まんぷくラーメンの偽物 / まんぷく 第121話

2019年2月23日(土)第21週「作戦を考えてください」

あらすじ

まんぷくラーメンが注目を集めたことに便乗して、まんぷくラーメンを真似たニセモノの即席ラーメンが、世の中に出まわりはじめました。しかも、それらニセモノは、まんぷくラーメンよりも粗悪で、しかも価格が安いものばかりでした。

粗悪品ばかりの即席ラーメンの中に、まんぷくラーメンの品質に限りなく近い即席ラーメンが出まわっていることに萬平は気づきます。しかも、その即席ラーメンは「本家まんぷくラーメン」と名付けられ、味もまんぷくラーメンにそっくりでした。

そんな中で真一は、まんぷく食品の従業員の一人が、理由らしい理由もなく、会社をやめていることを思い出しました。早速、世良と真一は、本家まんぷくラーメンを製造販売しているテイコー食品の社長・猿渡のもとに足を運びました。

世良と真一は抗議をするものの、猿渡は聞く耳を持ちません。猿渡は開き直り、本家まんぷくラーメンの製造を続行すると宣言したのです。そんな中、テイコー食品は、福子をモデルにしたポスターまで使い、福子と萬平を激怒させるのでした。

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予習レビュー

萬平さんがまたしてもピンチです。まんぷくラーメンのニセモノが流通しはじめました。

前回の終わり頃に、世良さんが血相を変えて萬平さんのもとにやってくる場面があるのだそうです。

もしかするとこの場面、世良さんが、まんぷくラーメンのニセモノが出まわっていることを知らせに来るのでしょうか。

たしか、ダネイホンのニセモノ騒動のときもそうだったと記憶しています。

さて、ダネイホンのニセモノが出まわったとき、世良さんは真一さんを連れて、ダネイホンのニセモノを製造販売する会社に乗り込みました。

そして、世良さんの努力と(真一さんの必死すぎる努力)の甲斐あって、ニセモノを製造販売する会社は、ニセモノを売ることを取りやめました。

しかし、ドラマの中では、はっきりとは描かれませんでしたが、ニセモノを売っていたこの会社が萬平さんに対して報復したことが暗示されました。

視聴者としては、ニセモノが出まわることよりも、主人公が報復される事態の方が怖い。今回の騒動も、そんな展開にならないといいのですが・・・

感想

第116話(月)
まんぷくラーメンの発売初日。この日に向けて一丸となっていたチームも、売れない!という厳しい現実に直面しチームワークもいつしかバラバラに。

まんぷくラーメンが売り出され、躍動感いっぱいの週のはじめの放送を期待していただけに、この行きづまり感は観ていてつらい!

