即席ラーメンが完成する / まんぷく 第112話

2019年2月13日(水)第20週「できたぞ!福子!」

あらすじ

萬平は、即席ラーメンのための麺づくりを一からやり直し、工夫を加える度に、福子に試食をさせました。その試行錯誤の末に、萬平はようやく納得できるラーメンの試作品を完成させることができました。

その数日後、完成したラーメンの試食会が、香田家と、そしてパーラー白薔薇で開かれることになりました。香田家の試食会は萬平が、パーラー白薔薇の試食会は福子が取り仕切ることになりました。

萬平は、全員が美味しいと言わなければ、さらに試行錯誤を続ける覚悟を固めていました。香田家とパーラー白薔薇の試食会に集まった面々は、その味わいに驚きました。即席ラーメンに否定的だった鈴と世良も絶賛しました。

その日の夜、完成したばかりの即席ラーメンは「まんぷくラーメン」と名付けられました。そんな中、即席ラーメンの完成を聞きつけた真一がやってきました。即席ラーメンを絶賛した真一は、萬平にあることを萬平に告げようとするのでした。

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予習レビュー

今週のサブタイトルとなっている「できたぞ!福子!」の日をついに迎えました。

萬平さんは、麺を常温保存する方法をついに発見。試作品が完成し、あとは量産し販売する準備を整えるだけです。

量産し販売する準備を整えるだけ、とは言いましたが、ここからが一番難しいのかもしれません。

量産するには相応の設備が必要です。そしてある程度の規模の設備を整えるには、資金が必要です。

でも、今の萬平さんには資金はありません。前回、立花家の家計がひっぱくする様子が描かれたくらいですから。

販売は、これまで同様に世良さんが引き受けるのでしょうか。

萬平さんが自分で売るよりは、その方が楽でしょう。でも、いくら販売のプロの世良さんが売りに歩いたところで、消費者のニーズがなければ売れません。

次回、または次週あたりから販売の試行錯誤が描かれるのでしょうか。

感想

世良さんと鈴さんの思考パターンの一致が回収されました

鈴さんと世良さんが、二人揃っていつも同じような言葉を口にするのが、ずっと気になっていました。

例えば次のような言葉です。

「スルメにお湯を注いでもイカには戻らない」
「神部くんの味覚はあてにならない」
「油で揚げた麺なんて食べたくない」

繰り返される、鈴さんと世良さんの言葉の一致。きっとどこかで回収されるに違いないと楽しみに待っていたら、早速、今回のドラマの中で回収されました。

しかも、見事な回収の仕方でした。

完成した即席ラーメンを目の前に出されて、それでもなお、即席ラーメンなどと言う得体の知れないものに懐疑的な鈴さんと世良さん。

またしても、二人の思考が一致。

その次の瞬間。すべてが回収されました。

鈴さんも世良さんも、二人揃って、即席ラーメンの出来栄えを絶賛。二人揃って、これまでずっと即席ラーメンに対して否定的な態度を貫き通してきたので、その感激もひとしお。

また、鈴さんが一人だけ否定し続けて、最後に評価を反転させていたとしたら。または、世良さんが一人だけ否定し続けて、最後に評価を反転させていたとしたら。

きっと、ここまでの感動はなかったかと思います。

二人揃って、評価が反転したから、完成の感動も二人分の二倍どころか三倍にも四倍にもなりました。

即席ラーメン完成への感動を最大にするためのネタだったんですね。これまでに繰り返し描かれ続けてきた世良さんと鈴さんの思考パターンの一致は。

コメントへの返信 by 朝蔵

ひよっこ2制作が発表された時には随分と先のことだと思いましたが、もう3月が目の前に!(ぱぽりんさん:ひよっこ)
ぱぽりんさんのコメントを拝見し、早速、ホームページを見てきました。懐かしい顔ぶれ、懐かしい奥茨城村。イチコもいる!

エンブレムに「Hino」ではなく「Hiyo」と入っているバスも懐かしい。嬉しすぎて涙が出ました。お知らせいただきありがとうございました。

丸紅ではなく、角紅!(きゅうぽんさん:111話)
『べっぴんさん』の主要舞台の大急百貨店が、本作『まんぷく』にも登場していますが、同じく『べっぴんさん』の英輔くんの事業を拡大させるために出資したのも「角紅」の実在モデルとなった商社でした。

「角紅」と聞いたとき、とっさにそのことを思い出しました。そして、『べっぴんさん』へのオマージュかなって。

ところで、家柄のことですが、鈴さんとしては武士の娘のプライドに加えて、元理事長夫人の母親というプライドもあるのかもしれませんね。

果物屋さんが熟して美味しいのに見た目 売り物にならない果物を 勿体ないのでジュースにしたのが始まりです(Amoさん:111話)
最近、都心ではやりのオシャレなジュースの店のことを想像していましたが、ジューサーミキサーを置いてある地味なジューススタンド、たしかに昔もありましたね。

大阪では「始末の精神」から、そのような商売がはじまったというのも、朝ドラで繰り返し始末という言葉を学んだ身として、深く納得できます。

ちなみに、我が家にもジューサーミキサーがありましたが、洗浄に手間がかかりすぎるため、いつの間にか使われなくなったのは懐かしい思い出です。

味噌味、何度かありましたよ(もんばびさん:117話)
味噌味、あったんですか!?

