即席ラーメンの研究開始 / まんぷく 第98話

2019年1月28日(月)第18週「完成はもうすぐ!?」

あらすじ

萬平は、即席ラーメンの開発を本格的に進めるために、自宅の庭に研究所を建てました。萬平が、ラーメンの研究に前のめりになるその一方で、福子はため息をついていました。研究所を建てるために、萬平の退職金の半分を使ってしまったのです。

一方、ラーメンづくりに使う食材や調理器具を買い集めるため、商店街の中をリヤカーをひいて歩き回る萬平の姿を見る世間の目は冷ややかでした。池田信用組合の元理事長が、そんな姿で働いていることを誰もが理解できなかったのです。

同じころ、萬平を慕う神部は、萬平が開発をすすめている即席ラーメンの研究の手伝いをすることを心から望んでいました。しかし、鈴は、神部が萬平の手伝いをすることを固く禁じていました。

家計が苦しいながらも、ラーメンづくりに没頭する姿を見つめる福子は幸せでした。そして、神部をはじめ、香田家の人々も、誰もが萬平のことが気になり、研究所でラーメン開発に夢中になる萬平のもとに足を運んでくるのでした。

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予習レビュー

前週の後半、忠彦さんが萬平さんに対して、開発をすすめているラーメンの名前をつけることを提案しました。

この提案を受けて萬平さんが、開発中のラーメンにどのような名前をつけるのか、この記事を投稿するまでは発表されてはいませんでした。

そのラーメンの名前がついに登場しました。

その名は「即席ラーメン」です。

さて、誰もが簡単につくれるラーメンが即席ラーメンと名付けられたことで、どのようなラーメンを作ったらよいのかが、かなりハッキリとしてきました。

ゴールが見えたことで、ようやく具体的な製品開発のスタートです。

そして仕事が具体的になってくることで、居ても立っても居られなくなってくる人物が約1名。神部くんです。

萬平さんが織田島製作所の万能料理機を開発していると知った神部くんは、間髪を入れずに萬平さんの手伝いに駆けつけました。

萬平さんを心から慕っている神部くんのこと。今回も参加したいはずです。参加したいという気持ちは万能調理器の時よりも強いことも考えられます。

なにせ、今回は萬平さん自身のプロジェクトなのですから。

しかし、家族の誰かに反対されるそうです。反対するのはタカちゃん?それとも、鈴さん?誰が反対するのかは、この記事を投稿した時点では不明です。

感想

福ちゃんと神部くん

新たに建設した研究所の中で、スープの開発に没頭する萬平さんの後ろ姿に、惚れ惚れと見とれる福ちゃんの幸せそうな表情が忘れられない回となりました。

「あんな顔した萬平さん、久しぶりに見た」
「新しいラーメンづくりに命をかけてるんです」

萬平さんの姿に、福ちゃんが心を奪われているその時、萬平さんに心から心酔する神部くんもやってきました。

何かとても大切なものを見守るような神妙な面持ちで萬平さんを見つめる神部くんの表情もまた心に沁みます。

また、今は神部くんは萬平さんの部下ではありません。さらに、今の神部くんには、福ちゃんは上司夫人ではなく親戚です。

にもかかわらず、福ちゃんのことを今でも「奥様」と呼ぶ。

この神部くんの「奥様」に、萬平さんへの尊敬の気持ちがたっぷりとこもっていました。神部くん、それほどまでに萬平さんのことが大好きなんですね。

タカちゃんがやきもちを焼く気持ち、わかる気がします。

タカちゃんには気の毒ですが、萬平さんに心から憧れる神部くん。泥棒にまで落ちぶれた自分のことを拾い上げた恩を忘れないという気持ちもあるのかも。

神部くん、素敵なキャラだなと、あらためて思いました。

塩軍団の中で、神部くんがタカちゃんのハートを射止めた理由がわかったような気がします。

鈴さん

ラーメンづくりに没頭する萬平さんに対して、福ちゃんや神部くんとは正反対の気持ちを抱いている鈴さんが、今回もまた、いちいち笑わせてくれました。

研究所でスープづくりに没頭する萬平さんの姿に神々しさすら感じているらしい福ちゃんや神部くんとは対照的に、鈴さんが萬平さんの姿を評した言葉といえば・・・

「ずんどうに鶏ガラに放り込んでるのよ」

たしかに、鈴さんが目撃した萬平さんの姿は、福ちゃんや神部くんが目にしたそれとは様子が少しばかり異なり、ちょっとばかり残念な姿でした。

スープが飛び跳ねて「あっつ!」。そのスープを避けようとして、どこかに頭をぶつけて今度は「あいた!」。

そんな姿を見せられたら、「切ないわよ、やりきれないわよ、情けないわよ」と言いたくなる気持ち、わからないでもないです。

今は萬平さんのことを酷評する鈴さんですが、一日も早く、鈴さんが萬平さんのことを再評価する日がきますように。

コメントへの返信 by 朝蔵

主人公が途中でアニメ業界から離れる展開になると昨年の二番煎じ(えびすこさん:なつぞら)
朝ドラには、ヒロインが一つの道を進んでゆくパターンと、ヒロインが歩んでゆく道を変えるパターンがありますが『なつぞら』は前者であってほしいですね。