鈴さんと世良さんがお互いに牽制し合う。その二人を、水と油というしのぶさんに対して、あの二人はナタネ油とゴマ油、似た者同士だと言うアキラさんの洞察力が笑えました。

そもそもラーメンを選んだのが悪かったのかと弱気になる萬平さん。一方でデザインを悪く言われすっかり弱気になった忠彦さんの表情も忘れられません。

第117話(火)
思ったほど売り上げは伸びず、重たい空気がただよっていた福ちゃんや萬平さんの周辺に、一条の光が差し込んできました。

パッケージでは栄養満点とうたっていながら、そのことを証明することをしていなかったと福ちゃんが気づき、それが引き金になっての小さなブレイクスルー。

今回のドラマの中で描かれた小さなブレイクスルーは、それがその後の大きなブレイクスルーに直接つながったわけではありません。

でも、この小さなブレイクスルーで福ちゃんの見える景色が変わった。見える景色が変わったから、テレビコマーシャルの力に気づけたのかな、と思ったことでした。

第118話(水)
前回、テレビコマーシャルで宣伝しようと思いついた福ちゃん。その後の、テレビコマーシャルの撮影完了までが今回、描かれました。

ドラマとしては大きな飛躍はない回でした。コマーシャルフィルムの企画から撮影終了まで一連の作業が今回のエピソードの中心です。

そんな中で納得できたことがひとつ。まんぷく食品みたいな零細企業が、はたしてテレビコマーシャルをできるのかという疑問。その疑問への回答がありました。

なるほど、当時はテレビコマーシャルの力が企業の間では認知されず、かなり安い金額でテレビコマーシャルを使うことができたんですね。福ちゃん、いいものを発見しました。

第119話(木)
これからクライマックスに向けての準備をするために、これまでの福ちゃんと萬平さんの歩みを一旦総括するような回でした。

福ちゃんと萬平さんがここまでやって来れたと言っても過言ではない、敏子ちゃんとハナちゃん、二人の大恩人が、揃って再登場。

そして、萬平さんもまた、福ちゃんに支えてここまで来られたことを、あらためて福ちゃんに感謝しました。いい場面でした。

そんな萬平さんに感謝の言葉に応える形で、萬平さんはまだまだこれからですよと言い切った福ちゃんの、萬平さんの可能性を信じ切る、その心意気に涙ぐんでしまいました。

第120話(金)
まんぷくラーメンを製造する工場が完成しました。出来たばかりの明るい工場での作業の場面、新しいスタートにワクワクが止まりませんでした。

と同時に、記念館とでもいうべき研究室はどうなってしまったんでんしょうか。すべてが始まった、まんぷく食品の宝物とでもいうべき場所です。研究室は。

そして、岡くんと森本くんが、ようやく萬平さんに声をかけてもらい嬉し涙。かわいい涙でした。神部くんもよかったね。そして、いつの間にか吉乃ちゃんまでもが・・・

ここまで、久しぶりに順風が吹き続ける一週間でしたが、またしても逆風の予感が。萬平さんの人生、本当にアップダウンが激しいです。

第121話(土)
ニセモノ騒動が勃発。ニセモノ騒動はダネイホンで経験済みですが、今度の騒動はその時の比ではありません。あれだけの種類が出てきたわけですから。

しかも、本家を名乗り、味までそっくり。さらに産業スパイまで潜入。さらに、さらに、世良さんがどれほど脅しても、敵は平然と開き直る。

一方、世良さんと真一さんの黄金コンビが復活したのが嬉しい。そして、いやいやコンビを再結成した真一さんがまさかの逆上。帰ってからも怒りが収まらない(笑)

真一さんに対して、世良さんはさすがです。ケンカの仕方をよく知っている。自分を見失ったらケンカに負ける・・・世良さんをあらためて見直しました。

コメントへの返信 by 朝蔵

それ違う違う 扇子や と突っ込み 良く見たら何だか 札束にみえるのは私だけ?(Amoさん:120話)
ほぼほぼ同じことを考えてました。まったく同じではなく、ほぼほぼ同じなのは、僕の場合、扇子をスルーして、いきなり札束にまでいきました。

自分の中の世良さんへの印象。かな〜り、凝り固まっているみたいです。世良さん、ごめんなさい。

「バッタもん」は間違いで、「パチもん」が正しい言葉(おせっかいさん:120話)
情報提供ありがとうございます。「パチもん」という言葉は、はじめて知りましたが、その一方で「バッタもん」という言葉の使い方に違和感がありました。

教えていただいた言葉の使い分けの詳しい解説によって、スッキリしました。

咲さんの名前が出た時に真一さんが咲さんに関しては殆ど反応していなかった(ひるたまさん:120話)
さすが!するどいところをご覧になってますね。咲さんの名前が出たとき、真一さんの反応にまで気持ちが及びませんでした。

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コメント

  1. オンジ より:

    本家まんぷくラーメンがすごいのは卵を抜いたことだ。
    卵をかけるとよりおいしく完成するのだろう。ただの猿真似ではない。

  2. ひるたま より:

    「それは、真一さんが口下手やったから」(世良さん:第116話)「何のための世良商事や」(真一さん:第117話)
    「せやな…どうする?真一さん」「金は、僕が何とか工面します」(第118話)
    「30箱?おおきに! せやけど現金決済でっせ」「はい、10箱ですね。前払いでお願いします」(世良さん&真一さん:第119話…いかにも大阪商人の世良さんに対し、真一さんは電話の応対も紳士ですね)

    世良さんと真一さんが本当に良いコンビになって来ましたね。そして…今回(第121話)では「こういうことは僕に任せろ。修羅場には慣れとる」「そうや。こういう時こそ世良さんの出番や!」「行くぞ、真一さん」「ぼ…僕も?」「「僕も?」やあらへんがな、ダネイホンの時は一緒に乗り込んだやないか」
    やった!来た~っ!て思いましたよ。しかもダネイホンの時の回想シーン「なめとったら、あかんぞ」まで挿入されて!(おそらく視聴者へのサービスでもあったのでしょう。個人的には真一さんがあの時の事を思い出して「嫌だな…」という表情をしたのがツボでしたが^^)
    世良さんは単独でも十分魅力的なキャラクターですが、他のキャラクター(特に鈴さんや真一さん)と組むと「1+1=3」以上の最強キャラになりますね。(^^)

    そして個人的に(他に同じ事を感じられた方も複数いらっしゃるかと思いますが)今回最大のツボは、激昂した真一さん!!普段温厚な性格の人が激怒すると本当に怖いという事を正に絵に描いたような場面でした。しかも萬平さんのみならず、デザインを考えた忠彦さんの事にも触れて怒りを露わに…今ではもう3人のお婿さん達は強い絆で結ばれていますね。
    激昂して自分を見失った真一さんを世良さんがなだめるという、ダネイホンの時の斜め上を行く展開…脚本家の福田先生に1本取られました!(^^;)

    鈴さんを始め、周囲から「胡散臭い」「信用出来ない」等々いろいろ言われていた世良さんですが…何だかんだ言って世良さんも「まんぷく食品」に無くてはならない人材(人財)ですね。(^^)

  3. ひるたま より:

