具材に最適なエビを発見 / まんぷく 第142話

2019年3月20日(水)第25週「できました!萬平さん!」

あらすじ

鈴が体調の異変を訴え救急車で病院に搬送。原因不明の腹痛によって、入院することになりました。福子は、鈴に付き添い、精一杯励ますものの、自分はもう死んでしまうと、鈴はすっかり弱気になってしまいます。

同じ頃、まんぷくヌードルに彩りを添えるべく、フリーズドライ加工しても赤い色を保つエビを萬平は探求。数百種類のエビの中から、ついに具材に最適な「プーバラン」という種類のエビを発見しました。

完成したまんぷくヌードルの試作品の出来栄えに萬平は満足し、開発チームの仕事ぶりをたたえました。世良も、試作品の味には大いに満足するものの、販売価格の100円は高すぎると猛反対します。

一方、まんぷくヌードルは商品化までに、容器のフタの問題が残されていました。そんな中、福子の言葉がヒントになって、かつてアメリカ出張の折、機内食でもらったナッツの容器のフタのことを、萬平は思い出すのでした。

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予習レビュー

まんぷくラーメンの具材がすべて揃いました。最後の最後に決まった具材はエビ。

これまで、カップヌードルの中に入っている具材のエビが選定される背景など考えたこともありませんでしたが、これほどの苦労があったとは。

カップに入れても違和感のない大きさ、というだけでなく、フリーズドライ加工した時に、形がくずれない、赤い色を保つなどの条件を持ったエビ。

そんなエビを、数百種類のエビの中から選定したなんていうことを、『まんぷく』ではじめて知りました。

数百種類のエビを集めただけでなく、それら数百種類のエビをフリーズドライ加工して、仕上がりまで確認したはずです。

どれほどの手間をかけたのか、想像すらできません。

チキンラーメンの開発のときもそうでしたが、シンプルな発明の裏には、途方もない努力の積み重ねが隠されているのです。

これから心してカップヌードルをいただきます。

一方、鈴さんが心配です。

『まんぷく』の放送も、二週間を切ったというこのタイミングでの入院。最終回まで天然キャラを炸裂させて欲しいものです。

感想

「よく取っておいてくれたな!」

まんぷくラーメンが完成したとき、萬平さんは福ちゃんに対して次のように言いました。

お前がいてくれたから、まんぷくラーメンが出来たのだと。

今回もまた、その時と似た言葉が、萬平さんの口から飛び出てきました。マカデミアナッツの容器を「よく取っておいてくれたな。」

そして、福ちゃんがいてくれたから、まんぷくヌードルが完成に近づいたと。

ところで、このマカデミアナッツの容器に関する、素敵な実話をコメントで教えてもらいました。

史実の中でも、リアル萬平さんは、リアル福ちゃんがマカデミアナッツの容器を大事にしまっておいてくれたことに、心から感謝したのだそうです。

ドラマの中と同様に「よく取っておいてくれたな!」と言ったのだと思います。そして、この時のリアル萬平さんの言葉が、リアル福ちゃんには本当に嬉しかったようです。

リアル萬平さんが亡くなり、後を追うようにして、リアル福ちゃんは亡くなりましたが、リアル福ちゃんは最期まで、マカデミアナッツの容器を大切な思い出として保管していたとか。

このささやかなエピソードに『まんぷく』の萬平さんと福ちゃんの関係のすべてが凝縮されているような気がします。

上に述べたささやかなエピソードが『まんぷく』の原作と言っても、差し支えないかもしれませんね。

心にグッとくる素敵なエピソードだと思います。

コメントへの返信 by 朝蔵

そうそう昔はなぜか花柄だった…(37年生まれさん:141話)
炊飯器や魔法瓶などなども、おっしゃる通り、昔はどうしたわけか花柄が多かったですね。今みたいなシンプルなデザインはあまり記憶にありません。

ガス瞬間湯わかし器も、そういえば見ることがなくなりましたね。ちょうだいしたコメントで、ガス瞬間湯わかし器が消えていることに初めて気が付きました。

転居が多かったこともあって、生活環境が激変する中で、暮らしまわりの小さな変化に鈍感になってました。

フォークでね♪(Katyさん:最終週/第26週)
そうなんです!昔はフォークがついてましたよね。箸でなくフォーク。ラーメンではなくヌードル!というリアル萬平さんのこだわりだったのかもしれません。