『まんぷく』が始まるまでの10年以上(あるいはもっと?)カップヌードルとは、すっかりご無沙汰していました。その間に出ていたのかもしれません。

『まんぷく』がはじまって、久しぶりにカップヌードルを食べたのですが、昔と比べて麺が進化しているのでビックリしました。

以前は、カップヌードルの麺がどうしても好きになれなかったのですが、生麺をゆでたラーメンの食感に限りなく近くなっていて、本当に驚きました。

完璧主義を貫いたリアル萬平さんの精神は、しっかりと受け継がれているんですね。

かつて住んでいた家を取り戻せるなんて(もんばびさん:第22週)
過去に大変なご経験をされておられるのですね。

福ちゃんと萬平さん一家が住み慣れた家を立ち去る場面も、ご覧にになってさぞかしつらかっただろうとお察しします。

勝手にリーダー的な態度を取って「何リーダーぶっているんだ!?」と周囲から咎められた場面があったような??(ひるたまさん:111話)
自分はリーダーだと思い込んでいるけれど、決してリーダーになることができない残念キャラという設定なのかもしれませんね、神部くんは。

それとも、これからの展開の中で、ふたたび萬平さんの事業に従事する中で、ようやくリーダーとして成長する姿が描かれる。

そのときの成長ぶりを際立たせるための、今の残念な姿なのかなと、期待を込めて推測しています。

萬平と福子で「まんぷく」(ちーぼーさん:112話)
平賀源内と源義経の、両方の名前にまたがる源にちなんで名付けられた源ちゃんが、両親の名前である萬平と福子を組み合わせて「まんぷく」。

源ちゃんの命名の由来は、今回のためのネタだったのかなと思いました。

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コメント

  1. ひるたま より:

    何はともあれ先ずは【祝:即席ラーメン完成】\(^o^)/!
    現代では「ラーメンは家で食べるもの」という認識が結構広く通っているかと思われます。袋入りの乾麺やカップラーメンのみならず、冷蔵チルドの生麺もスーパーマーケットではすっかりお馴染みになっていますし。

    あくまでも私かもしれませんが…「外食でラーメン?…うーん?…」自宅で手軽に食べられる今の時代では、お金を払って外で食べるにはラーメンは……という意識が何処かにある事は確かです。
    それに対して、劇中の時代の登場人物達にとっては「ラーメン(シナソバ)はお店=外で食べる」という認識の方がむしろ一般的であり、「お湯をかけて数分で食べられるラーメン」と言われても、雲を掴むような話にしか聞こえなかったのでしょうね…きっと。
    本当に、即席ラーメン(チキンラーメン)は食文化に革命を起こした訳ですね。(^^)

  2. 澤野 史 より:

    私も期待してます。すぐ美味しい!すごく期待!

  3. Amo より:

    今日の萬平さんの 完成だぁー!の喜び様 見ているこっちまで嬉しくなりました
    思わず鈴義母さんに抱きつく萬平さんの背中ポンポン やっと息子になれましたね
    まんぷく 18話 萬平さんと福ちゃんは鈴さんに結婚の許しを貰う為 福ちゃんの家へ出向くシーンにて
    「今日から 萬平 息子です」と萬平さんの台詞
    長きにわたって無事 本日回収されました
    なんだかんだ言ってても やはり気になっていらしたのね 鈴義母さん 美しい回収でした

  4. アーモンド より:

    一族、友人、知人満場一致でおいしい。味にうるさい人たちも絶賛し、ついにまんぷくラーメンの完成ですね。形はチキンラーメン。チキンラーメンがモデルですからね。

  5. Amo より:

    香田家とパーラー白薔薇での試食会 興味深かったです それまでに鈴さんと世良さんの思考回路が同じという不特定多数の感想を表しているのかなと思います 誰もが思う 美味しい でなければならない と
    完璧主義者である萬平さんのポリシーです
    鈴さん 世良さんにあらわれる 一般大衆の声に研究者の萬平さんは その都度耳を傾けられるのでしょうね 研究者に完成品はありません そこで満足してしまったら研究者でなくなります 生涯現役を貫かれた姿には やはり感動しかありませんね
    吉乃ちゃん 岡さん 森本さん 一体どんな映画を見る予定だったのでしょうか
    映画ポスターのパロディが止まりませんね(笑)

    巴里のイギリス人 は 巴里のアメリカ人
    戦場にかける梯 は 戦場に架ける橋
    どちらも大作ですが 巴里の〜は主人公が画家なので
    忠彦さんのオマージュかな^ ^

  6. ちーぼー より:

    ここで「まんぷく」が出て来ましたね。萬平と福子で「まんぷく」なのは分かっていたけど、源ちゃんがはっきりそう言ってくれると、何となく嬉しかったです。
    幸ちゃん、ナレーションの芦田真菜ちゃんとちょっと似ている気がするのですが、もう少し大きくなったら真菜ちゃんが演じるのかと思うのは、考え過ぎ?