもの鋭い洞察眼で分析したそれぞれのベスト3が秀逸です。特に、蓮さまを演じた仲間由紀恵さんへのレビューが的確すぎます。

半分以上の作品は僕の未見のものばかりですが、レビューを読んでいるだけで、豊かな作品世界が伝わってきます。

ここまで浮き沈みの激しい夫を無条件で支えるって、地味に見えて普通じゃない!(うみがめさん:第91話)
うみがめさんのおっしゃる通り、普通の女性だったら萬平さんみたいな人は支えきれません。早々に結婚は破綻しているものと思われます。

物語のセンターには決して入らず。しかし、主役の存在感を発揮する。こんな難しい役、安藤サクラさんくらいの実力がないとできませんね。

世良さんの身に何か起こるんじゃないかと心配しています(うみがめさん:第91話)
世良さんのパターン分析。お見事です。これまでと異なるパターンがこれだけあることに、まったく気がついていませんでした。

これまでと異なるといえば、世良さんはかつてはいつも危ない橋ばかりわたっていました。でも今は、盤石な橋の上にいるはずです。その点の違いが余裕になって現れたのかなとも思いました。

最初は文句タラタラだった鈴さんが結構ノリノリだった事も最早‘お約束(ひるたまさん:第90話)
この回では、「鈴さん節」とでもいうべき、いかにも鈴さんらしさが、久しぶりに随所で炸裂していましたね。

理事長夫人の母のポジションを失い、武士の娘に戻ったことで、いつもの鈴さんらしさがうよみがえってきたのでしょうか(笑)

萬平さんにとって、信用組合の理事長というポストは「世を忍ぶ仮の姿」(ひるたまさん:第90話)

リヤカーを引張る萬平さん…憑き物が落ちて清々しい、昔の発明家時代に戻ったかのような生き生きとした表情(ひるたまさん:第91話)
織田島製作所と出会う前は自分が本当のやりたいことを封印し、織田島製作所と出会った後は、今度は貸し剥がしにあい、また意に沿わないことを強いられる。

いつも本心とはかけ離れていたことばかりしていた萬平さんが、やっとそこから離れて開放感に浸っていたのかもしれないですね。

「まんぷく」には本当の悪人は出てこなくてホッとします。(ちゃーちゃんさん:第91話)
おっしゃる通り、『まんぷく』の悪役、というか嫌われ者は、それぞれ人生があり職務に対して誠実なだけ。

ただし、その職務が、萬平さんの利害と対立するから、悪役に見えてしまうのかもしれませんね。

何度失業しても一文なしになっても、すぐまた次の仕事を見つけることが素晴らしい(アーモンドさん:第91話)
「七転び八起き」とか「転んでもただは起きない」という言葉がありますが、まさに萬平さんのためにあるような言葉ですね。

叩かれてもつぶされても失意の表情を決して見せない萬平さん。いつも元気をもらえます。

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コメント

  1. ひるたま より:

    訂正です。
    「DOUKA」ではなく「DOUKAH」との事で…大変失礼しました。

  2. ひるたま より:

    世良さんが持参したのはウィスキー(しかも包装せずに裸で持って来たのがいかにも世良さんらしい^^;)…最初見た時に「もしや!?」と感じました。
    ラベルに「D」の文字が見えたような気がしたのですが、本放送視聴の時には瞬間だったので確認出来ず。録画で見直してようやく「DOUKAH」の文字がしっかりと確認出来ました…さすがBK!
    個人的には『マッサン』未見なのですが、見ていた方達は本当に嬉しかった事でしょうね。(^^)
    銘柄までチェックした方も少なからずいらっしゃったのでは?「スーパーエリー」ではなかったみたいですが。

    ところで。
    この回でようやく東京の大学に通っている香田家の2人の息子達が登場…本当に嬉しかったです。以前『べっぴんさん』で大人になってからの正太くんが登場する事がついになかったので、もしや同じパターンになるか?と危惧していたので。中でも重之くんはお父さん(忠彦さん)似の青年に成長しましたね。(余談ながら…重行くん、義兄の神部くんそして元塩軍団の岡くんにも雰囲気が似ているような気がするのですが?)
    演じているのはそれぞれ、井上拓哉さん(重之くん)と中村凛太郎さん(学くん)。
    井上さんは、塩軍団の「峰岸くん」を演じた三好大貴さんと同じ劇団で活動されている俳優さんとの事で…ひょっとしたら井上さんが塩軍団のメンバーにキャスティングされた可能性もあったのでは?とふと感じました。

  3. 1013 より:

    世良さんがドウカウヰスキー持ってきた!

  4. キヨコ より:

    今日は久々にほっこりさせられました。

    「静かなお正月もいいんじゃない?」と、環境がガラリと変わった子どもたちに寂しい思いをさせないように、元旦から畑おこしをしたり、お手製の福笑いを作ったり。
    そういえば、福笑いの顔、福ちゃんでした。本物の福笑いでしたね。

    相変わらず静かな佇まいの真一さんが訪ねて来て、ほんとに静かなお正月、と思っていたら、次から次へと立花一家を気遣う人たちがやって来て、にぎやかで楽しいお正月を迎える事ができて本当に良かった!

    「金や、金!」と喜ぶ源ちゃんに、「貯金箱にしまっておきなさい‼」と萬平さん。
    その後も、世良さんに何か文句を言い続けていたのですが、聞き取れませんでした。おそらく、あなたはいつも余計な事を言って!なんて言ってたのかな?

    その世良さんの手土産は、「マッサン」のドウカウィスキーでした。
    どなたかも仰ってましたが、折々に過去作品のアイテムが出てくるので、探すのがひとつの楽しみです。