歩行者天国での販売企画 / まんぷく 第150話

2019年3月29日(金)最終週/第26週「行きましょう!二人で」

あらすじ

鈴の生前葬では、鈴と家族たちが、感謝の気持ちをお互いに打ち明けあうことで、大成功に終わりました。無事に終わった生前葬でしたが、大人たちは誰もが生前葬を開くことに否定的でした。生前葬に賛同したのは若者たちだけでした。

この事実から、福子はひらめきを得ました。食べ歩きができるまんぷくヌードルの価値を理解できるのは、大人ではなく、柔軟な発想ができる若者たちではないかと。大人よりも若者に対して、まんぷくヌードルを売るべきではないかと。

福子のその言葉を聞いた萬平の目にとまったのは、「歩行者天国」という聞き慣れないイベントのことを報じる新聞の記事でした。萬平はさっそく「歩行者天国」で、若者たちに向けて、まんぷくヌードルを販売することを決定します。

ほどなくして、まんぷくヌードルの、歩行者天国での販売の準備がはじまりました。そんな中、萬平は福子に告げました。まんぷくヌードルがヒットしたら、仕事を休みたい。1ヶ月か2ヶ月、仕事を休んで旅に出たいと。

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予習レビュー

鈴さんが希望した「生前葬」。なぜ、最終週というこのタイミング、まんぷくヌードルの大ブレイク直前のこのタイミングでの「生前葬」なのか。

その理由がまったく理解できずにいました。今日までは。

鈴さんの「生前葬」が開かれた理由がようやくはっきりしました。まんぷくヌードルの大ブレイクのヒントが「生前葬」に隠されていたとは!

そして、今回まで、誰よりも目立ちたがり屋で注目を集めたいのに、誰からも無視されるという鈴さんの残念なキャラが、一気に回収されました。

残念なキャラだったからこそ、鈴さんは「生前葬」を強く望みました。

葬儀だけは、どんな人でも注目を集めることができる。それを生前に開くことができれば、皆に注目されるという願いがついに満たされる。

その悲願とでもいうべき強い願いから出てきた突飛なアイディアは、萬平さんですら発想できなかった、常識を覆すアイディアでした。

そして、その常識を覆したアイディアに理解を示したのは、頭の柔軟な若者だけだった。

鈴さん、最後の最後にやってくれましたね。最終回の直前で萬平さん超えです(笑)

そして、鈴さんのアイディアの価値を見抜いた福ちゃんも、最後まで冴え渡っていました。素敵な回収の仕方です。

さて、ハッピーエンドのお葬式という逆説的なエピソードを経て、いよいよ次回は最終回です。『まんぷく』、残り一回です。

感想

コメントへの返信 by 朝蔵

お義母さんは死なずにすんだ。そして、さらに初めて主役の回ができた(どさん:149話)
おっしゃる通り、鈴さんの生前葬は、脚本家の先生の大発明ですね。発明が主要テーマの作品ならではの発明です(笑)

朝ドラのヒロインの祖母の中では、極めて珍しい目立ちたがり屋キャラ。

そんな鈴さんの、主役になりたいという願望をかなえた上に、ヒロインの大切な人のクライマックス近くでの死別も避けて通った生前葬。

朝ドラの歴史を変える画期的な発明でした。

「福子を産んでくださってありがとうございます」って言うのは、訳すと・・・(どさん:149話)
福ちゃんがいてくれたからこそ生み出すことができたまんぷくヌードル。その福ちゃんを産んだのは鈴さん。

萬平さんが鈴さんに言った言葉。別の言葉に置き換えると、おっしゃる通りの意味ですね。

赤津くんが今度は腕を骨折している模様(ともあきさん:149話)
腕の骨折、そこにはまったく気がつきませんでした。

思えば、赤津くんが鈴さんの腹心の部下になるきっかけは足の骨折だったと記憶しています。骨折したので家の中の仕事しかできなくなった。そんな展開だったかと。

赤津くん、今度は腕を骨折して、仕事ができなくなった。だから、鈴さんの生前葬に来れたんでしょうかね(笑)?

