学校でいじめられる原因 / まんぷく 第96話

2019年1月25日(金)第17週「ラーメンだ!福子!」

あらすじ

美味しいこと。安いこと。簡単につくれること。これら新しいラーメンの3つの条件に加えて、萬平は、新たに2つの条件を見出しました。それは、常温保存できること。安心安全であること。以上の5つの条件を満たすラーメン開発に、萬平はあらためて挑戦します。

そんな中、源と幸が、泣きながら学校から帰ってきました。しかも、二人とも全身、泥だけ。源は顔にケガまでしています。二人の様子に驚く福子に、源と幸は告げました。学校でいじめられたこと。いじめられた原因は萬平にあることを。

続けて源と幸は、涙ながらに福子と萬平に訴えました。貧乏はいやだ。そして、ラーメン作りをこれ以上つづけるのをやめてほしい。貧乏な暮らしのまま、萬平がラーメン開発を続けると、自分たちはこれからもいじめられ続けるのだと。

泣きじゃくる源と幸を諭したのは、福子でした。貧乏であっても、源と幸は毎日ご飯を食べている。学校にも行けている。そして、ラーメンを作ることは恥ずかしいことではない。何を言われても、今に見ていろと思えと、福子は二人の子供に告げるのでした。

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予習レビュー

これまで朝ドラの中で繰り返し描かれてきた、仕事に没頭する主人公と、親の愛情に飢える主人公の子供の確執。

『まんぷく』もまた、そんな展開になってしまうのでしょうか。

源ちゃんと幸ちゃんも、親の愛情に飢えているわけではありません。しかし、親の仕事のせいで学校でいじめられてしまう。

今週の萬平さんは、きっと、狂ったようにラーメンの食べ歩きをするのだと思います。

萬平さんを知っている人なら、いかにも萬平さんらしい行動です。特に萬平さんを昔からよく知る人なら、そんな萬平さんの姿を歓迎するかもしれません。

なぜなら、池田信用組合の理事長として働いた8年間あまり。萬平さんは、発明家として姿を封印していたからです。

萬平さんの本来の姿である発明家としての行動を、昔からよく知る人なら喜ぶでしょう。

でも、池田信用組合の理事長時代、源ちゃんの寝顔を見ながら萬平さんは言いました。この子は、自分が発明家だった過去を知らないと。

我が子でさえ萬平さんの過去を知りません。まして、源ちゃんや幸ちゃんの学校の子供たちが萬平さんの過去を知る由もありません。

きっと、狂ったようにラーメンを食べ歩きする萬平さんの姿は、源ちゃんや幸ちゃんが通う学校の子供たちの父兄の間で噂になっているのでしょう。

もちろん、悪い噂です。

さて、今回描かれる萬平さんと二人の子供たちの間の葛藤。どのように回収されるのでしょうか。

福ちゃんあたりが説得して、源ちゃんと幸ちゃんは納得するのでしょうか。

二人の子供たちの心の傷にならないといいのですか。源ちゃんと幸ちゃんの、これからの展開が心配です。

感想

「お父さんみたいな人・・・」

吉乃ちゃんから「お父さんみたいな人と結婚したい」と言われ、至福のニタニタが止まらない忠彦さんがかわいい!

その至福のニタニタが、周囲のノイズによって青ざめ、またニタニタに戻ったかと思えば、ふたたび周囲のノイズで、顔が引きつってくる。

鈴さん「忠彦さんは、たまたま成功しただけよ」
鈴さん「好きなことやってたって萬平さんみたいな人もいるんだから」
克子さん「毎日、そばにいたら慣れてしまう」

これら周囲のうるさ過ぎるノイズにもめげず、最後には、吉乃さんの「お父さんみたいな人・・・」という言葉を噛み締めながら、至福のニタニタがやっぱり止まらない忠彦さん。

良い出来事があった後には悪い出来事がある、というのがドラマの展開の定番です。

今回の忠彦さんの至福のニタニタ。もしかすると、至福の後に体験するかもしれないドン底の気持ちを暗示するフラグだったのでしょうか。

ドン底の気持ちとは、もちろん吉乃ちゃんの恋に対して抱く、忠彦さんの気持ちです。

お父さんみたいな人との結婚に憧れる吉乃ちゃんの恋の相手は、吉乃ちゃんの目から見れば忠彦さんみたいな人なのかもしれません。

しかし、忠彦さんがそう受け止めるとは限らない。

限らないどころか、正反対に受け止めることも考えられます。自分とは似ても似つかぬ男を、どうして自分の娘は恋してしまったのだろうと。

タカちゃんに次ぐ、忠彦さんのお茶目な苦悩の描写。カウントダウンがはじまりました。

「今に見てろ!何を言われてもニコニコしてなさい」

ラーメンづくりをやめてほしいと泣きじゃくる子供たちを諭す、福ちゃんのいつになく力強い言葉を聞いて思いました。

二人の子供たちが、学校でいじめられる時に投げかけられている言葉と似たような言葉を、福ちゃんも度々言われているのかもしれないって。

夫が理事長をやめたので、理事長夫人は喫茶店のアルバイトになってしまった。

元理事長夫人が喫茶店のアルバイトをしているというのに、夫はラーメンの食べ歩きに夢中になって、働いている様子がない・・・等々。

そんな言葉が耳に入ってくる度に、福ちゃんは自分に言い聞かせていたのでしょう。

「今に見てろ!何を言われてもニコニコしていよう」と。

常に自分に言い聞かせている言葉だからこそ、それが口に出たとき、いつになく力強い言葉になったのではないかと思いました。

福ちゃんも、隣近所から冷たい目で見られ、大変な思いをしているに違いありません。

しかし、萬平さんを信じ切り、「ラーメンを作ることは恥ずかしいことではない!」と確信している福ちゃんの覚悟。

萬平さんの活躍に埋もれがちな福ちゃんですが、朝ドラヒロインとして顔を見たような気がします。

コメントへの返信 by 朝蔵

リアル萬平さん(百福さん)が麺の修業に行ったうどん屋さんにうどんを教えたうどん屋さん(ずんこさん:第101話)
貴重な情報提供をありがとうございます!

ドラマの中では、萬平さんが調理器具を買い集める場面が描かれるようですが、リアル萬平さんが調理器具を購入したお店も、まだ残っているようですね。

「安西千吉」:「百」福 → 「千」吉→ 「萬」平。(よるは去ったさん:第95話)
ドラマのたびに名前の桁がアップしている事実。よるは去ったさんのご指摘によって、はじめて気がつきました。

次に登場するときは「億」ですね(笑)

初めてチキンラーメンを食べようとしたら袋入りの粉末スープがなかったのでなぜって不思議に思ってました(mouyanさん)
僕も、はじめての即席ラーメン体験は、製品名は忘れましたが、粉末スープ付きのものだったので、粉末スープが付いてないチキンラーメンに驚いた記憶があります。

ベビースターラーメンのように、そのままかじるものと思ったほどです(笑)

チキンラーメンは麺に味がついてますよ‼(ももまきさん:第101話)
萬平さんがこれから発明しようとしているラーメンと、チキンラーメンが、頭の中でまったく結びつきませんでした。

ラーメン博物館。僕も行きましたよ。あの博物館の中に再現されている安藤百福さんの研究小屋が、ドラマの中でも登場するみたいですね。

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コメント

  1. ぱちぱち より:

    ラーメン屋のどこがいけないの!と叱る福ちゃんは、『お母さん』でした

    ただ優しいだけでない、子供をたしなめる強いお母さん

    良妻賢母を嫌味なく表現するとこんな風になるんだろうと思いました