ただ優しいだけでない、子供をたしなめる強いお母さん(ぱちぱちさん:96話)
ラーメンづくりをやめてほしいと泣きじゃくる子供たちの立場に立つものとばかり思っていたら、福ちゃんは意外にも萬平さんの仕事を尊重する立場に徹しました。

目先の大変な思いよりも、ずっと先にあるはずの未来を萬平さんと一緒になって心から信じている福ちゃんの姿が素敵でした。

実際の安藤百福さんにも、当時は完成形が見えていなかった筈(ひるたまさん:97話)
完成形、すなわちゴールが見えない仕事の中で苦悩し、その一方で子供たちはラーメンづくりをやめてほしいと泣き、家計は逼迫する。しかも、周囲の目は冷ややか・・・

そんな環境の中で、決してブレることなく、大きな仕事を成し遂げた萬平さん=安藤百福さん。本当に偉大な方です。

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コメント

  1. きらら より:

    一瞬通り抜けた「岩田製パン」の三輪トラックが懐かしい。

  2. ずんこ より:

    福ちゃんの全面的なバックアップのもと、大好きな発明、本当にやりたいことに嬉々として全力で取り組んでいる萬平さんと、タカちゃんはじめ家族のみんなに反対されクギを刺されて切ない目で萬平さんを眺める神部くん。
    コミカルながらも、神部君の気持ちを思うと、可哀想になってきます。
    でも、世の中のほとんどの奥様の反応は、タカちゃん側なのでしょうね。

    タカちゃんには、早く最愛の人の幸せを奪ってしまっていることに、気付いてほしいなと思います。

  3. ひるたま より:

    続きです。
    オープニングのクレジットを見ながら…岡くん(中尾明慶さん)そして森本くん(毎熊克哉さん)の名前を見て「やった~!」と小躍りしちゃいました。再登場場面が意外とあっさりしていたように感じられたのですが、おそらく研究所の建物建設中の段階で「岡さん…森本さんも…久しぶりです。お元気でしたか」おそらく福ちゃんの性格ならば2人に対して嬉しそうに声を掛けていた事でしょう。欲を言えば劇中で見たかったな…とも、一視聴者として感じたというのが率直な気持ちです(贅沢かもしれませんが)。

    そして今日のツボは、リヤカーに福ちゃんを乗せて白薔薇まで送ってあげた萬平さん。間違いなくあれが萬平さんの妻:福ちゃんに対する精一杯の愛情表現なのだろうな~と微笑ましく見ていました。もっとも福ちゃんの「恥ずかしいわ~」という気持ちも視聴者としてはよく理解出来ますが、萬平さんには分からなかった可能性大…いかにも萬平さんらしい場面だったように感じられました。(^^;)

    今日の最後の方、手拭いをハチマキ代わりに頭に巻いて奮闘する萬平さんを見ながら何故か、もう少し太目の体格で腹巻をしていたならば、バカボンのパパだわ~!と個人的には思ってしまいました。
    (TL検索していたら、同じように感じた方達が複数おられたようでホッとしました(^^;)…無論バカボンのパパよりも長谷川博己さんの方が格段に格好良い事は言うまでもありませんが)

  4. ひるたま より:

    本放送の時には見落としたのですが、TL検索していたら「岩田製パン」の文字が複数。そして録画を見てようやく確認出来ました…「岩田製パン」と表記されたコンテナが!!!
    個人的に必ずしも過去作を熱心に見ていた訳ではないのですが、今作は特に過去作品へのオマージュ演出が目立つように感じられます。間もなく朝ドラ100作目という事も大きいかもしれませんね。そして制作は遊び心に満ちているBK(大阪放送局)ですし。(^^)
    岩田製パンといえば言わずと知れた『てるてる家族』その脚本を担当されたのは大森寿美男さん。今日は『てるてる家族』へのオマージュ演出であったと同時に、次回作=朝ドラ100作目にとなる次回作『なつぞら』の脚本も担当される大森さんへのエールでもあったように個人的には感じられました。(考え過ぎかもしれませんが)

  5. mamio.000 より:

    白バラのカウンターに万能調理機みたいなのが有ったような無かったような(^-^)、、、気がしました