イシイのハンバーグもマルダイのハンバーグも、当時は食べた事が・・・(ひるたまさん:142話)
子供の頃、ハンバーグの両雄(?)が我が家の食卓に時折登場しましたが、子供ごころに好きだったのは、ソースの味をカスタマイズできるマルシンハンバーグでした。

手間がかからないという点で、母親としてはイシイのハンバーグの方が楽ができたと思うのですが。

いずれにせよ、懐かしい思い出です。

まさかの(?)「赤津!」再登場場面に全てを持って行かれました(ひるたまさん:149話)
赤津くん、大好きだったので、僕も心から感激しました。

赤津くんの出番、仮につくったとしても無理矢理な感じが出てしまい、おかしなことになるはず。だから、赤津くんはもう出ないだろう。

などなどと考えてあきらめていました。しかし、鈴さんの生前葬を使うとは!

ずっと「主役」になりたがりながら、誰からも相手にしてもらえなかった鈴さんが「主役」になれることができた。この点でも生前葬は画期的でした。

それに加えて、赤津くん、再登場の舞台にまでなった生前葬。

最初に、生前葬の情報を得たときは違和感を禁じ得ませんでした。でも、生前葬のおかげで赤津くんも登場し、生前葬がきっかけでまんぷくヌードルがブレイクスルーするようです。

鈴さん、最後の最後までいい仕事してますね。

過去の回想シーンがほぼ無かったな~と感じました(ひるたまさん:149話)
言われてみてはじめて気が付きました。回想場面が、異例なレベルで少ないですね。

本作『まんぷく』は、福ちゃんも萬平さんも、最後の最後まで、前方だけ、未来だけを見つめ続けている姿が描かれたドラマでした。

だから、回想場面は似合わなかったかもしれませんね。

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コメント

  1. ひるたま より:

    訂正です。『ちりとてりん』⇒『ちりとてちん』ですね。(大変失礼致しました…)

  2. より:

    うさん臭い、嫌われ者キャラだった世良さん、はじめてまともに活躍した(のが描かれた)んじゃないでしょうか。
    しかも、やっぱり、真一さんとのコンビでこそ完璧な仕事になることが改めて証明されました。(ホコ天計画でのフォロー、お見事)

    そして、
    「たか子さん、まんぺいおじちゃん(+神戸君)を手伝う」
    「マスター、『ちゃんとした名言』を言って、はじめて?嫁に褒められる(認められる)」
    「幸とお父さんとのわだかまりがいつの間にか消滅」
    ・・・
    (最終的には『まんぺいファミリー』全員が主役になっていましたね。)

    そして、最後はやっぱり
    [私のおかげ?]「その通りです。」
    鈴さんのご満悦のご様子が、たまりません。

    伏線の回収は、いいドラマの常ではありますが、こっちが気にしていなかった小骨まですべて回収する見事な技でした。(あえていえば、1.森・ 君がいつの間にか結婚していた!、2.なぎ君大丈夫?・・・という微小な小骨は、おそらくスピンオフで回収してくれると期待してます。)

  3. ひるたま より:

    続きです。
    ちょうどよりによって同時期に『ひよっこ2』が放送された事もあり、ついどうしても『ひよっこ』と『まんぷく』を対比してしまいたくなります。それはドラマのストーリー作り以外の点においても…です。音楽に関して言えば、

    『ひよっこ』(「2」含む)の音楽担当は、宮川彬良さんでなければならなかった。
    一方『まんぷく』の音楽担当は、川井憲次さんでなければならなかった。

    宮川さんも川井さんもそれぞれ優れた音楽家でいらっしゃる事には相違ありませんが、仮に逆だったならば(つまり『ひよっこ』が川井さん、『まんぷく』が宮川さんだったならば?という事)…ちょっと想像出来ません。それぞれの作品が持つ世界観を表現出来ていたかどうかも???ですし、何よりも作品全体のイメージががらりと変わってしまっていたといっても決して大袈裟では無いでしょう。

    本作の川井憲次さんは『機動警察パトレイバー』シリーズや『科捜研の女』シリーズ等が知られていますが、本作では特にスリリング&シャープでスピーディー&躍動感溢れる音楽が個人的には気に入っています。(実は某動画サイトで『パトレイバー』の音楽を聴いて気に入り、とうとうサントラCDまで購入してしまいました…肝心のアニメは未見なのにも関わらず^^;)

    『ひよっこ』に続いて『まんぷく』も、これまたサントラ盤を購入してしまいました。目からのみならず、耳でも楽しめる朝ドラですね…両作品は。(^^)
    (加えて、以前朝蔵さんも仰っていた通り『あさが来た』の林ゆうきさんの劇伴も同様に印象深いです)

  4. ひるたま より:

    「私は、現実的な話をしてるの」福ちゃんが言う通り、‘観音様’になっても鈴さんは鈴さんですね。(^^)
    世良さんと鈴さんが似た者同士であると指摘されて久しいですが、世良さんのみならず鈴さんもああ見えて実はリアリストでもあるのでは?と個人的には考えています。
    おそらく亡き夫(福ちゃんから見たら父親)の事でさんざん苦労を重ねて来た故にリアリストにならざるを得なかったのでしょう。
    「観音様お願いします」フフフ…と笑みを浮かべる鈴さん、悪い気はしていないのでは?(^^)

    ところで今日の夜に放送された『朝ドラ100作 全部見せますスペシャル』番組中でイチオシ朝ドラ投票結果が発表されました。1位に来たのは『あさが来た』←確かに、好き嫌いを超えて納得の結果。
    なお個人的には、『まんぷく』『ちりとてりん』よりも『半分、青い。』が上位に来た事が意外でした。(白状すると…今一つ納得出来ない、というのが本音です。当該作品のファンの方達には大変申し訳ないのですが)
    おそらくSNSに馴染んでいる世代の方達からの投票が多かった事と思われます(そして案の定、上位を占めたのは平成時代に入って制作された作品ばかりでした)。今や朝ドラを見た後にTL等でリアルタイム検索をしてみたり、或いはツイッター等で呟いてみたり…SNSを通して朝ドラをより楽しむ、というスタイルが定着しつつありますね。

  5. ひみ より:

    いつも楽しみに拝見していました。ありがとうございました!

    まんぷく、明日で終わりだなんて寂しい。
    娘たち(幼稚園児)もはまっていました。ラーメン作りを見つつ、チキンラーメンやカップヌードルを食べたからなのかなーくらいに思っていたら、上の子曰く「色々作ってて面白かった。お塩とかー、ダネイホンとかー、ラーメンも」と言うので驚きました。何かを創造していく萬平さんの側でワクワクしている福子の気持ちみたいでした。この半年、親子ですっかり福ちゃんに感情移入してどっぷりハマって楽しかったです。

  6. うみがめ より:

    タカちゃん、明日のホコ天販売のお手伝いをするみたいですね。タカちゃんは神部くんが仕事に没頭すると、よく不満をこぼしていました。私はとても違和感を感じていました。当時としては当たり前のことですし、周りは「男の人はそんなもんよ」ってなだめてましたから。
    私の解釈ですが、萬平さん達が休日出勤や残業までしてがんばっていて、当時はそれが普通で、そうでなければまんぷくヌードルは完成しなかったでしょう。ですが現在は働き方改革が叫ばれている時代です。登場人物がすべてそれを当たり前に思っているように番組を作ると、番組に批判をする視聴者も出てくるかもしれません。そこでタカちゃんに不満を頻繁に言わせ、タカちゃん賛成派と反対派という方に視点をもっていかせたのかと。まんぷく食品の社員さん達が萬平さんのペースにはまりだした時、ふっとそう思いました。

  7. Amo より:

    Hungry?
    No Border
    Freedom
    リアルカップヌードルのキャッチコピーです
    固定概念に囚われているのは 寧ろ 開発者の大人達でした 新しいものアタラシイモノと開発するあまり
    視野が狭くなり 情報量も膨大な数になりました
    かつて忠彦さんが名木君に「頭デッカチになったらアカン」と言ったのは この事を指していたような気がします 常に視点を変えて さりげなく伝えなければならない事柄を 発言するのではなく 呟きで気付かせる福ちゃんの控えめな仕草は 「主君(夫)に仕える」戦国武将の妻にも見えます 流石 「武士の娘の娘」ですね

    パーラー白薔薇のアキラさん 更にしのぶさんに惚れられ デレデレに^ ^ BGMは リスト作曲の「愛の夢」

    ホコ天会場に 岩田製パンの屋号マークはないけれど
    それを思わせる軽三輪トラックが走り抜け 車止めをしてからの会場に 加地谷さんおぼしき ウサギ 後方に後姿の トラ が飛び跳ねてました
    いよいよ最終話 最後まで見届けますよぉ^ ^

  8. よるは去った より:

    「頭の柔軟な若者」思い返すと「カップヌードル」のテレビCM もヤング層をターゲットとして意識したものが大部分だったように思えますね。インパクト強いのが大沢誉志幸さんのCM ソング「そして僕は途方に暮れる」に乗せて「君の次に温かい」のコピーで欧米人の少女たちの「キス顔」がアップで映るCM は未だに忘れません。

  9. K.Hokama より:

    半年間ありがとうございました!
    感想楽しみにしてますお疲れ様でした