    「偽まんぷくラーメンに偽福子…!」最後に登場したテイコー食品(分かり易過ぎる社名(^^;)!)のポスターの「ニセ福子さん」には大笑いせずにいられませんでした。
    放送後に大阪放送局公式ブログ「福ちゃん通信」を読んだら、あの場面は「安藤サクラさんで」と台本に記されていたとの事。(他の女性タレントさんで特に似ている方がいらっしゃるようで、実際ネット上でも結構お名前が出ていたのですが…いつも以上に「不細工」呼ばわりされる役柄である事を考慮すると、偽物だけの役に他の女優さんを起用する訳にはいかなかったのでは?と個人的には感じました)
    どうやら、サクラさんもいろいろ‘冒険’して結構楽しんで撮影された様子だったみたいです。(^^)

    「ブラック福子」ならぬ「ニセ福子」…今作ではブラック化して再登場するキャラクターがいない代わりだったのでしょうか?(強いて言えば鈴さんの夢に「ブラック咲姉ちゃん」が登場した位?)
    根っからの悪役がいない今作は毎朝楽しく&安心して見られていますが、個人的にはほんの僅かばかり「ブラック福ちゃん」を見てみたいような気もしますね。(^m^;)

  4. ゆきこ より:

    生焼け?え?食べたくない!!萬平さんはあんなに安全を第一に一生懸命考えてたのに!!本当にパチもんこさえる人らは作り手が如何に考え抜いて編み出してどうしてこうやったのかなんて本当に考えないんだね自分の利益が入ればそれでいいもんね後の事なんて考えないとはおめでたい頭をしていらっしゃる弁護士さん雇ってコテンパンにやってやれ!!

  5. ラメラーメ より:

    偽福子のポスターは安藤サクラさん本人でした。

    「偽福子のポスターは台本に『安藤サクラさんで』と書かれていたんです。
    一見すると絵みたいなんですが、写真なんですよ。『
    「まんぷく」のメインポスターみたいにしたい』ってお願いして、
    いろいろな表情で撮りました。
    二重の幅を自力で変えてみたり。
    福ちゃんにそっくりだけど福ちゃんより品がない、
    という設定なので、髪の毛をチリチリにしたり、
    赤いマニキュアを塗ったりしてみました」。

  6. サトミ より:

    真剣な、深刻な話のはずなのに、大笑いしてしまいました。ブチギレる真一さん。バッタもんの福ちゃんと、それにブサイクという鈴さん。
    ひよっこの時、有村架純さんの狸顔を何度かネタにしていましたよね。今回、安藤サクラさんの顔のことも、ネット上では色々と失礼な感じで言われていたので、そのことを思い出しました。

  7. アーモンド より:

    世良と真一は、今度は、サングラスなしで敵に乗り込みましたが、前回は、びくびくだった真一が、今度はヤクザを思わせるようなめちゃ切れ。あの穏和そうな人が・・・

  8. もんばび より:

    特許というものは、その特異性・唯一性を秘匿するためのものではなく、最初に思いついたことを保証し管理のありかを明確にする代わりに中身の詳細を全て明らかにし、人類の利益に帰するためにあります。
    このため、例えばコカコーラは、その製法を一切特許出願していません。しちゃったら製法を世に明らかにしてしまうことになりますから。

    つまり、特許出願することが必ずしもメリットだけではないということです。

  9. ぱぽりん より:

    何人もの方がインスタントラーメンをそれぞれに開発していたことは知っていたものの、その状況を理解することは怠っていた自分でした。

    ちゃーちゃんさんの書き込みに刺激されて調べたところ、確かに張国文氏が先行してインスタントラーメン開発に成功していたようで、チキンラーメン発売以前に南極観測隊も張国文氏のラーメンを極地へ持って行き食しているとの事実も。

    やはり安藤百福氏は、発明家というより商売人、事業家としてのセンスが図抜けていたように思います。
    極めつけはインスタントラーメン関連特許の一本化!
    張国文氏から特許を購入した費用2300万円は、今なら3億円相当とか。
    誰が一番か、などの小さな競争に拘らず、インスタントラーメンをどうするかの大局を見据える。
    安藤氏なければインスタントラーメンはここまで発展し世界に広がることはなかったでしょう。

    まさに大人(たいじん)、でしょうか。

  10. Mac より:

    特許は取ったのでしょうか?ダネイホンの時も偽物に脅かされ
    GHQとの争いの時は弁護士と戦った萬平さんが、
    世紀の発明と皆に言われて公表前にせめて製造工程や商品の名前など申請していなければ
    不自然に思えます。

  11. ちゃーちゃん より:

    まんぷくでは即席ラーメンを萬平さんが発明したことになっていますが、史実では張国文が先にインスタントラーメンを作っていたようで2300万円を出し安藤百福さんが特許を買ったとか。
    チキンラーメンの全てでは無いですが。
    それを知ると安藤百福さんは発明家ではなく即席ラーメン、インスタントラーメンをまとめた人でありどうすれば良い物になるのか考えた人なんでしょうね。

    この史実をお話の中に入れてしまうと『まんぷく』自身覆って『てんぷく』になってしまうし、あくまで元にしたフィクションですものね。