ドラマの中で、箸ではなくフォークにこだわる理由が描かれると嬉しいです。ちなみに、私は今でもカップヌードルはフォークで食べてます。

昔の習慣が抜けきれないみたいです。タテに深いカップだと、箸ではちょっとばかり食べにくいですしね。

当時(1970(昭和45年)は、ハンバーグ(ステーキ)はまだ今ほど広まっていなかった料理だったのでしょうか(ひるたまさん:141話)
レストランではなくて、食品メーカーがスーパーマーケットなどで販売していたハンバーグ製品の歴史を少しかじってみたところ・・・

イシイのチキンハンバーグが、まさに今のドラマの中の時代である昭和45年(1970)に販売開始。

その五年後の昭和50年(1975)に、マルダイのチキンハンバーグが販売開始。こちらは、テレビコマーシャルで盛んに宣伝した効果があって、一日100万食売れるヒット商品に。

この二つの製品によって、1970年代にハンバーグが一気に普及したということなので、萬平さんたちが謎肉を開発している頃には、ハンバーグは、まだあまり知られていなかったのかもしれませんね。

安藤仁子さんは天寿全うして夫の後を後を追うように他界するまであのマカダミアナッツを大事に取っておいていた(よるは去ったさん:142話)
機内食でもらったマカダミアナッツの容器。それを大事にしまっていた福ちゃんを、よく取っておいてくれたな!と萬平さんは感激。

ドラマの中では、それほど大仰な演出もなく描かれた場面でしたが、実は、リアル福ちゃんにとっては、忘れられないほど嬉しい瞬間だったのですね。

リアル萬平さんに役に立てたことが嬉しい。萬平さんに喜んでもらえたことが嬉しい。

そんなリアル福ちゃんの喜びが伝わってくる、素敵なエピソードをお知らせくださり、ありがとうございました。

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コメント

  1. ひるたま より:

    些か返信遅くなりました。ハンバーグの事に関してご教示ありがとうございます。
    レトルトパウチのハンバーグが普及し始めた…という事は、この頃には一般家庭にも冷蔵庫がかなり普及していた、と見ます。
    もう一つ、ハンバーグといえば「マルシンハンバーグ」もありますね。調べてみた所、こちらは1962年発売開始との事…もっともこちらはフライパンで加熱する(焼く)ひと手間が必要ですが。
    ところで白状すると…イシイのハンバーグもマルダイのハンバーグも、当時は食べた事がありませんでした。こちらで教えて頂いて、先日イシイそしてマルダイのレトルトハンバーグ(3個が一束になったもの)をそれぞれ購入してみました。イシイの方はトマトケチャップ風味のソースの味でなかなか美味しく頂きました。一方マルダイの方はというと…まだ冷蔵庫の中です。(^^;)

    本作で採り上げられているインスタントラーメン(袋そしてカップ共に)、レトルトパウチ商品そしてチルド商品の普及は、日本の食生活そして食文化を変えて行った訳ですね。(^^)

  2. きゅうぽん より:

    イシイのハンバーグ大好きでした!ごはんとあのソースだけでも食がすすんで私の中ではごちそうでした!しかし、最初は赤のパッケージのビーフ(茶色の牛の絵が右上にあった)→黄色のチキンが出て今はチキンのみですよね???
    あと、多分グリコのフランクフルト(棒がささっているソーセージ)で個別包装だったと思いますがありませんでしたか?

  3. より:

    『漫画deまんぷく』を読んでいますと、福ちゃんが「アルミはくでしょうか?」と聞いている場面がありました。私は「アルミはく」という言葉は、もっと後に聞いた気がします。母は『ぎんがみ』と呼んでいました(笑)

  4. より:

    鈴さん、最終回でも元気でキャラ爆発させてくれることを願ってます。
    希望としては、この後、「私は月の石を観に行きます!」と言い張るのではないかと・・・

  5. ともあき より:

    本当に、鈴さんが心配です!
    元気になって是非、
    「武士の娘がお腹を切ったのよぉ~ご先祖様に顔向けできないわ~~~!!」
    なんて、叫んでいただきたいものです!

  6. より:

    「お前がいなかったら・・・」
    この一言のために、このドラマはあったのかと思いました。
    今までのエピソード、成功も挫折も、喜びも悲しみも、すべてこの一言のためにあったのではないかと。

  7. よるは去った より:

    萬平「よく取っておいてくれたな。」安藤仁子さんは天寿全うして夫の後を後を追うように他界するまであのマカダミアナッツを大事に取っておいていたと「歴史ヒストリア」で言ってましたね。