まんぷく

麺を揚げ水分を抜く試み / まんぷく 第110話

本放送:2019年2月11日(月)
再放送:2024年2月12日(月)
第20週「できたぞ!福子!」

あらすじ

即席ラーメンを常温保存する方法を探し求め、お湯で戻して食べる高野豆腐の研究をしていた萬平は、福子が夕食のために用意していた、ある食べ物からヒントを得ました。その、ある食べ物とは天ぷらでした。

天ぷらを揚げる時に出てくる泡にヒントを得た萬平はさっそく、蒸した麺にスープエキスをかけると天ぷらのように揚げ、揚げた麺をお湯でもどして試食してみました。揚げた麺は、味と食感、両方ともに満足のゆく出来栄えでした。

しかし、麺の水分が十分に抜けてはおらず、常温保存するにはまだ無理があると、萬平は考えました。麺の水分をしっかりと抜くためにできることはないか。ふたたび考え込んでしまう萬平は、ダネイホンの開発の折に力を借りた近江谷に助言を求めることにしました。

萬平のもとにやってきた近江谷は、麺を油で揚げるという萬平の発明を絶賛。しかし、その一方で、福子は頭を抱えていました。福子のアルバイトだけで支えている立花家の家計が、いよいよ苦しくなってきたのです。

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予習レビュー

前回、すなわち前週の土曜日の回。

お湯で戻して食べる高野豆腐に、常温保存する方法を見出すための何かヒントが隠されているのではないかと思いついた萬平さん。

高野豆腐にはこれ!というヒントは見つからなかったようですが、福ちゃんが揚げていた天ぷらを見て、何かを思いついたみたいです。

そして、今回。

大きな前進があったみたいです。ちなみに今回からはじまる第20週のサブタイトルは「できたぞ!福子!」です。

今週中にはきっと即席ラーメンが完成するのでしょう。

今回の最後も、再び考え込んでしまう萬平さんでしたが、きっと天ぷらに見出したヒントで、大きな前進をするはずです。

いよいよ即席ラーメン完成へのカウントダウンがはじまりました。

萬平さんが「できたぞ!福子!」と叫ぶその場面。もうそろそろ観ることができそうですね。

感想

コメントへの返信 by 朝蔵

私は失敗したことはない。一万通りのうまくいかない方法を見つけただけ(よるは去ったさん:108話)
発明家エジソンを象徴するようなエピソードですからね。

このエジソンの言葉で、萬平さんだけでなく、どれだけ多くの人が励まされ、ある人は何かを発明し、またある人は、困難な状況を切り抜けてきたのでしょうか。

電球を発明したという以上に、価値ある言葉ですね。

(平澤さん:108話)
はじめまして!当ブログをお楽しみいただけているようで嬉しいです。

万能調理器、しっかりと買っていたんですね。パーラー白薔薇で働いてくれる福ちゃんのご主人がかかわった発明品。それに加えて、地元・池田で産声をあげた画期的な製品。

そんな、仲間愛、地元愛が感じられて、嬉しい万能調理器です。

なぜ、岡たちは新会社に誘われなかったのか(アーモンドさん:114話)
まだ、まんぷくラーメンがどれほど売れるかも、まったくわからない手探りの段階なので、給料を出せるかどうか、という問題もあったのかもしれません。

身内であれば、給料の遅配は、ある程度ならば許してもらえますからね。身内でない人を路頭に迷わせるわけにはゆかないという思いもあったかと思います。

福ちゃんの萬平さんを支え続ける姿(直子さん:114話)
福ちゃんが萬平さんを支えると、声高らかに宣言したのは、疎開先で自分の不甲斐なさに絶望する萬平さんを、激励したときだったと記憶しています。

萬平さんが世の中の役に立つことを、私が見つけます、と。

あのとき、以来、ときに萬平さんを支え、ときに叱咤激励し、一家が破産してもなお、萬平さんを信じ続けた福ちゃん。本当に立派な女性です。

なんともマイペースな不思議ちゃん(キヨコさん:109話)
吉乃ちゃん、本当におもしろいキャラです。いい味出してます。家の中でも完全にマイペース。家族の中で、どこか浮いた感じがしているのは僕だけでしょうか。

そんな「不思議ちゃん」。これからスタートするらしい恋バナにはじまり、いつかは萬平さんの仕事を手伝うことになるとか。

そのころの活躍が楽しみなキャラの一人です。

即席ラーメンに関しては油で揚げたことはどうやって知った(ちゃーちゃん:第21週)
お湯で戻す前の食感から、これは油で揚げたに違いないと思ったのか。それとも、萬平さんが新聞社か何かに取材されて、少しだけ話をしたのか。

ところで、パクリ品の一つは質の高いものだったというエピソードがこれから描かれるそうですが、そのときには実際に「スパイ」が暗躍するみたいです。

先頃ノーベル賞を受賞された本庶佑氏の6つのC(Amoさん:109話)
おっしゃるとおり「6つのC」は、萬平さんそのものですね。

とりわけ本庶佑氏が定義する「Continuation」は、萬平さんのための言葉の定義かと思ってしまうほど。

単なる「継続」ではなく、アプローチをかえて「継続」するという考え方。「継続」だけでは、一歩間違えると、同じ過ちの繰り返しになりかねないですからね。

阪急梅田駅には宝塚=タカラヅカジェンヌのポスターが至る所に貼ってありました(Amoさん:114話)
当時のリアルタイムの様子を、詳しくお聴かせくださりありがとうございます。

パーラー白薔薇の店内の壁に貼ってあるポスターの数々。映画だとばかり思っていましたが、宝塚劇場のものだったんですね。

余談ですが、宝塚劇場の華やかな舞台セットに魅了され、若い頃に東京宝塚劇場に何度も足を運びました。

「売らせて下さい!お願いします!」世良さんの登場場面(ひるたまさん:109話)
即席ラーメンなんて需要はない。売れるわけがない。あれほどまでに、萬平さんのアイデアを酷評していた世良さん。

手のひらの返しっぷりに、爽やかさを感じるほどです(笑)

自分の前言を翻し、プライドよりも実利を取る世良さん。彼のリアリストぶりは、徹底してますね。

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